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神無月に集まる似た者同士

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今週の神無月……いや、アイカツSSの話のはずが、アイカツのメンバーが出てくるけど台詞が無いの。似た者同士は出てきます(=ω=)
別に、今回は、ヤマナシオチナシ、なんとやら。
単に似た者同士で集まってキャッキャするだけです(=ω=)
そういや、今回、してねーな。(=ω=)
でも、このSSのことだし、この後、セックスするよな。こいつら。
なぜ、レナとユイに触れて異様なまでのシンパシーを感じたのかは昔、あの正月五日間で短期集中連載したSSの設定流用デスネ(=ω=)
そのSSは下記のリンクをどうのこうの(=ω=)



前編

幕間

後編

EX


 「結城友奈さん?」
 自分と似たような少女たちが他にもいる。この言葉を聞いた時、居てもたってもいられずに勇者部のメンバーを集めて、この大地に足を付けた。
 「鹿目まどかさんに、環いろはさん……」
 合わせ鏡とは、こういう時のことのために作られた言葉なのかもしれないと似た運命を辿った二人、そして、愛城華恋と来栖川姫子、島村卯月、それに衛藤可奈美、リュリーティス、あいねを見た時、合わせ鏡は万華鏡のように自分達の姿を映したように思えた。まるで、それは並行世界の自分達とでも言うかのような外見だったと思う。
 もとより、いろはと、まどかは、同じ世界であれど、結城友奈の存在には驚いた。
 自分達の彼女も、同じような属性を持っているのだから更に驚かされたものだ。東郷美森、暁美ほむら、七海やちよ……
 「姫子ちゃんと、千歌音ちゃんも、私達に似ているんだよね。」
 まどかが苦笑いを浮かべながら、舐めまわすように周りを見回す。
 やはり、似ている。
 どことなく辿ってきた運命すらも交差するような心地よさすら覚えてしまうようで、別世界の事情を聞いて見たくはなるが、どうにも、それは互いの心を痛めるようでできなかった。
 「舞台少女の華恋ちゃんと、ひかりちゃん、まひるちゃんも、私達に……」
 どうにも過酷な運命をたどる少女の外見と言うのは自分達に似ているのだろうか。
 もしかすれば……考えてしまえば偶然の一致もくそも無いだろう。もしかすれば、自分達は並行世界で名前を変えた同一人物なのかもしれないとすら思えてしまうのだから。
 それでも、今は、その運命から解放された世界の枠の中にいる。
 それは、それで幸せなことなのかもしれない。自分達の背負ってきたおものを思えば、これは与えられて当然ともいえる幸福の形なのだから。
 それは、ある意味、世界から与えられた褒美なのかもしれない。
 例え、それが別世界の自分達の出会い出もあるなら、それは多くの可能性が束ねられたからこそ生まれ世界……様々な運命の改変によって少女たちの人生は大きく変貌を告げる。
 これは幸福なことなのかもしれないし、もしかすれば、あまねく世界の人々を絶望に叩き落とすことなのかもしれない。しかし、だからと言って、そのために多くの少女達が犠牲になることは正しいのか。
 冷静に、あの世界にいないからこそ第三者的な視点の中で思う。
 あの空間はヘドロを全身に付けている環境汚染の激しい世界であれば、この世界はあまりにも空気の良い世界。
 心地よい世界にいれば、如何に自分達の運命が毒素しかない自分達のみを不幸にする世界だったのか手に取るようにわかるのだから。
 「もしかすれば、姫子さんと千歌音さんも……」
 そう口にしながら、このエナストリアの大地にいるであろう、あの二人にも……

 「レナ……」
 一瞬、レナに触れた時、まるで、それは自分の娘に触れたかのような衝撃だったと思う。
 まるで未来を見通してしまったかのような衝撃と衝動。
 それは……レナ・アステリア……本来、違う世界の住民であるはずだというのに、まるで、それは華恋やひかり、露崎まひるを見た時のような衝撃だった。
 そして、彼女たちに感じたような衝動は少し違う。
 元来、この世界はアイカツシステムの暴走ともいえる現象が様々な少女たちの願いを吸い込んで作り上げた産物である。
 永遠に消えることのない楽園のような世界。少女たちは、この世界で終わることのないワルツを幸福に満たされながら踊り続ける。小説じみた展開は無いだろうが、あの過酷な運命を思えば、この世界と言うのは常に幸福である。
 少しの嫌なことでも自分達の人生のスパイスになれるほどには心地よい場所になっているのは言うまでもあるまい。あの運命は人生の対価としては割に合わないモノであるからこそ、この世界で毎日を楽しく、恋人として追うか出来る日々には感謝しかない。
 アイカツシステムの暴走には感謝と言う言葉をもって常に愛し合っていた。
 今日はエナストリアに来訪し、旅行……と思っていた時に、彼女が姫子と千歌音の前で姿を見せた。
 まるで、自分達と似ている。
 それは、自分達の遺伝子が重なり合ったような少女達との邂逅は、それなりに見てきたが、その中でもレナ・アステリアは……
 (あぁ、どうして、この子が、こんなに愛しくなるの……)
 (レナ、この子の名前を呼ぶだけで、どうして……)
 この名前を知っているのか。
 出会った時、とっさに名前が出てきた。
 少女の名前。
 「あ、あの、二人はレナのこと……」
 街で偶然、出会った少女の姿は……
 まるで……
 この感触は娘を抱きしめている時のような。
 側にいるのは、レナ・アステリアの彼女なのだろう。そして、その彼女の名前は、ユインシエル・アステリア……レナを愛してくれている人。そんな人でさえも愛しく感じてしまう。
 (どうしてだろう……姫子さんと千歌音さんを抱っこされていると、お母さん達のこと思いだしちゃいそうで……)
 既に両親の記憶はない。しかし、呼び起こされるような感覚はレナに安堵を与えていた。
 そして、その暖かさはユイにも伝わってくるような暖かさがあった。
 一瞬過る、鉄の獣や巨人たちの思い出は忘却の彼方に……ただ、この二人が愛しい。
 「どうしてかしら……貴女達を、ずっと抱きしめていたい……」
 一体、この感情が、どこから沸いて出てくるものになるのか。
 おそらく、こうして世界が繋がらい世界線の未来から来る可能性なのかもしれない。

 「ここまでくると、何かの偶然とは思えないわね……」
 姫宮千歌音は重い口を開けてエナストリアの大地に集まった者たちはユイとレナが住んでいる一戸建てに全員が円卓に集まっていた。こうして見つめていると、今まで自分の中にあった何かが革新的なものに変わってくる。
 遺伝子レベルで感じてしまう、この少女たちの存在と言うのは自分達の血脈であると。だが、それは、ここにいる他のメンバーも思っているようだ。
 「まさか、集まるとここまで……なんてね。」
 姫子も流石に苦笑してしまう。
 最初は偶々と言うものもあるだろうと思ってはいた。
 姫宮千歌音と来栖川姫子。
 優希あいねと湊みお。
 今井リサと湊友希那。
 結城友奈と東郷美森。
 鹿目まどかと暁美ほむら。
 環いろはと七海やちよ。
 ほわんとマシマヒメコ。
 衛藤可南美と十条姫和。
 柳瀬舞衣と糸見沙耶香。
 島村卯月と渋谷凛。
 飛鳥と焔。
 アーナスとリュリーティス。
 アンジェとシャーロット。
 敷島魅零と処女まもり。
 波黄凜と蒼井ミサ。
 愛城華恋と神楽ひかり、そして露崎まひる。
 ユインシエル・アステリアとレナ・アステリア。
 どことなく共通点があり、似た者同士の集まりは、こうして一つになると違和感のようなものがある。
 更なる共通点としては誰もが何かしらの大きな運命との対峙をしているという部分がある。
 一瞬にして自分達の運命が形を変えて、そして、彼女たちは自分達の生まれ変わりではないのか。ふと姫子と千歌音は同じことを考えていた。
 「偶然?」
 神楽ひかりが周りを見回しながら言う。
 「偶然にしてはできすぎじゃないかな?」
 特に因子が濃いように感じたのは愛城華恋と神楽ひかり、露崎まひるの三人だ。
 衛藤可南美も十条姫和も、それでも十二分にシンパシー的なものは同じ。
 まるで、それは合わせ鏡のように増殖している自分達の子孫が、こうして集まるようなことは、まさに、この世界だからということになるのだろうと、この世界の奇跡なのだと改めて噛みしめて実感する。
 「あ、改めまして。私、愛城華恋ね。私と姫子……うぅん、姫ちゃんは最初に見たときは一瞬、姉妹だと思ったんだよ。」
 華恋の言葉に合わせて「私も、千歌音さんを見たときは一瞬……姫子さんを、一瞬、まもりさんと間違えて……」と敷島魅零と呟いた。
 「これはどういうことなんだ?ここまで似ているということも……」
 似たような顔の人間が、ここまで揃うというのは……ドッペルゲンガーでも、そうは思うまい。
 愛する人も似ているのだと思えば……もしかすれば、この子達自体は……
 「ほわ?うちは、ヒメコちゃんと恋人同士だけど、私のヒメコちゃんは、どっちかって言うと、千歌音ちゃんそっくりだよ?」
 「ほわんは、あっちの姫子に似てるしね。」
 あの後の世界で、そして分岐したすべての世界における自分達の可能性を感じ取る。
 どうしようもなく互いを愛し合ってしまう少女たちの……
 自分達と言う存在の末裔と言うものを肌で感じ取る。自分達の因子は惹かれ合うものなのだというように。
 それは、どこか、別世界の自分達が望んだ永遠の愛の結晶化とでも呼べる出来事なのかもしれない。
 そして、もし、過酷な運命に出会うのであれば、それを乗り越えて結ばれたいという願いが……自然と姫子は千歌音の手を取っていた。改めて、こうして集まると自覚と言うものが芽生えてくる。
 彼女たちは全て……
 そう考えていた時にアステリアの家にチャイムが鳴った。

 白井夢結と一柳梨璃はけげんな顔を浮かべながらエナストリアの扉を叩き、大地に足を踏み入れた。姫宮と言う家から出された招待状……
 彼女たちもまた、別世界で過酷な運命を乗り越えた少女だった。
 そう言った少女たちの体格以上の巨大な武器を持って戦い、絆を育み……侵略者と戦い過酷な運命を乗り越える少女達……
 その二人も姫子と千歌音の血を感じさせる二人だった。

 彼女たちの様に武器を振るい悪鬼と戦う少女達の名前……

 それは……

                 アサルトリリィ

| 神無月の巫女 After | 00:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

錚々たる面々

百合作品のレジェンドあるいはミューズたちが一堂に。ブラボー!あ、ほわヒメにも台詞が。
この中で舞台少女だけは3人カップルだけど、中の人も認めるポリアモリーな関係なので何の問題もないです。
コンテンツは終わってからが勝負と言いますが、それぞれの作品のカップル達が作中の過酷なドラマを乗り越えてみんなで幸せになれる世界線があったなら、それは何と素敵な事であろうかと読んでいて感じました。
で、アサルトリリィですが、配信あれば勿論観ます。

| kwai | 2020/10/01 23:44 | URL |

kwai さんへ

やっぱり、幸せが一番良いですよ……
色々とありますからねぇー……せめて、自分の世界だけでは幸福でいて欲しいという思いのが強いような、そういう感じがします。
ほわヒメは実は、一度、出会ってはいるんですけど、実は、まだ書きかけだという……いや、書きたいんですけど終わらないんですよね(=ω=)
こうしてみんなで集まってキャッキャやってるのって、それだけで幸福な感じがします。アサルトリリィは、たぶん、配信、あると思うので……
ぜひ

| 月 | 2020/10/02 01:29 | URL |















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