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『ウルトラマンタイガ』第2話「トレギア」

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キングゲスラの赤子を拾い、それに対してに攫おうとした宇宙人に勇気をもって助けようとしたからこそ、タイガに気に入られる。うん。ウルトラマンのありがちな憑依だわね。これ。そういや、こう言うのを見ていて思うんだけど宇宙人が監視カメラを壊すのって正直、怪しまれるデメリットしかないよね。
しばしば、そういうウルトラマンになるには、そういう慈しむ心って言うのは大事なんでしょうね。思えば、ガイさんとかも、そうだった気がするけど、そこ行くとリクってのは、極めてまれなケースなんだろうなーって言うのは思う。いや、あの子は、あの子で優しかったから、そういう意味でも、ウルトラマン的な心が、ジードをヒーローにしたという方が適切であるような感じがするけどね。
しかし、イージス、暇な集団だと思われているような、そういうあれがあるそうな。
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さて、まぁ、タイガは、まだ未熟ですね。
怪獣を倒すことも大事ですが、それ以上に、人を助けることを放っておくタイプ、何て言うか、一人を見捨てて100を助けるか、その逆かに対してある種、未熟であるがゆえに怪獣を倒すことを優先する。それはタイガの武勲を上げたいという、そういう未熟さと、自分なら怪獣を倒せるという傲慢さがあるのでしょう。
言っていることは正しいけど、それ以上に日本のヒーロー特有のヒーローのカッコよさを、彼は、まだ、その精神の中には持っていないような気がするのです。
ウルトラマンにとって助けられる命は全てが大切な命な訳です。
だからこそ、あそこで死ぬ危険性があった人を見捨てるように変身するというのは、実はウルトラマンにとってはタブーな部分があるのです。タロウは、このウルトラマンの精神が教えなかったとは思わないが、教える前に、一話の冒頭の状況になってしまったんだろう。
「(ウルトラマンに)選ばれたことを誇りに思え」どこか、この価値観の押し付けは、今までのウルトラマンに無かった、彼の傲慢さ、ある種、ウルトラマンナンバー6の息子であるからこそ、彼は強いけど強いと思い込んでいる未熟さと、そういう傲慢さがどうにもできない状態なんだろうなー。
まぁ、ウルトラマンタイガは人間でいえば、中学三年生レベルらしいので、考えようによっては、そういうことなんだろうなーって言うのが色々と見えてくる。
だからこそ、一人一人の命委、それこそ怪獣の命も大切にするヒロユキと肉体を共存、今はまだ価値観が違う二人が肉体を共有することによって生まれるバディ関係が、この二人の成長する糧になって意味のある物語になっていくんだろうとは思う。
それが、今回の話、人の命、怪獣兵器になってしまったキングゲスラの話を見て、ウルトラマンタイガという物語の根幹が見えてくる。
タイガの信念は、高潔ではなく極めて俗っぽいものだからこそウルトラマンとしては実力だけじゃなくて、その精神すらも未熟であるというのが今回の話で強く露呈してしまったという現実。
だからこそウルトラマンとしての成長が、ある種、子供っぽいからこそメイン層に伝わるね。
人間に対する振る舞いだけは一人前とか、そういうこと言わない。
精神的な高潔さはタイガは思い切りヒロユキに負けているけど、ヒロユキに比べれば遥かに強い力を持っているウルトラマンタイガ。
でもウルトラマンの話において、それは物凄く危険で、何れ、その力がトレギアの策略によって危険な状況に追い込んでしまう話は出てきてしまいそうな気がする。
力と共に心も強くならなければ、タイガは、いつまでもタロウに認められないし、我々のような視聴者からも認められない。という構成にしたのだろうというのは、今回の話で強く感じたことだった。
ウルトラ6兄弟を超えて行けという話があるけど、タイガの物語は、それを2クールかけてやるんだなと。
タイガのボイスドラマの第二話を聞いたけど「自分が何を為すべきか。」を教えてもらったからこそ、タイガは今回みたいに怪獣討伐に生き急ぐかのように、言っちゃえば、ああいう心無い発現をしてしまったのではいか?とも思う。
人と出会い、成長するウルトラマン、だからこそ、その意味を履き違えてしまう若気の至りって言うのはありそうですね。自分が何を為すか。
それに対して生き急いでいるような気がする。
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ついでにトレギアは、キングゲスラの動きをタイガは止めたのに、それでも「この怪獣を倒さなければもっと被害は広がっていた」
と吹聴して希望を与えるかのように見えて壊してしまうトレギアの悪趣味さ。見せかけの良心で相手に触れて、それを壊すことに快楽を覚える、そういうタイプの敵なんだろうなーと思う。しかも、今回、ゲスラが再度、暴れた理由は、トレギアからタイガ、ヒロユキを守るためだからね。
ただ、これ、あくまでも視聴者側の意見であって、あの世界の住民からすれば、トレギアは人を守っているように見えてもおかしくないわけですよ。
ウルトラマンの事情なんて知ったこっちゃねー~。
トレギアは、それすら利用しているからこそ怖いのです。
大人しくなったところで、介入するいやらしさだよね。
結局のところ、色々と止められる部分で止めなかったりするのは、それこそ、ウルトラマントレギアという存在、まるで、「正しさ」とは何か。そういうのを色々と感じさせますね。
ウルトラマンは、その力ゆえに正しくなければいけない存在の中で、敢えて、それを見過ごすトレギアという存在。どうなることやら。
さて、ウルトラマンのアンチテーゼそのものをウルトラマンにやらせることで、タイガがどうするのか。
そこが楽しみですね。
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| アニメ・漫画・小説感想 | 00:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

少年が赤子怪獣とふれ合う……ここはモットクレロンにして欲しかったです
着ぐるみ的に難しいとは思いますが
ストーリー的にはチョコレート→甘いでトレギアに甘いという台詞言わせないといけないので野菜好きなモットクレロンでは駄目ですけど……
個人的にモットクレロンの幼獣体が凄い好きです
洞窟?に移ってからの中間体も……

| 毒穴子四太夫 | 2019/07/14 01:53 | URL |

Re: タイトルなし

モットクレロン、予算はないので見送られました。
モットクレロンは、これからも我々の記憶に残ることだと思います。
個人的に、そろそろデッパラスを出して欲しいです。

| 月 | 2019/07/14 10:12 | URL |















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