2020.11.28 Sat
Lの世界

今週のアイカツSSだけど、関連ワード以外は今週は出ません(・ω・)
[Lの世界]って海外のレズビアンが主役のドラマがあるんだけど、思えば、このオンパレードの世界は、それよりも激しい(=ω=)
思えば今回主役のカップルって世界観は違うけど、某ふたなり同人で二人が付き合っている恋人同士って設定を初めて読んだときは衝撃を受けて-(=ω=)
もうなにも気にしなくて良いとでも言うかのような褒美。
「凄い、奥にまで入ってきてる。イヤラシイベロ。激しく……もっと激しく……」
その日、初めて人ではない存在が、この屋敷に訪れた。それは前の世界で退屈を持て余し、二人の格闘家と共に所謂、悪の組織を討伐していた淫魔。しかし、この世界に訪れた彼女は、この性快楽に満たされた世界の従順なしもべになることに決めた。活きの良い牝たちとの交尾は淫魔の身も心も満たす最良の場所。翡翠色の髪を振るい靡かせて、彼女は、この宴を最大限に楽しんだ。レディ・レディと言う二人の淫魔に勝るとも劣らない性欲を持つレズビアンカップルの攻めは、淫魔を大いに満足させる。
「もっともっとグチョグチョにされたいの千歌音ちゃん……体がビクビク反応して……ん?おまんこ、グチョグチョ言ってる。」
「あぁ、姫子のおまんこが熱くなってるのよくわかる。ほらおまんこの中がヌルヌルヌルヌル……。」
「もっと激しくされたい?もっと?こんな感じで?ああ、姫子のアナル、千歌音にされて身体が気持ちよくなっているの?私の指、くわえこんで離さないよ?」
「姫子にはおまんこをいじられながら千歌音もアナルを侵してほしいの?ほら、かき回しちゃうよ。千歌音のアナル、上から下から。」
姫子と千歌音と呼ばれた家の主人である少女二人が如何にも育ちのよさそうな、その顔を快楽に歪ませて卑猥な言葉を吐いて女同士のセックスに耽っている。
しかも、二人だけではない。花園静馬、六条深雪と言う名前の美少女が涼しく見えつつも卑しい顔で姫子と千歌音の菊門を愛撫して悶絶させている。しかも、その四人ではなく、このホールを見渡せば最低でも20人近くの女たちが、セックスの快楽に酔いしれている。
深夜、姫宮家のホールに響き渡る、女たちだけの宴。平然と抵抗もためらいもなく、艶やかな肉体をなめあい、体液が飛びあい、溢れ出る淫汁を直接、啜りあいながら淫部を叫びあう、まさに官能の宴だった。
躊躇いもなく、女同士で混ざり合う肉欲の宴は……
今日、この世界に来た女たちを魅了するのだから。
濃厚な淫臭は花の蜜のように華麗な蝶たちを誘い、肉欲を煽ってセックスに更けさせる。
「ちょうだい!ちょうだい!!ちょうだい!!!」
「もっと欲しい!もっと、皆のマン汁、私と千歌音ちゃんにかけてぇ!!!」
快楽に翻弄されて、受け入れる姿……
それは不知火舞と春麗を魅惑の空間に落とし込む。
「あぁ、いらっしゃい。春麗、舞……」
淫魔が二人を見つけて、そう名前を呼んだ。
組織の残党を全て壊滅させた朝、不知火舞は、これで春麗と旅が終わる最後の朝であるということを自覚して深いため息をついた。それは、まるで、この世の終わりだとでも言うような絶望にも近い、まるで口から黒い霧が溢れて満たされてしまいそうなほどの深さだった。
陽光の眩しさが煩わしい。
この別れを祝福してくれているような陽射しが目障りに映るなど、何年ぶりのことになるのだろう。彼氏のアンディと喧嘩した時以上の寂しさがあった。
舞自身も高飛車等と誤解されて傷ついている事もあるが、本来は非常に奥ゆかしく控えめな性格をしていることを春麗は全てを理解しているからこそ信頼している。アンディにも理解されなかった部分を、春麗は誰よりも……理解して受け入れてくれた。
そんな彼女の傍にいることがいつの間にか恋人と一緒にいる以上に愛しい時間に変化していったのだ。父の仇を取ろうとするあまり、自分を忘れる春麗をサポートし、共にベガを暗殺し、洗脳されたキャミィを救い、モリガンと言う仲間を得て辛いこともあるが、それ以上に充実して楽しい旅だったと誇れるほどの最後の戦いを終えた、朝、どこか恋人と別れるような寂しさに身を引き裂かれそうな感情に身を委ねていたというのに、肝心の春麗は絶望、いや、驚愕、まるで世界が真っ白になったかのように顔面蒼白な表情を浮かべて口をパクパクさせていた。
「どういうこと?春麗……」
「その……ないのよ……この世界に、シャドルーの何もかもが……」
驚愕という言葉は、こういうときのためにあるのかもしれない。
「大丈夫?春麗……」
「えぇ……ありがとう。」
「昨日、全てのシャドルー残党は壊滅したのよね……」
「そうよ。春麗、貴女がしたの。」
長くパートナーを務めてきた舞は、口をパクパクさせて眉を顰めながら、どういう事なのか言葉に出来ないほどの春麗を抱きしめて「大丈夫。もういないのだから。」と囁いて優しく体を撫でた。春麗は舞に甘えながら「やっぱり、舞は暖かい。」と呟きながら同時に「別れたくないな。」とも呟いていた。
「え?」
春麗の言葉に反応して思わず舞の身体が熱くなる。しかし、今の自分の言葉にハッとした春麗は急ぎ、話題を変えて現状を話した。
「シャドルーが、存在していないことになってる……」
「誰かが消した。とかではなく?」
「それだったら、誰かが消した形跡があるわ。でも、資料もないの。」
念のためにダークウェブなども利用はしてみたもののシャドルーの痕跡は一切、存在しない。
春麗がどれだけ、この組織の壊滅に力を上げてきたかは側にいてシャドルー本部を壊滅させてベガを倒し、未だに残っている残党を探し当てて放浪する日々を側で見守り、手伝ってきた舞は良く知っている。春麗の苦労と言うのは知っているつもりだ。「シャドルー」その名前を呟くだけで、どういう意味を持つものなのか解っている。春麗の父親の仇であり、その組織そのものは春麗が壊滅させて後は残党を排除するだけのその残党も記録上に残っている最後の日本にある基地も壊滅させた、最後の夜の……はずだった……だが、組織を壊滅させ、ある程度、有名な幹部も相棒の舞と葬った数日後、シャドルーの名前をネットで検索しても何も映らなくなった。
真面目な春麗はちゃんと壊滅したのかもちゃんと検索した朝。
文字通り、シャドルーと言う文字はきれいさっぱり消えていた。
しかし、世界を牛耳ろうとしていた連中が、こうもあっさり残党がいなくなったからと言って、何もかもが、最初からなかったかのように消えるだろうか。違和感が続く。壊滅はさせたが、それ以上に……よくわからないことになっている。
「ねぇ、終わったんだよ。」
「そう、なのかしら……このせいで実感が湧かないわ……」
ふらつくような足で立ち上がりながら弱ったような笑顔を浮かべた。
「ご、ごめんなさい。ちょっと、外に出て状況を確認してくる。」
「私も行くわ。春麗。」
「ン、ありがとう……」
異様。
殺伐とした犯罪と死闘の世界ばかりに身を置いてきたがゆえに、この世界はいつから変貌したのかと思わせるほどには。まるで世界は穏やかになったかのような違和感に包まれて、シャドルーの消滅は嬉しいはずだというのに、頭がまだ混濁していることを隠せない春麗は急ぎ、泊まりの部屋から出た。
感じる違和感は本物だった。
この世界には殺気が無いのだ。
殺気の代わりに溢れる淫らな欲望、熱視線、特に舞は浴衣の左右を切り取って肌の露出を多くしたデザインの赤い装束、胸部や臀部を強調するものを身に纏っている。
衣装に関して舞本人いわく「胸や太ももで相手を誘惑幻惑させるため」だが、この世界では恐ろしいほどに、いや、肉体を芸術品であるかのように白桃を思わせる舞と春麗の触れるだけで吸い込まれてしまいそうなむっちりとした肌は歩いているだけで多くの人々の視線をくぎ付けにしてしまう。
もとより格闘家、クノイチとして生きてきた二人の身体は無駄な筋肉や脂肪が少なく、それでいて、出ている部分はちゃんと出ている。扇情的な彼女たちの価値観で言えば、男たちを悦ばせるような魅惑の肉体。心地よさそうなほどにむっちりとした柔肌、それを強調するような、世間から見ればセクシー女優を思わせるような衣装を纏って歩いているのだ。
女性しかいない世界とはいえ、レズビアンがいれば、真っ先にナンパでも仕掛けてくることだろう。
女たちから向けられる。同性から向けられる羨望の眼差しは悪いものではないが、しかし、あまりに情熱すぎる眼光を輝かせるほど媚肉の中が熱視線に炙られて官能の熱が全身に広がり始める。
女性からの心地の良い熱視線が脳汁を熱くし、エンドルフィンが湧いて……
(春麗とセックスしたいだなんて……)
こんな思いと共に未知の高鳴りが訪れた。
まさかノンケだと思っていた自分が同性である春麗に発情している、好意を抱いていることに驚きながら春麗を見つめると、それは自分と同じだった。
鏡でも見ているかのように肉体は同じ反応を示している。
明らかに同じように熱視線によって火照った自分の顔を見られたくないのか踵を返すようにそっぽを向いて、事務的な連絡を告げる。
「キャミィやモリガンには連絡を取れたけど……」
キャミィのいた場所にもシャドルーは存在していない。寧ろキャミィとモリガンがいることに驚いている。
「代わりにあるにはアイドル組織だけ……」
気を紛らわすように街頭ヴィジョンを見ればどの情報も、秘密結社や犯罪と言うものが取り扱われることなく、ただ、アイドル達がテレビを折檻して世間の話題になっている。念のために、ここ数日、アイドル組織の会社に潜入などもしたが、怪しい影は何一つもない。
それも自分の知らないアイドル達。
99組、ラブミーティア、ピュアパレット、22/7、ステラマリス、オルタンシア、AKB0048、ラブライカ、ソレイユ、ミューズ……
外の世界に出れば「シャドルー?新しいアイドルグループ?」とすら聞かれる世界。シャドルーの存在は、どこにも存在しないし、自分たちの知っている男性も、この世界にはいない。
もしかしなくても、この世界は、女性だけで構成された世界なのではないか?とすら思えてくる。
見知らぬ名前たちがテレビ画面に羅列される。その日のニュース番組にアイドルたちのレズ乱交が取り扱われており、まるで、それが当たり前のように扱われている。
「嘘……」
周りからは歓声が起き、羨望の眼差しを女たちが上げる。
いや、そもそも、この世界に男と言うものが存在していないことに気づく。
芸能ニュースは女性同士の結婚、そして女性同士の妊娠・……同性カップルと言うわけでもないが、春麗は舞に対してはパートナーとして絶大な信頼を寄せていたというのに、その信頼を浴びるだけで舞の身体は、この世界に来てから信じられないほどにどうしようもないほど欲情している。
今や、シャドルーを壊滅させた仲間は、この世界の中で確認できたのは自分と春麗とモリガンとキャミィ、後はフェリシアだけ。
(春麗となら、この世界の春麗となら……)
自分たちは結ばれることが許される。
なぜだか、それが理解できる。
理解した途端、訪れる肉体は飢えたように熱を発して春麗の肢体が、魅力的な牝の肉付きに見えて興奮し徐々に舞にとっては卑猥なものに見えてくる。
意識すればするほど、愛する人以上にキスしたい。セックスしたい……
(どうしよう……自覚したら、その分だけ春麗と一緒にいるだけで、オマンコしたい……おまんこが疼いてセックスしたい……抑えられない……もしかしたら、私、春麗とセックスしたいから、別れたくないから……?)
鍛え上げられた脚線美を持つ真っ白な肌が黒いストッキングで隠されていて、健康的な褐色肌のようで美しい。
白桃のようにしゃぶりつきたくなる肌を覆い隠す……
(あの足に、私の……)
「どうやら、本当に壊滅したみたいね。」
全てを察したかのように力のない笑顔で笑う彼女が愛しく映る。
目的をなし終えた後に目的などがなくなってしまったとでも言うかのように。
「どうしましょうか?」
「とりあえずさ……私の里に来ない?」
どこか目的をなくしていそうな瞳が気になった。
どうせなら、これから……自分を目的にすれば良い。抑えきれない独占欲から出た言葉は、今の春麗にとっては断る理由もなく舞の提案を受け入れた。
「シャドルー……なる組織は存じ上げませんね。」
「そう。やっぱり、壊滅した……いえ、壊滅したから、私たちはここにいるのね。それとも、もとより、この世界には存在しなかった。って言葉のほうが正しくて、そういう世界がつながって、シャドルーと言う組織は異物として膿のように出された。ってことね。」
帰ってくれば里のあった場所には何もなかった。
さらには里に近づくということで外部の人間としてみられ襲撃してくる可能性もあるということで戦闘装束を身に纏って近づけば、代わりにあった場所は姫宮邸と言う、舞の知らない富豪の令嬢が恋人と暮らす邸宅。
里は思い切り改変を受けていたのだ。
そこで出会った姫子と千歌音は「あぁ、また……」とでも憂いを秘めたような、それでいて、ギラついて焼き尽くすような視線が歓迎した。
どうにも、この世界は女性だけになってしまった世界なのは真実のようだ。それも女性の同性愛者だけが揃った楽園のような世界。そうなれば目の前の恋人同士の二人が幸せになるのも無理はないことだろう。
甘ったるい香りが部屋を満たし、二人は笑顔を絶やすことなくこちらの状況を受け入れ、この邸宅の部屋を貸すことも許可してくれた。しかも、何かを察したように一人一部屋ではなく、二人一部屋に。そうなると余計に舞は春麗のことを余計に意識してしまう。
「お二人は恋人同士何ですか?」
「いえ、そうではないけど……どっちかって言うと親友かな。今まで……」
今までの経緯を話す最中、春麗が舞の手を握っている。まるで、甘えてくる猫のような仕草にどぎまぎしてしまう。
「姫子?どうしたの?」
「その、舞さんの衣装、気になって……」
「え、あぁ……ごめんなさい。里に帰るときは、こういう格好だからいつも……」
「千歌音ちゃんも春麗さんの服、ずっと見てる……」
「だって、私も……」
姫子の視線が、まるで恋する乙女だ。隣にいる千歌音と言う大人びた少女は、この姫子と呼ばれた少女の彼女なのだろう。それでも、千歌音も同じく恋する少女のように姫子と談笑している。
レズビアンと言うのは、もとよりノンケであるはずだった舞からすれば、自分が、今、姫子のような表情をアンディに向けていたというのに、それを春麗に向けて、甘えたいと思っている。
(あんな服、千歌音ちゃんが……って、想像するだけで……)
(姫子が、あれを纏ったら、私だって……)
「お二人の姿は、どうにも刺激が強すぎるようで。」
(でも、私も、姫子が……お二人のどちらかの服を着たら……)
「あぁ、ごめんなさい。」
姫子の反応を見て思わず舞は改めて自分の身に纏っている戦闘装束の淫らさに気付いてしまう。この衣装で、春麗が興奮してくれているのだろうか。気になるものがあり、一瞬、甘える子猫のような瞳で春麗を見つめたが、一瞬、姫子と呼ばれた少女のように恋する少女のような乙女チックな顔になったのを見逃すことはできなかった。
ただ、淡い期待を抱くと、後が怖い。
それ以上のことを聞くことはできないままだった。
とりあえずは、暫くの衣食住は問題はないようだ。姫宮家の人間が生活に必要なものを提供してくれることになった。こういう世界情勢になってからは様々なものが一変したらしく、この豪邸が一種のシェアハウスのようにもなっていることを知り、ほかにも住民はいるらしい。何れは会えるとのことで部屋に入ってからは一気に疲れが肉体にのしかかり、そのまま食事をとることもなく、ただ、どこか互いにぎくしゃくするような感情に苛まれながらも睡魔に敗北した。
そして、夜中、11時を過ぎたころに二人は目を覚まし、ホールから淫猥な雰囲気の漂う空気、目覚めた二人が声のする方向まで進んだ時、目の前にはこの豪邸にいる全ての住民たちが混ざり合っていた。
その中には……二人の仲間である……
「モリガンまで……?」
「んっんっ……」
「姫子、今日は、オマンコの濡れ具合も、指の動きもいつもより激しいわ……」
「ち、千歌音ちゃんが……舞さんの衣装を着たら……って、エッチな妄想、いっぱいしてたの……大きなおっぱいがエッチに揺れて……」
「私も、姫子が春麗さんの服を着てたらって、思ったわ……姫子のムチムチの太ももが、黒いストッキングで……んぁぁぁ……」
「あっ……あぁぁぁっ……」
「あぁ……そんなの、し、知らないぃぃいっ……」
甘く脳みそが蕩けて理性を壊す嬌声が部屋中に響き渡る。
既に中指が下着の上から弾けるような快楽……
最初はキスをしていただけだった。
だが、今日、新たに入り込んできた住民、モリガン・アーンスランドによって未知の快楽に目覚めていた。
生暖かいものが姫子と千歌音の牝穴と言う牝穴を蹂躙している。
淡い水色から薄緑色のストレートロングヘアと翡翠色の瞳、前胸部周りを強調した服装が特徴的。基本コスチュームは上半身部分が胸を含め大きくはだけており、胸下はハートマークを象った穴が空き肌を露出している。
下半身はスーパーハイレグ状の黒いレオタードの中心はすでに大きな淫液の染みが広がっており、コウモリの模様があしらわれた紫色のタイツは捨てられ、ふくらはぎを引き締めヒールの効いたハーフブーツを脱ぎ捨てて白い御脚が露出して、ぐっしょりとした汗が浮かび上がっていた。
背部と頭部にコウモリ状の羽根が1対ずつ生えており、それぞれ大小サイズが異なっている。さらにはバストは百二十を超えるほどのグラマラス体系に。普段は戦闘しやすいように小降りになっているが、セックスするときは自分が望む体型に変化して、それこそレディ・J以上の巨乳であり、スレンダーなボディラインと顔を埋めれば、それだけで絶頂してしまいそうなほどの濃厚な官能臭を溜め込んだ肉尻はまさにメスを喜ばせるサキュバスそのものである。
「ぁっ……あぁぁぁぁぁぁ!」
「あぁ……そんなの、し、知らないぃぃいっ……!」
壊れてしまいそうなほどの甘く脳みそが蕩けて理性を壊す嬌声が部屋中に響き渡る。
既に二人の下腹部には触手のようなものが蠢いていた。
最初はキスをしていただけだった。
二人でセックスする開始を意味する情熱的なキス。身体が透けて見えるネグリジェを身に纏い、今度は千歌音が口腔を貪るだけで自分は一つになっているのだと思わせる程に呼吸が出来ない、いや、呼吸を忘れさせるほどの濃厚なキス。
恋人同士が初めて手をつなぎあうように、二度と離れないように複雑に舌を絡ませあい、舌が粘膜同士の接触をするたびに甘美な痺れがモリガンにもフィードバックする。
「あらあら、あぁ、すっごい、私の触手ちんぽで二人の快楽が私のおまんこにまで入り込んでくるぅ!キスをしているだけで、おまんこがどろどろぉ……そんなに、マン汁を垂らして気持ちがいいのかしら?!」
そうしている最中に、どうにも別世界から来た淫魔であるモリガン・アーンスランドが、二人のどろろぉっと芳醇な香りを放ち粘り気のある淫液が濃厚な糸を独り占めするように舌を走らせていた。既にクレヴァスは洪水状態になっている。
そんなキスをする二人の背後に立って卑猥果汁を絞り出すように膣肉とアナルを背中の蝙蝠状の翼を触手にして二人の全ての牝穴を凌辱するかのように掻き回していた。ローターやバイブ等と生易しいものではない。モリガンの意思によって自由に動きを変えられる、正に灼熱の膣肉を凌辱する肉バイブと言える。
媚肉を溶かすように膣奥を抉れば抉るほど淫液を吐き出し、さらに触手の先端から催淫液を出して子宮を染みこませ、肉体の感度を10倍近く上げても精神と肉体を壊さない程度に過激なトリップをさせる。そして、触手から伝わってくる犯している相手の快楽エネルギーを取り込んでモリガンは自分の全身で受け止め快楽を楽しみながら糧にする。ゆえに、現状、モリガンは姫子と千歌音の快楽エネルギーを受け止め全身で受け止め、レディ・レディの攻めをも受け止め楽しんでいる。
にゅっぷりと水没するようなぬかるみ、愛らしく腰を震わせて快楽に自然と臀部を突き出しぱっくりとモリガンの触手が犯しやすいようなポーズになる。アナルもぽってりした二枚貝も、その身となるピンクの果実からは、とろとろの甘い粘液が涎を垂らす淫部の全てが露になる。
触手から伝わる姫子と千歌音の快楽をダイレクトに受け止めて快楽漬けにされた顔を晒す。そんな触手攻めと全身を愛でるモリガンの肉体をレディ・レディの二人が愛撫してモリガンを絶頂させていた。
キスしあって感度も抜群になって、これからセックスが始まる合図であると言ってもいい時にセックスフレンドになった二人から愛される。この乱交の宴で混ざり合い、意気投合した三人。
男とのセックスの経験もあるモリガンだが、この女同士の快楽は、それ以上かもしれない。
終わることがないのだ。
体力が無くなるまで……水分は補給すればすぐに。
終わることのない女同士の快楽は、まさに淫魔にとっては楽園ともいえた。
「まぁ。だから、姫子ちゃんも、千歌音ちゃんも、おまんこがトロトロ……私も、何回、絶頂したかわからないぃぃぃぃっ!」
その絶頂の後だ。
「ちょうだい!ちょうだい!!ちょうだい!!!」
「もっと欲しい!もっと、皆のマン汁、私と千歌音ちゃんにかけてぇ!!!」
快楽に翻弄されて、受け入れる姿……それは不知火舞と春麗を魅惑の空間に落とし込む。
「あぁ、いらっしゃい。春麗、舞……」
「あ、あなたたち、何をしているの……?」
「春麗、舞……ここは最高よ?じぶんのよくぼうを、こんなに可愛らしい女たちがかなえてくれるんだから……それに、そんな恰好をしてきた。ってことは、貴女達、誘っているのでしょう?」
「こ、これは……着替え忘れただけで……」
春麗が取り繕う。
しかし蠱惑的な空間は舞を牝の肉体に変換する。
もとより、胸元を強調した衣装は大きく手のひらに収まりそうなほどのふんわりとした乳輪をぷっくりと、くっきりと固く、そして肉厚な乳頭の形作り舞を卑猥な牝を誘うためのセクシー女優のように彩られていく。
この空気に飲まれてはいる。
濃厚な性臭は彼氏のことを忘れさせて春麗に夢中になる、この世界の本来の臭いよりも強力で舞とて狂わせるのだから、春麗とて。
もしかすれば、後、一押しなのではないかとと思いながら押し倒して、そのまま押し倒してしまいたい崖っぷちまで迫った欲求を抑えながら春麗を抱きしめながら今、この現状で言いたい言葉を吐いた。
「私、春麗としたいよ?女同士だけど、春麗と……」
「ま、舞……でも、私で良いの……?」
「春麗じゃないと、嫌なの……」
「春麗の情熱的な舞への視線を見ていたら、説得力はないわ。」
「え?」
モリガンの言葉が反芻する。
春麗の中にある思い。
それは……
「ずっと、思っていたものね。これが終わったら、舞は恋人のところに戻っちゃう。って……」
「ご、ごめんなさい……父の仇のこともそうだけど、でも、シャドルーの基地を潰すたびに、私も、舞を見ていたら……ずっと、ずっと、そうなの……舞に恋人がいるの悔しかった。私が、ずっと、舞と一緒にいるのに……募るたびに……別れるのが寂しくて……」
「ちゅ、んぅ……れろ……良いの……私も、そうだったんだよ?春麗のことずっと……この戦いが終わったら春麗が別のところに行っちゃうって……」
「これからは、ずっと……舞と一緒にいたい……舞とセックスしたい……みんなに、祝福してほしい……」
「私も、私も、ずっと春麗といたい……皆と、春麗のお祝い汁……かけてほしいの!」
汗だくになった肉体を二人は抱き合いながら、この日、もっとも熱いキスと艶やかで心地よい嬌声が漏れた。
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CAPCOM × SNK
格ゲーを代表するヒロインさんたちも導かれて参りました。これは良いクロスオーバー。
人外であるモリガンが真っ先にLの世界へ馴染んでいる所が、逆にらしいというか何というか。
ハードコア度の底上げと春麗×舞のお膳立てに一役買っている様です。
苦楽を共にし、世直し旅を続けてきたであろう3人への、これは最高のご褒美ステージかも知れません。
| kwai | 2020/11/28 02:39 | URL |