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エヴァと言う忌子を自分視点でどうのこうのって言うけど、まぁ、もう面倒くせー

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エヴァは富野さんにとっては忌子である。

結局、ブレンパワードとラーゼフォンの二番煎じでしかなくなった結末のシン・エヴァンゲリオンを肯定的に受け止める人は、それなりに出てくる。所謂、それが庵野さんの成長ともとれる部分は理解したい。
しかし、個人的に、エヴァンゲリオンの結末が結局、イデオンではなくブレンパワード、ラーゼフォンになってしまったことに関しては正直、オリジナリティの無さに唖然としたものだ。種明かしと昇華のためのブレンパワードであり、ラーゼフォンってのもどうにも。
富野さんに憧れた庵野が作った全てのエヴァのメッセージ性が富野さんの作品の二番煎じでしかないのはどうなんだろ。
エヴァにおいて数々の用語やらエヴァンゲリオンなんて兵器の要素はただ人を喜ばせるための舞台装置でしかないのはご存じの通りなのだが。
でも結局、そのメッセージ性は、エヴァンゲリオンって舞台の中でブレンパワードとラーゼフォンの要素を混ぜ合わせた結果、ありきたりなメッセージ性になっちゃったから難しそうな単語をとにかく入れまくって誤魔化しちゃってるような印象でしかないのよ。
旧劇は結局、そのスタイルでイデオンだったわけだし。
ただブレンパワードは健やかさやふれあいを通しての自立、ラーゼフォンは恋愛を通しての自立を扱うことで美しく昇華されたけど、エヴァはなんなんだろうな。って印象しかない。
そこに二作を超える、それに並ぶほどの意見ってのを感じない。
正直言うと、今回のエヴァで健やかさを感じた人ってスゲーおめでたい人ってイメージある。
だってエヴァ潰しのためにやったブレンパワードなのに、それがエヴァンゲリオンの完結編であるシン・エヴァが同じことをしている。って正直、凄い滑稽に見えてこない?
ついでに、いつだったか、庵野さんが「自分は富野さんのようになりたくない」って言っていたくせに、結局、行く先がブレンパワードでありラーゼフォンでしかない。ってなんか、失望に近い感情があるのよ。
庵野秀明だろ?
このコンテンツを作り上げた人間が、富野さんに対して、そういうことを言った人間が、なんで、二番煎じ的な答えを出してんだよ。って感情が前に出てさ。
重いのよ。
多分、自分の中で愛憎じみた感情があるんですよね。
そりゃ、エヴァファンからすればブレンパワードなんて言う20年近い前の作品のことなんてどうでも良いと思うかもしれないし、この境地に辿り着いたからこそ喜ぶかもしれない。富野さんがブレンパワードをやった理由を、あの時、理解したんだ。って思う人もいるだろうし。
でも、そこ行くとさ。
結局、この人は、富野さんを超えられていないのに、ああいうことを言った人間の結末が、これかよ!って言う、富野作品が大好きだから、これに対して色々と思ってしまうのです。
富野さんが参った!って細田守作品の「時をかける少女」や「リズと青い鳥」、「鬼滅の刃」のように称賛していないところから良くわかると思います。
エヴァって作品が、どういうものか。
シン・エヴァを絶賛している人たちの何人がブレンパワードとラーゼフォンを見たことだろう。って考えると笑うしかない。
もとより、ヱヴァンゲリヲンをやりたくないから、あの結末にして「エヴァ、エヴァ」と煩い連中を黙らせてからシン・ウルトラマンに全力を注いでいる。って意見も話から何でもないから、ああいう結末にした。ってのは解らないでもない。でも、それは、どこか紳士的にも見えなくなってしまう。
今回は、ラーゼフォンの出渕監督のことは解らんとして、エヴァから見る富野監督って、どういうものだったんだろう。ってのを考えると、結構、アレなのよな。
富野さんからすればエヴァは忌子でしかないのよな。
かつて自分の生み出した作品(イデオン、ガンダムシリーズ、ダンバイン等)が生んでしまった亡霊と言ってもいい。富野さん自体、自分の作品に苦言を呈することは根強いファンがいたとしても良くあることで。中には創造主だからこそわかるダメなところを教えることで、ある種、作品の危険性などをガイドしてくれたりもするのはよくあることで。
だからこそ、それを模倣して出来てしまったもの、エヴァンゲリオンは言ってしまえば自分の作品の「毒」だけで形成されてしまったもののようにも見えることだろうと思う。
毒ってのは甘美でありながらも危険なものでしかない。しかし、その毒が監督に活力を与えたのは、また一つの皮肉なのは面白いというかなんというか。
寧ろ、人の健やかさを奪ってしまった作品を作った富野監督はエヴァを見た時に絶句をしたと言う。おそらく、OVA版ジャイアントロボでシズマドライブを見たフォーグラー博士のような気持だったのかもしれない。
それを理解できないやつがエヴァなんてものを絶賛しちゃえば、あの人が怒るのも無理はない気がするし、健やかな作品として「ブレンパワード」「∀ガンダム」「キングゲイナー」「リーンの翼」「Gのレコンギスタ」を作ったのは解る気がする。
富野さんのロボットアニメで思春期で自分を育ってきた自分からすると、この気持ちはわからないでもない。
一種、失望に近い感触かもね。
結局、富野さんを超えられていない。
そりゃ、収入面では完全に超えてるだろうが富野さんのスピリット的な面を見てしまえばね。今でも、Gレコのような作品を作り続けるスピリットって言うのを、いつまでもアニメで勝負し続ける人の強さって言うのは庵野さんには無いよな。結局、そういうスピリットって言うのは富野監督の強さであり、常に可能性を模索する人、そこから新たに自分の健やかさを見つけて伝えていく精神と言うのが庵野監督には無いように思える。
その証明になったような気がする。
改めてブレンパワードを見ていて思ったけど、結局、そういうことなんだよなー……
ブレンパワードを得ての∀ガンダム、キングゲイナー、リーンの翼、Gレコを見てるとよくわかるよ。
ってか、エヴァやらずにトップのような作品を作り続けてほしかったなー……庵野さんには。

愛の輪郭は名曲


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ついでに、ラーゼフォンから見る出渕裕さんのエヴァンゲリオンに対する見方なんだろうけど、恐らく庵野さんに対して「庵野は馬鹿だなー。そんな堅苦しくならなくても、人って、こういう感じなんだよ。」って思いもあって作ったんじゃなかろうか?って思うよね。

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