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ULTRAMAN 15巻

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そんな感じで、15巻が発売……

「2分57秒だ。主要国に各ウルトラマン(6人)が赴き攻撃を始めてから無力化するまでに要する時間が2分57秒だ。」

ふと、ウルトラマンの正義とは……
って言うのを、改めて本作では取り扱ったように思う。ネクサスや、ガイア、コスモス、マックス、メビウスとかである程度は取り扱われてきたんだけど、これを本格的に最初に扱ったのって自分的にはですね。
ウルトラマンオーブTHE ORGIN SAGAって、そう言う話でもあるんですよね。実は。ウルトラマンの光の力は、ただの暴力に過ぎず、それは平和のためのものではない。って嘯く敵であるサイキって言うのが出てくるんですが。
漫画だと、ある意味、それ以上に踏み込んでいるような気がする。
そういう部分ですよ。
それと同じくらい、ウルトラマンの正義とは?という部分、ひいては特撮ヒーローそのものの正義についても触れるような、そう言う作風になっているわけで。
まさに、パワードスーツとしてのリアルな人間ウルトラマンなんですよね。ルーブとか、ティガと同じ感じなんだけど、でも違うって言う、そういうスタイル。そして本家のウルトラマンに力が及ばないパワードスーツという部分だからこそ、ULTRAMANだからこそ、そういうことに、もっと踏み込んで行けるのかもしれない。
ってか、漫画って言う媒体もあるんだろうけどね。
さて、そういうことを考えさせられるようなニューヨーク編以降の展開から、とうとう、姿を現したメフィラス星人と言う存在がね……今回の、タロウ編の締めを飾る大ボス編として降臨するんじゃ廊下?とか、そういう感じになってますね。
そして、メフィラス星人の繰り出した、ザラブ……
偽ウルトラマン……
それを使って行われる地球人への暴行活動と言う展開でね、人はあっさり、偽物と言うものに騙され、そして簡単に心を動かされてしまう。良い方にも、悪い方にも。
しかも、今回のザラブの変身は、かつての偽ウルトラマン以上にそっくりと言う状況なので、暴行したら、本当のウルトラマンが暴力を振るっているようにも見えるという悪辣さ。
メフィラスの語るウルトラマンの危険性と言うのは、メフィラスの性格上、色々とあれだけど「一理ある」という部分も非常に多いのが面白いところです。
だからこそ偽物のウルトラマンを出し……って言うね。
その、メフィラスの思考をザラブを通して伝えることで周りにウルトラマンを考える機会、実は、ウルトラマンって危険な存在なのではないか?ということを考えさせるきっかけを与えてしまう。ましてや、地球と言うのは殆どのウルトラシリーズは一種の神にも等しい存在として信仰されている部分もあるからこその、その根底を覆す。
ウルトラマンの正義って言うのは、トレギアが語ったように実は一辺倒なんですよね。だからこそ、トレギアは「光が世界の番人だと誰が決めた!?」って叫ぶし、星団評議会は、これが危険だからこそウルトラマンを封じた。ってことを口にしたのは言うまでもないんですよね。
ウルトラマンって自分たちで正しいことを判断する連中なわけですよね。
んで、星団評議会は色々と人間でいう国連のようなシステムを創り上げてやっているわけですよ。じゃぁ、そういうシステムを創り上げた連中からすれば、多くの星を平和的に統治してきたのかもしれない、星団評議会は、ある種、それを危険として見てしまうのも解らんでもない。
って言う気分にはなる。
仮に人間が多種族に対して危険を脅かす存在になればウルトラマンは僕たちに牙をむくかもしれない。って言う可能性、そのリスクって言うのは絶対に無い訳ではない。
それを解らせるための、今回のメフィラスの作戦と言うのは面白いし、考えるべきことだよね。
その幻想を壊すためのメフィラスの狡猾な罠と言うのは、一種の、ウルトラマンと言う存在の正義を現実に置き換えることに対する楽しさ、考察しがいのある現実の問題と言うのは見ていてスリリングなものでもあります。
獅子兄弟
そんな中で自分達は嫌われても良いからザラブをぶっ殺す!と誓う獅子兄弟のかっこよさは結構、好き。まぁ、あの、ベムラーに止められるんですけどね。
あそこは、もう彼らなりのプライドや、そういう部分、覚悟と言うものが胸にしみるような、そう言うかっこいいシーンだった。ベムラーに止められるんですけどね。
科学特捜隊に入った時点で、もう、獅子兄弟は過去のいきさつがどうであれ人類の味方だからこそ、そういう方向に行ってはいけないという諭は凄い好きだったね。
しかし、このメフィラス編、良いところで終わったけどー
どうなるんだろうね。

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