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ウルトラマンZのジャグラー

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隊長としては最初はウルトラマンZと言う存在がどういうポジションに落ち着くかで見極めていたところで、セレブロ、ウルトロイドゼロって存在が出てきたことで色々と予定が狂ったんだろうな。
しかし、そういう存在に対して人の光を見たから満足して帰っていったんだろうとも思う。
ストレイジがいれば、なんとかなるだろう。って言う、そういう意味での、あの別れ際の笑顔だったんだろうなーと。
この世界は連中がいれば……って感じで。
寧ろ、ここで得られた体験が、どうやって次のジャグラーの物語に影響するのだろう。
って言うのは結構、気になるところではあるんですよね。
それは、思えば肩入れしすぎていたミコットの出来事を乗り越えての信頼感なんだろう。そして「無理をせず逃げろ」って部分は、この経験があるんだろうな。ジャグラーの心境の変化っていい意味でも、悪い意味でも、ここから始まっているからね。
弱い奴らを見捨てておけない。
って部分も。
ついでに今回のジャグラーで後輩を指導するという立場や現場指揮能力の高さから見て色々と、また活かせそうなことがね。
オリジンサーガで出来なかったことを仲間を得ることで出来た。
ってのは大きい。良くも悪くもミコットの件がジャグラーの心境に変化を与えたし、あそこでの経験があるからこそ大切な人たちに対して「逃げろ」って言うのを、あそこで言ったんだろうなーって思うと、本当にオリジンサーガが好きでよかったなーって思っちゃうw
だからこそ、そんな連中を守りたくてジャグラーは本当に困ったときは変身して彼らを助けてきたことに意味があるんですよね。
ジャグラーに与えられたポジションってライダーのような等身大のヒーローで、だからこそウルトラマンとは違ったことが随所に描かれて来たんだろうな。
ストレイジのメンバーを鼓舞して自分を見せて前に立つことで奮い立たせる。
立派な隊長ヒーローよ。
初期のライダーとか月光仮面とかって正体は不明だけど多くの人を助けたり、それが希望になったりしたわけでさ。
ハルキ視点で見ると、今回のジャグラーって、まさにそれで、本当に助けに来てほしい時に助けてくれるヒーローなんですよね。
そうなったのもトラウマがヒーローとしての使命に昇華されたからこそウルトラマンよりも自由に動けた感じ。
ウルトラマンもヒーローだけど、メンバーの危機に身体を張って助けてきたことがジャグラーもまたヒーローであり、ストレイジメンバーの中での希望の象徴になったんだよね。
トラウマから弱いものを放っておけない性格がヒーローの使命に昇華して。それで必ず助ける訳ではなく、本当に大変な時に彼は変身して助ける訳だから、そこが良い塩梅になっている。
だからこそジャグラーが宇宙人だとしても、それ以上の絆を描く、これはウルトラマンタイガではできなかった絆の描き方なんですよね。今までのジャグラーの経緯合わせてエモさが、エモさ何とも言えない(=ω=)
そうしてストレイジのもう一つの象徴になったジャグラーが、今までの経験を通して隊員達に「逃げても良い。」って声をかけるからこそ全員、リラックスして最高の士気で戦場に向かうシーンが本当に大好きで。
やることを全力でやってダメなら。。。ってところ、ガメラ2を思い出してね。
あのシーンを見ていると、ジャグラーも相当、ストレイジのメンバーによって助けられてきたから全力で助けたいし、ね。
なんか、いろいろとあるね(=ω=)
大きな辛い経験や悪いことをしてきたけど、それを教訓にして、あのポジションのヒーローになるジャグラーに対して、すげー親目線になるし、そして、そのポジションを貫くジャグラーを最高にカッコイイと思う。
しかし、ダークゼットライザー、予約しておけばよかった感ががが(つ=ω=)つ
ジャグラーが良いも悪いも人間次第で、誤った道に進むのであれば自分が悪の汚名を被ることも厭わない、その精神はジャグラーでしかできないことなんだよなー。
他のウルトラダークヒーローが軒並み、お亡くなりになっている中、そう考えると凄いポジションだよね。
そういう中で、ある忌では誰よりも痛みを知っている男だからこそ、その痛みの辛さを知っているんだと。だからこそ、ウルトラマンになったハルキに対しては誰よりも気を配っていたんだよなー。厳しく、時に優しく。
まさに、レオにおけるダン隊長のようなポジションですよね。
ジャグラーがストレイジのメンバーに信頼されて、最終回で中心に立ってメンバーを引っ張っていくのって、これは、思えば、ウルトラマンタイガでは描かれなかった絆の描き方なんだと思うと今までのジャグラーの経緯合わせてエモさが、エモさ何とも言えない(=ω=)
だから本当に、私ね、ウルトラマンZで、オリジンサーガにおけるジャグラーとアスカの対話って言うのは無駄ではなかった。って部分を証明していただいて、本当にうれしかったのよ。
これから彼は人を導きつつ、その先に人類が誤った道を辿れば悪の汚名を自ら被って敵対するだろうし、正しき道を行くのであれば最後まで付き合ってひっそりと消えていく存在になる。
これはウルトラマンではできないヒーローのスタイルなのよね。
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ダイナことアスカから言われた光の戦士としての矜持って言うのは窮屈だからこそ、そこから良い部分は取りつつジャグラーはジャグラーなりの闇の戦士としての矜持を持っていて、まさにジャグラーって言うのは「月」のような男である。
時に不安な夜を照らす光であり、時に人に不安を与える存在。
元相方は太陽だからこそ、あえて月の光の身近さと言うものに人は安心するのかもしれない。ここで、ジャグラーの存在意義って言うのが明確に昇華されたようにも思えます。
太陽って言うのは逆に人を壊してしまう恐れもあるのでね。
それが、ベリアルであり、トレギアであり、チェレ-ザでもあるという。
だからこそ、暗闇に道しるべを示すように輝く月の光って言うのは身近さがあって、それが、ジャグラーの今回の魅力立たんだと思う。強烈すぎないからこそ、それは人を導く道標になったんですよね。ストレイジへを纏める原動力にも繋がっていったんだろうな。そこには、ちゃんと、ジャグラーの戦士としての矜持、希望を捨てないというダイナから光の戦士の矜持って言うのがある。
ウルトラマンZは太陽であり、だからこそ誰よりも強いが、その太陽ができないことを、ジャグラーがやる。それを知っているのは、それが、かつてのジャグラーのZにたどり着くまでの生きざまそのもの何です。
何せ、ウルトラマンの力に執着する中で生き残った人物の数少ない一人ですから。
これが、ジャグラス・ジャグラーに与えられた役割なんだろうけど、それを見越してジャグラーに力を与えなかった、あの輪っかを思うと、なんか、もうちょい、そうなるようにフォローしたれよ。
なんて、そんなことを思いましたねw
思えばジャグラーって今までのウルトラマンのダークヒーローたちと比べると、スッゲー希少な人生を送っているって言うねw
そこにはガイさんもそうだけど、アスカや、我夢、藤宮、いろんな光の戦士たちの出会いがあって、それがジャグラーを「光と闇の戦士」って言う美味しいポジションにしたんだ。

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