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ULTRAMAN SECOND SEASON


season2のOP映像好きなのに、最後に皆、集まって変身するシーンなんてなかった()
あれ、正直、見たかったぞ(=ω=)
本編で、あのシーン、流れると思ってたんだぞ!!!
ULTRAMAN season 2と言うことで、まぁ、全部で6話ですよ。
ファイナルシーズンが配信されて、セカンドシーズンも見てなかったので、ついでに見た訳ですけどね。そんな感じで、セカンドとファイナル、全部、見たうえで、こうして語るんですが。
今回は原作で言うニューヨーク編を下地にした、所謂、ウルトラマンタロウ編と言う感じな訳でござーますが、原作よりも進次郎が活躍してるよね。正直、原作はタロウスーツの東光太郎が主役として動かしつつも思った以上に、進次郎がわき役に徹しつつも色々と伏線をばらまいたり、それはレナもそうなんですけど、弾は色々と会ったりってのが多かったりと、このニューヨーク編自体が原作だと実は壮大な伏線として物語は動いていたりするんですよね。所謂、起承転結の承の部分でしかないという、そこ行くと、1巻からエースキラー編迄の物語は、まだ起でしかなかったんですよね。
後、ニューヨーク編が下敷きなだけで、アニメ本編は普通に日本が舞台っていうのもね。
だから、こっから物語としては正直、あまり面白くないっていう人が出てくるのも確かではあるんです。えてして、あの作品は好きではあるけど問題としては出さなきゃいけない登場人物を増やしすぎてしまった。っていう処が、いかんせん、進次郎の影が薄く感じてしまうところでもあると。キングジョーも実は原作だと思った以上にあっさりと倒されてしまって、おいおい。ってなったりしますので……考えようによってはULTRAMAN って作品は進次郎を主役にしただけの物語ではなく、実は、進次郎が主役と言うポジションにあるだけのウルトラマンスーツを着た男たちの群像劇であるとみれば、それなりに受け入れられるだろうという処もある。そういう風に見方を変えれば面白く見えるんじゃないか。
多分、この作品がつまらないっていう人は、この作品自体、魅力的な敵が少ないからじゃなかろうか?って部分もでかいんだよな。いざ、出てきても、すぐ死んじゃうし、そうならないために何人かのウルトラマンスーツを着た人物(エースや獅子兄弟)は最初は主人公の敵として出したり、後、あれですよね。エースキラーとかかっこいいのを出してもすぐに殺しちゃうっていう部分があるので、正直、漫画版だと進次郎も、正直、実はアニメほど活躍していないっていう。エースキラーも実は、エースの切り札で死にますから。原作だと。だから、エイシダク星人以降、獅子兄弟編の後のレナ編終了迄、実は、そんな思った以上の活躍はしてないから、だからこそ、進次郎がウルトラマンの力に悩むということ「ウルトラマンの力」っていうテーマに対して真っ向から挑んで悩みぬくっていうことをすることで、他のウルトラマン達が活躍するためのオムニバスドラマが展開されているということでもある。要は、ウルトラマンネクサスの様に色んなウルトラマンと戦う中で自分は、どういう自分としてのウルトラマンの力をアイデンティティとして昇華させるかっていうのが重要な処ではあるんですよね。
進次郎が孤門で、諸星達が歴代のデュナミスト達と考えれば、このドラマ自体、結構、個人的に受け入れられる部分っていうのは、ある。そして進次郎しか理解できない本物のウルトラマンの力を持ってしまった少年だからこそのアイデンティティの確立のために彼はメインを張るウルトラマン達のそばで戦う存在であり、時に成長し、そして新しい壁にぶち当たり、また悩み成長する存在でもある。
そして、それを導くのが他のウルトラマンスーツを持つ人間達でもあるということ。
それが、これが面白くないって言われているところでもあるんだろうとか、言うまでもなくウルトラマンスーツを着ていながら進次郎は悩みますからね。それが、もう「またか。」って思う人も解らんでもない。そこは、正直、この作品の魅力を墜としているよなーっていうのも解る。
だから、アニメ版は、そういうところをちゃんと解決してて偉いなーっていうのは思いますね。
やっと、最新刊で悩みを吹っ切った感じですし、解決しても新しい問題が降り注いでくる、力を持ったこと以外は実は普通の高校生である、それは、ある種、リアルな存在でもあるんですよね。なんせ、半世紀以上、怪獣は出てない世界ですから。
此処で語られるウルトラマンの力とか、そういったものが、この話のメインの敵である暗黒の星の行う目的と言うのは、実は、この物語全体の本格的なテーマに迫るものであるから実は外せないという処もあったりするのです。だから、それをどう退屈させないでやるかってなったら、このアレンジは個人的には正解であると思う。
進次郎が活躍しない話を、どう活躍させるか。ってなると、そりゃ、こうしてやるしかないだろう。っていう部分がデカいんだよな。んで、この話は度したか。って言うと進次郎って存在を囚われの姫状態にすることで、動けない存在にすることで、まぁ、前半三話の主役は光太郎にしつつ、後半3話から進次郎が本格的に介入する流れになっていてですね。光太郎のドラマを成立させるなら仕方ないよなーと思います。
そこらへん、ファーストseasonじゃ良く出来てたから、セカンドはああするしかなかったのかなーと。ファーストシーズンはあくまでも進次郎を軸として物語を動かしていたから、ちゃんと原作よりも正直、好感度が上だったんだけどね。
それでいて、主役として決めるところはちゃんと決めるという処はね、かっこいいんだよ。
ただ、セカンドは、やっぱ、それは難しかったのかなーと。どうにも、原作者曰く、本当は光太郎を主役に-って部分もあったからニューヨーク編だと光太郎がほぼ主役だったからこそ、もう、進次郎を軸として動かすなら、こういう構成になっちゃったのはしゃーないところではあるんだろうと。
ただ、やっぱり、あっさり倒されたキングジョーの扱いは原作も遙かに良かったし、ペダン星人ならぬペダント星人も、正直、諏訪部さんの影響もあって、実は、単なる捨て駒でしかなかった原作よりも扱いは良いし、そして、ゲストに出てくるワドラン星人マーヤも良い感じにウルトラセブンに出てきたワイルド星人をアレンジした良い感じの宇宙人でございました。
やっぱり、今回は良いところと悪いところが目立つ作品だったな。
ペダント星人もマーヤ以外の部下がいたのも「あ、お前、そんなダースモールみたい奴いたの?え、何?そのゴリラみたいな宇宙人……」って唐突感もあったしな。
そんな感じで、セカンドシーズン、正直、ファーストシーズンほどの面白さは感じなかったかなーとは思うけど、それでも、つまらないってわけじゃないので、そこが微妙な処です。
ただ、後、6話で纏めつつ、話が全体的にライブ感重視なのもな。ちょっと駆け足気味に感じてしまったところもあるので、そこは思うところがあったりする。ストーリーテンポ、序盤ゆっくり過ぎたのもあるんかな。
せめて、10話か、8話くらいやっておけば解決はしたのかなー。
とか思いつつ、まぁ、楽しめたから良いか。
昔、酷評しても辛いだけだわ。
別に、AMAZONで配信された「テレレレー」しかBGMが流れないドラマに比べたら、まぁ、楽しかった方だしね。

ただ、このOPの全員集合して変身するシーンは見たかったぞ……本編で、どういう流れで、こういう風になるのか見たかったぞ!!

まぁ、いいとこもありつつ、悪いところもやっぱりあるような、そういうアニメだったんだけど、ただ、主題歌含めて今回の楽曲は最高にかっこよかったな。やっぱり、Void_Chords a.k.a. Ryo Takahashiが参加してウルトラマンの楽曲レベルはかなり上がったよな。それが良いな。やっぱり、ウルトラマンの曲でありつつ、ああいうクラブミュージックを入れるっていうのは最高に味があって素敵なんだよね。
エンディングもOPも良かった。
だから、OPの全員集合シーン、本編に入れなかったのはショックだぞ(=ω=)

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