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そりゃー、5年だしねぇー

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そんな感じで、アイカツSS
アイカツフレンズを見てたら、こんなの、書いてた(つ;=ω=)つ


 「どうした?アリシア……」
 「んぅ、解りませんか?ひびき……」
 凛とした声が、二人だけしかいない宝箱のような部屋に響く。
 皇女でもアイドルでもなく、ひびきの彼女として改めて日本に帰ってきたアリシアは、エメラルドグリーンのように輝く瞳を濡らして、万年、冬のような寒い世界にいた皇女の吐息は故郷を感じさせないほどに情熱と欲求を纏い、天翔ひびきの胸元を撫でながら抱きしめた。
 「解っているよ……でも、誤解をしてしまうこともあるからね……」
 「この吐息に、貴女が思い描かないこと以外のことが想像できますか?貴女が故郷に来てから……私は……」
 「アリシア……っ!私も、アリシアの故郷に行って、アリシアを見てから感じずにはいられないんだ。アリシア……」
 「あぁ、ひびき……」
 自分から誘うのは、何処かはしたない。だが、ひびきの匂い満たされて、ひびきに抱かされているような気分になると、どうにも抑えは効かなくなるようだ。
 5年も禁欲して、たまりにたまり続けた感情は、ひびきの部屋に入り、ひびきを全身で感じた時点で決壊しそうだった。故郷とは違う。
 故郷には、あなたの匂いがない。
 白銀一色の世界は美しくて幻想的で、故郷の景色は、それはそれで好きではあるのだし、幼少期、ひびきと出会う前は、これに勝る景色は無いとすら自負していない。
 しかし、ひびきと出会ってから、貴女と出会ってから、白銀の世界を鮮やかな炎で染め上げていく。
 ひびきの部屋は情熱的な色で染められている。
 それは、どこか、5年間の自分を表したかのような故郷の味気ない自分の部屋に比べて華やかさで満ちている。
 この部屋に来ると、初めての夜を思い出す。
 フレンズになってから、その思いを受け入れてみも心も、捧げた初夜。まるで、自分の身も心も、ひびきにボディペインティングされてしまったかのような、ひびきの情熱の炎が、アリシアの白銀の肉体に炙られて目覚めた快楽への目覚めは、初めての快楽はアリシアの中で性欲の炎を呼び覚ました、あの頃が今でも手に取るように1ページずつ、本を捲り、音読するように脳裏に過ぎる。
 自分の中にある淫らさを炙り出されてしまったかのように少女は淫らな笑みを浮かべた。
 「私も、ずっと、アリシアを抱きたかった……」
 大人びているとはいえ、所詮は、まだ目覚めたばかりの十代の少女に過ぎない。
 流される快楽に身を任せて、二人は意識が闇に溶けるまで重なり合う。

| 適度なSS(黒歴史置場?) | 00:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

忘れられないの

永遠にしたいこの夜を。

時系列的には61話の後の様ですが良いですね、多分二人はこんな感じに過ごしたんだろうなと思ってました。
この時ばかりは心情も5年前に戻ったんでしょうな。

| kwai | 2019/06/28 22:56 | URL |

サカナクションの新曲(つ=ω=)つ

やっぱり、ベッドの上だったり、好きな人だったり、五年ぶりだったりすると、こういうことはあるような気がします。こんな感じで過ごして淫らな夜をですね(つ=ω=)つ
なんか、続きを書きたいです(つ=ω=)つ

| 月 | 2019/06/29 00:35 | URL |















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