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うまるとレズセックス

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うまるちゃんと、切絵ちゃんが同棲してレズセックスする話


 「う、うまるさん……そんな、見ないでください……」
 「どうして?切絵ちゃんの身体、とっても綺麗だよ……」
 眼を離してというのは、うまるにとっては、とても酷なことだ。同性で、こう言う関係になるとは思っていなかったのもあるが、純粋に自分を思っていた同級生の肉体に見惚れて、ずっと見ていたくなる。
 大学在学中に絵本作家としてデビューした切絵に告白された、うまるは己の真実を包み隠さずに切絵に全てを話した。「こんな私でもいいの?」と自嘲気味に。少し脅迫めいた反則的な返し。もしかしたら、これから結婚まで行けば切絵に途轍もない程、醜い自分の負の部分を押し付けることになる。
 それが絵本作家としてデビューした切絵にとっては途方に暮れたくなるほど、優しい今までの自分のイメージを壊してしまうことだろう。
 何せ、怠け者の、うまるは、切絵にとっては”こまる”という架空だが自在する妹のことだと思っていたから。今までは兄がいたからこそ楽しく過ごせていたが付き合うともなれば話は別。
 同性がどうのこうのという問題じゃない。
 切絵は一人の人間として、うまるにとっては素晴らしい人だし、恋人関係だからこそ切絵に嘘はつきたくないから、あえて真実を話した。己のありのままを話せば失望して遠慮するだろう。そういう狙いが、うまるの中にはあった。
 「それでも……」
 ”私は、うまるさんが大好きです”
 と屈託のない笑顔で言われてしまえば自然と落ちてしまう。これまで以上にない極上の笑顔を向けたまま絵本に出てくる子供のような純粋な視線が眩しい。佇んで、だらしない自分を受け入れてくれる切絵の前で自分が矮小な存在に思えてしまいそうなくらいには。
 彼女は純粋なのだ。
 こまるとして接してきて、自分のダメな部分をいくらでも知っているのに。
 その人として情けない部分を内包して自分に告白してくれたというのは、自分が自分を不安に思いながら自分から切絵との関係を断ち切ろうとした己を大いに恥じて、思わず泣いてしまったのが、あの時のことだ。
 「ダメなうまるさんも、良い処のあるうまるさんも、全部、含めて、うまるさんなんですから。」
 「切絵……ちゃん……」
 無理やり関係を断ち切ろうとした自分が恥ずかしくて許せなくて、罪を犯した小動物の様に震えながら泣いてる、うまるを優しく抱きしめて背中を撫でてくれる彼女の優しさに埋もれた。
 そうして結ばれてからは同棲生活、と言っても、うまるが兄と住んでいたアパートの隣部屋で生活し、何かあれば兄が助けに来てくれるし、部屋が散らかった時も掃除してくれる。
 最近は切絵と一緒に掃除や料理をするようになったが、今までのぐーたらな生活もあってか簡単に抜け出せそうにはない。
 それでも切絵と一緒ならという青春恋愛漫画のような己の心のままに暮らしながらも、それがどこかで、あらゆるものを我慢して作り上げた欲求を封印する砂山を作り、物欲等の雨風が崩そうとすれば、ぐーたらな己の中の獣が目を覚まそうとする。
 切絵からすれば、そういう部分を出しても……と言われたが一度、封印したものを出してしまえば、ずっとそうなってしまいそう。
 切絵の活動に迷惑をかけるようなことだけはしたくない。
 が、どうしても学生時代の己との葛藤に悩み苦しみ、甘い同棲生活とは自分で決めた自分ルールのようなもののせいで上手く行くことはない。
 故に恋人同士の初夜すらも、まだ。
 そういった自分の中にある他者から見ればくだらないと思われる苦しみを悟ってか、切絵の絵本の世界のように甘く甘えたくなってしまう心地よさの中に包みこんでくれる。
 いつも深夜、下手をすれば朝までゲームをやってた、あの生活も懐かしいが、こうして切絵に甘えてしまう自分の生活も悪くない。
 そういった己の自堕落さを、かなり抑え込んで生まれるフラストレーションを包み込んでくれるものが愛する人の胸の中という恋愛漫画のような世界に浸りながら、今度は、うまるの中に切絵に対する申し訳なさが元より他人を思いやる性格である、うまるに芽生えたのは言うまでもない。
 「うん……」
 なるべく負担をかけないようにしていたが切絵に甘えているうちに、兄の様に切絵には、かなりの負担をかけているのではないのか。
 せめて切絵の伴侶として出来ることを考えに考え抜いた結果、同棲し始めてから購入するようになった成人向け百合漫画を何度も何度も読み耽り、そして、今に至る。
 「どうして?」
 「わ、私、うまるさんの様にスタイル、良くないですしっ!」
 緊張しているのか声が少々、裏返ってしまっているのが何とも可愛らしく、うまるの琴線を燻らせる。視線がおどおどしているというのは、切絵も初めてということなのだろう。
 うまるも漫画を読んだとはいえ初めてなのだから、緊張はしているのだが、それ以上に切絵の瑞々しく聖域のような肉体の方の美しさに酔ってしまいそうだ。
 そうして衣服を脱がせてベッドの上で寝転んだ切絵に覆いかぶさって、ただただ、まじまじと、その後、どうすれば良いのか解らなくなった女体を初めて見た思春期の学生の様に固まっている。
 「う、うまるしゃんっ!?」
 「だ、大丈夫だよ!切絵ちゃ……ん……」
 今でも絵本作家をやりながらネタに行き詰った時は、うまるに甘えるか水泳をやっている分、その引き締まった肢体は芸術的だ。鍛えられた肉体から浮かび上がる鎖骨や、生まれるくびれは人魚を思わせる。
 努力したに切絵が見せた肢体を自分が、これから手をかけるのだから、これに罪悪感すら生まれるし、緊張を感じるなという方が難しい。
 ピンと勃起した小さな桃色の乳輪に囲まれた小さな野苺に淫靡な香りが漂っている。
 学生時代には、こう言うことになると思わなかったからこそ、二十代になって初めてのセックスの中で芽生える、どうしようも無さというのは今となっては恥ずかしい。
 「す、すみません……私、う、うまるさんには、してもらってばかりで……」
 「え?」
 学生時代のころから引っ込み思案で周りから誤解されがちな切絵の周りには常に、うまるが傍にいた。だから憧れは季節が変わるように自然と好意に変わり、今、こうして自分があるのも、うまるのおかげだと告白して肉体が熱くなる。奥にある胸の思いがベットリと背中から嬉しさの入り混じった緊張から芽生えた汗に黄金色の髪が絡みつく。
 「切絵ちゃん……こういう時に告白するの、ずるい……」
 しかし、うまるとて切絵のおかげでぐーたらな自分から脱する、ちゃんとしたチャンスを与えてくれたのは切絵なのだし、だからこそ自分から切絵にこうして思いを伝えたいと思っていたのに、切絵の、そういう思いを聞いてしまえば、もっと切絵を気持ち良くさせねばと覚悟のようなものを決めた。
 「だ、だから!私!」
 「き、切絵ちゃん!?」
 焦らされていた切絵の手が我慢できなくなったのか、手早く獲物を見据えた猛禽類の様に、指先が、うまるの誰にも触れられたことのない肉芽を撫でて爪先は淫核を突いた。
 「あぅっ!?」
 急に甘い快感が走り思わず呻いて全身が強張った。全身に走る悦楽電流の大きさに身を震わせながら、覆いかぶさって肉体は蕩けるように切絵の身体に重なった。
 「ここ……触れられるだけで……こんな風に……なっちゃうんだ……」
 (うまるさんっ、可愛い……っ!)
 先ほどまで抱いていた緊張感は、どこに行ってしまったのかと鑑賞者いればツッコミを入れたくなるほどに切絵は、あの一瞬で気分が高揚していた。
 愛する人に触れられて甘い声色が静かな部屋に響く。
 うまるの嬌声は、ここまで心地よいのかと、もっと聞きたいと思えるように切絵は今まで、うまると関係を育む中で吸収してきた知識を思い出しながら重なる肢体の鼓動が全身に脈動する。 
 「うまるさん、とってもエッチで可愛いです……」
 「ふわぁ……」
 耳元にかかる甘ったるい息と純粋な切絵の喜びを表した言葉が耳から脳を侵し全身に入り込んでくる。うまるを抱きしめながら快楽の正体がわからずに震える最愛の人に今までため込んでいた愛の洗礼を耳元で囁き続けた。
 「あ、あぁ……」
 「もっと、可愛いうまるさんを見せて……」
 甘い誘惑の前に全身が拘束されたように動けない。
 自分が切絵を気持ち良くさせる筈だったというのに、しっとりと寝巻が汗に塗れて張り付く感触が気持ち悪い。
 しかし切絵の囁きが脳髄を支配したように動くことが許されないような命令が肉体を支配する。
 「ここ、どうですか?」
 耳元で響く甘い響き。
 撫でている切絵の指が、うまるの中に沈み始める。
 膣口以上にぬるっとした柔らかな感触に触れた時、思わず切絵の身体が強張った。誰にも触れさずに守られてきた、うまるの中に今、入っているということに対する緊張感が、そして、この状態でバラ色の様に赤く染まり、熱くなる、うまるの反応を見て、これ以上して良いのかどうか惑い始めていた。
 (これ、ダメだ……)
 初めて経験する悦楽の奔流に意識も何もかもが切絵に握られているように、ただただ、切絵を抱きしめることしかできなかった。ただただ自分を保つのが必至で、このまま離してしまったら凄いものが来る。
 言葉すらも発することが出来ない程に、愛する人が己の中に入るという衝動を実感する。
 切絵の中に自分がいるのだと言うこと、細かな痙攣が一定の周期に入り終わる度に媚肉から熱い蜜が自分の中で生まれていることの実感が、今、どれほど淫欲に満たされているのかということが良く解ってしまう。
 「切絵ひゃぁん……」
 初めての痛みとも快楽とも分からない行為を前に愛する人が、あれほど学園で完璧を演じて、家では自分の師だった、うまるが自分を頼るように、その名前を呼んでいる。
 もっと、してあげたくなる。
 もっと、その口から、もっと美酒のような嬌声を聞きたくなる。
 もっと、その口で切絵と呼んでほしい。
 もっと、その口で淫らな声を上げてほしい。
 もっと……
 「可愛い、うまるさんが見たいです。」
 第一関節まで入り込んだ指が、ぐちゅぐちゅと淫猥な音を掻き鳴らしながら蠢いた。
 「ぁぅっ……!?」
 自分の中で蠢く遺物を必死に追い出そうと、うまるの膣肉がうねり始めて、本格的に意識が翻弄され始めていた。芳醇な香りを漂わせながら、うまるの甘い嬌声が
 切絵にも脊髄から脳天を突き抜けるように駆け抜ける。この声、もっと聴きたいと膨れ上がる。指は切絵の欲望に答えるように、更に、うまるのぬかるみの奥へ奥へと抉るように侵略し始める。
 「ご、ごめん、切絵ちゃん、わ、私、もう……」
 完全に体内に別の存在がいる。それが切絵だと自覚すればするほど膣の中がぶるぶると蠢きしぶきをあげて力が抜けてくる。
 切絵を気持ち良くさせようとしたのに、さっきから、だらしない顔を晒してしまう自分がいて、そんな、うまるでも切絵は優しく抱きしめた。
 「きょ、今日はもう、やめておきますか?うまるさん。」
 「う、ん……ごめんね……切絵ちゃん……」
 切絵の言葉を聞いて、うまるの中で今まで張りつめていた緊張の糸が解けて、それこそ糸が切れた操り人形のように肉体そのものから力が抜けていく。
 余りにも衝動的な力が体内に爆発するように広がりすぎて耐えきれなかった。軽めではあったが、まだ体験したことのない刺激というのは未知の体験だった、バラ色のように染まり熱が溜まった肉体が切絵と重なって悩ましい艶やかな呼吸が耳元に響く。
 思わず切絵は、このまま……
 とも思ったが、うまるの状態を考えれば、このまま無理やりというのは切絵の望むところではなく出来れば一緒に心地よくなりたい。
 突き抜ける欲望を抑え付けながら優しく、うまるの火照った身体を慰めるように切絵の手が撫でた。
 「切絵ちゃんを気持ちよくさせようと思ったのに……」
 「わ、私は、うまるさんの、その気持ちだけで……も、もっと、二人で時間を駆けましょう……」
 柔らかで、たおやかな、うまるの身体を撫でているとゾクゾクと誘惑するように脳髄にシグナルが蔓延るが、それを抑えるが、目の前にいる幼子のような顔を見ると衝動的なものが肉体の中で弾けて手を伸ばしそうになる。
 (我慢……我慢しないと……)
 中途半端な交わりに、発情した性欲というのは常々、やらない以上につらいものがある。うまるを思い一人していた時に、空気を読まずに家族が邪魔する淡くも切なく苛立ちを交えたような感情の炎が内心に走り血眼になるような思い出が蘇る。あの時の切なさのようだ。
 「切絵ちゃん……暖かいね……」
 耳元で自分の身体に包まれて眠る、うまるの甘い台詞と、ふわりとした優しい声とは裏腹に切絵の中で矢が突き刺さったような衝撃が走り意識を失いそうだ。
 そして、有耶無耶に終わった中で、お預けを食らったような状態で、うまるが自分の胸の中で顔を埋めているのだから、家族の乱入によって封じられた時以上の狂気の熱が世界の崩壊を象徴するような大型台風のように己の中に渦巻く。
 このまま、うまるを襲ってしまいたいと理性の奥に眠る獣が目を覚ますが、このまま、うまるを襲ってしまったら嫌われてしまうかもしれないし、この関係も終わってしまうかもしれない。しかし、この内なる熱を身体に溜め込んで理性という名の牢獄で本能を封じようとしたが……
 「切絵ちゃん……暖かいね……」
 (ふぉぁぁぁぁぁ!?う、う、うま、うまるしゃ、しゃん!?)
 うまるの愛しそうに自分の名前を呼ぶ姿に脈動が激しくなり血液の循環のスピードがいつもの三倍以上に感じられるほどに、理性が牢獄は決壊寸前に近い。
 「う、うまるさんは……その……」
 「え?」
 上目づかいで覗いてくる姿が無自覚で狡い。
 思えば、こまるとして接していた時も、こういう無自覚な部分は正直、今でも切絵の慣れない処。
 うまるの愛くるしく抱きしめたい感じは、いつも変わらない。寝る時はいつも、あの凛々しさはなく、自分と初めて出会った時の様な”こまる”の時のような愛くるしさ。
 普段は切絵に相応しい人であろうと振舞っているというのに、こういう時だけ、うまるの可愛らしさが溢れ出る。
 絵本作家になりたいということをすでに知っていて、そんな切絵の夢を知っていて、笑うことなく純粋に応援してくれていた人が、もっと愛しくなってしまう。
 だらしないところもあるけれど、それでも切絵にとっては一緒にいてくれるだけで幸福を感じられるのは、これが好きな人に愛されると言う実感を味わっていたが、元より、こまるとして接してくれていた時から自分を愛してくれていたのだと、自分の胸の中で眠る最愛の人を見ると……やはり、続きをしたくなってしまう。
 しかし、予想以上の快楽に耐えられなかった、うまるに無理やりすると言うのも申し訳ない。
 「でも、次は必ず……」
 普段は絵に描いたような理想的という言葉が似合うほどに振舞っているというのに、本当はとんでもない怠け者で、炊事洗濯が大嫌いでだらしない面倒くさがりだというのに、それでも幻滅しなかったのは、うまるの中にある切絵への本心は本物だという事と自分の為に変わろうとして苦手なことを克服しようとする姿は応援したくなる。
 それに、何かあった時は隣の部屋には、うまるの兄もいることだしと安心できる部分はそれなりにある。
 紆余曲折なんてドラマや漫画のような忙しい恋愛なんてのはなかったが、それでも、学生時代から暖めていた恋心が実る気持ちは何よりも嬉しい。
 確かに驚いた部分はあったが何よりも、こまるとしての、うまるの生態を知ってしまえば。と、言うのもあるが、うまるの兄曰く、昔はもっとひどかったらしい。
 でも、そう言うギャップも好きだし、それでも、なお、自分がうまるのことが大好きだと思えた理由は……
 「私の夢を誰よりも応援してくれたからですよ。うまるさん……」
 そして、そんな自分を応援するために、だらしない自分を精一杯、変わろうと頑張る姿も切絵には微笑ましい。
 今日とて、うまるなりに切絵を喜ばそうとして空回りして、結局、いつも甘えるように自分を抱きしめてくれる。
 ふわりとした、こまる形態の柔らかな抱き心地が眠気を誘い、甘い匂いが漂う。
 「お休みなさい。うまるさん。」
 「おやしゅみぃ……きりえちゃぁん……」
 柔和な微笑を浮かべながら、最後の力を振り絞るように初めてのことで上手くはいかなかったが、それでも自分の為に、あそこまで頑張ってくれた、うまるの可愛さを思い出しながら切絵も強く最愛の人を抱きしめて眠りについた。

| 適度なSS(黒歴史置場?) | 00:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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