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少女☆歌劇 レヴュースタァライト第十一話「わたしたちは」

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やはり、戯曲「スタァライト」に則った通りの物語になって行く、このオーディション。
戯曲は、あくまでも彼女たちの原点である。
成長し、それを越えていかなければ、彼女達は、ひかりを救うことは出来ない。
オーディションは終了し、ひかりはいなくなった。華恋は必死にひかりの姿を追い、7人の舞台少女たちも大きな喪失感を抱く。ひかり不在のまま、近づいてくる聖翔祭の本番。運命の相手を探し続ける華恋はひかりが消えた真実を「スタァライト」の中に見つける。
しかし、これは戯曲ではなく、少女歌劇ですから。
戯曲「スタァライト」を超える物語であってほしいと常に思います。
ってことでねー、やっぱ、戯曲「スタァライト」の流れをくむオーディション展開よね(つ=ω=)つ
華恋というイレギュラーが、それを超越する物語になるのも良いが、それと別に、ひかりを失って虚無に囚われた華恋を介護する、まひるちゃんの話が見たいです。
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「いいの。どんな形であれ華恋ちゃんは私の……」
華恋に語り掛けるように、耳元で囁く。
「私の華恋ちゃんになったから……もう、これからはずっと……離さないよ。一緒にいようね。」
黒い欲望が満たされた、まひるの顔は晴れやかに彩られた、これ以上にない程の露崎まひるという人間が見せた最高の笑顔だった。
愛情の裏にある華恋に対する抱えきれない我欲が満たされた快楽に酔うようにも見える愛情と背徳感を五分五分に混ぜ合わせた、もしかすれば、他者から見れば邪悪と表されるかもしれない笑顔でもある。

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的な、そういう話があっても、良いよね?ってなります。
ねー。
「FLY ME TO THE STAR」って言うまでもなく、「FLY ME TO THE MOON」に肖ってる感あって、あれを和訳すると、基本、こういう歌詞になる(つ=ω=)つ

私を月に連れてって。
星たちに囲まれて遊んでいたいの。
星にどんな春が訪れるのか見てみたいわ。
つまり、手を繋いでほしいってことなの。
だからその……キスしてほしいの。


(つまひる=ω=)つ×(つ華恋=ω=)つ
(つひかり=ω=)つ×(つ華恋=ω=)つ
(つ真矢=ω=)つ×(つクロ=ω=)つ
(つ双葉=ω=)つ×(つ香子=ω=)つ
(つ純那=ω=)つ×(つなな=ω=)つ
あ、強い。

まぁ、そもそも華恋の舞台少女としてのキラメキを奪ってまで、トップスタァになることを、ひかりが望む訳がない。そこ行くと、やっぱ、彼女は自分を犠牲にするという展開が見えるのは辛いものがあるが、その犠牲を華恋が望む訳がない。
それが約束だから。
それが愛城華恋なのだから。
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公式が狡猾に間で提供する、まひかれの恐ろしさ。
恋敵であることは理解しつつも、それでも自分を憎悪から救ってくれた華恋を作り出したのは間違いなく、ひかりなのは誰よりも解っているから…華恋が、ひかりを助ける為ならサポートするし笑顔で華恋を送り出す。まひかれ描写ヤバい。
華恋が辛いときに、ずっと傍にいるのは、まひるなんだよなー。
こういうところに、かれまひの尊さがあるんだわ。
この第5話の華恋に向ける「やっぱり大好き」って、まひるの言葉が、どれだけの強さなのかと言うのが解る訳ですよ。
華恋の言葉で救われたからこそ華恋の言葉で思い出したからこそ、今度は自分が華恋を苦しみから救い出すという、そういう覚悟も11話の、まひるの行動からも見れてね?
何よりも同じ部屋に住んできたからこそ、まひるのキラメキを最も理解しているのが華恋であるという点であり、その逆も然りであるという部分が良く解るのですよ。
華恋を運命の人として愛した女を助けるために全力でサポートとか11話は何気に、まひかれで満たされている。
露崎まひると言う少女の、華恋への一途な思い。
ズルい。
こういう描写を5話以降でもちょくちょく随所に挿入していくから、#スタァライト の公式は狡猾ですよ。
こんなんじゃ、素直に、かれひかが良い感じのムードになっても喜べないじゃないw
って思わせる空気づくりが本当に秀逸で、狡猾だなぁw
これで、まひるがいなかったら、華恋は壊れているのではなかろうか?って思えて仕方ないわ。
されど、時間が過ぎていく虚しさよ。
こういう、かれまひ要素を出されるとさ。
かれまひは報われるべき。
って思考になるから、ダメだよね。
ちょっとずるいよね?(・ω・)
そうして、ひかりの失ったものに気付いてしまった時、あのオーディションの残酷さに気付いてしまう辛さ。
華恋は、ひかりがいなくなったことで奪われていないはずのものを、無くしてしまったということを考えるだけで、ひかりとの約束が、どれだけ華恋にとって大事なものだったのか良く解る。
己が腐っていた夢に、再度、輝きを与えた存在が、ひかりなら、そうなるよね。
そして、これは戯曲「スタァライト」を越える物語であることは、やはり、間違いない。
光を救い出す。
その為の全てを為してきた、このお膳立て、ひかりを失うことで、ひかりの辛さを知らなければ華恋は、ひかりを追うことが出来なかった。でも、その重圧は、己を再度輝かせた、ひかりが消えれば普通なら潰れていたであろうし、その華恋の心情を支えたのが、99期生の仲間であるライバルたちって、こんな展開、泣くよ。
キリンが思う以上に、舞台少女はライバルであり、だからこそ最大の友人なのだと、ライバルは消し合うものではなく、高め合うものである。特に同じ舞台を作り、最高のものを作り合う舞台少女なら、なおさらなんだ。
ひかりが来たことで、華恋がイレギュラーになって、そのイレギュラーになった華恋に感化されて影響を受け合ったライバルの舞台少女達が、華恋に恩返しをするかのように背中を押す。
今日のアイカツでライバルとは本来互いを高め合うもの。と口にしていたけど、まさに、まさにそれだよ!
イレギュラー化して感化し合ったから、彼女達は背中を押したんですよ。
そして舞台少女達が心情を語りながら、皆の華恋を送り出す言葉が「舞台で待ってる」って、ここでもう、なんか涙が出た訳でね。
これがあるべきライバルの本来の形でもあると思わせる。競い合う関係でありながらも、それ以上に一緒に良い舞台を作り合う仲間であるという感覚ね?!
変に特撮ヒーロードラマに感化されていたけど、これがあるべき、現実世界でのライバルの形だよね。
何かしら、皆、華恋から影響を受けているんですよ。
99期生って言うのは。
今まで歯牙にもかけなかった存在が、ひかりが来たことで大きく輝きだした華恋によって強く成長し認め合う。
舞台少女心得でさ。
本来、まひるに至っては、ひかりを憎んでいたといっても良いほどに嫉妬していたのに、それでも、ひかりが帰ってくることを信じて部屋を片付けて大好きな華恋を送り出し「舞台で待ってるね。」って言うのはダメだって。
まひかれ要素的にも、ここはあかんって……!
オーバーチュアの目次のページにあった「私達は誰一人欠けてはいけない」って部分をですね。
今回の話、「舞台少女心得」とセットで、それを感じる話だからこそ余計に泣いてしまう訳ですよ。
この憎悪からの解放と言うのは、第5話の流れが生きる。
本当に、まひるにとっては5話以前も、5話以降も、華恋と言う存在が彼女にとっては、まさに「運命の人」なわけですよ。
憎悪と言う心から解放されて、舞台少女としての輝きを見出した華恋を、まひるは誰よりも愛しているんですよ。
ひかりがいなくなって輝きを失う彼女を見たくないからこそ必死に、この11話で、まひるは誰よりも華恋を支えた訳じゃないですか。
それでいて、そこに感謝を示してほしいとか、そういうことを言わずに、笑顔で「舞台で待ってる」って言いながら送り出す。
良い意味で彼女の幸福は華恋!
ここにきて最高の女っぷりを見せる、露崎まひると言う女の華恋への慈愛の心ですよ!!!!
わかります!?
この、この、まひるが華恋に抱く深い愛情の何とも言葉にできない尊さ!?
5話での、彼女の憎悪と嫉妬の感情が、華恋によって正しき愛に昇華された結果が、これなんですよ!!!
「恋の魔球」ってあるじゃないですか。
あれは5話以前の彼女を唄った歌であり、過去に拘る、まひると、未来に進む華恋の擦れ違いを唄うんですが、それを、徐々に二人の感情は混ざり合わないようで華恋は、ちゃんと、まひるの愛情を否定しないで助けるんですよ。
だから、かれまひって!
それでいて、まひるはさ。
自分の中の華恋への恋愛感情を否定せずに、彼女をサポートし続けるから、もう、かれまひって狡猾なんですよ!!
そんなのやられたら、かれひかだけに「うわーい!!」って純粋になれないんですよ!!w
だから、5話以降の、まひると華恋のデュエットが見たい。
11話、狡いって……
ふたかおも、じゅんなななも、真矢クロも、皆、これ華恋の影響を受けてるしね!?
ふたかおは華恋の成長を傍目から見てきたからこそ、じゅんななは敗北で、真矢クロは、かれひかと戦うことで!
ライバルであり最高の仲間!
だから「舞台少女心得」で華恋の背中を押すシーンが泣けるの!
この1クールと言う短い時間の中で紡がれてきたイレギュラーになった華恋が生み出した小さな奇跡が、全て繋がって、こうして生きているんですよ!!
点と点が一つになって、線になる、この感覚の感動は、どうしようもない!!
しかも、その線が絆と言う名の愛で描かれるから泣く!!
あぁ、そうだ。
だから愛城華恋が好きだし、ひかりと同じ苦しみを知った愛城華恋を応援したくなるんだ。
そんな華恋だから、「FLY ME TO THE STAR」を皆で唄う。って言うのは「華恋を、ひかりのもとへ送り出す。」って意味であり、エールなんですよ。これ。
99期生の仲間達の皆は遥かに成長して見せた愛城華恋が好きなんだよね。それは自分の成長や、何もかもに影響を与えた大きな存在だから。
そんな今の愛城華恋を形作った神楽ひかりを助けるなら、喜んで応援するし、背中を押す。
いや、だから、こういう絆の描写はずるいでしょうよ……本当に泣きますからね。
戯曲「スタァライト」の原本だと、本来は塔から落ちたフローラがクレールと再会するために、一度はぶつかった女神たちの力を借りて、塔を再度登る話だったようですね。どうにも、クレールが、あの後、色々とあったようで。
原作者がそれを書き上げる前に亡くなったため、悲劇になって語り継がれてしまったと。
思えば、これは、戯曲「スタァライト」を越える物語ではなく、戯曲「スタァライト」をあるべき形に戻すための物語と言うのも十二分に考えられる。
「私達は誰一人、欠けてはいけない」
そこ行くと、この言葉の意味が自分の考えていたこと以上にみにしみる気がする。
だからこそ、「FLY ME TO THE STAR」
今回は、かれひか以外の全員が唄っているわけだけど、これは、歌詞的な意味を考えると99期生のライバル達は、かれひかに、特に華恋に影響されて今の成長とキラメキがあるからこその「華恋へのエール」そのものなのだと思いたい。
「少女☆歌劇レヴュースタァライト」は、戯曲「スタァライト」を超える物語ではなく、戯曲「スタァライト」をあるべき本来の最後の形を作り上げるための物語と言うのも十分に考えられる?(つ=ω=)つ
来週のサブタイの意味を考えれば戯曲「スタァライト」が「レヴュースタァライト」として完結する?

「私達は誰一人、欠けてはいけない」

戯曲「スタァライト」の本来のあるべき形が悲劇ではなく賛歌であるのなら……本来の物語が全ての女神たちの力を集めて再度、昇るのであれば「舞台少女心得」に「FLY ME TO THE STAR」は、まさに、そういうことだし、この言葉の意味が強くなる。
そこ行くと、キリンは戯曲「スタァライト」の作者の霊体か、そこらと言う可能性が十分にあるし、キリンの目的は少女たちに、戯曲「スタァライト」を完成させる為に、ああいう愚かなこと、戯曲「スタァライト」の流れに沿ったオーディションの開催を行っていた。ってのは十分ありえる。
そしてサブタイトルが「レヴュースタァライト」なのは戯曲「スタァライト」の真の完結を意味するんだと思う。戯曲「スタァライト」の超越ではなく、戯曲「スタァライト」の真の完結……そういうことなら、なんか凄いすんなり自分で納得できる(つ=ω=)つ
はい。ってことで、皆が華恋を送り出すシーンで泣かされました。

そして、今日の話の象徴的なセリフは、まさに「舞台で繋がってるんだよ…!!!!!!」これでしょう。

ラストシーンのひかり、何もない砂漠に横たわりながらも原型をとどめている東京タワーの存在と言うのは、あの場で、ひかりが生きられる意味の糧、煌めきそのもの、華恋との約束の象徴、あの場所で、ひかりが朽ちることが出来ない枷として見ることも出来るし、あの場所でまだ生きられる希望の形。
この東京タワーが完全に朽ちた時、それは、この砂漠で、ひかりが死ぬことを意味するんだろうというのは容易に……ひかり自身、華恋と再会する気があるからこそ、まだ、この願いの象徴である東京タワーは原形をとどめて残っている。って状況が正しいのかな。
あの場所で、半年以上、飲まず食わずで華恋と一緒に叶える願いだけを糧に、あの過酷な場所で生きている。
って考える、その意志よ……
でも、倒れている。ってことは、もう精神的に参っている証拠でもあると思うのです。
今まで、舞台が、出演者たちの感情を糧に動いているのなら、あの場所だって例外ではない。
次回を待ちます。
スタァライトは何気に、リアルタイムで見てるので、完全に寝不足です。
いや、リアルタイムで感じる感動は凄いですよ。

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COMMENT

どういう事なの…

最後のレヴューのテンションで突っ走る様な展開を勝手に想像していたのですが甘かった。
ひかり不在の淡々とした展開に、華恋と視聴者自身(私)の喪失感とが見事にシンクロしてしまいました。
そこから「舞台で待ってる」とみんなのエールを受けて地下のステージへ進むシーンは良いな、泣かせるなと思ってたらED後の、Cパートの引きで頭をガツンとヤラれた感が凄い。
なぜ砂漠?なぜ全裸!?(ひかりの心象風景を具象化した世界と思われますが)
本当に先が読めん。最終話が待ち遠しい!(でも、終わって欲しくない)

オーバーチュア1巻購入しました。それぞれのエピソードゼロって感じでどの話も微笑ましい(そして尊い)ですが、ふたかおの話が特にグッと来たかな。またアニメ本編を見返したくなりますね。

| kwai | 2018/09/23 22:38 | URL |

kwai さんへ

ああいう演出、狡いですよね。
ついでに、ずっと傍に、まひるちゃんが華恋の傍にいるのもズルい。彼女の一途さが、ずっと華恋を支えていたのだと思うと、本当に、もう、ああいう部分は胸を撃たれてしまいます。
そして、Cパートは、これ、やっぱりどういうことなのかと思わざるを得ませんね。
何故、砂漠なのか、それが願いを、ああしてしまった代償なのか、あぁ、辛いですわ。

あ、オーバーチュア、購入しましたか。
あの後に、じゅんなななの話を読むと感動します。(確信
アニメの見直しですが、現在、youtubeで公式が全話無料で配信しています。

| 月 | 2018/09/24 00:32 | URL |















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