2022.10.19 Wed
機動戦士ガンダム 水星の魔女 #3
kwaiさん、見てほしいなー。これ。
今回は、親子関係の対比というのが見えた。そして、グエルが、すれったに告白するシーンも、あれになるためのフラグというのも、ちゃんと描いているんだよな。
グエルと、あの父ちゃんは、まるで生き写しのように似ているところがある。そんな父ちゃんに似ている自分に対しても、どこか自己嫌悪気味であるが、ああでなければ彼は、あそこでは生きられない。親父のスタイルは、ある種の処世術でもあるような気がする。さらに、父ちゃんにとってグエルは道具でしかない。ある意味で、そんな父親に対してでも評価して認めてほしいからこそダリルバルデに関していろいろというんだけど、あの場面で明確に親父が自分のことを道具としてしか見ていないという現実に改めて直面するという部分はいい感じだ。
そこで、母親に愛されているスレッタ、場所は離れても極めて良好で、そこによって良好な親子関係によって生まれた哲学や、自分を認めるスレッタの言動に対して、あれは、母性的なものを見てしまったのだろうと思う。そして、同時にグエルは、あそこで心柄自分が求める女に出会ったことによってプロポーズしたこと。
あのプロポーズ、グエルにとっては彼女の哲学、そして、自分のことを強い存在と認めてくれたスれったという女が女神のようにも見えたんだろう。
ある種、父親の反逆であると同時に、これから家に縛られずにグエルという男が改めて進む物語でも今回はあったんだろうな。まさに、それは魔女そのものというこ言葉がふさわしいが。
しかし、ダリルバルデ……
あれ、11月発売屋ぞ……
| ガンダム作品感想 | 00:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
スプリンクラー
宇宙規模まで広がるスクールカーストの構図や、そこに絡む企業利権やら政治的思惑やら…といった諸々を新鮮に感じながら視聴しております。今回はグエルの抱えるエディプスコンプレックス的な内面も垣間見えました。
百合的な所はもっと話が進まないと何とも言えませんが、生き辛さや挫折感を抱える都会の子と田舎から来た右も左も判らない子が出会った事でお互い救われる話のバリエーションと言えなくもないかな、と。
今回はニックネーム呼びを拒否される流れとなりましたが、後はいつデレるのかも楽しみな所です。
| kwai | 2022/10/21 18:57 | URL |