2022.11.02 Wed
「花の詩女-ゴティックメード-」が10周年でリバイバル上映で見に行くしかないわけでさ。
そんな感じで、ファイブスター物語のスピンオフ的な側面が強い、「花の詩女-ゴティックメード-」。12k画質だからか、いまだに、どうにも円盤化も配信もされない。したところで、音響の問題でベストな状態で見れないというもの。それが公開されてから10周年ということで。
この度、リバイバル上映をやるということで「行くしかない。」ってことで、真ぁ、実際に映画館に行って、たぶん、劇場版スタァライトを超えるほど見てきたと思う。
ファイブスター物語が大好きだった自分は、永野先生の作品ということで、なけなしの3千円を持って、片道千円の映画館まで行ったことを未だに覚えていますよ。たぶんね、自分の中で百合漫画以外に影響を与えた作品を上げろ。って言われたら、ウルトラマンと並ぶほどにファイブスターの存在は自分の中ではでかいのでーーーー
そんな感じでね。
やっぱり、永野護デザインのキャラクターが、そのままアレンジされずに動いてる。ってだけで、すげー感動すんだよな。
ツバンツヒもマウザー教授も、そしてクリスティンも。
んで、これ以降、ファイブスター物語ではモーターヘッドが、ゴティックメードに合わせて、ゴティックメードになって、そして色々と設定が変わって、正直、それから大好きだったモーターヘッドが変わっちゃって、正直、手に取ることもなかったんだよね。ゴティックメードは面白かったとはいえ、でも、なんかなーって思っちゃって、そこから、しばらく読まずにいたんだけど、ここ数年、読み直してからやっぱり今、作中で行われている魔導大戦のことは気になるし、これからどうなるんだろう。って感じで、連載再開してから発売された単行本を全部、買っちゃったら、徐々にGTMも受け入れて、最終的に好きになっちゃったんですよねw
フォクスライヒバイて、かっこいいしなー。破裂の人形かよ!とか、リッタージェットも好きになってしまった。バングも好きだったのに……でも、リッタージェットも良いんだ……
と、真ぁ、そういう感じで、この映画が、どういう感じでファイブスター物語に影響を与えてきたのか。っていうのを考えたとき、とても、この映画が見たくなってしまったわけだ。
そんな感じで、単行本収集に手を出して数年の、小規模リバイバル上映はしてたけど近所ではしない……ということで、まぁ、見に行っていなかったんですよね。あまりに遠すぎて。
しかし、この10周年の時、近所でやるので見に行くしかない。
と、言うことで……
見に行ったら……さぁー
少し、話は大味ではあるのよ。長年、大味だけど、この話が10年もリバイバルされてるってのは円盤が出てない。ってのもあるんだけど、それ以上に永野先生本人が監督だから忠実にファイブスターの世界の映像化されてるってのがあるんだよね。そして、ちゃんと、安易な恋愛ドラマにしないでトリハロンとベリンの物語になっているということ。
安易な恋愛ドラマになってしまったら、それこそ、つまらないものになってしまうのを永野先生は良く解っているからこそ、二人が理解し合いながら理想を共有する物語になっていったんだと思うんだ。だから、二人がわかりあうシーンって、それまでの流れが記号的ではあるんだけど、それでもわかりあっていく二人、二人の中に眠る、ある意味では呪いに等しい力。
それで、なくす血を止めることはできないけど減らすことはできるっていう、ベリンの言葉は現実的でありながらも悲しい言葉であるという。しかし、その思いはいずれ、多くの者たちが実現してくれるだろうということ。そのための努力を自分たちはしましょうというのは、ある種の楽観主義とか、そういうのではなく今、自分たちの身分や立場を使って行うことをするという現実主義の思考なんだよな。
そして、トリハロンの人生は、その力ゆえに血を自ら流す道であるということから、ベリンとは一緒にいられないということ、あくまでもベリンの理想のために自分の血を流す道を歩ませてはいけないからこそ下手な恋愛ドラマに移行しない良さ。同時に、ベリンはトリハロンの本来のやさしさに触れたからこそ彼にも、ある種、これ以上、血を流さないようにと理想を求めるんだよな。その思いに応えて炎の女皇帝が予言を与えると言うのが好きなんだ。
改めてモーターヘッドからゴティックメードって名前にロボットの名称が変わって、それを受け入れてから知識を取り入れまくってから見る「花の詩女」はすごい面白かった。
どこか、トリハロンとベリンの関係は記号的に見えるのもあるんだけど、やっぱり最新のファイブスターの知識を取り入れてから改めて、この映画を見るとがらりと変わるね。
改めて、これはカラミティサイドから描く魔導大戦の序章でもあるという。
70分しかないから全体的に大味だけどやっぱ好きだな。
それでも好きになってしまうところが永野護イズムを改めて感じる。
改めてマジェスティックスタンドに繋がる重要な要素もあるからね。
ここからファイブスターに入るのも有りね。
トリハロンとベリンが旅をすることによって互いに道を示し合って平和のために分かれるという二人の流れ、ここで、下手なメロドラマを入れるのは2流のやり方なんだよな。
一人は皇子だし、一人は詩女という大事な存在だからこそ心は平和に対して抱く思いは一つでありながらも別離を選ぶ。常に、心は一つなんだよな。
その描写が、すげー好きなの。
そして互いの持つ力は、争いしか呼ばない悲しみを抱きつつも、その悲しみのエネルギーをプラスに変えて互いに平和のために尽力することを誓い合って別れる二人のドラマが良い感じに、ファイブスターなんだよな。馬鹿な恋愛ドラマだったら、この中な絶対に恋愛要素を入れるもんん。
互いを理解し合うことによって道は常に一つということを表情の演技や、そういうので安易に言葉に示さずに誓い合うというのが、この二人のドラマの魅力なんですよね。
やっぱり、好きなんだよな。
互いに反目し合いながらも一緒に過ごすうちに互いのことを知っていくということ、ある種、個人ではわかりあうことはできるが……ていう、そういうスタイルは良いな。
でも、やっぱり水星の魔女で、ロボットアニメ、良いなーって思った人とか、やっぱり見てほしいな。
物語は受け入れられないかもしれないけど、それでもカイゼリンのかっこよさ、その動き、起動シーンは自分の中では神クラスなんだよね。
いや、もうカイゼリンの起動シーン、ひっさしぶりに画面越しに見たけど、本当にかっこいいんだよ。もうさ。
はぁぁぁぁぁぁ……すっげー感慨深い。
一度、全てのメカがGTMに変わってからファイブスターから離れてた時期があっ最近、ファイブスターを好きになってから改めて「花の詩目」を見るとね。
いや、もう映画で見るカイゼリンの美しさよ。おかげで、メロウラの出番は100%喰われたけどw
永野先生としては、この作品はあくまでもファイブスター物語の歴史のいっぺんにしか過ぎない。ってことなんだろうな。
それと同時に今後のファイブスターを左右する大切なファクターとしてのシナリオ。
でも、やっぱり水星の魔女で、ロボットアニメ、良いなーって思った人とか、やっぱり見てほしいな。
物語は受け入れられないかもしれないけど、それでもカイゼリンのかっこよさ、その動き、起動シーンは自分の中では神クラスなんだよね。
やっぱり、永野護デザインのキャラクターが、そのままアレンジされずに動いてる。ってだけで、すげー感動すんだよな。
ツバンツヒもマウザー教授も、そしてクリスティンも。
いや、もうさー。
GTMが、GTMなんだよ。
改めてGTMを受け入れてから見るゴティックメードは、GTMなのよ。
そして、作中に出てくるとあるキャラクターの子孫が、のちにファイブスター物語で多大な影響を及ぼすという。特にトリハロンとベリンの二人の思いが、もう今のファイブスターで大変なことにwww
キャラクターのフルネームが最後に流れるけどファイブスターのち式があると「あっ!?」ってなるっていうね。
サイレン・ザ・グレート フィルモア1の処は興奮するわ。
ゴッド・オブ・FSS
ルドルフ・サヤステとか結構、ね。
映画のスクリーンドアップで登場するマグナパレスのやばさよ。
カイゼリンの起動シーンだけで1900円の価値あるわ。
いや、やっぱ、画面で動くリッタージェットもゲートシオンマーク2もかっけぇわ。やっぱ。
ゴティックメードを見て改めてねぇ、やっぱり閃光のハサウェイで佐々木さんを降板させたのは愚行だよ。あれ。
ってか、良く、このデザインをさ。
手書きで動かしたよな。
ってなったわ。
ゴティックメードは全編手書き作画だから、そういう意味を考えて、このカイゼリンのデザインを見ると改めてやばい。
動いてるファティマをラストで見たとき「まじかよ。」ってなったし。
しかし、クリスティンが若いし、そうなると、やっぱり思った以上にダイ・グは早く死んでしまうんだろうなーって思うと辛いものがある。
ゴティックメードを見れば、今、やってるファイブスターのマジェスティックスタンドの物語はもっと深くなるし、ファイブスターの知識を取り入れてから、ゴティックメードを見ると、また面白くなる。
っていう、この循環。
あーーーー(ΦωΦ)
いや、やっぱ、私、いろんなロボットアニメを見てきたけどやっぱり、カイゼリンの起動シーンは一番好きかもしれない。
カイゼリンの起動シーン、自分が予想した以上にゴティックメードが起動するシーン、そのものなんだよなーと。何を言ってるのかわからないと思うけどw
あーーー、カイゼリンの起動シーンを思い出すだけで血が踊って仕方ねぇ。
あーーーーあーーーーーーーーーカイゼリンの起動シーンだけでやべぇ。
いや、見てほしいなー。多くの人にな。
わかんないところがあったら教えるからさー
改めて、あのシーンを思い出すだけでもう脳内に音楽が流れるし、もうね。
もうだよ。
カイゼリン、マジでやべー。
本当にね、カイゼリンの起動シーンだけで感動するんだよ。ゴティックメードは。
ロボットの起動シーンだけで感動するって真面目に久しぶりよ。
ロボットが起動するシーンで感動したの、最後、レガリアの一話を見た時以来かもしれん。あ^^^^^^^^^^
いやぁーさーねー
いや、もうさー。
GTMが、GTMなんだよ。
改めてGTMを受け入れてから見るゴティックメードは、GTMなのよ。
あーーーーー
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