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Episode 4『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』

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ここまでくると、どうやってウルトラマンジードとの整合性を付けるんじゃろうな?(=ω=;)
いや、こういうやつを楽しいけどね。
そもそもがベリアルの力って言うのは後世に結構な影響を与えちゃっているものですから、結構、やばいよね。
ベリアルが粗暴になった理由って何らかの要因で忌子になる予言かなんか受けて「ベリアル」って如何にもな、人間世界で言えばDQNな名前を付けられて、その忌子としての自分を覆す為に力をつけて強くなろうとしたら、今回のような事件が起きて、ああなった。って感じがしそうな気がして(=ω=;)
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ベリアルって名前自体が、彼にとっても戒めとしてつけられた名前であったはずが、それが結局、こうなってしまった。って言う、そういう未来なのかもしれない。
それだったらスッゲー皮肉だけどな。
そういう事情が無くても眩しすぎる親友の存在が、徐々に苛立ちを覚えてしまうことがあって、嫉妬してくるってしまうこともあるんだけどね。
ただ、ウルトラの父の性格上、あれだもんな。
出来すぎてんだよな。
戦士としても、人格者的な、紳士なんですよね。
ベリアルの闇おち理由も辛いけど、なんで、ウルトラの母が父に対して惚れたのかわかってしまう事案と言うのを同時に描かれてしまうことが、よりベリアルと言うキャラクターに対して「あぁぁぁぁ……」ってなっちゃうのずるい。
坂本監督にしては珍しくドラマ重視よね。
ウルトラマンとしての聖人的な性格が当然、相手を引き寄せたし、それがベリアルを傷つけるし。

なんやかんやで息子の親友が堕ちた理由が似ているのも、この性格が無意識に生み出す罪と言うのも、なんか、もうねー(つ=ω=)つ

ねー?「お前の正しさが俺を苛立たせる」って言った相手をアトロシアスになって圧倒した時は、どういう気分だったんじゃろうな(=ω=)
ウルトラの父ことケンは、そういうやつをどうにかしたいから友人として……だったはずだけど、その彼の中にある忌子として扱われた屈辱とか、そういうのは理解できないんだろうなーと。
それでも友人として接すればどうにか、その粗暴さを収めて最高の戦友として一緒にいようとしたんだろうけど、結局は、我々の知る通り、悪の道に走ってしまう。
言ってしまえば、スターウォーズのアナキンのような性格に近いよね。EP,2,3当たりのスターウォーズのアナキンに近い。
道を間違えなければキングに認められてロイヤルメガマスターのような姿になっていたのだろうと。
それは、ある種、ケンよりも権威がありそうな第二のキングとしてウルトラの星を統治する存在になっていた可能性もあるような。
タロウを見ていれば思うけど父も強いし、人格者だし、育ちのよさそうな性格しているから、ようはベリアルが持っていないものを全部、持っていたという。
唯一、ケンを超えていたと思っていた強さでさえも手心を加えられていたと思うと、もうプライドずったずたよな。そりゃ。そこは、あの冒頭の戦闘シーンで、甘っちょろいケンよりも非情に徹する俺が強い。って思っているベリアルとのやり取りで良く出ていますよ。
時に戦友を思う言葉であったとしても、それはベリアルにとっては屈辱でしかない。
でも、ケンも辛い。
辛いけど、ベリアルのことがわからないから、どうすればいいのかわからないしで、そんな友人を討たなければならない戦いも起きてしまって二重に辛いって言うね。
ベリアルに必要だったのは理解者であって、それはケンではなかったってのが面白いところでさ。だからベリアルの最大の理解者ってジードしかいないんですよね。
改めて、このベリアルの話を見ていると。
ジードしかいないんだけど、ジードが生まれた時には「いまさら、お前がいても!」な感じが辛いね?
今更、ウルトラマンジードがベリアルを理解しても、あの時点では、取り返しのつかないことばっかりしてたから手遅れなのよね。
どのみち、辛い。
ついでに、ウルトラの母も好きだったはずなのに、いつの間にか嫉妬していた親友と良い感じになっているの見ていてつらいね?(=ω=)
ベリアルはおくてってのもあるだろうし、ウルトラの父は、そこ行くと誰隔てなく、ああいう感じに接するから余計に、嫉妬みたいなのを感じてしまうのだろうとも。
って最悪の道しかないって言うのは、もう、なんだろうねー。
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そこ行くと、もう「お前の正しさが俺を苛立たせるんだよぉぉぉぉ!!」って言葉から良くわかる。ケンの正しさも理解しているけど、ケンはベリアルを理解できない。どこか、こう、その正しさは自分を理解してくれるものではない。
認めてはいるけど、どうしようもないのよな。
「力を手にした結末が……」って感じで力なく笑う感じ、もう完全に心で泣いてるやん。こいつ。人間的な感情を偏らせることでウルトラマンって闇に落ちやすい。
それを乗り越えるか、飲み込まれるかでウルトラマンとしての真価が試されているようで、それはそれで辛いよね。
って感じが私はしてしまうわけでごぜーますよ。

劣等感
嫉妬
知的欲求
愛憎

と、まぁ、いろいろとあるね。
人間、こういうときあるよねーって思わざるを得ないね?
で、OPを見る限り、どうにも変わっていきそうなので。
それから、私の大好きなトレギアがどうなってしまうのか。
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この大いなる歴史改変がどうなるのか……
楽しみにさせてもらおう。
それよか、ゼロは第二部から出るのがちょっと意外。
イージスか、シャイニングの力を使って過去に遡った可能性がでかいけど。
ってか、エンペラ星人、強くね?
思えばエンペラ星人ってメビウスのフェニックスブレイブとゾフィーでやっと倒せたのに、ウルトラの父、そんなやべーやつを伝説の剣装備だったとはいえ、一人で倒した。って結構、やばい奴じゃね?

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