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映画刀剣乱舞-継承-

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【ストーリー】
天正十年六月二日 京・本能寺。
明智光秀が織田信長を襲撃した“本能寺の変"に、歴史改変の魔の手が迫っていた。
燃える寺から信長を逃がし歴史を変える、そんな時間遡行軍の計画は、刀剣男士たちの活躍により打ち砕かれた。
ところが、無事任務を終えて帰還した彼らに届いた「織田信長生存」の一報。
本来の歴史に戻すため、刀剣男士たちは織田信長暗殺を目的に再び過去へと出陣するのだった。
どうやって信長は生き延びていたのか、怪しい動きをする影、そして立て続けに歴史介入をしてくる時間遡行軍。彼らの本当の狙いに気付いた三日月宗近は…
正しい歴史とは何か。“守るべきもの"を守る戦いが、今始まる!

刀剣乱舞自体は既にゲームは手を出しておりまして、そこでお気に入りの刀剣男子が二人いたんだけど、この映画には出ません!!ってことで(´・ω・`)となった思い出が。まぁ、その後、ミュージカルだとか、舞台だとか、そして、実写映画ということで、まぁ、舞台等に関しては手を出してなかったんだけど、ゲームも途中で止めちゃったし。ミュージカルはウルトラマンXでお馴染みの高橋健介君も参加していたのですが、どうにも見る気が起きなくてですね。チケットも高いしで。
まぁ、そんな感じで、今回の映画に限っては何ですがー、こればっかりは近所の映画感でやってたんだけど、どうにも外に出る気が起きないということで、まぁ、そうそう時間を伸ばしていたら、もうこんな時間になって、今更見たという、そういうお話です。

歴史改変を阻止する刀剣男子と、時間遡行軍のやり取り、その中で主役の三日月が何かを暗躍し、時間遡行軍に所属する無銘と、そして、この手の物語にはお約束の織田信長というベタな設定と流れ。彼を殺すか、守るか、そうすることで我々で言う正しい歴史を守るか、新たに歴史を変えるのか。
その境目である。
歴史改変と言うのはありがちだが、それを描くことは非常に難しいと思う。それでいて、隠れた歴史、葬られた歴史、そういう説もあったのでは?って言う、正史の裏にある真実、そして、そこから来る歴史とは何かということ。
歴史って、結局、人が作ったものであるからこそ曖昧であるが、だからこそ、歴史とは人なのだということが良く分かる。愛しいものがあり、その流れの一つ一つが、花々の流れ、人々の往来、しかし、信長が生きていれば、そこにある現代まで生きている人間の歴史まで狂うし、消滅してしまうということ。
解らんでもないけどね。

そこで主役である三日月宗近が知る歴史、彼が、真なる歴史に拘る理由。人の姿を保ち長く生き過ぎたがゆえに

でも、時折、信長が天下を取り続けていたら、それこそ、新撰組がいる時代まで織田家が徳川に変わって天下を取り続けていたらどうなったんだろ。って思うのよ。
なんか、見ていて、そういう歴史のことを考えさせるのです。
まぁ、この時期の歴史が好き。って言うのもあるんだけど。
時代劇であり、SFでもあるような、そういう感じの話ですね。
あの、前に、日本テレビで時空警察って言う歴史がちゃんと運んでいるかどうかを調べるてきな、そういうドラマがやっていたんですが、この映画も、刀剣乱舞というゲームも、そういうものだと思って頂きたいです。
骨喰に記憶がない理由、豊臣側に渡った理由とか、そこを、またこういう説なのではないか?と、話で見せる演出、良いね。
長谷部はもとより、信長の刀だからこそ、色々と思う部分、感情を露わにする部分とか見てて微笑ましいなーって思った。
実写版刀剣乱舞、まぁ、アクションに派手さが無いんだけど、まぁ、この時代に合わせたものなら仕方ないのか、それでも一応、刀剣男子は超常現象的なものであるわけでもあるしどうせなら、何か、そういう外連味のある派手なアクションをやっても良いと思うな―(つ=ω=)つ
ただ、後半になれば、多少はね。って気分に放るほどに、予算を使っているように見える描写が増えたので、これはこれで。ガッチャマンとか、ああいう派手さは無いが、映画という媒体の中でやる話はちょうど良いような気がする。あれほど、メッセージの単調さはあれど、こういう映画は、結局、やり過ぎると凄い面倒くさいとっつきにくい映画になってしまう危険性がある。エンターテインメント性とメッセージ性、前者を多くしたのだろうと思う。やり過ぎるとガッチャマンになっちゃうからね。
日本で多くのアニメとか漫画が実写化された中で個人的には、これは一番の出来だったように思える。
ストーリー自体、ゲームの性質上、人物をしっかりやれば自由に出来るし日本の伝統の時代劇とSFテイストを混ぜ合わせれば面白いエンターテイメントになる。
テーマ性である歴史とは何か、その中に付随する織田信長という言ってしまえばベタだしありがちな話だし、ありがちな歴史に対する答えって言うのは、まぁ、ありがちではあるんだけど、それと同様に刀剣男子を通して抹消された歴史の説を見る面白さ、歴史を通して汲む刀剣男子の生き様は見ていて楽しい。
歴史がテーマだからこそ人間よりも長く生きて歴史を紡いできた彼らの感情は上手い物がある。
惜しむらくは目に見えてしまうほどの低予算っぷり。合戦シーンに至っては頑張ってはいるけどNHKの大河ドラマとかに比べると寂しいなぁって思ってしまう。
内容はベタだけどベタ故の面白さはちゃんとある。
時間遡行軍の出来は良くできているとは思うし、刀剣男子の衣装もコスプレ感を出さずに頑張ってはいるんだけど、せっかく面白いのに予算、無いんだなって、そういう部分が見えてしまう処が残念だ。
少なくとも、私が見てきた色んな金に力をかけて駄作の烙印を押した映画よりもはるかに面白かったよ。
だからさ。
「BRAVE STORM」「ニュージェネウルトラマン」と言い、どうして原作を尊重している自分の好きな実写映画ほど予算が少ないのか。改めて、これを機に問いたいという気分になる。
ってか、これ劇場まで行って見てくればよかったな。
ちょっと、テレビで見たことを今後悔した。
骨喰藤四郎が豊臣に渡った理由、そして彼が記憶喪失になった理由とか面白いし、三日月宗近が歴史をや審神者を大切にする理由を見ていると、それこそ彼が生まれた時代から現代という流れを考えると当然の結果にもなるだろうと思う。
小林靖子の毒素成分は薄いが話は小林靖子らしい捻りと堅実さがある。
どろろを黒靖子と捉えるのであれば、刀剣乱舞は白靖子と表現すべきが正しいような気がする。
やはり刀剣男子の歴史と、その刀剣を持っていた歴史上の人物の重なり合いは見ていて巧だなぁ。と思いましたね。
刀剣が人になって意志を持つからこそできる物語を小林靖子は十二分に描いていたと思うのです。
ベタをどう調理すれば面白くなるのか。
これはウルトラマンジードでもよく分かる展開でもあるし、刀剣乱舞はベタだからこそ王道のドラマを面白く描いたのだろうというのが良く分かります。
そこでちゃんと作品の面白さである要点を抑えているから、映画刀剣乱舞は実写作品の中でも力を得られた。
また長く生きたからこそ自分の歴史に対して思う部分、作中に出てくる堀内正美さんの演じる審神者が刀剣の中でも年長者である宗近に「明日」という歴史を任せるのも
次回やるなら、もっと予算を出してですね。
時間遡行軍と刀剣男子の迫力のある合戦みたいなのが見たいですね。
やはり他の実写と違う。
日本の伝統とSFが入り交ざるからこそ面白い、バイタリティ溢れる作品が出来たのだと思う。
前任の審神者から、これからを生きる明日という歴史を任された三日月宗近の今後の人生が気になるし、出てほしい刀剣男子も出してほしいところだし、個人的に、続きは出してほしいところ。
続編は行くよ。
ということで下手な実写映画化だと思って侮ることなかれ。
またすごいところで、髪が青や緑とかいるのに、それが全然、作中ではギャグになってないところが凄いんだよ。普通に物語に違和感なく、溶け込んでるの。
鶯丸、かっこよかったよ。
予算は少ないが邦画の実写映画に辟易している人ほど、この作品を見てほしいと思えるようなこれは本当にねー。
悪い話ばっかりじゃないのです。
そういうことを思わずにはいられないのよ。
ちゃんとした実写化映画が、好き勝手いぢられて原作の良さを壊すような映画と違って、正当に評価される日を望む。

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