2022.12.01 Thu
機動戦士ガンダム 水星の魔女 #8
近いうち、異性をめぐってトラブルあり。
まぁ、そういうことだろうなー。エランのこともあるだろうし、あれとか、あれとか、あれとか……思い当たる節が多いから。あのタヌキ、無自覚に男と色々と関係あるし。
ついでに、どこか、一皮むけてる部分もあるし、エアブラシも持ってるし。
しかし、スレッタも何気に「うちのミオリネ」というし、そして、それを否定しないミオリネと……なんというか色々と気になるところではあったりするんだがー
しかし、まぁ、シャジクの乗るMSって、どうにもファラクトやダリルバルデに比べると弱いところを考えると、こいつの惜しいところ、難しいところは内部干渉とか、そういう部分があるんだろうなーとか、思ったりはする。ガンドアームズ、どうのこうのっていうのはあるけど、まぁ、宇宙に行くには……その環境を適応するには、機械と人体の融合な訳だけどさ。
言ってしまえば、そこは漫画版真ゲッターロボにおけるアレとか、ガンドアームの行く末って攻殻機動隊か、原作の真ゲッターロボに出てきた、あれとか、言ってしまえば仮面ライダーとか009のようなアレに思えるんだがね。後は、銀河鉄道999か。
まぁ、今は、あれに近い技術はあるとはいえ。
あそこまで行くと「人とは何か?」という哲学に繋がってくると思うんだわな。
要は、ガンドアームを入れた人間を新しい人として扱うか、それとも……現実問題、機械を埋め込んで生きている人がいるとはいえ、そこまで行くと、肉体の中身の半分以上を機械に変えてしまうということに対するライダーや009で生身にキカイを埋め込まれた存在というのは、一種のサイバーパンク的なことを禁忌とする理由っていうのは解らないでもないんだわな。
それを受け入れる喜びや、そういう世界っていうのはあるんだけど、あれは、もう、そういうものであると受け入れられた部分があるからこそ、いわゆる、009における機械の体になってしまったことに対する抵抗感とか、そういう部分をぶっ飛ばしてしまっているところもあるからこその思うところっていうのはあるんだよね。
ミオリネの父ちゃんがガンドアームに対して抱いた感情って、こういうことだと思うんだとは思うんだよね。割と真面目に。009が生み出した、その手の問題から人間ってのは思えば抜け出せていないということにもなるんだよね。それに対して、どういう回答を出すのかは気になるところではある。
結果、そこまで生身と機械を入れ替えた人間っていうのは本当に人間と言えるのかという、そういう一種の哲学的な問題まで踏み込んで、人工的な進化で自然の摂理に反している部分もあるからこそミオリネの父ちゃんはガンドアームに反対してるんだろうとか一種の哲学的な問題に否の答えを出したんだろうね。
ゲッターロボとか人が、あの空間に対応するために行ってきた進化としての機械の融合がゲッターロボとの融合そのものな訳だしな。
ウルトラマン的な進化ではなく、ゲッターロボ的な進化ってところ、結構、あれなのよね。
他の作品でいえばガンドアームに対して近いものだと手塚治虫の火の鳥未来編とか。
ミオリネ達はただガンドアームが医療として素晴らしいものとして扱ってるけど親父達が頑なに否定することにも耳を傾けないとしっぺ返しを食らう気がする。
ああいう技術を出すんだから009や火の鳥で描かれた問題は避けて通れない筈。本当にガンドアームは万能なのか、ガンドアームというのは、機械と融合したことによって拒絶反応が出て最終的には死に至る危険性とか、ああいう技術が本当に描かれるのだとしたら、こういう歴代の名作で描かれてきた問題から目を背けることは出来ないと思うんだよね。
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テセウスの舟 人体版
人工物を身体に組み込んだ人間はどこまで人間と見なされるのか?テーマ的に興味深く視聴しました。
以前に知人とも議論を交わした事のある題材です。脳が生身ならとか、記憶を移植された機械は?とか…
手塚先生や石ノ森先生も扱った、人間の根源に迫る命題だけに本作品ならではの着地点を期待します。
まあ、本編の方は電動バイク?に2ケツして腰に手を回してる所にグッときたんですが。(結局そこかい)
エイリアンを創造した前衛画家の故H.R.ギーガー氏は、肉体と機械が融合した自身の創作表現をバイオメカノイドと呼称していました。主にサブカルチャー方面に与えた影響は大きかったです。
| kwai | 2022/12/04 20:53 | URL |