2020.06.25 Thu
ULTRAMAN #11


ウルトラマンZ が盛り上がっていますが今日は、ULTRAMAN の11話
北斗が、進次郎、諸星に戦いを挑む話。
ウルトラマンと言う作品のルールとしてウルトラマン同士って悪に落ちたり余ほどのことが無い限り戦う事はしないんですよ。
でも彼らが戦っている意味。それは作品のテーマそのものであるかも。
スーツとはいえ、ウルトラマン同士が戦うというのはそれなりの覚悟と言うのがあるんですよね。
同時に、こういう力を持ちながら私闘に使ってしまうというのは、それだけ人間は未熟であるということ、そして、これだけの力を如何なる理由があるとはいえ私闘に使う人間を護る価値はあるのか?
それと同時に、ULTRAMANの正義とは、どういうものなのか。


何気に、ここから、ULTRAMANという作品を通して作者の伝えたいこと、描きたいことが解ってくるんですね。
この私闘や前のアイドル事件が、何気に、後々の展開に繋がってくると思うと結構、面白いとこがあるんですよね。
この作品のウルトラマンの外見に騙されてる人も多いけど、実はテーマやメッセージ的にはウルトラマンへのリスペクトがかなり多いんですよね。
そういう部分も初代ウルトラマンから地続きの世界であるという意味が、そこにもあったりするんだろうなーっていうのは見ていて思うのよね。
根本を辿れば「ウルトラマン」とはなんなのか。
っていう「ウルトラマンの真理」を求める作品であると。
この意味と言うのを考えるのが、スーツである偽物と言う部分、同時に、それを纏う戦士が未成熟な人間であるからこそ一緒に思考するという考えではあるんだろうなーと。
如何なる理由でウルトラマンをやってても、北斗の場合は復讐心に囚われて、その雪辱を果たすための活動ではあるんだけどね。


でも、人の道を外れたり、復讐心に囚われたウルトラマンが最終的にどうなったかーってのは言うまでも無く、ベリアルだったり、ナックル星人に殺された帰ってきたウルトラマンの結末よ。
何気に、このエース編の流れって「帰ってきたウルトラマン」のナックル星人の下りのオマージュを感じるんですよね。
確かに、この作風だと素性がかなり不明なジャックよりも、夕子を殺されてしまった北斗のほうがやりやすい。っていうのはあるかもしれない。
上手い感じに原作のエースキラーの下りと、帰ってきたウルトラマンのナックル星人の下りを混ぜているんですよね。

この北斗編は。



そんな感じで、まぁ、初代ウルトラマン、どうにもゼットンを倒した後は地球に、またやってきていたようで。
これはアニメオリジナルなんですよね。原作ではまったく存在しないんです。
この敵はなんなのか?語られるのかな?
はい、そこ、ウルトラマン、良い尻してる。とか言わない(・ω・)
そして、レナがウルトラマンの正体が進次郎であるということを見抜くのも、またアニメオリジナルだったりする。
こういう展開にした意味っていうのは、なんだろうね。シーズン1で終わらざるを得ない時のための流れだったんですかね。
シーズン2を作った今、これをどうするか気になる。
未だに、原作だと二人の正体は気付かれていないんですよね。
だから、どうするんだろう?
っていうのは割と思ったりするw
そしてー

ラスボスの陰!!!!
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| | 2020/06/25 13:46 | |