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『ウルトラマンタイガ』 第3話「星の復讐者」

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……とりあえず、宇宙ステーションの爆発って何かしら事件になるけど、まぁ、あの世界では描かれていたからこそ、マスコミも、ああも叫んでいたんだろうとは思う。
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果たして、復讐は悪なのだろうか。
これは、全ての創作物において否定されるべきか、肯定されるべきかを描く難しさと言うのはあると思うんですよね。安易な否定と安易な肯定は逆に危険であるという。
従来のウルトラマンなら復讐の否定から入りそうだけど、タイガは肯定していて、ヒロユキは否定しているのは新しいスタイルな気がする。
ウルトラマンは従来は人よりも前を良く存在だからこそ、色々とあるし、人間は復讐を肯定する立場だったからこそ、その逆を行くのは、またウルトラマンの難しさを象徴しているのではなかろうか。とは思う。
ガン×ソードなら、問答無用で復讐を許してるパターン。
でも、ガン×ソードで描かれたように復讐が終われば、新たに生きる希望が生まれるのではなかろうか?とか、そういうことは思ったりする。
讐は肯定されるべきか、否定されるべきか。
これは、この手の作品で描かれるべき永遠のテーマのようにも思える。そうそう他者の感情でどうにも出来るものではないが、ヒロユキの場合は、それでもどうにかしたいのは他社から見ればお節介がすぎるように映るのかな。
令和のジャミラ的な物語を現代的に昇華させたが、やるせなさを出さないのは、あくまでもメイン視聴層にトラウマを残さない為だろうから、どことなくご都合感は感じるが……
でも他作品なら消されていただろうね、あの社長。
殴られるまで、あの調子だったわけだし。
見るからに「こういう大人になっちゃいけないよ。」って、最近のウルトラマンのパターンだわね。
あの金髪のベンチャー企業の社長。
安易に復讐を肯定すればメイン層に対して与える影響の大きさってのはあるでしょ……
でも、そういう復讐する人間の気持ちを描いて、社長が殴られる、このストーリーラインに描かれることに意味があるんだろうとは思う。
ついでに牙狼ならホラーに食われてた。
復讐否定論に対しては賛否が起きるだろうなー。
でも、こういう時代、ああいう事件があったからこそ円谷は、敢えて、それを描かなければならなかったのだと自分は、あくまでも、そういう風に思いたいとは思う。
復讐に取りつかれれば、そこに怪物に変質してしまうというのは、まぁ、残念がらね……だからこそ、ゆるそうというのではなく、我々、現実の世界で言えば、そこは・……なんというかさ。
法的な手段とか、そう言うのがあってほしい。
子供向けだからこそ、そういう風に描かなければならないというのはわかるけど、これでいいのだろうけれど、最近だと上級国民()の件とか考えると、真っ直ぐに復讐を否定するという形は、それだけで狂気になると思うんですよね。だからこそ、ちゃんと法的に……って部分で、ちゃんと裁きは受けるべきだと思う。
ガン×ソードのように、復讐を肯定して、やり切った後に生まれる希望もあると思うと、一概に否定することだけが正義ではないと思えるからこそ、この塩梅とは難しいものです。
被害者のことを考えているようで考えてないし。
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なんか、タイタスの出現以上に、復讐は否定されるべきか、肯定されるべきかで色々と考えてしまった。
人間の手でちゃんと復讐と言うか、裁きは受けてほしい。法的な手段とか、そういう部分でちゃんと裁かれるであろう未来は、ちょっとでも良いから描いてほしかったな。
タイタスが戻ってこなければ、タイガの中にあるトレギアへの憎悪とか、色々と霧は無いけど。
ふと、思ったけど、タイガは復讐に肯定し、トレギアも復讐に肯定と言うか、力を貸していたのでトレギア自身、タイガを自分と同種に変えることも目的だったのでは?とすら思う。
あくまでも、これは感情論だからこそ……
うん。
司法によるさばきに身を委ねなければなるまい。
とはいえ、最近の司法も軽過ぎでは?って思うから、あれなんだけど。
ホマレに殴られると同時に身から、どんどん錆が出て法的な手段で裁かれていったと思いたい。復讐の当人を止めることが出来るのは、復讐の動機になった、その人そのものなんだろうけど、ね。
まぁ、でも、ちょっと安易な否定だったかな。とは思いたい。
ヒロユキには前回の話があるからこそ、もうちょい踏み込んで復讐と言うものを描いてほしかった。
とはいえ、このやるせなさ、復讐を肯定してしまえば自分の中にある感情はトレギアに近い、化物になるのだろうというのは思うからこそ、難しい問題なんだろうなー。
ただ、安易な復讐の否定が難しいからこそ、そういう部分の感情をくみ取る発言を入れるのは良いと思った。
でぶりもそうだけど、地球人の問題は地球人で。トレギアの復讐の介入にも、言えていると思う。例の社長は、これから裁きによって悪事が暴かれていくことでしょう。

あ、タイタスはかっこよかったね(・ω・)
トレギアの挑発に乗らんかったし、トレギアの目的も恐らくは、そういう前回と同じことなんだろうなー。今回の話は、かつての恋人が戻ってきたけど、戻ってこなかったらースッゲー、やるせないよね。
でも戻ってこなかったら、どうにも、この感情はね。
ご都合と言う気持ちはわかるけど、タイタスが来なかったら土曜から鬱な気分になっていたような気がする……
でも結局、復讐したい人間の気持ちって大切な人を失った人しかわからないからこそ、前回の話でチビスケを失ったヒロユキが対話をする。
そこ行くと、ウルトラマンタイガ の物語は人の心を見つめなおす物語なのかもしれない。安易に感情に任せればトレギアの肯定になる危険性を物語は秘めている。
ある種、そこでヒロユキが過去のことを言っても、結局、その先に復讐者に何かプラスになることも無いからなんだよね。
恐らく、この物語の筋からトレギアの、この作品におけるラストは見えてくるんだけど、でも、それを受け入れられる視聴者はどれくらいいるんだろう?とか、配信を見ていて、そういうことを考えてた。
何故、タイタスをタイガが仲間にしたのか。恐らく、精神的に未熟なタイガは必然と無意識のうちにタイタスの賢者としての高潔な精神性に惹かれたのかもしれない。
足りない部分をヒロユキを交えた四人でウルトラマンとして成長するんだろうなーとか思う。
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安易な復讐の否定は危険だが、安易な復讐の肯定も危険である。
この物語は、そういうことなのだろうと思う。そういう陰鬱さを吹き飛ばすタイタスの登場と言うのは大事なことなのだ。
安易な復讐の肯定は我々であり、それが被害者を化物にしてしまう可能性、ようはトレギアですね。
安易な復讐の否定は、逆に、またそれも被害者を化物を育ててしまう。
だからこそ、ヒロユキがチビスケのことを思い浮かべたからこそ、どうにかせねばならんのだろう。と……しかし、復讐を受ける人間は何かしら罰せられなければならない罪を犯しているわけで。
その復讐を受けるべき人間に対して我々はどうするべきなのか。その感情の暴走が行き過ぎた私刑に対する警告になるのではないのか。
そういう作り手の問いかけを感じる。ウルトラマンタイガ は人の心に挑戦している気がする。

| 特撮感想 | 00:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

一瞬ジャミラ化に期待しました……

| 毒穴子四太夫 | 2019/07/22 01:22 | URL |

毒穴子四太夫 さんへ

ある意味、自分勝手な正義を行使するという意味ではギャラクトロンは相応しいですけど、まぁ、ジャミラでも問題は無いですわな。

| 月 | 2019/07/22 22:04 | URL |















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