2021.01.11 Mon
ヒメコと姫子
この世界に来たのは、いつのことだったか。
そんなことを忘れ去ってしまうほどに、この世界は刺激にあふれている。
音楽も、人間関係も、何もかも。
「それじゃぁ、今日は……」
「来栖川姫子ちゃんと、姫宮千歌音ちゃんのお家でお泊りするの。」
「えーと、私たちはー、どこだっけ?デルミン。」
「スターハーモニー学園。アイドルを養成する学校です。そこの、星宮いちごさんや、霧矢あおいさんに誘われました。」
「そういえば、レイジンの三人は音城セイラちゃんってアイドルの女の子と一緒みたいだよ。」
「あぁ、そういえば、それも、この世界の学校の生徒何だっけ。アイドル、どんだけ多いのよ。それに、私たちのような関係も多いし。」
「でも、だから、うちはね、ヒメコちゃんと同じ名前の女の子と出会うことが出来たんだよ♪」
初めて出会ったというのに、まるで家族と再会したかのような歓喜の表情だった。
それでいて、彼女のマシマヒメコのほうは、これからすることに緊張してしまう。
恥ずかしさを反芻するかのように、徐々に顔に紅いグラデーションがかかっていく。徐々に形の良いバストのふくらみの先端にあるぷっくり乳首が勃起しているのが手に取るようにわかるのか、思わず、ほわんも、それを見てにっこりと微笑んだ。
「な、何?」
「んふふ、なんでもない。」
突然、いたずらな笑みを浮かべる、ほわんの表情を見てヒメコは全てを察した。
ほわんは、ヒメコの全てを知っている。
だからこそ、自分に訪れた肉体の変化、これは取り繕っても意味がないと言うことも知っているのだ。
「今日はいっぱい、気持ちよくなろうね?ヒメコちゃん。」
「そ、そうね……ほわん。」
この世界に来てから、世界は色々と変貌した。友達も多く出来た。
日常は、それなりに変化を迎えるようにもなった。
今日は、この世界で出会った少女達とカップル別で出会うことになる。
デルミンとルフユはシブバレーで路上演奏していた時に出会った二人のアイドルと。
そして、ほわんとマシマヒメコはアンダーノ-スザワでであった、ヒメコと名前をよく似ている少女の住んでいる豪邸に及ばれ担っている。
「あおいさんのおまんこは、とってもふあふあです。」
「ミューモンのおまんこ、とってもふわふわおいしい……」
「この臭い、自分が獣になっちゃうみたい……穏やかじゃない……」
「いちごのおまんこも……美味しいよぉ……」
「そういえば、こういうのレズサークルって言うんだよね……」
ベッドの上で女四人が円になって出会ったばかりの人たちと愛撫しあう。
星宮いちごの誘いは文字通りの甘美な誘惑。
そして、あおいはミントを口に入れたようなスーッとした感触が肉ビラから全身に広がっていく。スーッとした感触の後に襲い来るのはどうしようもない発情の感触、一気にボルテージが上がるような暴走するようなデルミンの愛撫に思考が焼き切れそうになる。
「感度は、ルフユさんと同じくらい高いみたいですね……」
「そ、そんな、そんなことぉ!」
思考が熱と、見んと特有のスッとする感触が交互に混ざり合い、おかしくなってしまいそうだ。
快楽のさざ波が、いちごとするときと違って全く違う。
あおいは、あまりの違う感触に……
「姫子ちゃんの、おまんこ、とっても甘いね……」
「ヒ、ヒメコちゃん……」
鼻にかかったようなトロトロの嬌声が部屋を満たす。
「あぁ……千歌音ちゃんが見ているのに……」
「姫子……姫子ぉ……ぁぁぁぁ……」
「千歌音も、すっごいおもらししてるし。」
姫子と同じ。しかし性格は自分に似ている名前を持つ少女が自分の膣肉を蹂躙している。
そして、姫子には姫子と良く性格の似た少女が、いつもは千歌音の専売特許だったはずの場所の興奮を表しているのか白い狐耳をピコピコと動いている。
「姫子ちゃん、うちの舌でもっと感じてね♪」
ほわんからすれば、姫子が歌声のような喘ぎに悶える仕草が逆に愛しく美しく見える。
逃げないように獣の爪を立てて、がっつりとムチムチした太ももにロックをかけるように固定する。これはヒメコとセックスするときによくやる行為。感じすぎるとダンスするかのようにベッドの上で跳ね回る姿を固定するためによくやること。
しかし、それは、ほわんからすれば、愛する人の一番愛しい臭いのする場所に一番密着できる場所でもあり、最愛の喜びでもある。
それは、ほわんにとって、姫子もヒメコと同じくらい愛しい存在になったことを意味する。
「姫子ちゃんのおまんこ汁、とろとろでいっぱい-……」
「千歌音も、すっごい顔……」
「うん。まるで、うちと一緒にするときのヒメコちゃんみたいな顔♪」
ほわんの顔が、更に無邪気にうれしさを隠すことが出来ずに微笑んだ。
自分の好きになった人が、自分の舌で肉体が歓喜に打ち震える姿と言うのは、何よりも愛しい。
「姫子……すっごいの……ヒメコの……」
「うん、私も、ほわんちゃんの……」
言葉にしようとすれば容赦のない愛撫が肉体を蹂躙する。
それが心地よくて、愛しくて、姫子と千歌音は唇を何度も重ねてしまう。
狐の耳を付けたあどけない童顔を象徴するような無邪気さのまま、ざらざらした獣舌に纏わりつく唾液が容赦なく来栖川姫子の媚肉を蹂躙する。
掻き回すように、そして吸い上げるように。
まるでドリンクバーからジュースを直接啜るような仕草と顔の埋め方、鼻先がクリトリスとキスをして肉体に快感電流が迸る。
一瞬、白濁になるような意識から、徐々に革新的に自分の世界が甘い白に変わっていく。
獣の特性を持つがゆえに発情した獣のようにセーブすることを知らない。
ピンクのグラデーションのかかったパステルヘアが千歌音の内股を撫でる。
マシマヒメコ、来栖川姫子とは全く違う、寧ろ、自分と同じタイプの少女の愛撫に千歌音もなすが儘になってしまう。
チュッチュッと、リズミカルに愛撫する仕草に快楽電流は何度も千歌音の頭を反芻するように駆け抜けた。
姫子と感じる、この時間。
別のカップルと行うスワッピングの心地よさ。
全てはレディ・レディの二人に教えられた快楽。
気持ちよさを表すように姫子と千歌音は舌を絡ませあい、何度も互いの口の中に広まった甘い唾液を交換しあうようにじゅるじゅる啜りあう。そして、キスしながら溢れる媚肉の量は多くなり、汗だくなった臀部をじっとりと濡らす。
バタバタと腰を動かしたくても、それが出来ない。
粘液が絡まり合うように獣舌と一体化するようだ。
キュッと締め付けるように、姫子の肉襞が、ほわんの舌を絞めつけた。
「わぁ、姫子ちゃんの、とっても甘くなった-♪」
「本当……こういうところ、私たちってよく似てるかも……」
愛液でぐしゃぐしゃになったような顔を浮かべて、ほわんも無邪気な顔が、もっと子供のようになる。
「うちの恋人のヒメコちゃんのおまんこもね、とっても甘いんだよ?」
レズセックスの楽しさを覚えたてのような、それでいて、マシマヒメコと常に恋人に愛するように。
ほわんの場合は、恋人に甘えるような、恋人に愛を示すような卑猥さと慈愛を交えたような愛撫。
ふやけたような肉ビラがぱっくりとだらしなく開く。
まるで間欠泉のように溢れる姫子と千歌音の膣肉……
二人の嬌声は、獣のように止まることはなかった。
「ねぇねぇ、この後はぁ……」
「おまんこ同士のキス……しよ?」
| 適度なSS(黒歴史置場?) | 00:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
感電
スワッピング強化月間だぜイェイ!
そういえば以前、レイジンはセイラをごちそうに迎えていたんでした。間接的な続き物になってる?
いちあおも姫千歌も共に百合界の大物ですが、特に臆する事なく気軽に行っちゃう所がましゅましゅらしい。
それにしても脳内再生すると絵面が凄いですな…甘々だけどハードコアというか。
| kwai | 2021/01/13 03:19 | URL |