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臨界

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求めても、求め得ぬもの。

望んでも、望み得ぬもの。

狂おしいまでの渇きが、叶わぬ思いが、発情と淫欲を生む。

心にケダモノを持つ者同士の、不可思議なる合意が、壮絶なる快楽を生む。

流される互いの淫液で、渇きを癒す。


 「ンぁぁぁっっっ……!」
 「いくっいくっいくっいくっ!!イックゥゥゥゥゥ!」
 「あぁぁぁ……」
 その日は、花弁が開くように三人が絶頂を迎えた。
 意識が途絶えるような血管が切れるような感触が肉体に響く。意識が混濁して心地よい真っ白な世界が見渡す限り広がっている。この世界は幸福だ。心地よさすらある。何とも言えない、この絶頂の心地よさと言うのは何物にも代えられない解放感が一気に肉体を駆け抜ける。
 アダルトビデオのように下品な言葉を口にして、感情を発露させながらの絶頂と言うのは、どうにも自分が上品ぶった生物ではないと言うことの証明であるようで、嫌いになれない。寧ろ、好きだ。
 「このあと、まだするのですか?」
 「えぇ。私を気に入っちゃった人だから。ファンサービスは大事でしょ?」
 シャワーを浴びながら既に上品さを取り戻していた天堂真矢の顔は世話好きの女と言う表現相応しい、下品さを漂わせていた。
 「あんた、そんなことに興味あるの?」
 「気になるじゃないですか。今度は、この体で、誰を抱くのか。その時の感情は。彼女も、舞台少女。そこでの経験がどう活かされていくのか。それも含めて。」
 最近は天堂真矢や西條クロディーヌとも仲が良い。どうにも波長と言うものが合うようだ。これに合わせて、セクシー系舞台少女デビューも果たした香澄夜空が演じるのは、もっぱらバリタチのレズビアンだ。
 その経験人数とやり取りと言うのは、生々しく娼婦としての役割も何もかもが聖翔音楽の少女達を通して評価されている。もっぱら、この世界に来てからは多くの女性と交じり合って、そこで出会った女性たちとの経験は……
 「この後ね、人妻とホテルに行くのよ。」
 「ほんと、美人なら誰でも抱いちゃう感じ?」
 「えぇ。最高のエクスタシーよ。私で、美女たちが愛らしい絶頂の顔を見せるのは。」

 「育代さん。今日はもう上がりですか?」
 「えぇ。ちょっと、この後、デートで。」
 「娘さんがいるのにー」
 「娘は娘で、たくさんいる友達とイチャイチャしてるから。あの子も私の娘ね。」
 冗談のように笑いながら仕事場である風俗店を出てこの後はラブホテルに向かう。
 そう思いながら娘からの連絡が入ったスマホの画面を見て学生時代の自分を思い出す。
 学生時代から女性にモテていたし、肉体関係も多く持っていた。自分で言うの酷い話ではあるが、女の子の押しと言うものに弱く、多くの女性と肉体関係を結んでしまう自分がいた。
 星空育代と言うのは、そういう女である。
 ただ、青春の甘い1ページだと思っていた。
 長く生きていれば女性と恋愛関係になることも多いだろうし、何より一夜の憧れと夢と見て、永遠に続かぬ夢として勝手に関係は消滅していく。
 そうして、自分の子の関係も一夜の夢としてひっそりとヘテロだと錯覚するようになっていった。ただ、世間という風潮に飲まれて、それをよしとした自分は結局、男と結ばれて娘を得て、当たり前の幸福。
 しかし、徐々に満たされなくなる。
 まるで、自分の奥底にいる牝が疼くようだ。
 現実の幸福と自分の中にある欲望の乖離はどんどん離れていく。リアルは充足しているのに、これでもかと言うほど心は満たされない。ぜいたくな悩みだ。まるで、これは自分の望んでいる幸福ではない。
 そう訴えているように、娘の友人の女の子と肉体関係を持つ。
 しかし、満たされない。愛していなかったわけではない。
 ただ、それ以上に……そうなってしまったのは自分の中で夢中になる女子がいなかったこともあるのだろうと思う。しかし、この世界に自分がいたと気づいたとき、夢中にさせる女とのセックスに多幸感を覚え、反芻するように夢中になった。
 自分を夢中にさせる女が多くいる。
 失われていた日々を取り戻すように元人妻専門のレズ風俗に勤務するようになり、そして、良い女たちに愛された。今日、出会う相手も、育代が出会った良い女の一人。
 そして、誰よりも自分を満足させてくれた人。

 「貴女、受け身ばかりだけど、性根はレズビッチね。」
 「そうなのぉ……ッ!」

 クリスマスパーティ、何度も自分をイかせた娘と同じくらいのアイドルである少女。
 若く自分に無いものを持っているアイドルと言う名の少女に抱き着かれ、その指で何度も肉体を掻き回されて濃厚な下腹部同士の接吻を何度も繰り返す。
 年甲斐もなく誰よりも大きな声を上げて、彼女の牝になっている自分に快感を覚える。男では得られることのできない心地よさは脳をトリップさせてしまうほどの心地よさでダラシナイ牝逝きを繰り返しては夜空とキスをする。
 娘に近い少女に抱かれ、何度も絶頂させられる背徳感から生まれる心地よさは何とも言えないものがある……
 オープンランジェリーを纏った彼女の姿は育代の性欲を、これでもかと言うほど煽り、恭しく近づいたとき……
 (私にキスをしてくれた……)




 「ね、ねぇ、良いの?」
 「えぇ。貴女が望むのであれば、私は、いつでも、貴女のために下品におまんこを開いて誘いますよ。」
 ラブホテルの一室、香澄夜空は今日の相手の前で衣服を脱ぎ捨てベッドに座りM字開脚しながら人差し指と中指で肉ビラを開き、卑猥なピンクの光沢を纏った媚肉を見せつける。
 濃密な汁を纏ったジュエルを思わせる淫部は永遠に見ていたい。
 ただでさえ、彼女の肢体と言うのはどこまでも芸術品のように美しいのだから。
 それでいて、身体から漂う性欲を煽るような肢体に甘えたくなってしまう。
 いつまでも、この臭いを肉体に取り込んでいたいという欲求はどうしようもない。娘と同じ年の女の子に欲情している自分を平然と受け止めている彼女の姿は、抑えることのできない性欲を発散したくなる相手だ。
 肉のラビアを見せつけて、いつまでも見つめている自分の前でストリップダンスをして、その魅惑の身体をどこまでも見せつけてくる。
 「そんなに夢中になっちゃいました?星空育代さん。」
 「え、えぇ……」
 この世界に来てから、様々な人と抑えきれない性欲を様々な人とセックスすることで身も心も充足されていく。
 「クリスマスパーティ以来、ずっと、貴女を見ていたの……貴女が忘れられなくなっているの……」
 まるで少女漫画の主人公が必死に言葉を取り繕って好きな人に告白するような言葉は耳心地に良い。既に、この少女が出している毒素に自分は侵されている。アイドルと言うものが持つ、特有の毒素。
 「本当に、可愛い人ですね。」
 口角を上げて美麗な笑顔を浮かべて、心地よい悦楽電流が育代の肉体に走った。
 今日は、彼女を独り占めできる。
 「あぁ……夜空ちゃん……」
 「どうしました?いつでも、良いんですよ?」
 悪戯な笑みを浮かべる彼女は可憐だ。
 学生時代、得ることのできなかった自分を夢中にさせる女が目の前にいる。
 それも、今、自分の心すらも、あのクリスマスパーティで篭絡した……香澄夜空が自分を挑発している。
 「夜空ちゃん……あぁ、綺麗……」
 既に、その姿は発情した牝犬のようだ。夜空は、そんな目の前の人妻を見て愛らしく思う。星空育代は世辞など抜きにしても美人だ。とても、中学生の子供を産んだとは思えないほど。
 この世界は、そういう熟女が多い。それは夜空に熟した女の味と言うのを広く深く堪能させるいい機会だった。
 熟れた肉体には重大の少女には持っていない暖かさと柔らかさがあった。
 そして、熟れた身体は淫らなのだ。
 目の前の女の女性器は一言で言うのであれば下品、淫ら、卑猥……そんな言葉の三拍子が相応しい。
 黒々とした食み出しておさまりのつかない小陰唇と、回るように焦げたような色目のついた大陰唇からグラデーションのように広がる白い肌は、それだけ見なければ清楚な女とも見れることだろう。
 世間の憧れる美人妻なんて言葉は良く似合う。
 さぞ、本来の世界ではモテたことだろう。憧れと言う言葉を一身に受けた気分と言うのは、彼女からすればどういったものだったのだろう。アイドルと言う立場上、そういうのは慣れていると同時に、それは最大の愉悦であり心地よさではあるのだが。
 この柔肉と言うのは十代のころに持っていたものが年を重ねることによって変化していったものでもある。母性の象徴であり、毒素が強い。衣服を脱いだ、その姿は童心に戻るように母に甘えたくなる心が、泉が湧き上がるように肉体を満たしていく。
 「ねぇ、育代ママ……私と、セックス……しましょう?」
 「あぁ、夜空ちゃん……」
 しかし、こんな女であろうとも、まるで、セックスするのが初めてであるかのような女のポーズをしてしまうのは、惹かれているのだと思う。初々しい姿は緊張が生み出しているものなのだろう。彼女にとって夢中になる女とのセックスと言うのは、まるで学生時代、憧れの先輩などと初めてのキスをするような、甘く蕩けるような心地よさなのだろう。
 中学生の娘がいるとは思えないような若さ、いや、それは、自分を見初めた人妻たちから、そういう反応をされるものではあるが。
 おそらく、彼女が、そこまで憧れの人とセックスすることに妙に初々しいアグレッシブさを出すのは、そういう経験すらなかったからと言うのは容易に想像できる。あぁ、そうして夢中になれる女性がいなかったから安易に男に走ったタイプの女……
 「綺麗ね……育代ママ……」
 甘ったるい声と共に生暖かい時が育代の裸体を撫でる。ビクッと反応しながら、その先にある乳頭が勃起するのを確認してほくそ笑んだ。
 (ママって呼ぶだけで反応して、可愛い……)
 近親相姦で背徳感を煽られ、それに快楽を得るタイプの女なのだろう。
 人妻になって、再度、レズビアンとしての部分が覚醒して芽生えた性癖と言うのは背徳感が混ざり合うことが何よりも快楽になる。その証拠に、べっとりそちた淫汁が柱のような糸を作ってホテルの部屋を濡らしている。
 「キス、しましょう?」
 夜空からの誘いに育代は自らの身体で優しく彼女を包み込んだ。
 「やわらかいね……ママ。」
 脳髄が脈動する声。憧れの女性が自分を「ママ」と呼ぶ心地よさに育代は夜空をベッドに押し倒して唇を重ねる。おとなしそうな外見に反して彼女のキスはケダモノの味がした。
 「貴女が初めてなの……私を、ここまで満たしてくれるのは!!」
 既にそこにいるのは発情した牝。
 (あなたを、どう泣かしてあげようかしら……)

| 適度なSS(黒歴史置場?) | 00:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

人妻キラー

香澄夜空×星空育代、例のクリスマスパーティ後、今度はタイマンで勝負(フィーチャリング:真矢クロ)
共にSS出演率の高い2人が相まみえる状況は頂上決戦の様相を呈しております。
まあ、どっちかというと対決というよりは、育代さんが夜空先輩に身も心も捧げちゃってる感じですが。
母である前に女なんですなあ。

| kwai | 2021/01/06 21:23 | URL |

kwai さんへ

育代さんは天性の受け体質ですからね(=ω=)
だからこそ、圧倒的なタチである夜空先輩には惹かれてしまうような感じもしないでもないです。たぶん、肉体的な愛称は抜群なんでしょうね(=ω=)
ナミのタチじゃ、育代さんは満足できない身体ですから。

| 月 | 2021/01/06 23:52 | URL |















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