2020.03.23 Mon
「BanG Dream! 3rd Season」#9『我が道をどうのこうの。.』

RAS、敗北する!


チュチュ、焦りと言うか寂しさと言うか、そう言うのは見えてたよね。RAS自体、プロデューサーとしてワンマンな部分はあるけど、ただ、バンドとなると、そういう訳にもいかねーのよなー。
独りよがりだしね。
まぁ、自分のバンド、自分がプロデューサーになって、色々とやるべき、とか、まぁ、そう言うのはわかるんですけどね。ボーカルとか、レイヤ、マスキ、ロックもね。
言ってしまえば人なんですよ。
これ、詳しいことを言ってしまうと、あのガルパのロゼリアのイベントの友希那と同じなんですよね、数話前に、友希那が「チュチュは昔の自分と似ている。」って言っていたことがあったんですが、やっぱり、このイベントが来たかと。RASも、あの二期のころからあった、チュチュの強引さ、そういう部分がね。
あるんですよねぇ。
ようは、その強引さが、どういう風に作用するのかって言うのが、あれなんですよね。チュチュの場合は、あまりにも自分勝手すぎるんですよね。
ただ、バンドリで自分勝手な連中って今に始まったことじゃないんですよね。
でも、これは、ポピパの香澄であったり、ハロハピの、こころも実は同じなんですよね。実は、彼女たちは、そういう部分ではよく似ているんですよ。


ただ、香澄と、こころの場合は音楽に関してはど素人だから、彼女を中心にみんなと一緒に自分たちの音楽を見つけることに、ポピパや、ハロハピの物語って意味があるんですよ。
でも、ロゼリアとRASの場合は音楽に関しては、あの年代に関しては熟年レベルだからこそ、誰よりも詳しいからこそ自分のスタイルを求めすぎるために他者の心を蔑ろにしてしまう。ロゼリアも、これで友希那が暴走して、一度、崩壊仕掛けましたから、RASも、何れ、こうなるんじゃないかな?って思ったら本当にそうなったわ。
ただ、誰も彼女は理解できない。理解しようとすれば、不機嫌な猫のように噛みついてしまう、だから、そう言う距離感のパレオって言うのは実はいつか打ち明けてくれることを信じていた筈なのに、彼女から拒絶してしまったことと言うのは、所謂、彼女の人間関係の浅さだよね。
私も人間関係は薄いから、良く分かる。
あの年で両親一緒に住んではいないし、パレオと一緒であること、しかも、自分のものだと思ってメンバーが勝手に他のバンドと温泉に行ってしまったから、ただでさえ、裏切られた感があるんだろうね。
彼女は、高校、行かないほどに既に単位が取れているから、これ、一時期の有咲にも通じる部分があるよね。頭が良すぎるから自分以外、自分にとって必要な人以外と付き合うことの疲れを感じてしまった。そういうタイプでもあるとは思う。その証拠として、彼女は一人で住んでいるわけですから。
寂しさから来る孤独や人の関係の浅さではなく、あまりに優れている人間だからこそロゼリアの敗北も許せないということになっているんですよね。
だから、同じ音楽の天才としても、そこは音楽以外の部分も天才と言うのが友希那との大きな違いではないでしょうか。
天才でありながらも、なんだか、天堂真矢や雪代晶が好きになる理由って、どこかで見せるポンコツ加減が人間味を得ているからであって、正直、彼女もポンコツな部分はあるんだけど、それがねぇー……うん。あれなのよねぇ・・…
望んで孤独になった結果、自分の頭だけで動いた結果が、今、こうして、RASの崩壊を招いてしまっている状況なんだろうと思います。
それに対して、どうするか。
そこは、来週あたりでしょうね。
パレオって、そういう意味では美咲であったり、リサや、沙綾のような存在だからこそ誰よりも人間関係を大事にするタイプなんですよね。その大切さを知っているし、彼女自身、何もなかったはずの人生にチュチュが自分の手を差し伸べてくれたからだいじな存在なんですよね。
出もー……
拒絶されてしまった(=ω=)
アレは、悪手よ。
チュチュ。


ただ、彼女たちも、そう言う性質を理解しすぎてしまったからこそ強く言えなかった。だからこそ、こうなってしまった。って部分はあるんだろうね。チュチュを治せるのは彼女たちだけですからね。とはいえ、ああいうタイプはね、苦手なのはわかるな―(つ=ω=)つ
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