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劇場版「少女☆歌劇 レヴュースタァライト ロンド・ロンド・ロンド」

ロンドロンドロンド
そんな感じで、見てきました。

いやぁ、テレビ版の感動を見ごとにぶっ壊したね。ラスト!!!!!

もう見終わった後の感想が、これだよ!!
続編有期ってのは解っていたけど、だからと言って、ここまでラストを不穏なものに包み込んで終わりにするか!って気分にはなったよね。
そして、今回は言われていた通り、大場ななが物語の語り部になって彼女の中にある心情と言うのが描かれ正道の舞台少女になりつつ、徐々に己の原罪と見つめ合うので、そこが従来の違いですかね。
大場ななは過去に対して異常なまでの執着し続けたから、その思いに応えて舞台は動く、プロフィールとかも見ていて思うんだけど真矢やクロディーヌほど経歴を積んでいない、ななが、あそこまで強いのは天性の才能もあるのだろうが、大方は、その異様なまでの執着心だろうとすら思う。
一見、気が狂いそうなことに対して気が狂わない理由は、それは星見純那の存在が常に隣にいるからなんだろうというのをオーバーチュアなどを見ていると思いますね。
パンフレットで彼女の入学同期やら、そういうのが見ることが出来るんだけど、明らかに彼女だけ少ないんですよね。殺気も言ったけど、天性の才能があるんだろうけど、その経歴の少なさから強くいられた理由ってのは、やっぱり、過去への執着心なんだろう。しかも転勤族の子供だったらしく皆で作るということ、そういうことをやったことが無かったそうで。
その時の感動、所謂、皆の演劇とか、そういうのが出来なかったからこそ舞台に惹かれ、ああいう本編の所謂、母性を暴走させた状態になてしまったのだという。
彼女の過去の経歴が、ロンドロンドロンド、繰り返される舞台の直接的な要因なんですね。そこでキリンの誘惑に乗ってしまった。思えば、彼女の、そういう部分がね、スタァライトに対する嫌悪感とかが今回の追加カットで良くわかるんですよね。大切なものを失う痛み、しかし、それが芸能界、または、こういう世界における者たちの物語であることを理解しているからこそ、誰よりも、それを嫌うし、過去をやり直すことでゆっくりと抱きしめ、彼女は受け止めようとする。さらに舞台版#2での青嵐の氷雨との絡みを考えてしまえば余計に思うところは強いんですよね。
しかし、1+1を無限にすることが出来、常に二人で未来に進むことを意識する愛城華恋と神楽ひかりの前では過去への執着は敵うわけがなかった。
神楽ひかりを採用した時点で、既に敗北は決まっていたんですよね……だからこそ、彼女は、見つめ直すことで未来を進むことでいったんはゼロになりつつも改めてリスタートする。
スタァライトって言う物語に対して、所謂、彼女は華恋とひかりに対するアンチテーゼでもあるんですよね。下手すれば、華恋も、菜々のようになっていた可能性だって無きにしも非ずなんです。
過去に拘る彼女と、未来へと二人で突き進む華恋。
光が来たことにより、本来のポテンシャルを徐々に開花させていく、更に未来へと進んでいくための華恋に、もとより敗北する運命は決まっていたようにも思えます。
ただ、もし、天堂真矢が勝利していたら、彼女の再演がかなわなかったら、それは、また失われた可能性でもあると思うと、結構、怖いんですよね。
大場ななが勝つことが、もう敗北への道だった。って言うのは今、改めてスタァライトを見て思うと本当に怖いところを感じてしまいますね。過去への執着と未来への前進、まったく真逆、過去を踏まえて前に進む、そこを起点にして進むことを拒絶した時点で、ね。改めて、彼女の経歴を考えればね。
要ってしまえば、未来へと進むというのは成長ですからね。
常に日々進化中である華恋に、ななは敗北していたんですよ。華恋をもっとも、最良の道へと導くひかりと言う存在は、当然、いレギュラーだったけど、だからこそ、ひかりが来たこと以上に華恋の成長、本来の姿までの成長が彼女にとっては最悪のイレギュラーだったわけですね。
そして、華恋達だからこそスタァライトに対する解釈を最高の形へと持っていくことが出来たというのを考えると、結構、改めて面白いストーリーラインなんだなーって思わせますね。
そんな感じで……
しかし、続編も彼女の原罪が関わってきそう。一つの過去を選択して未来に進んだ彼女は、後に真矢に敗北するんですね。
そして、おそらく、続編は……
キリンが「選ばれなかった過去達」って追加カットで言うんですね。
まぁ、もう、これ終盤なんですけど!!!
そんな言ってしまえば多くのパラレルを体験して生まれてしまった世界、テレビ版、劇場版のスタァライトはベストエンドだと思えば、従来のルート、きらめきを吸い取り舞台少女としての輝きを失ったパラレルになった過去の華恋たちの話も当然、出てくるのは、そうなんだけど、それが要因で、また何か波乱が起こりそうなんですよね。
それが、新劇場版へと繋がっていくと思うんですよ。
大場ななに振り回された少女たちが、この場所で、どうなっていくのか、それがラストのさっきも言った、不穏なラストからの次回へと続く話になっていくんですね。
麒麟の誘惑に乗って罪人になってしまった舞台少女達と、選ばれなかった過去の舞台少女達との対立……その贖罪になるような気がする。
華恋が、「このオーディションに乗っかってしまった時点で、全員、罪人」と言うセリフの意味が、ラストに集約されていくことになる。
そして、それが未来へとつながる恐怖と楽しみの二律背反的な刺激へと繋がってきます。
どうなることやら……・
楽しみです。

ついでに、レビュー局、全部、アレンジしたりとか凄いことやってますね。
後、レヴューを行う舞台、ちゃんと名前あったの菜( ・ω)

| アニメ・漫画・小説感想 | 00:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

(´;ω;`)

続編と併せて超観たいんですけど!くそうくそう。
ブシロードがスポンサーの番組でCM映像は見られるのに、近県にすら上映館がないというやるせなさよ。

そんな個人の悲しみはさておき、只の総集編にはしないぞという攻めの作りは実にスタァライトらしいです。
TV本編がそもそも、小さく纏まらずに突き抜ける様なスリル感をはらんだ作風でしたし…
実に興味深い感想・考察でした。刮目して円盤を待ちます。

| kwai | 2020/08/19 22:49 | URL |

kwai さんへ

新規続編をやるのは知っていたけど、まさかの、ああいう……って感じなのは、驚きでしたね。
そして、この手のアニメの映画になると上映館数が少ないのは本当に大問題ですよね。
上映する映画は、全て平等であるべきだと……

ある意味、ラストのスリルはいい意味でぶち壊れましたからねー。あそこから、どういう風に持って行くんだろう?と言うのは、気になるところですね。
一度、見ないと、テレビからすぐに新規劇場版は結構、?な展開になると思われますw

| 月 | 2020/08/19 23:58 | URL |















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