2020.12.06 Sun
『ウルトラマンZ』第23話「悪夢へのプレリュード」


ジャグラー、銭湯でラムネを飲んでいた件。
偉そうに能書きを垂れて人生を否定する奴ーって言葉で、ジャグラー的にはアスカとコスモスのことを言ってる。って言う話があるけど、この話に来た時点で、もうジャグラーは、真意には気づいていそうな気がするんだけどね。
あの時のセリフの意味をね?
そうでなかったら、ジャグラーは、あの時、D4レイの使用を許可しなかったのは、そういう意味だと思うし、まぁ、そこは、かつての自分の生き方をハルキに教えているような気がするんですけどね。
しかし、人造ウルトラマンって毎度、ろくな目に合わないのはなんでやろうな。一応、ジードも人造ウルトラマンではあるんだけどさ。どんな感じ個人的に思うところではあるんだけどさ。身体を失って魂だけになったウルトラ戦士が地球人の作った人造ウルトラマンに憑依するような、往年の勇者シリーズのようなウルトラマンが今後、出そうとか考えていたらAパート終わってた(=ω=)
セレブロが寄生された長官の演技、結構、凄いな。
そして、ヨーコ先輩が枯れ選になった理由や、ウルトロイドゼロを起動させると危険であるという言葉もあえて無視するという……結構、あれよね。
地球


の怪獣はウルトロイドゼロの存在を恐れている。
そりゃ、そうだよなー危険だしなー。
それとも怪獣たちは、その裏にあるウルトロイドゼロに気づいているのだろうか?とも考えてしまう。
人類の希望が地球全体でとらえると毒になってしまうことは言うまでもなく、これは結果的には人間のエゴイズム、そういう心をセレブ炉の野望に利用されてしまっている状況なのも、つらいところではあるね。
地球は人類の手で守り抜かなければならない。
桐山隊長の有名なセリフだけど、それはとらえ方を間違えるとすごい危険な言葉になるのは言うまでもないのです。
しかし、これ、朝から怪獣総進撃を見ているようで画面が結構、楽しいんですよね。
怪獣たちは、地球の生み出した神々のモチーフの産物なのだとすれば、そこに、どこか超能力的な力があるのはおかしなことではなく。
地球は人間がいて、怪獣たちがいて-。このモチーフに関してはウルトラマングレートのシラリーやコダラーなんてのがそれです。
それによって地球全体にとって有害で危険なものは滅さなければならない。
ある種、それは、地球の意思と言えるのかもしれません。
これは、割と真面目に、そう思ってます。
D4レイを見ていれば、破壊神に見えるんだろうねー。


言うまでもなく、ウルトラマンの力って言うのは基本ウルトラマンが長い年月をかけて修行して制御できるようになっているわけですから、それを、まだ自分で制御できない人類がD4レイのような、それ以上の力を持って挑むということは結構、危険なのよね。それを恐れてしまうこと使用することへの葛藤ってのは結構、だいじよね。
しかし、怪獣複数相手にすると結構、ウルトラマンは苦戦する中で、それをせん滅するためのD4レイってのは意外と理にかなっているというのも何と言う皮肉なのか。
いざとなれば、あれは地球すら滅ぼすことは演出ですでに暗示されているし。
ウルトラマン以上の攻撃力を持つ戦力を作る危険性とか、そういうの考えちゃう今回の話。D4レイは地獄の門を開く禁断の兵器なのだろうと。でも田口監督は春の映画に色々とやるんだろうなーと思ったり。
そして、やっとハルキ、気づいたのね。


ヘビクラ隊長の正体に‐‐‐‐‐しかし、往年の昭和のゴジラ映画を思わせるような演出だったねー。
楽しかった。今まで振り回しつつもハルキを助けてくれたジャグラーという存在に対して、どういう感情を抱くのかは結構、楽しみなところよね。
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| | 2020/12/06 18:04 | |