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『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』


なんか、動物の肉を食べて暮らすのはやめましょう!って話があるけどさ。
ああいうのを見れば見るほど、逆に肉を食べたくなる衝動が襲い掛かるのって、何なんでしょうね?まぁ、今日のご飯はとんかつだったんですが。
邪魔だゴッ太郎の牛たちの環境は何故、あそこまで酷いのか。
私ね、この前、それに類似する環境を作り出した映画を見つけたのよ。「IT/それが見えたら終わり」って言うんですけどね。
あのー、冒頭の屠殺業の見習い修行中の少年、マイク・ハンロンが家畜を殺すシーンを躊躇うときに見える、あの環境を、ちょっと脚色したのが邪魔だゴッ太郎の作者の世界なのではなかろうか?と思いました。
そんな感じで、あの、今日は、この映画ですね。

『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』
あらすじ
1990年のメイン州デリーで、子供だけを狙った連続殺人事件が発生する。デリーに住んでいたマイクは、事件現場近くでそこにあるはずのない男の子の古い写真を発見し子供時代にIT(あいつ)と呼んでいた奇怪なピエロ、ペニーワイズの仕業であると確信する。マイクはかつての仲間との約束を思い出し、30年ぶりに再会することになる…。


この作品は、その原作の前半を映画化した作品ですね。
いや、あの、海外のホラー映画ってさ。やたら、血をドバドバやるから苦手なんですけど、これは、心理的な恐怖の描写を描いたりとね。まぁ、そう言うのは良いんですけどね。
いや、怖かったし面白かったですね。
まぁ、あの有名なですね。
スティーブン・キング、「ミスト」とか、あのパワーレンジャーが露骨にパクった「スタンドバイミー」の原作者でもある、有名な小説家の作品が原作のお話ですね。
子供の中にある純粋な思い込みの力を恐怖として煽り具現化させて、更により恐怖を倍増させて食いまくる、ペニー・ワイズという糞ピエロに対して、子供たちがもう戦いを挑む!っていう感じでね。
そういや、子供のころ、ピエロって妙に怖かった部分があるんだけど、その理由ってペニーワイズかもしれないな―って言うねw後、あの日本の伝承で言う口裂け女ってあるけど、ピエロと口裂け女って、妙に口の部分の紅いところとか、デカさのせいで、被ってシムから怖い!って言うのもあったし、うちの姉は旧版のITのCMの後に、マックのドナルドを見たらドナルドが怖くなった。って言うけど、やっぱり、そこ行くとピエロって愉快な存在ではあるけど、同時に子供にとって現実にいそうな怪異の象徴として見ることも出来るし、何を考えているのか解らない、顔と、あのスタイルは、とても怖く見えるんだな。って言うことを上手く利用しているよね。
何か心理的に恐怖を訴えるものがあるよね。
ピエロって言う存在は。
何を考えているのか解らないからこそ、自分を殺してしまうかもしれない、自分を何処かに連れ去ってしまうかもしれない。しばしばアニメで言えば遊戯王とか、特撮作品、まぁ、鉄人タイガー7とか、牙狼シリーズでもバットマンのジョーカーとか、ピエロをモチーフにした怪物って言うのが出てて、それが恐怖を誘う演出にはもってこいの話をしていたりするし、そう言う意味で、ピエロを悪役にする。って言うのは、本来の想定から外れているけど、実は適役であるという皮肉。
終盤の逆転劇まで本当に怖いなって思いまして。子供が怖いと思っているものを具現化して煽って殺すし、更に、まぁ、恐怖の煽り方が怖いのなんのってあんた。最初にジョージィが腕を食いちぎられて逃げようとしたら追いかけてきて、そのまま食われるシーンとか、あれ映画館で見たらトラウマになる。
「IT」で一番印象に残ってるシーンって不良のリーダーがナイフで父親を殺害するシーンがあるんだけど、ペニーワイズがアメリカの教育番組を通して演者の子供たちを使って殺すことを促すシーンですかね。ペニーワイズが子供たちや司会者に交じって「皆殺し!皆殺し!」って叫ぶんだけど、あれが妙に怖い。
倫理的に言っちゃいけない番組の中で一斉に、それを言うわけですから。しかも、その間からペニーワイズが出てきて、笑顔で促すんだから、あんた、怖いのなんのって。
そんな子供をたくさん、食ったペニーワイズなんですが、今まで餌だった筈の子供に負ける。って言う皮肉的な最期を迎えます。
ペニーワイズ自体は子供の抱く精神的な脆さによって強さが決まるし、最終的に子供たちの抱いた絆の強さと殺意の強さによって負けるの本当に、あそこは、何だろうね。面白いし、深いって訳ではないけど、逆に、こう子供の思い込みの力を逆手に取ったラストとかね。
面白かった。
ペニーワイズも残酷だけど、同時に子供の抱く殺意の深さも同時に感じるよね。
ペニーワイズに対してフルボッコにするシーンで「殺せ!」って子供たちが言うシーンは、ある意味では、本質は同質の存在であるということを暗に示しているというか。
ペニーワイズと少年たちの差を考えると面白いかも。
純粋であるがゆえに本当に殺意を抱くと、ここまでのことを平然とする強さ。ある種、彼等の、そう言う可能性は恐ろしいものではあるんだけど、今回の場合、ペニーワイズという存在に使われたからこそ、スカッとするし正義感が満たされるものになるんだけど、本質は同じでは?っていう部分を問いかけているようにも思える。
でも、決定的に、彼等とペニーワイズの違うところも、ちゃんと描いている。それが、子供とペニーワイズの勝敗の理由であり、彼らが殺意を抱いた理由はペニーワイズに対する悪意と仲間たちとの絆に対するものであり、ペニーワイズの抱く殺意は快楽的なものであるという、この差が子供たちの勝利を面白くしているのだろうと、そう言うことを思った。
まぁ、そういう感じでですね。
怖いですけどね、おすすめです。
11月に続編の映画がやるようだし、行こうかなー

| ARIA The MOONLIGHT Neo VENEZIA INFORMALE | 00:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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