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八雲みたまの微笑

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前にツイッターで書いたSSを編集してどうのこうの。
八雲みたまがセックスするやつ。


 所謂、漫画やアニメに出てくるようなや魔法陣のようなステンドグラスを見つめて環いろはは感嘆の声をあげた。何処か殺風景に見える調整屋の部屋ではあるが、この必要最低限のものしか置いていない部屋の中で奥に見えるステンドグラスは、八雲みたまの神秘性を象徴しているような気がして、それが置いてあるだけだというのに心は芸術に奪われ涙する人であるかのように、いろはの心は感動で包まれる。
 どこか、生物感が無い無機質的で無味無臭のする空気に居心地の悪さを覚えそうになるが、あのステンドグラスが、みたまの象徴的なものを意味するのなら、それだけで吐息は関心となって目の前の神秘に溶けて、いろはは、みたまに惹きつけられるものを感じていた。
 これが、みたまの人間性なのかどうかは知らないがセンスだけは本物だと思うし宗教的な何かを感じて依存してしまいそうになる。そして、この部屋の殺風景さとは合わない甘い空気が、いろはの鼻孔を擽る。この香りが、より依存度を高めるのだ。
 「それじゃ、服を脱いでいつものように待っていて。」
 「は、はい……」
 上ずった声を響かせながら甘ったるい何処か母性を感じながらも何処か自分を変えるような声に全身を包ませて、ゆっくりと目の前の人に見せつけるように衣服を脱ぎ始めた。
 「学校が終わってから、すぐにここに来るなんて……」
 「え、あ、それは……」
 「良いのよ。気にしないで。私も、色はちゃんが来てくれるの嬉しいから。私もいろはちゃんのこと好きだから。」
 「はい……」
 ふふっと笑いながら、温もりの感じる声が、自分に嬉しいと言ってくれる、素直に好きと言ってくれる、みたまの声が、いろはの孤独を抱きしめたのは何時の頃からか。
 そして、これが当たり前になったのも。
 そう最近の時間からじゃない。
 やちよとも関係を昇華させてもなお、みたまとの密会を止めることは、いろはの中にいる何かが許そうとしなかった。
 惚けたような声を出して目の前の年齢が3,4ほど離れていながらも何処か余裕の態度を崩さない八雲みたまの透き通るような白い肌を刻み付けるように睨みつける。どうして、そうも白い肌を持っているのだろうか。自分とは別次元の、やちよとも違う雰囲気が、いろはを別世界に連れていくかのよう。本当に、同じ十代の少女なのだろうか。
 目移りした肢体は無駄のない引き締まったボディライン。
 その中に豊かな膨らみを持ったバストラインに生唾を飲んだ。この瞬間は、何度見ても、やはり驚く。乳房の先端にある大きめの乳頭は如何にも性欲を擽るような淫らな匂いを発し、いろはの中にある、やちよと言う背徳感を煽り、罪悪感を打ち消す。それを性の心地よさに導いてしまう。
 「あぁ……」
 いろはとは天と地の差、脂肪の塊である筈の乳房が愛しい。感嘆の吐息が、また零れた。
 下腹部には処理された淡い陰りが目を引く。繊細な痴毛が恥ずかし気に生い茂っており、これからのことを興奮しているのかチロチロと蜜が内股を蔦っている。
 これが環いろはのセックスフレンド……八雲みたまの裸体。
 「まだ、慣れない?」
 「いえ、その、みたまさんの身体、キレイだから……」
 「やちよさんが聞いたら、嫉妬するわね。」
 「それはっ……」
 ふいに恋人の名前を出して、目の前に、やちよの幻影が現れ、とても良心を抉るような顔をした。
 (あぁ、可愛い……)
 一瞬、淫靡さが漂う恍惚で艶やかな笑顔を浮かべて、すぐに、いつものほんわかした笑顔に戻る。ジュクジュクと膣肉が炙られる様に熱を発し、ゾクゾクと震えるような心地よさに全身が喜悦を感じて官能的な溜息を吐いた。
 (やっぱり、彼女や彼氏を持った女の子とセックスする前の、この感情って素敵に……)
 その表情にある奥底の、みたまの感情に、いろはは知ることは無い。いろはにとっては面倒見の良いお姉さんであり、その奥にどういう感情を抱こうが知ったことではないし、それ以上の感情を知るべきではない。いや、知ろうとしても、知ってしまえば、やちよと、まともな関係を築けなくなる。
 (今更、罪悪をもっても……)
 この快楽を知れば無意味。
 罪悪感や理性など砂糖菓子の壁のように脆い。
 快楽と言う弾丸の前では簡単に崩壊する。
 そうやって簡単に壊された理性は既に、マトモではないということをしているのだが、自分の奥にある、この場にいない、やちよのこと、己の中にある、みたまへの思いを考えてしまうと罪悪が胸を抉ってしまう。
 だが罪悪感に溺れても、この感情だけは、目の前の快楽だけは肉体の中に走る覚えたての喜悦は本能のまま蠢く魔女のどうにもできない。
 自分の中に悦楽の魔女がいて、この場所に来ると、みたまとの関係を考えると肉体に熱いシャワーをぶちまけられたかのように裸体を濡らす。
 「みたまさん……」
 「ダメよ。」
 首を少し傾げてピシャっと、いろはの奥にある感情を理解したかのように会話を遮った。
 みたまから「私と関係を持つなら、お互いに詮索は無しにしましょう。」と告げられたからであり、それは、いろはの中にある罪悪感を和らげたが、このまま、みたまへの思いを……
 「ダメ。それ以上を考えては。」
 所謂、都合の良い関係、セックスフレンド……
 「でも……」
 「だって、やちよさんと関係を結んだのに、まだ私と、こういうことをするんだもの。」
 「それは……」
 「あぁ、ごめんなさい。でも、私、こういう関係、好きなのよ。」
 この人に何があったのだろう。
 そこに創作物のようなドラマは無いのかもしれない。ただ、こういう関係が好きなだけなのかもしれない。
 なんとなく気になってしまう目の前の銀髪が靡く少女の視線は……
 「恋人がいるのに、貴女が私に対する思いを肯定したら、いろはちゃん。壊れてしまうわよ?」
 「そういう経験とか……」
 「どうかしら。でも、いろはちゃん。ここは風俗のようなもの。ってことを忘れないで。」
 「そんな……」
 なぜ、ここまで割り切れるのか。
 単に可愛い女性が好きと言うだけで、ここまで性に奔放すぎる関係を続けられるものなのだろうかと思春期ゆえの妄想が思想と肉体を躍動する、やちよには解らないものだった。
 「始めましょう。気持ちの良いこと。」
 大きなメロンを思わせるような乳房を揉みしだき上向きにして大きさを更に強調させる。
 みたまがアダルトビデオに出てくる女優のような顔を浮かべてピンクの唇からにゅるっと出てきたピンクの舌が蛇のように乳輪を這い始めて粘液が纏わり始めた。
 「はぁん……いろはちゃん、早く来てぇ。」
 「え、あ……」
 思わず、その仕草の官能的な動きに心、奪われていた。みたまの左右の掌が、優しく大きな自分の乳房を揉みしだき、耳に心地よい悲鳴が、いろはを擽った。
 硬い蕾が、いろはに吸い付いてほしいと言うかのように隆起し、甘いピンクから熟れた苺のように赤くなる。
 柔らかな乳房が吸い込まれるように指が吸い付く、みたまの肉体。
 「さぁ、来て。」
 催眠術にでもかかかったのように、よたよたと歩いて、いろはは母親に甘える子供のように、みたまの身体に意識も肉体も全身を委ねた。自分と一つになってしまいそうなほどの、みたまの溺れてしまいそうな柔肉。
 陶酔してしまいそうなほどに暖かく、この肉体に包まれて眠ってしまいたいという欲求さえも覆い始める。
 「ふふ、よしよし。」
 みたまも子供のような甘えられ方は満更でもないとでも言うかのように母性を満たしたような掌が、いろはの身体を優しく撫でた。
望むなら何でも。
 「可愛い……」
 抱きついた身体を少し離して場の空気に完全に飲まれて蕩けた顔の少女の顎を右手で優しく掴み、クイと少しだけ上げた。
 官能に染まり濡れそぼった瞳と、ぷるんとした中学生、思春期の何か期待に満たされたようなピンクの唇は、まるで、いろはの秘部を思わせるかのよう。そして肉体を何度も重ねた、みたまは、今、いろはの秘部がどうなっているのか手に取るようにわかる。
 官能色に染まった空気が敏感にした肉体同士が重なり合うことで食べごろと訴えるような紅い乳首とピンクの乳首が絡み合い、擦れあい、擽るように潰れあう。質量感たっぷりの乳房の柔らかさと、心地よい電流が走る感触に腕の力が抜けて、脳天に鋭く直撃する。
 「ふぁ、あぁん……」
 「はぁ、もっとぉ……」
 この心地よさに溺れ、蕩けた少女は、たった一つの、この感触だけに酔い痴れて、みたまをみつめた。
 口の端から唾液を零し、白い肌にぬるっと落ちていく。
 おねだりする蕩けた表情、快楽に溺れて仕方のない少女の顔に優しく唇を重ねた。
 「ん、む……」
 どろっとした心地よさに、ふんわりとした弾力のあるピンクが迫ってくる。最初は抵抗していたのに、今では自分から快楽を求めるなら唇同士を重ねることも厭わない自分に嫌悪を抱きそうになる。唇だけは。
 唇だけは、やちよのものだった筈なのに、キスまでして、まるで、みたまに身も心も捧げてしまったように思えてしまう。
 長い切れ目で鼻筋の通った年上の美少女が自分の顔の近くで唇を重ねる行為、やちよの唇とは違い、そっと吸い付き始めて、いろはの唇が開き始めた。
 「ん、みゅぅぅ……」
 そのまま容赦なく、抵抗することも無く吸引され、じゅるじゅると品は無いが性欲を掻き立てる音が口の中で響いた。
 己の口の中にたまった唾液すらも、みたまに全部、吸い取られてしまいそう。
 はじめて、こんな、やちよもしてくれないキスをしてくれた時、みたまに、己の中にある性欲に従順、人間として本能に支配されたまま快楽を求める自分を見せられたかのように。
 やちよがいるのに、みたまを唇を何度も求めてしまう。
 その背徳感が、背筋をぶるぶると快楽電流を走らせた。ダメだと思うほど、しかし、受け入れても、その心地よさから甘い嬌声が口の端から唾液と漏れて、子宮も、熱くなる。
 今更やめることは出来ない。
 下腹部が、どうしようもないほどに悦楽を求めて疼いてしまう。
 ねっとりとしながら、ざらざらした感触の生暖かさを纏った、みたまの舌が、いろはの舌に絡みつく。
 ぬるりとした、相手の唇、やちよですらしたことのない情熱的なキスに酔い痴れている。誰も、こんなことをしてくれなかった。みたまだけが、こんなに熱く少女ではなく、ただの牝になる喜びを教えてくれる。
 舌と舌が絡み合うたびに、唾液がぬちゃぬちゃと音を立てて口腔を貪るたびに脳髄に響き渡る淫らな音が肉体を過敏にするかのように作り替えていく。
 ソウルジェムを彼女に弄られる感覚と言うのは、こういう感じでありながら、そこに、更に強烈な快楽が上乗せさせる。
 二枚の舌が混ざり奏でる卑猥な心地よさに、いろはの乳首もぷっくりと太く、そして硬く隆起する。
 脂汗が浮かび出て、みたまを抱きしめることすらも少々の煩わしさを覚えるというのに離すことが出来ない。このまま離せば糸を切られた操り人形のように、床に崩れ落ちてしまうし、何より、肉体の中で蠢く悦楽が生み出したうねりが放出したがっている。
 「良いのよ。やちよさんに見せられない姿を私に見せて。そのために、私は、ここにいるのだから。」
 ちゅぷりと唇を離せば唾液の糸がステンドグラスに差し込む光でてらてらと煌めき、二人をまだ繋いでいた。離さないで……
 眉間に皴を寄せて惜しむような、いろはの表情から読み取れる感情が唾液にまで伝わったかのようだ。
 混じり合った二人の唾液が未練がましく……これでは、まるで自分もそうだと思えて苦笑した。
 「大丈夫。私は、いろはちゃんの、そんなところも大好きよ。」
 「あ、そ、そんなこと……言わないでください……」
 「どうして?」
 耳たぶを甘噛みしながら自分のみっともない姿を、みたまに見せたくなるように誘惑の声をかける。
 舌で耳を愛撫されながら、ねっとりとした、みたまの唾液が耳の中に入ってくる。何とも言えない、みたまに支配されたような感触。
 甘噛みされて吐息が侵入し、さらに抱きしめていた、みたまの腕が形の良い桃型の尻を撫でて、いろはの肉体が最も欲しがっている場所を、そっと撫でた。
 「ひぁっ!?」
 膣肉を守る縁を撫でられて思わず発した牝の甲高い声が部屋を揺らすほどに耳を震わせた。
 それだけで心地よい官能の痺れに身を委ねて思考を奪われてしまう。みたまの支配下に堕ちた人形になったかのように。
 脱力した体は脂汗によって摩擦が消えたように滑り落ち、するり……と音が聞こえるように、みたまの腕を抜けて床にぐったりと身体を伸ばしていた。
 「本当、いろはちゃんって敏感。」
 片頬に掌を当てて、にっこりと笑う姿が優雅に見えて子宮がぎゅっと再度、炙るような熱が何かが込み上げてくるような感触と暴発してしまいそうなほど湧き上がる余韻が身を包む。
 既に何度も絶頂したと言うのに、みたまの肉体が作りだし、生み出す快楽の種は何度も、いろはの中で、この時間が終わるまで枯れることのない種を芽吹かせる。口腔内に粘液が纏わりついて、お菓子をねだる子供のように何度も口の中から溢れる唾液を舌でなめとった。
 みたまの愛撫は、女の弱い部分を全て知っている。
 だから、彼女は優雅に楽器を奏でるように女体を愛撫する。
 そして、そこから洩れる少女の甘美な嬌声が、みたまの快楽なのだ。
 悦楽の胤を埋め込み感覚を鋭敏にする。ぐったりとしていても、まだ肉体の中に大きく暴発しそうな秘部も何もかもを無抵抗に晒した一糸纏わぬ生まれたままの姿の少女にうっとりしながら覆い被さるような態勢で、一度キスを交わす。
 「ふわぁっ!?」
 一瞬肉体がビクっと跳ねた隙に添い寝するような態勢になり、首筋に吸血鬼のように吸いつき甘噛みし、両乳首を摘み上げた。
 「あ、ああ!!ひぁっ!」
 最初は、それだけならよかったのだが、緩急をつけるように摘まむ強さを変え始めて、上下左右にゆっくりと蠢かす。
 キスのような甘い愛撫から激しく攻め立てるような強烈な愛撫に鮮烈で強烈な痺れが全身に走る。
 「や、や、やめぇぇぇ……っ!」
 「いやじゃないでしょ?いろはちゃんのおまんこは……」
 「お、おまっ……」
 突如、みたまの口から発せられた女性の性愛器官を表す卑猥な言葉に、いろはは恥ずかしさを覚えた、みたまの綺麗な顔から、自分を愛撫する口から、そういう言葉が出ることが卑猥に感じて、もっと、いろはの肉体に鮮烈な心地よさを刻み付ける。
 「嫌がるどころか喜んでるじゃない。」
 「え、あ……」
 「ほら、ここ、こんなにとろとろ……」
 「ひ、あ、だ、ダメっ!ま、まだ、そこ、ダメッ!」
 耳元で囁きながら、左手は胸の愛撫をやめずに、右手は指が無断で淫裂の割れ目をなぞるように撫で始めた。まだ牝に処女穴を貫かれる快楽を知らない膣肉。
 それでも女同士のセックスは強烈で鮮烈な電流が肉体に流れて狂おしく腰を乱して踊り跳ねた。
 「とろとろで可愛いわ。それに恥ずかしがることは無いわ。だって、私は何度も、貴女の痴態を見ているんだから。」
 「でも……っ!でもぉ!」
 確かに、中毒になったかのように毎日、みたまに抱かれているものの、自らの秘部を撫でられることには心地よい電流が脳髄を駆け巡る強烈な刺激には眩暈を覚えてしまう。しかし、これが心地よい。
 「ふわぁぁっ!?」
 「あらあら、これじゃぁ、いろはちゃんは全身が性感帯になったみたいね。」
 みたまの指は、まるで魔力でも使っているわけではないが、これまでの、いろはとの交わりによって、その弱く快楽に陥りやすい部分は全て熟知している。いろはの場合は、その場所は普通の女性と変わるわけではない。ただ、これまでの人生経験と言えば大げさだが、普通の女よりも、女性を心地よくしてきた経験が、まるで、いろはには調整されたかのような魔術を使われて自分を作り変えてしまったような印象を受けてしまう。
 ソウルジェムを調整されたと思い込むのは、その感覚と女同士の快楽が似ているからだろう。
 ただ、快楽のほうが心地よすぎて、いろはのように中毒のように陥る少女も多い。
 (でも、そういう私を求めてくれる子は可愛いのよねぇ。)
 口角を上げて青い瞳が輝きを増す。
 特に、いろはの性の快楽に全身を委ねて過敏になった瑞々しい肉体は、何よりも好物であるともいえる。
 あの子も……
 あの子も……
 あの子も……
 あの子も……
 あの子も……
 「ちゅる……」
 身体は覆い被さり、唾液を纏った舌が、いろはの首筋に塗り付けられる。
 「ぁぅっ!?」
 そのままキスマークを付けるように思い切り吸引をする。
 それだけなのに激しい痺れに襲われて感電したかのように大げさに腰が跳ねる反応を見て、にんまりと笑った。
 魔女の口づけと言うのは、こういう快楽を纏って訪れるのだろうか?とすら邪推してしまうほどに、処女の膣穴から、とろとろ流れる淫蜜は激しさを増している。
 舌を出して魚のように口をパクパクさせているところを見ると、本当に快楽に従順になった肉体に調整されたようだ。
 「いろはちゃん……」
 その反応に、いろはの口から発せられる嬌声に自分の膣肉もじわじわと濡れているのを感じる。奥底から湧き上がる心地よさと快楽を、いろはの今の姿が満たしてくれている。
 「ダメ……これ以上はぁ……」
 「壊れてしまいそう?」
 その先の台詞は知っている。
 それは、この場所で、みたまとの肉体関係を望むすべての魔法少女が行為中に発する言葉。
 そして、肉体は言葉と裏腹に求めるように、みたまの前で挑発するように脈動する。
 「大丈夫。」
 思えば、いろはにとって今……
 (あの人と同じ。どこか似ているのね。)
 それは、みたまにとって、この裏稼業ともいえる魔法少女限定の風俗を始めてからの経験から来るものでもあった。
 「さぁ、そろそろ……いろはちゃんの大好きな、あれ。始めちゃいましょうか。」
 まだまだ、楽しんでいたかったが、成長段階の14歳の身体には、みたまにとっては、まだまだ楽しめることであったとしても、これ以上は保てないかもしれない。
 それでは、デザート的な、みたまの楽しみも得られなくなる。
 「は、はい……お願いします……」
 ただ、それでも知り合いの人の女を抱く。
 そして10代の半分にも満たない未成年と関係を持つ背徳感はあまりにも心地が良かった。
 いつの間にか、いろはの目の前に、淡く生々しい肉のピンクが眼前に広がって思わず見惚れてしまった。自らの性器に指を添えて銀髪の少女の前に淡い恥毛に覆われた奥底にあるピンクをぱっくりと見せた。
 「みたまさんの、綺麗です……」
 「ふふ、ありがとう。」
 淡いパールピンクの、みたまの秘唇が物欲しそうに涎を垂らして、いろはを見つめている。自分の手によって心地よく悶える姿を見て、遠慮も無く出される淫猥な声によって、みたまの肉体に悦楽が走り、それが快楽へと変換されて全身を電流のように走り渡る。
 身震いするような仕草、今、いろはが、自分の淫唇をどう蹂躙したいと考えているのか、それを妄想するだけで、みたまは心地よく絶頂を迎えてしまいそうだった。
 (みたまさんの、あぁ……)
 感嘆の声は、それ以上の妄想よりも快楽を求めるために思考を遮る。
 襞に覆われた肉の壁は思った以上に複雑な形をして、それが自分の中にあると思うと、余計に自分の中にある肉体に淫らさを感じて、これが、こういうことをする性愛器官なのだと思うと、余計に求めてしまいそうだ。
 ねっとりとしたように、油でも塗りたくったように輝いたパールピンクの肉襞に滴る淫蜜……それが雫となって、いろはの雫に堕ちた時だった。
 「ひぁぁぁ!?も、もう!?」
 吸いつくように生温かな感触が、いろはの淫唇を覆った。
 ぱっくりと口全体を開いてそのまま柔らかな牝肉を食すようにキスをし、ねっとりとした生温かな舌が徐々に割れ目を開かせるように舌で愛撫する。
 みたまの淫唇を、うっとりとした瞳で見ていた時に苛まれた衝動と快楽の心地、肉襞の粘液の美しさに目を奪われ、あぁ、まさに恋する乙女、美術館で自分の心をとらえて離さない芸術品でも見たかのような、みたまの性器の卑猥さと強欲さ、みたまの性格が映し出されたような美しさに意識すらも奪われていた時に「くちゅり」と粘液を混ぜるような音が耳に響き、粘り気のある卑猥な攪拌音が狂わせる。
 みたまの愛撫が始まったのと同時に、遠巻きで見ていたような感覚だった、みたまの腰が下りてくる。
 ”好きにしていいよ。”
 そう言っているようで、脳内麻薬が多量に分泌されているようで、徐々に肉襞を味わいたいと、いろはを包み込み感覚が麻痺していくような気がした。
 「くちゅ」
 みたまが卑猥な音を小さく鳴らすほどに、いろはの唇とキスしてしまうほど腰を下ろしている。甘く心地よい香りが、直接、いろはの口の中に、鼻孔を擽りに、そのまま受け入れる。
 「好きにして良いわよ。やちよさんの、したことないでしょう?」
 甘い誘惑の声が、いろはに、目の前の性愛器官を愛撫したい欲求を突き動かす。
 突きつけられた、強制にも近いキスに拒否感など沸いてくることも無かった。みたまの人柄と言うのもあるが、それ以上に、いろはは、この行為を何度も重ねて、みたまに対して抱いている思いが募る。
 鼓動は初めての快楽を覚えた時のような背徳感に包まれつつもやめられない。甘酸っぱい匂いが掻き消してしまう理性。
 既に、今は快楽に従順な奴隷になったかのように、求めるものは、みたまの……
 「みたまさんの……」
 脳裏に、やちよの存在が走ったが、しかし、それ以上に、みたまに彩られた肉体は自分と肉体関係を求めない、やちよに見せつけるかのように、吸いつくように、むせるような牝の匂いを肉体にしみ込ませる。
 やちよは抱いてくれない。
 求めようとしても、はぐらかす。
 自分と、やちよの関係を清算すれば、それ以上の行いは当たり前の筈なのに。この牝の香りを満たすたびに徐々に抱いていた罪悪感が反転するほどに気分が高揚する。
 思春期の性と言う一方的に快楽を貪りあう行為、その心地よさに溺れる牝同士の混ざり合いはセックスだなんて悩ましいものではなく、極めて動物的で交尾という言葉の方が相応しい。
 女同士の官能小説を手にして、やちよとの関係を思い浮かべても、やちよは手を伸ばしてくれない。触れようとすれば小動物のように、逃げ惑う。まるで自分の中に、みふゆでも見ているかのよう。そうした感情の上で自分を求めていつつ、しないというのなら、いろはとしても女として許せないものがある。
 あの表情に急に怒りに近い感情すら沸きあがる。
 そうした欲求不満を解消する為の、みたまとの関係、本当に自分の中で愛する人「やちよ」では得ることのできない快楽を、みたまで満たそうとする。
 いろはにとっては、思春期の身勝手を満ちた自分勝手な思考から生まれた思考は、それは裏切りではないと語る。
 そんな、いろはの思春期の不満を抱え込み、大きなストレスとなった肉体を充満してしまいそうなほどの芳香の心地よさに、口角から唾液が流れていた。そして下腹部に妙な高揚感が肉体に走った。
 「ひゃっ!?」
 ビクっと思わず腰が海老反りになるように跳ね上がった。たった、数ミリ、一回だけ、みたまの肉厚で柔らかな唇が、いろはの淫核を包み込み、舌先ではじくような衝撃だけで、いろはの肉体は一度、爆ぜてしまったのだ。
 「じゃぁ、もっといくわよぉ♪」
 荒波のように快感が走り感電したかのように跳ねる身体が微々たる心地よさを生み、肉襞が嬉し泣きするように淫蜜を垂れ流す。
 「ふぁぁぁぁ……あぁぁぁっ!」
 舌が勃起した淫核を搦めて吸い上げた。
 知らないこと。
 「み、みたましゃぁぁぁん!」
 みたまによって与えられる快楽を湯水のように浴びて、愛撫することなど忘れてしまいそう。
 「あら、これだけでイってしまったのね。」
 自由にして良い。
 そう挑発するかのように、みたまは腰を振り回転して見せた。鼻や、目、口によって淫唇が形を変えて捩じれて顔全体に塗り付ける。
 おのずと濃くなる極上の牝の香りが意識を朦朧とさせて、先ほどまで見惚れていたパールピンクの肉襞が、いろはの肉体に絡みついた。
 そっと舌を伸ばせば、歓喜するように膣肉はうねっていた。
 「そう……!ほんと、いろはちゃんは……上手くなったわねっ……!」
 気持ちいいことを隠そうとしない、素直な、みたまの快楽を得ることに対する喜びに、いろはも、俄然、やる気が溢れてくる。
 まだ、そんなにしていないが、みたまも、いろはの声で肉体に細やかな悦楽の振動が走っていたのだ。
 そこに直接的な、いろはとの内側からの粘膜的な接触は、みたまを喜ばせるためにはちょうどいい。
 みたまの悦楽の声が、何よりも、いろはには嬉しかった。
 両手を伸ばして、より近い場所で、みたまの声を響かせるために腰まで伸ばして拘束するかのように己の顔と密着させた。
細かい振動を与えるように細やかに舌に動かし、それに応えるように大きな肉体の震えと一緒に、みたまが甲高い声をあげる。
大きな声で喘いでくれる。
 しかし、それに合わせるように、みたまも、いろはの膣肉を攪拌し、ねっちょりしたのを確認した後に、妖しい微笑みを浮かべて、尖った舌先が性器の中央に突き刺した。
 「ひぃっ!!?」
 再度、肉体が爆ぜたような気がした。
 まだ、まだ、知らない場所。
 いつもしているのに、しかし、ほんの入り口の少しだけを愛してもらっているために、いろはは、己の膣肉の奥を、未だにしてもらったことが無い。
 いろはの与えた快楽が衝動的に、偶然が重なり、みたまの愛撫が激しく響かせた。
 「ふふ……良いわ、いろはちゃん、可愛い。」
 鏡でも見れば悪戯をする、猫のような顔にも見えるだろう。
 いろはの、ここは、まだ、やちよと結ぶまで許してほしいと思っていたが、これを知ってしまえば。
 新たな快楽を知ってしまえば、もっと、みたまに求めてしまう。
 新たな場所を開発された心地よさに思わず愛撫も忘れてしまう。
 「もっと、ください……」
 言葉にしなくても、震えるような嬌声は発情した犬のように、それが解る。蠱惑的な声が、いろはの誘いが、煽情的な感情を煽る。
 「ほ、ほらぁ、欲しかったら、いろはちゃんも休んじゃダメぇ……!」
 二人が身震いするたびに、トロトロの蜜が流れ出し、それを咀嚼するたびに舐め取る粘着音が心地よく奏でられる。
 二人の色香に満たされた嬌声が響く。
 さっきまで、普通の少女で、快楽の「か」の字すら知らなかった少女が崩され、年上としてリードしていた、みたまが切迫した声を上げて、いろはから与えられる快楽を享受する。
 腰をガクガク震わせて、先ほど、絶頂舌ばかりの肉の襞がウズウズ、蠢いて新たな快楽を求めて伸ばした舌に吸いついた。淫らに、貪欲に、引きずり込んでしまいそうなほどに。
 蕩けるような表情が映る。
 (良い……やっぱり、女の子にしてもらうだけで……)
(みたまさん、もっと、気持ち良くなって……)
 一度、絶頂した後に触れた後に走る、濃厚な甘みが押しつぶすような快楽に、意識を奪われそうになる。
 このまま、意識を手放してもいいかもしれないとすら思えるほどに強烈な悦楽が満たされる。
 元より、一つになったかのように二人は性器から肉体を離すことは無かった。
 シンクロしたように肉体を振るわせて全身を振るわせて絶頂に向かい走り出す。舌先が触れ合うゾクゾクとした感触に酔い、蜜壺をまさぐるような愛撫に卑猥な音を立てて、夢中で淫蜜を啜りあう。
 「み、みたましゃんっ!」
 みたまは言葉で答えるよりも前に舌の動きが、滑らかに、さらに、苛烈になり淫蜜を啜る音もより品が無く、じゅるじゅると部屋に粘着音が響く。
 苛烈さに肉体にため込まれていた欲求不満な感情と快楽が混ざり合い昂り始める。徐々に嬌声も一段階高くなり、いろはは今日一番大きな絶頂が近いと理解する。
 それにつられて、みたまの嬌声も心地よくなる。
 「みたまさん!みたまさん!みたまさんっ!」
 昂る肉体の反応は暴走したように熱が肉体と言う欠陥の回路を駆け巡り、抜け出すための場所を探して何度も激しいものが駆け抜ける。
 「んっっっ!?あぁぁぁぁ!?」
 いろはの絶叫と共に、ちゅぽっと何かを音を立てて淫核から口を離す。
 いろはに突然、襲った大きな絶頂の要因は、みたまが淫核を甘噛みしたからだった。歯を立てて前歯で多少の痛みが走るほどに肉を歯の先端で締め付けるかのように。
 頭の中で爆ぜたような感触と一緒に意識が途絶えそうになる。
 (美味しかった……)
 そして、みたまも、いろはの大きな絶叫に近い嬌声とともに、激しい悦びが駆け抜ける。
 唾液の糸がぷつんと途切れた瞬間、いろはの肉体が強張り、腰が激しく上下に跳ねた。
 みたまも絶頂の悦びを表す嬌声を響かせて、容赦なく部屋のステンドガラスが割れてしまいそうなほど激しい二人の嬌声が混ざり合う。
 同時に達して、互いの蜜壺から勢いよく吹き上がる淫蜜を顔面で受け止め、力なく肉体が横たわる。
 快楽を求めるために貪欲になっていた力強さは、そこにはない。
 絶頂痙攣が肉体を共鳴させてバイブのように肉体を震わせて、余韻の細かい絶頂が二人を包み込む。
 たゆたう波のように小さな絶頂に身を委ねて力なくなすがままにされるのは心地が良かった。
 「みたまさん、凄かったですぅ……」
 「いろはちゃんも素敵だったわ。見事に私をイかせたわね。」
 猫のように四つん這いで振り返り、いろはの顔を自らの胸に抱きしめた。
 いろはが、すぐに手を回して自らも、みたまを抱きしめることに、そう時間はかからなかった。乳房に埋もれるように、みたまの生み出す母性に身を委ねたかった。ほんのりと甘い淫らだが、甘く心地よい香りが、いろはの鼻孔を擽り、いつの間にか、口をパクパクさせていた。
 「あぁ、絶頂の衝動が大きすぎると、こうなるの。」
 ピンクの淡い乳頭からは、チロチロと甘いミルクが垂れていた。魔法少女になって、調整屋と言う仕事を始めてからの副作用的なものらしい。
 しかし、それを気にせずに、いろはは絶頂によって全身から抜けた水分を取り戻すために、本能に身を任せて舌で何度も乳頭を愛撫して、みたまの肉体から母乳を出し、体内に取り込んだ。
 「やっぱり、いろはちゃんって、可愛い。」
 みたまは、大きな赤子をあやすように、妖しい笑みを浮かべて自分の乳輪と同じ色をした少女を撫でて、この状況に甘んじた。

 自らの母乳を飲んで、赤子のようにすやすやと眠る、いろはを見つめ、ジンジンと腫れるような痛みに身を震わせつつも、寄せながら情熱的に、みたまの母乳を求めた少女の姿を思い出し、既に新たな下着を身に着けながらも快楽の火照りに身を委ね、ドロッとした感触が蜜壺から流れ出て下着を濡らすのを感じていた。
 「んぅ……」
 そうした心地よさに身を委ねていた時だ。
 破裂しそうなほどに大きな音で扉を開き、二人目の、みたまに快楽を求める魔法少女が姿を現す。
 「いらっしゃい。やちよさん。」
 また常連が調整ではなく自分と快楽を求める魔法少女が気ことへの悦びを隠すことなく笑顔を向けた。
 「いろは……!?」
 やちよの表情が強張るのが解る。
 目を思い切り見開き、みたまの膝の上で眠る自分が良く知る少女の姿に慄いた。
 いろはがいる。
 調整の時とは違う、安らかな表情、それだけで、みたまとはどういう関係なのかわかる。
 一瞬、みたまに、いろはから手を引くよう怒号を発しようとしたが、やちよは自分に、己を顧みて自分が言う権利は無いと吐き出したい思いを止まらせて、口の中にたまっていた感情を飲み込んで苦虫を潰したような顔を浮かべると同時に歯ぎしりする。
 「本当に二人って、そっくりですよね。」
 「え……」
 「互いに傷つけ合いたくない。求めたくても、その先が傷つくのが怖くて前に進めない。でも気持ち良さは、この身に欲しい。やちよさんは、みふゆさんとの一件で寂しさを埋めるために私を求めましたけど……今は、いろはちゃんとの欲求を満たすために私と交わろうとする。そして、私を介して愛する人への欲求を満たそうとすればするほど、もっと私が欲しくなる。」
 「……っ!」
 だから駆け込むように、今日のいろはのように、この場所に来た。愛する人を失う可能性がある世界にいるからこそ誰かを求めずにはいられない。運命を共同するからこそ魔法少女同士が恋人同士になっても、それはおかしくはないが、だが、いろはと、やちよのように結ばれたからこそ肉体関係になって失った時の絶望は大きく、怖くて踏み出せない魔法少女のカップルは多い。しかし、恋人同士の悦楽を求めるからこそ、みたまのようなレズ風俗紛いのことをしてグリーフシードを稼いでいる魔法少女を代理彼女として愛する魔法少女も多いのだ。
 みたまが、何処か見透かしつつも、馬鹿にせずに少女達に快楽を与える理由は、そんな魔法少女に儚さを感じて愛しさが込み上げてくるし、女同士の快楽が何よりも愛しいから。
 だから喜んで代理彼女になれる。
 やちよの感情は、いろはが最中にころころと見せていた顔の変化と経験で良く分かることだった。
 「怖い顔をするくらいなら、もういっそ、いろはちゃんとしちゃえばいいのに。」
 図星だったがゆえに生まれた悔しさの感情が、やちよに渇きを与えて喉を鳴らした。何もかも見透かした瞳を真正面から向き合うことは出来なかった。
 「したくても、もし、身体を重ねて、いろはを失ったら……そう思うと出来るものでは無いわ。だから……」
 (ほら、やっぱり。でも、やちよさんの、そういう顔も可愛い。)
 「私を求めてしまうんですね。二人とも。私は快楽が心地いいから、それはそれでかまいませんけどね。だから……」
 どうぞ。
 そう言うかのように、みたまは上半身をはだけさせ、いろはに甘噛みされ吸われ、少々、紅く晴れて勃起した乳頭がついた乳房を揺らして見せつけた。
 「いろはちゃんがさっきまで吸っていたんですよ?これ。」
 「いろはぁ……」
 (魔法少女の感傷……)
 そんなセンチメンタルを背負って戦い、自分に快楽を求めて魔女との戦いから逃げる彼女たちを攻めることは出来まい。
 それに快楽で繋いだ絆と言うのも、意外と強固なものである。所謂、薬漬けに近いものだと思えばいい。人と言うのは快楽を求めるものなら、思春期に与えられる性快楽は麻薬のようなものだろう。
 やちよも、ベテランであったとしても、それは変わらない。やちよの場合は、あの経験があったからこそ余計に、いろはを失うことに対する恐怖のようなものがあるからこそ、みたまとの快楽関係に依存する。
 痛々しくも愛しい二人の恋人同士の魔法少女の関係を優しく、みたまは快楽の繭で包み込み守る。
 「罪悪感に溺れることは無いんですよ。」
 恋人同士でありながら代理彼女を求める姿勢は世間から見れば下衆だろう。しかし、この世界は現実でありながらも現実ではない。だからこそ罪悪感を抱いてしまう。
 だが……
 快楽に身を委ねるうちに愛する人を重ねて……
 「どうして求めてくれないのか。」そういう欲求を何れはぶつけ合う。
 最愛の女を知っている女の身体。
 みたまの肉体は何よりも背徳感と言う蜜に満たされた魅力的で極上の果実と言って良いだろう。
 だが、そうやって一時でも魔法少女同士の関係から生まれる感傷を忘れられるなら、それが、調整屋としてのもう一つの仕事と言ってもいい。
 「いろはちゃんが、さっきまで、やちよさんの名前を呼んで……何度も何度も、貪欲に口をすぼめて……」
 その言葉に蕩けるような言葉と甘い吐息を吐いて、いろはが吸いついた、みたまの胸に視線が目移りし頬が紅潮している。
 さっきまで罪悪に満たされていたよう瞳をしていたやちよが、青い髪を揺らして近づいてくる。
 いろはが味わった、みたまの乳房。
 「いろはの……味わった、おっぱい……」
 目を細めて柔和な笑みを作り出し、みたまの前で跪くように求めて、舌を出すやちよを見つめた。ゾクゾクと痺れが全身に走り未だに残る、いろはの与えた疼きに乳首の先端から甘い香りのミルクが、やちよの舌に落ちた。
 「いろはは、どっちを味わったの?」
 とろんとした瞳が、あのクールな魔法少女とは思えないほどに従順な猫の様だった。
 「両方ですよ。」
 みたまの言葉を受け入れて、やちよは優しく、いろはが一番甘噛みしていた右乳房の乳輪をざらざらした舌が愛撫する。まだ甘噛みの痛みが疼く中で、強烈と浜では言わないがピリッとした痛みが、みたまの肉体を駆け巡り、一瞬、苦痛に歪んだような表情を浮かべた。
 柔らかな上唇と、下唇に挟まれるように愛撫され、思わず心地よい嬌声をあげる。
 「いっぱい、味わってくださいね。なんなら、いろはちゃんが起きたら三人でも……」
 静かに透き通る声が響く。
 神秘的なステンドグラスと奇妙なオブジェがある、この調整屋の部屋に赤ん坊になって愛する人が飲んだ母乳を共有するために吸いつく19歳の魔法少女がいる。隣に愛する魔法少女がいても、やちよはずっと求め続けた。
 それを見つめる八雲みたまは……二人の母親の様だった。
 扉が少し開く音を聞いて、みたまは微笑んだ。
 予定にない三人目の客……
 それは、この光景に高揚して入ってこれずに、ただただ、見つめることしかできないよく知っている少女の顔だった。
 くちゅくちゅと淫唇と蜜壺を弄る卑猥な粘着音が、みたまの耳の中に響く。
 その音だけで、どれほど秘部が濡れているのか解る。
 「ふふ、そんなところで発情しちゃって……可愛いわ。ももこ……あとでね。」
 予定の入ってなかったイレギュラーの三人目の名前を呟き、今は目の前の19歳児を強く抱きしめた。

 「さぁ、今日も明日も……皆、私のところにいらっしゃい。」

| 魔法少女まどか★マギカ | 00:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

そしてママになる

色恋沙汰にはとんと不器用な二人と、全て割り切った様な一人。何とも切ない…
そんな三者三様の思惑が交錯する中、
なんと ももこが なかまになりたそうに こちらをみている!
公式情報が未だカミングスーンなマギレコ2期、早う観たいですね。

| kwai | 2020/10/11 23:11 | URL |

kwai さんへ

魔法少女の世界だから、こういうのありそうな気がするんですよね。
それを受け止めるのは、やはり、戦闘に参加することが出来ない調整屋としての彼女でしか無いという思い。ももこ編はいずれ、書きたいんですよねー……
マギレコ二期はーそろそろ、ありですよね。

| 月 | 2020/10/11 23:46 | URL |















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