2020.11.02 Mon
堕天した踊る女神
「ここまでくると、どういう人たちなのか気になってくる。」
「どうせなら、私たちがオリジンって言っちゃおうよ。」
「うん。ダンシングディーヴァの名前を、その人たちに刻み付けよう!」
最初は、自分たちを語る容姿をした二人の女をテクで屈服させようという意気込みがあった。
ダンシングディーヴァはそれだけの自信がある。二人にとってはセックスというのは気持ちよくなる手段であり、ステージ上のダンスをより官能的に魅せる練習をするための二人だけのプライベートレッスンでもあるからだ。そういう経緯もあってか、同期では一番、セックスは回数を重ねているし、女を心地よくさせる場所もよく知っている。そこからあふれる快楽に翻弄される動きをダンスに取り入れてステージ上ではだれよりも官能的な動きを魅せて同年代の少女たちを、そしてファンたちをも魅了する。
「この世界になって、何回、それを言われたのかしら。」
「余ほど、似ているのね。私達。」
(あ、でも、違う……)
大きな違いと言えば、官能的な空気と豊満な牝の果実である胸の大きさ。それは、人一人の頭以上の大きさがあり、思わず息を呑んだ。
確かに、ダンシングディーヴァ自体、この繋がった世界の中では「イメチェンしたのか?」とかあげくのはてには「セクシー女優に転向した?」とまでいわれのない言葉を投げかけられる出来事が多かった。
その真相を確かめるために訪れた場所は大豪邸だった。
大豪邸の主である姫宮千歌音と来栖川姫子によって案内された場所に、それはいた。
「あぁ、あなたたちがダンシングディーヴァね。」
「世界が、こうなってから、あなた達に色々と間違えられたわ。」
確かによく似ている。
顔つきと肉体以外は。
特に、肉体は顕著に差が出ているのがよくわかる。
脂がのって一歩動くだけで淫悦を満たすように揺らめく大きな胸……
それだけではなくだらしない体系ではない、キュッと引き締まったウェストには無駄な脂肪を感じさせないというのに、セックスをするときに喜ばせる器官は脂がのったむっちむちのボディ……
肉付きのいい柔らかそうな尻も、特にそうだ。
思わずダンシングディーヴァの二人は息を呑んだ。
ボディラインがきっちり浮かび上り、露出がエロスを掻き立てるライダースーツを身に纏った蓮実レイン。
おっとりとしていそうな顔をしながらミステリアスな雰囲気を漂わせて、胸と淫部だけを隠した超乳のレディ・J。
肉体が、極上の女と判断し、食してみたいと判断した合図だった。
官能的でグラマラスすぎる肉体の極致とでもいうと、こういう体のことをいうのかもしれないと思えるほど、一個の芸術品ともいえる、その肢体は確かにセクシー女優と言われても違和感が無い。
それでいて恋人同士だというのだから、凛とスミレは余計に意識してしまう。
「ねぇ、ここに来た……ってことは、あなたたち、したいんでしょ?」
「レディ・レディと甘美な時間を過ごしてみたいのでしょう?」
「いらっしゃい。貴女たち、まだ……体験したこともないのでしょう?」
「私たちのような女としたことなんて……」
「教えてあげる。私たちのような女の、おまんこの味……」
「私たちがあなたに刻む、永遠の快楽……」
「ああ……ピクピクしてる、ああ、気持ちいいでしょ?そしたら、いっぱい味わっちゃうよ。ジュヴジュ…ズブジュジュヴジュ……。」
「ふふ、おまんこの中、ピクピクしてきてる。ああ、こうして、おまんこ舐めてると、おまんこに味が出てくるっていうか、なんかどんどんどんどん美味しくなってくるの、もっと味わいたくなっちゃう。」
「ああ……ヴジュ……ズブジンンブッ……ふふ、好き、全部、食べちゃいたいくらい。」
「ズッジュヴッツブジュ……ジュッジュッジュッ……。こうして、この唇で、裏筋チュルチュルすると、マンズリしてるみたいじゃない?ヴッツブジュ……ジュッジュッああ……。ほら、マンズリだよ?」
「口まんこの、ビラとビラめくって、上のビラと、下のビラで挟みこんじゃうよ、ん~。ここと、ここで、おまんこ甘噛みして、いっぱいチュクチュクしてあげるね、いっぱい刺激しちゃうから。」
「あ、唾液ローション、いくよ、ん~、ん、ジュッジュッああツブジュヴッツブジュ……ジュッジュ……。」
「アイドルおまんこ美味しい。あら?どうしたの?さっきから、品のない声しか出してないじゃない。」
「私はおまんこ味わってるだけなのに、なんかピクピクしてる、もしかして、もう気持ちよくなっちゃったの?」
「口まんこなのに、それだけで感激できるんだ?変態、ツブジュ……ジュッヴッツブジュ……ジュッジュッ。」
「美味しい、おまんこしゃぶってると、私とJの口まんこも、気持ちよくなっちゃう、ねえ、口まんこにいっぱい、ラブジュース出して?」
「チュッ、チュッ、チュッ、ん~口まんこクチュクチュ入れちゃう。」
「ああ、凄いわ、いいカンジ。アイドルまんこ、ああグッチョグチョ、グッチョグチョよ、これ。」
「凄いヌチャヌチャしてるわ、ヌチュヌチュクチュクチュ……、グチュグチュ……、ほら、音聞いて。いくよ。」
「いやらしいわ。凄いいやらしい。」
「何でこんな音させてるの?こんなにあわ立てちゃって。」
「もっとしてほしい?もっと意地悪して欲しいの?もっと頭おかしくしてほしいんでしょ?わかってるわよ。」
「もういいわよ、そろそろ許してあげる、いっていいわよ、いっていいのよ、あなたのマン汁しっかりちょうだい。」
「ほら、出していいからね、いくわよ、いくわよ……、ああ……、たまんない。残念、イケなかった。」
「楽しいね、こういうの、ほらほらほら、ほら、スグいけるかも、今イケば間に合うわよ、寸止めする前に、ほら、ああ……、イケなかった。残念。」
「イキやすいでしょ?ローションクチュクチュ、こんなにしごいてるんだから、いけるタイミングの時にイッたほうがいいんじゃないの?あなたってタイミング悪いわ、かわいそう。」
「え?わざとじゃないよ、ちょっと楽しんでるだけ。イキたいの?え?イカせて下さいって?」
「じゃあもうちょっとお願いしてくれる?泣くほどお願いしてよ、オマンコイカせて欲しいんでしょ?」
「きもち、ひいいいいいいいいいッ!!」
「ひぅうううッ! いい、いい、らめええええッ!!」
『もうダメぇぇぇ ❤ 』
歓喜のあげるように、その日、嬌声が響いた。
こんなに、その気にさせたのだからもっとしてあげたくなってしまうが、すでに二人の肉体は限界だった。
「ダンシングディーヴァ……はベッドの上でもダンシングディーヴァね。今まで出会った、アイカツをする女の中では二番目に、可愛いわ。」
「あ、ぁぁぁ……」
「夜空ちゃんと比べるのは流石に酷よ。J。」
陸に上げられた魚のようにビクビクとベッドの白いシーツを掴みながら快楽によって支配された肉体は未だに開放をしてくれない。過呼吸するほど呼吸は荒くなり視界が何度もフラッシュして意識は快楽の世界にとどまる心地よさを憶えている。
「あぁ……お姉さま……」
「レイン様……J様……」
ダンシングディーヴァが女から、メスになってしまった瞬間というのは非常に甘くやわらかな空間の中だった。
二人の肉体はポンプになったかのように大きく蠢いている。
未だに、頭の中は記憶を反芻するように、レディ・レディとの絡みが脳裏に焼き付いている。
一度、落ち着けばドロドロの淫液がスミレと凛の膣口から、解放されたダムのように解き放たれる。余りにも激しい快楽を、この肉体に何度も何度も刻みつけた。タチを長くやっている分、どんな女でも……
「あっ、あぁぁぁぁぁ……」
気持ちよくなる場所は理解している。
「ん、ひぅぅうぅ……」
二人の豊満な乳房に抱きしめられて、一瞬の安息を得た瞬間に常に雷に打たれるような激しい愛撫に肉体の中に迸る快楽電流の暴走はどうにもなることはできなかった。
「二人とも、とっても可愛いわ……」
「こんなに、ぐちゅぐちゅになって嬉しいわ。」
美麗な笑顔を浮かべて、肉体全体から浮かび上がる珠のような汗が肉体に卑猥な光沢を与えて輝かせている。
(ダメ……これ、癖になる……)
(いつの間にか、お姉さまって……)
心と肉体はいつの間にか屈服していた。
そして二人に隷属されることを望んでいた。
そんなこと、考えてすらいなかったというのに。
先ほどまで、ベッドの上で眠ることなく許されずに輪姦されるかのごとく、レディ・レディに許してしまった肉体から出していた華やかだが品のない絶叫を交えたような愛玩動物的な嬌声は、今でも二人を抱いたレディ・レディの脳内で反芻し、心地よく響いて淫唇を濡らす。
ダンシングディーヴァは、その立場も捨てて放つ嬌声。得意のダンスを取り入れたようなセックステクでレディ・レディの二人を心地よくさせようという意気込みは、それ以上の存在を持つ二人によって脆くも崩れ去るかのように消えてしまった。
「終わったようね。」
「えぇ。でも、まだ、したりないの。」
「アイカツをしている女の子たちは、結構、食べたけどやっぱり一番おいしいのは夜空ね。」
「でも、それ以上に、姫子と千歌音……あなたたちのほうが素敵よ。」
「レディ・レディは、いつの間にか、あなたたちの虜になっていたみたい。」
いつの間にか疲労で眠りについていた。
「ねぇ、まだ、体のほてりが取れないの……」
「姫子、千歌音……来てくれるわよね?」
「「えぇ。もちろんよ。」」
姫子と千歌音はほほを赤くしながらスカートをたくし上げた。下着を身に纏っていない下腹部は淫猥な汁が美しい一本の糸を垂らして床を濡らしていた。
| 適度なSS(黒歴史置場?) | 00:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
無謀
これはちょっと勝ち目のない戦い(?)過ぎる…
すこぶるドHな話の筈なのに、何故か面白く感じるのはそういう事だからかも知れません。
アイドル学校は最早レディ・レディの草刈り場に!?
色んな意味で一片の草も生えない事態になりそうです。
| kwai | 2020/11/02 16:33 | URL |