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比翼連理

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前にツイッターで書いた奴を加筆修正した、折神姉妹のレズセックスSS。
なんていうか、朱音様と紫様と言うか、折神姉妹が一番好きな百合カプなんですよね(つ=ω=)つ


 潜水艦の中の折神紫の一室。潜水艦の中と言うよりも書斎という言葉が相応しいほどには一式が揃った、この部屋。ベッドもあれば、生活に必要な最低限の品は最高級の品が置いてある。
 私はタギツヒメからの支配から解放された姉である折神紫の身の回りの世話をしていた時だった。
 唐突に誰もいないことを確認して私を思いきり後ろから抱きしめてきた。
 心臓の鼓動が私の身体全体に伝わってくる。
 緊張の鼓動と、後、もう一つある。
 情欲の鼓動……
 思わず、私は紫を拘束を解いた。
 「どうした?朱音、おいで……」
 「お姉さま……もう私は子供では……」
 「私にとっては朱音がどれほど年を取ろうが、あの頃の朱音のままだ。だから、あの頃の様に……」
 紫は学生時代を思い出すように私、折神朱音の身に着けている衣服に手をかけた。愛しき妹に今までの間、タギツヒメに取りつかれて出来なかった事……その全ての時間を取り戻すように。
 誰もいないことを確認しながら姉は私を積年の思いの全てを、これまで妹に対して出来なかった全てをぶつけるように強く私を抱きしめる。
 タギツヒメの意思はなく、かつての関係を取り戻しながら、かつて姉とはいえ、タギツヒメに取りつかれたとはいえ自分を殺そうとした女を抱こうとするなど、姉は、どういうことを考えているのだろうかと、誰もいない場所で姉に剥がされて行く己の裸体を部屋の鏡で見つめながら、そっと聞こえない声で問いかける。
 今まで、タギツヒメに取りつかれていたとはいえ、最愛の姉を殺そうとした自分への罪悪感が訴える。
 しかし、本心は全身が高揚して溢れる内部の熱が止まることなく上昇し、先ほどから、どうもいうことを聞かない。タギツヒメではない姉の言葉を聞いてから、ずっと心では平静を装っていても、私と姉の紫の時間が、ゆっくりと進み始めていることに悦んでいることを隠せないでいる。
 随分と、現金な身体だと苦虫を噛み潰したような顔を私は浮かべていたと思う。
 過去に姉妹でありながら折神紫と肉体関係、いや恋人関係になり、タギツヒメに取りつかれる前まで当たり前まで毎日、交わっていたとはいえ、やはり、改めて紫と交わることが久しぶりと言う感情もあり、隠せない緊張も走る。
 どれだけ高津学長が思いを馳せても応じなかったのは私がいたからであり、一途に紫は私を愛していたのだろうと、私の衣服を脱がすたびに隠せない情欲と、久しぶりに交われるという悦楽の二つが入り混じった吐息が首筋を擽り、いつもの凛々しさが消えて久しぶりに愛し合える環境、この状況に私のように緊張と情欲に飲まれて混ざり合った顔になる。 
 初めて交わった時も、それは今も……
 私しか知らない姉である折神紫の顔……
 折神家の頭首でもなく刀使でも何でもない一人の人間、女として人を愛する折神紫の顔。
 年端も行かぬ可憐な少女のように私の前では自分では自覚していないと思えるほどの隙だらけで肉体年齢相応な無邪気な顔を浮かべている。実年齢は私より年上だというのに、その表情を見るだけで甘やかしたくなる、自分が姉になったような錯覚を受けてしまう。
 「年を、取ったでしょう?」
 誤魔化すように、鏡から眼を逸らしながら私は紫に告げた。
 「その分、もっと良い抱き心地になった……」
 「成長が止まったまま、現世に戻ってきたお姉さまに言われても嬉しくありませんわ。」
 嫌味を言うつもりはない。
 ただ、この久しぶりの状況に戸惑っているだけ。別のことで気を紛らわそうとしている自分がいる。
 それは、ただ、この状況を終わらせたいと思っている自分がいたのかもしれない。
 「朱音?緊張しているのか?それとも……やっぱり、いや……なのか?私は……」
 そういった心情を姉はいつも察する。
 どこで身につけたのか知らないが、甘い声で誘い愛撫をし始める。そっと優しく甘美な痺れが走るように胸を、そっと触れ始めた。
 「そう緊張する朱音を見るのは初めての時もそうだったな。」
 「もう、忘れてください……あの時のことは……それに……」
 年を取った分、熟れた肉体に、かつて私を愛した姉の手が這うように、かつての時間を憂いているのか、嘆いているのか、その全て内包した懐かしむ愛し気な表情を浮かべている。
 私を愛するときの折神紫には、いつもの凛々しさが無い……コロコロと表情が変わって子供のようにも見えてくる。妹である私は、そんな姉の姿に常に翻弄されてしまう……
 刀使の折神紫が一時だけでも普通の人として安堵の場を与えようと思った朱音の恋心を含んだ申し出に紫は優しく頷いた姉妹で過ごした初夜の時を思い出す。
 なまじ、剣術の才能を持ちすぎた存在として、折神家の頭首として、十代の少女が持つプレッシャーと言うものは計り知れないものがあっただろう。
 紫の中にあるプレッシャーを和らげたくて努力だけでは到底、追いつけない剣術の潜在的な才能のない私に出来ることは私の前では、常に凛々しさを前に出さずに妹である私に甘えてほしいと、今、思えば生意気なことを口にしたことを今でも覚えている。
 言った後に「冗談です。」と愛想笑いをして踵を返してから姉の部屋から出ていきそうになった時、ずっと、その言葉を待っていたとでもいうかのように私を後ろから抱きしめた。余程、妹の申し出が嬉しかったのかもしれない。ただ、心に余裕がなかっただけだったのかもしれない。
 それでも……
 「朱音……」
 吐息を耳元に当てながら艶のかかった声を私に囁いた。
 自分の中にある思いは本心だったと確信している。
 私には強くて誰にでも厳しい姉の張りつめた人生が心配だった。憧れを抱く姉に少しでも……凛々しさと力強さを兼ね備えながら刀使として荒魂を討滅する存在として常に善戦に立つ自慢の姉に少しでも自分が癒しの存在になれるのなら、そうやって姉の張りつめた部分をプライベートで少しでも解すことが出来るなら、私は……押しとどめていた姉への憧れから生まれた好意を隠すように、あくまでも妹として最愛の人に告げた。
 「私に甘えてください。」
 と……
 当時、肉体関係になる前の私が姉への好意を隠すように姉の支えになる為に精一杯、頑張って吐いた言葉がコレだった。
 姉妹で、恋愛的な感情を抱くのだ。
 折神紫は女性が女性に惚れるという意味では、その全てを兼ね楚和えている才色兼備という言葉が似合う女そのものだった。刀使としても勉学も、何もかもが。羞花閉月という言葉が似合うほどに完璧な女性だった。当然ながら姉妹等感情を超越して好きになってしまう。
 まさか、その言葉から肉体関係になるとは予想は出来なかったが、嫌がることなく悦楽に溺れる私を見た姉は満悦する。
 そして好意を抱いていた私の身体は姉に抱かれるたびに当然のように悦び、そして、この関係が当たり前になって抱かれる悦びに快楽の海に揺蕩い、自分からも求めるようになった。いつまでも、この関係が続きますように。そう望みながら。
 しかしタギツヒメに憑依りつかれてからは、姉の中に眠る悍ましい何かに恐怖して何もすることが出来ない自分がいた。
 この身体を姉に以外に、ましてや姉の中に眠る何かに抱かれる気は好き勝手させる気など、ある訳が無い。その日から今日まで姉との間に失われた時間……
 私の中に疼く肥大した姉への好意。
 長年、たまりにたまった姉への倒錯した艶やかで色欲に満ちたドロッと固まった感情を無理やり封印しながら、姉の中にいる異形を見つめ、私は……
 姉を殺すために、紫を殺すことのできる自分よりも若く才能のある刀使達を待った。
 このまま愛する姉が、あのままでいるのなら自分の手で殺したいと思うが折神紫ではなくタギツヒメであるアレには私への情が一切ない。不意打ちという手段は通じないだろうし容赦なく殺されるだろう。
 それからは私が若き刀使達に語ったことと同じだ。
 紫に抱く肥大化した折神朱音の中に眠る人として当たり前の感情は口にはしていない。だが、もう戻らないと思っていた存在が私の目の前にいる。
 若き六人の刀使が起こした奇跡……
 そして今……
 「やっぱり朱音は綺麗だ……朱音、もっと私に……」
 タギツヒメに乗っ取られていたとはいえ殺そうとした姉に包まれる。
 罪悪が無い訳がない。
 もう戻らないと思って、そして自分の手ではなく他者に、その命を委ねようとしたのだから……
 なのに罪悪の感情はあるのに、紫は、あの時のまま、凛々しさのない、ふわりとした優しい姉の言葉に身体がいつも以上に蜜壺が熱くなる。久しぶりに姉からかけられる甘い言葉に、こっちが酔ってしまいそうだ。
 だが、それでも肉体が悦楽を望んでいても精神は罪悪に満たされている。相反する感情が反発し合い、私は姉から抱かれることを拒もうとした。
 「やはり、やめましょう……私は……お姉さまを……」
 「殺そうとしたことか?」
 「はい……」
 「あれは正しいことだ。私だって、お前の身体の中でタギツヒメが永劫の凌辱を繰り返すとなったならば私は朱音を殺していた。愛する朱音が、その苦しみに苛まれるのは見たくはない。それほどに、あれほどの荒魂を身体に受け入れるは辛いものだ。今は、あの時の感触が何もないとはいえ、朱音も私と同じ気持ちだっただろう?」
 「はい……」
 「ならば気にするな。朱音のしたことは正しい。それに、朱音が舞草を設立しなければ、この世界を私は壊していた……」
 「しかし……」
 「どうしても罪悪感が拭えぬというのなら、これからは私に全てを尽くせ……それが朱音の贖罪だ。だから、あの頃のように私を愛して?」
 「紫姉さま……」
 あぁ……
 折神紫に対する罪悪さえも、そう包み込んで愛してほしいと告げる貴女に、陶酔してしまいそうだ。
 そんなことを言われたら、また、あの頃のように心が幼くなってしまうではないか。
 「それに私は……朱音以外に甘えられる存在がいないのだから。」
 妹とはいえ、自身を殺そうとした折神朱音の前でにっこりと無邪気な笑顔を見せて、強く抱きしめた。
 「朱音……もう、それ以上私を拒絶することは許さない。」
 耳元で私を名前と、その意志を囁いた。
 数年間、孤独であったのに今、現世に戻ったばかりの自分が朱音に拒絶されたら今、また現実に戻ってきたのに孤独なってしまったら、とても寂しくて辛いのだというように。
 紫は慕われている。
 色々な人から倒錯的な感情を抱く人間だっているだろう。例えば高津学長のように。
 それでも姉が本心を曝け出せる人間は姉を愛している私しかいないのだと姉の言葉から優越感に浸っていた、あの頃の自分。
 そんな姉に愛されているから自分の身体は熱が膨張する……
 「は……い……」
 私は姉の脅迫に近い哀願を受け入れた……
 可憐な少女のような瞳で自分を舐めまわすように見つめられて久しぶりだからか妙に緊張する。
 赤みを帯びた肉体から、じわりと溢れる汗が白い肌をつたい垂れ落ちる。
 「そんなに見つめないでください……多忙で処理とかしてないんですから……」
 久しぶりの時間から芽生える感情に高揚したピンクの乳頭が苺のように芯が通ったように固く、そして太く、熱を持って紅く染まる。
 「本来は私がやるべきことをやってくれたのだろう?隠さなくていい……私にもっと朱音を見せて?」
 処理されていない下腹部を両手を隠そうとすると両方の二の腕に御椀型の姉に比べれば、まだ小さいほうの胸が、両手に抱きしめた大玉の果実のように強調されたことに気付いて
 「ふふ、美味しそう。でも今の朱音の切なさと儚さを表しているような白い乳房に、私とする喜びと興奮を隠せない乳首の赤……それでも吸い付くように汗が私に絡みつく……朱音、私を誘っているな?」
 ニヤニヤと口の両端が吊り上がり、それでも下卑た部分を感じさせない微笑が私を見つめる。そんな瞳で見られてしまったら……どうしようもなく全身が紫を求めて疼いてしまうではないか。
 姉が、その凛々しい顔で私の身体を詩人のように愉快に口にしてしまうだけで黒い茂みで隠された割れ目の奥の蜜壺からとろりと淫蜜が太腿の内股をつたい垂れ流れる。
 室内のライトと汗とは違う微妙な濁り具合で目立ってしまう。
 「お姉さまぁ……」
 姉が私の情欲を引き出すように発情させてから漏れる淡いフェロモンと体内に溜まる淫熱は既に許容範囲を超えていた。か細い声を漏らす私の身体は、目の前で淫らな言葉で私を翻弄する姉を欲しくて仕方なかった。
 そして、この声はお姉さまと交わる前に出してしまう求愛の声……
 罪悪感で理性は止められても、愛する人と一つになりたいという本能は朱音の身体を作り変えるように、もっと素直になるように快楽に過敏になり始めていた。
 「可愛いな。朱音……」
 切なそうに、今、この時の為に……
 ふわりと本来の姉の優しさのように柔らかい感触が背中にゾクゾクと快楽電流を走らせる。
 「ン……」
 いきなり唇を奪われ桃色の唇が私の中に走る。忘れていた感触、思い出したい時の流れを知るように堪らず、濃厚で甘い唇同士の抱擁に目頭が沸騰したように紅くなった濡れた瞳から流れ落ちる熱い感触が姉が帰ってきたのだと知る。
 あの時も、タギツヒメを討滅するときも、こういう濃厚なキスをしたことを覚えている。今度はいなくならないように、自分からも抱きしめて紫と交わった。
自 分から舌が口腔の中に入りこみ、ぬるりとした異物が侵略する。
 ”あぁ……姉さま……”
 暖かく、ぬっちょりしつつもざらざらする感触に夢中になり、紫も絡めてくる。触れあうのが気持ち良くて蕩けてしまいそう。口の端から垂れる唾液が心地よくて。表面同士がべったりと擦れあい、忘れていた、あの頃の時間を取り戻すように、もっと欲しくなる。
 キスをしながら自分の白の制服を脱ぎ捨てる紫の姿が、とろんとした自分の瞳の中に入った。
 あぁ、もっと、朱音と蕩けたいのだと、それだけで分かってしまう。ゾクゾクする甘美な電流が全身に走り、浮き上がった腰を抱きかかえながら姉は自分の使うベッドに私を運び、そのまま押し倒した。
 全体重をかけてのしかかられて身動きも取れずに唇を口腔を何度も愛してくれる。唾液を私の口の中に流し込み私の唾液を口の中で掻き混ぜて、ぐちゅぐちゅ卑猥な音を掻き鳴らした。
 卑猥な音が私の性欲を、もっと高揚させる。
 忘れていた姉とのキスの感触、火照る肉体、忘れていた感触は、こうまで情熱的だったかと覚えていた肉体の疼きが姉が私を愛するたびに高鳴りを上げる。
 理性を感じない程の姉のキス、そっと唇を離しては意図が垂れて私の胸に落ちる。姉も興奮しているのだ。
 タギツヒメに封印された心の時間を取り戻すように。
 「あ……きゃぁっ……!」
 「ん、甘くておいしい……」
 何もかもが久しぶり過ぎる。唾液が垂れ落ちた胸はコンデンスミルクを和えられた苺のように卑猥に満ちていて、さぞ官能的な味がすることだろう。立場を忘れて子供のように私の胸にかぶりつく、姉の姿……
 「ンぁっ……!」
 余程、私が愛しかったと思えるような官能的な愛情が私を蹂躙する。
 「あぁ……なんて、美味しいの?朱音……」
 陶酔し、愛する私の胸で溺れる姉、紫の姿が愛しい。
 ”甘噛みし、舌で転がす私の乳首のお味は、そんなにも美味しいのですか?”
 問いかけたい感情の前に、姉から受ける刺激で芯までビリビリ痺れる。
 情熱が走り、ありのままの姉の感情を、この身に受ける。
 紫に愛された部分が、熱い。
 胸への愛撫が吐息と粘着音で奏でられ、耳まで悦楽の電流が走ったように心地よくくすぐったい。脈を打つような疼き、心地よい痛み、これが姉に愛されるという事。
 身体の中にある激しい渦が、もっと開放してほしいと暴れまわる。
 紫に愛でられた場所が媚薬でも塗られたかのように、しかし、触れられていない下腹部はもっと熱く、我慢できないと訴えるように悩ましげな顔をしていた。
 胸の愛撫に夢中な紫は気付くことはない。
 「姉さまぁ……此処もぉ……」
 甘くねっとりとした、甘えるような声。まだ、こんな声を出せるのかと思うと恥ずかしさに背中が踊るようにくねらせていた。
 過敏になる。
 甘美な痺れが、もっと求めるような淫乱な顔をしている自分に気付く。
 「朱音……ここは見てほしく無かったんじゃないのか?」
 「い、意地悪、言わないでください……」
 ちゅぽっとわざとらしく官能的な音を立てて、濃厚な淫臭の場所に指が走る。
 数年の遅れを取り戻すように異常なまでに過敏に変化する己の肉体と上限を知らない姉の性欲が恐ろしい。皮膚と舌が擦れあう刺激が私を震わせて、そんな私を見ながらストリップを始めるように衣服を脱ぎ捨て、本格的に私の前で姉の美麗な身体が姿を現した。
 鍛えられながらも隠れる事のない卑猥な身体付、無駄な脂肪と呼べるものは私よりも大ぶりな乳房に目を引く。
 今にして思えば、何というおいしそうな果実なのか。今まで受け身だった分、この年で見る姉の大きさ以外はすべて自分に似ている乳房に目が行く。姉妹なのだから似ているのは当然だが、それでも……
 「姉さま……」
 処理された無駄毛、白い肌としゃぶりつきたくなるような乳房に乗ってる大粒の乳首……
 「私とは違う……」
 「だが、私は、今の朱音も好きだ……私の代わりに、私が本来することを一手に引き受けてくれた身体だから。」
 「そういう台詞を、良く恥ずかしくもなく……」
 「朱音への言葉なら、どんなに淫らな言葉でも言える……さぁ……朱音、もっと感じよう。一緒に快楽の海に漂おう……」
 「姉さまのも、とろとろ……」
 「正気に戻ってから朱音の感じる顔を見てから、ずっと、ここが熱くて仕方ない。」
 柔和な微笑の奥にある官能的な感情に支配された、私達姉妹。
 シックスナインの形になって私達の身体が歪に重なり合う。
 思えば、ここまで熟れた姉の膣肉を見たことが無かった。綺麗な一本筋を開いた奥にある淡い桃を思わせるような果実に思わずうっとりとしてしまった。
 「ん……朱音が私のために頑張ってくれた匂い……」
 「やぁ……姉さまぁ、私、酷い臭いを……」
 「恥ずかしがるな。お前の、ここは、とてもかぐわしい……」
 ぴしゃりと言い放ち、それ以上の拒否は許さないといったはずだ。と言うように淫核を甘噛みした。
 余りにも敏感な場所に歯の先端が噛みついて朱音は脳天に電流が走ったようにビクッと背中を仰け反らせて、それでもまだビリビリと襲う痺れに一瞬、白眼を向いてしまう程の衝動が肉体を貫いた。
 「やぁ、やぁっ!あ、あ、あっ!」
絶えずヒリヒリと痛みが走り少々、紅く染まっているだろうと思えるほど熱が溜まる。そこを猫のように舌先がチロチロと愛撫しているのだ。
 「んんぁ!姉さま、そこ、ダメ!舌、ぺろぺろしないでぇ……ンあぁぁぁ!」
 衝動に耐えられずに何度も腰が跳ねる。
 ”朱音は仕方のない妹だ”とでも言いたい様に両手で私の太腿を固定して逃げられないように愛しの妹の性器を何度も嬲り始めた。ぬめった感触、失禁したかのように潮が洩れて、血の気が引くような衝動に絶頂したのだと理解した。
 「これだけで絶頂するのは、まだ早いぞ?失われた時を今日、全部、取り戻そう。」
 恥毛によって蒸れて汗と淫蜜が交じり合った濃厚な淫臭を堪能するように陶酔して伸ばした舌を振動させるように私の性器を擦りながら、果実を堪能する子供のように姉は私の性器にもアナルにもかぶりついた。
 「姉さまぁ……!ふわぁぁぁ!そこ、汚いぃ!私、まだ、シャワー浴びてぇ……!」
 「じゅるる……昔はシャワーを浴びる前に何度も求めあったのを忘れたのか?」
 黒い茂みの奥にある果実を繊細に、しかし情熱を交えて大胆に私の弱い場所を突いてくる。
 久しぶりとは思えないほどの姉の愛撫に、私は翻弄されるばっかりだ。過敏な場所を探り当て、私は快楽を享受するだけの肉人形のようになっていた。
 姉が、こうして自分に生気を向けるという事は自分も気持ちよくしてほしいという事なのに。
 何もできない。
 紫の苛烈な愛撫は鍛えられて引き締まった己の身体よりも、自分で言うのも憚られるが刀使をしていない分、むっちりと包容力のある己の身体を堪能していた。
 タギツヒメの覚醒前は私も刀使として鍛えていたが、それ以降、私は刀使としての修行を怠っている。
 年月をかけて少々弛んだ、この身体を紫には抱き枕の様に心地よく柔らかいのだろう。
 「こうして、私は、あの時、朱音の処女を貰ったんだったな……」
 「お、覚えててくれたの、です……っ……かっ……?」
 「忘れるわけがないだろう?」
 それは互いに、まさか、ああなるとは思わなかったという出来事。
 全ては荒魂がもたらしたこと。
 私が処女を捧げた次の日にタギツヒメは覚醒し、大災害が巻き起こった。後は言わなくてもわかるように、そこからが私達姉妹の受難である。
 「私が、今、こうしているのは朱音の破瓜の血を飲んだからかもしれないな。朱音の純粋な血が私を、まだ、この世界にいさせてくれるのかも知れないな……」
 「飲んだのですか……?私の……」
 唐突な告白に胸が締め付けられるし更に熱くなる。嬉しくて恥ずかしい姉の告白に、どう反応しろというのかと言いたくなる。
 「朱音……」
 甘い囁きに自分でも分かるほどには紫に身も心もとろとろになってしまっている。
 ”もっと、お姉さま……”
 ”私に……”
 蕩けた肉の果実を狂ったように頬張る姉の姿。愛しさに思考も理性が流されて、私の心は、ただひたすら姉を求めていた頃のように純粋無垢になって行く。
 「姉さまぁ……!すごい!もっと!もっとぉ!」
 部屋に響き渡る金切り声に合わせるように紫の愛撫は一段と激しくなる。黒い髪を払いながら、淫核を再び甘噛みして、じゅるるじゅるると下品な音を弾かせるように吸い上げた。
 肉体から何もかもが紫のものになってしまいそうだ。
 紫を享受する性欲に狂った何も考えられない妹の欲求を満たすように完備で濃密な刺激を与え続ける。
 「気持ち良い……気持ち良いですぅっ!姉さまぁ!」
 「私も、朱音が……そんな声を出すたびに……」
 純真な果実の割れ目から、私の淫らな声で甘い痺れに酔い痴れる証が、ダラダラと垂れ落ちる。
 「あぁ、紫お姉さまぁ……わ、私も……!」
 残った力を振り絞り、私も姉の太腿に両手を回して処女肉にしゃぶりついた。
 「あぁぁ……朱音ぇ……!」
 淡く甘い、瑞々しい姉の淫蜜を螺旋を描くように私は舌が這わせて、今までにしたことが無い程、品のない音を発して姉の果実を貪った。
 思えば、幼いころの私は何度も姉と混ざり合いながらも、一方的に姉の欲求を満たすために抱かれていたが、自分から、こういうことをするのは初めてのことだ……
 喉を鳴らして口の中で唾液と交わる甘露のような美酒。
 体内にアルコールが混ざり合ったように私の身体はもっと姉の美酒が欲しくなって、しなやかで滑らかな尻を掌で何度も撫でた。
鍛えられたが、私以外に触れられたことのない肉の果実。
 触れるたびにビクビクと心地よいのか紫が甘い声を発してぶるぶる震わせる。
 「ふぁあぁぁぁ……」
 不意打ちに驚いたのか心地よいのか姉さまは艶声に合わせてガクンガクンと揺れる。
 今、どんな顔をしているのだろう。
 あの凛々しくて、私を攻める時でさえ快楽に満ちていないような顔を浮かべる姉の快楽に満たされて淫靡なフェロモンを放つ蜜壺の顔が見たくて仕方ない。
 「あふ、あぅ……朱音ぇ……」
 始めて誰かに弱みを見せられるように、一筋の快楽に蕩けた姉の声。
 「あ……あぁっ!あぁぁぅ!」
 「姉さまぁ、もっと、もっとぉ……!」
 快楽に惑うような声、誰よりも凛々しい姉が私の前で牝の声を上げてしまう。
 ”私を愛して。”
 そして、私に愛される声を聞かせてというように互いの愛撫が激しくなる。
 「ん、ちゅ、れろれろ……」
 「はぁぁ……!凄い!朱音、はぁぁ……あぁぁっ」
 「あぁぁぅ、姉さまぁ、私も、私もっ……!」
 慣れていないからか、それとも快楽に交じり合っていなかったから、恐らくは、その両方だろうが姉の身体が歓喜に震える。
 妹である私の愛撫に耐えられず漏れる艶やかな嬌声と姉の時間を取り戻すかのように何年分もの性欲を晴らすかのような情熱の愛撫。
 陰と陽のように交じり合いながら歪に楕円は蠢いてとろとろの美酒を互いに味わいあう。
 もう、今は互いの肉体を貪ることしか考えられない。
 折神家の事、タギツヒメの事、そんなことよりも快楽だけが今の二人の全てである。
 響き渡る、私達の嬌声。
 笑みが淫らに蕩けて悦んで貪り合う。
 「ひぁぁぁっ!」
 「あぁぁぁ、お姉さまぁぁぁ!」
 叫びあい、それがトリガーになったように一気に絶頂に飛ばされた。二人の膣肉が収縮し合い、夥しい程に噴き出る蜜と共に快感の頂点に飛ばされた。
 だが、足りない……
 解かれた楕円、私達の本脳は既に次の形に移行する。
 淫唇が捲れる程に激しく姉妹二人の交尾が何日も続いた時には私の膣口が捲れており、今回のそれを見せつけるように照れた顔で私は姉に見せつける。
 微笑みながら今からすること初めてだというのに不安というネガティブな感情以上に気持ち良くなれる。
 二人が生み出したフェロモンに満たされた部屋は麻薬のように二人を貪欲に快楽に貪らせる。
 「紫姉さま……」
 「朱音……」
 低くも艶やかで興奮を抑えきれない声が私の名前を呼ぶ。
 蜜が止まろうとしてくれない。
 呼ばれるだけで私の性感帯は激しく疼く。
 その間にも姉は脚は素早く動く。
 互いの脚の付け根に電流がバチバチと走るような感触がして、その後、淫猥な熱が互いの隙間を駆け巡り隙間を埋めるように二人の性愛機関が粘着音を立てて吸いついた。
 「ふぁあぁぁっ!?」
 どちらも腰を震わせながら派手に仰け反った。初めてにしても大袈裟すぎる程に激しい快楽に震えて心地よくなればなるほど腰をくねらせて股間がねじれて結合が深くなる。ゾクゾクするような、何とも言えないような衝動が全身を走る。
 「あ、朱音、これはぁ……」
 変になりそうだと、あの折神紫が私に弱きを吐いている。
 「い、良いんですよ!?変になって!あぁ、ほら、もっと、お姉さまを見せてぇ!」
 元より似たような肉壺から生まれた二人。
 遺伝子が同じであれば互いの心地よくなる場所は似たようなものになるだろう。恐れて私の足を胸に挟むように抱えて心地良さからくる恐れを持ちながらも、それ以上に快楽に比例して激しくうごめき、性愛機関同士のディープキスが過敏になって涎を垂らして何度も過敏な膣肉同士が形を変えて絡み合う。
 紫から絶えず絶えず漏れる声。
 甘美なディープキスに、もっとのめり込むように、めくれあい、肉ヒダが滅茶苦茶な形になって良そうだと初めての苛烈な快感電流を生み出す淫摩擦を止められそうにない。
 それ以上に、朱音も紫も加減が解らずに互いに全力で速度を上げながら盾に横に腰をくねらせる。
 「あはぁ……姉さまの、私のに吸い付ている……あっ、わんっ、いい……!」
 「あ、あかねぇ、はげしすぎだぁ!そこ、しびれてぇ!お、おかしく……なるっ!」
 初々しい少女のような声を上げる折神紫……あぁ、この人も、こういう声を出せるのかと互いに嬲り合う事しか出来なかった性愛機関同士は異様な快楽が肉体を蝕む。今まで以上に、たまった熱をもっと開放したくなって上下左右に動かして本当に膣肉が私達二人の別の意思を持っているかのように妖しい初めての感覚が肉体の快楽機関を狂わせる。
 「あぁっ……姉さま!姉さまぁっ!」
 波打つ肉体、私達の時間を取り戻すほどの情熱的なキス。
 脚を絡め逃げられないように二人のダンスは続き、いやらしく腰をくねらせる。
 螺旋を描き密着し合う性愛機関の腰使いに噴き出る淫蜜がぐちゃぐちゃ攪拌している。
 「朱音がぁぁ、朱音が欲しいって思えば思う程ぉぉぉ!あぁっ!あぁぁぁ!!」
 「私もですっ……!ずっと、姉さま、姉さまが欲しくてぇ!ずっと、お待ちしておりましたぁぁぁ!」
 告白し合いながら性器のキスに酔い痴れる。刀使の修行以上に身体を酷使しているほどに全身で快楽を与え合う。
 姉さま、朱音、私達は何回、互いの名前を呼びあったことだろう。
 淫摩擦とこれまでの時間が生み出してきた感情、溜まっていったものが全て混ざり合い、強大な快楽熱が二人の思考を貪り合うことに全てシフトさせて快楽以外は完全に麻痺させた。
 今は、今だけは世界のことは考えたくない。
 姉妹二人の大事な時間。
 何があったとしても今だけはというように絶頂に向かって走っている。
 「そんなに、したらぁっ!姉さまぁ!私、もう、ダメです!姉さまぁぁぁっ……!」
 「朱音っ!私も、私も一緒にぃ……!」
 これからも一緒に。
 今まで出来なかった怒りと私への愛情と、私もこれまでのどうしようもない思いと姉への愛情を何もかもを叩きつけるように。
 「あっ、わたしっ……!」
 絶頂の余韻に今までで一番強い痙攣が私達を襲う。淫摩擦のスピードが上がり余計に私達の動きに拍車がかかる。淫肉同士が擦れあい肉ビラがはじけ合うように捲れ上がる。
 「っ……!!!」
 「っ……!!!」
 一瞬、猛烈な爆発が体内に走ったのはほんの一瞬だった。しかし、無限にも等しいように感じた。
 今までの時間のように、この今が夢幻に等しい瞬間であり、無限のように長い、それこそ今までの私達の空白の期間を生めるような刹那に等しい永遠の瞬間。
 しかし絶頂痙攣と一緒に、大量の淫蜜をしぶかせて意識が戻り、二人の身体も花が枯れるように激しくのけぞり合って、力なくベッドの包み込まれる。
 だが、数年分の快楽は、それを赦すことなく全身ががたがた跳ね上がる。言う事のきかない私達の身体。遠ざかることが無い程に永遠に肉体の内を揺蕩う快楽。
 満足という言葉以上の満たされた感情が頭が呆けてしまいそう。
 「お姉さま……」
 うっとりとした顔を向けながら、私はお姉さまに四つん這いになって近づいた。
 今まで見ることがないほど快楽に溺れた姉の顔は何よりも可憐で汗でべっとりとして肌に張り付いた髪を掻き分けて私は思わず、そんな見たことのない姉と唇を重ねた。
 「まだ、出来るか?」
 「姉さまが望むのなら、何度でも……」
 言うや否や、不意打ち気味に、お姉さまが私の膣に指を入れた……
 「も、もうですか……?」
 「私が望むのなら、何度でもしてくれるのだろう……?寝かせるつもりはない……」
 耳元で囁かれる、お姉さまの甘い快楽への囁きと誘惑……
 どうやら、お姉さまは本当に寝かせるつもりはないようだ。
 「お姉さま……」
 「どうした?朱音……」
 お姉さまの甘い声。
 あの頃のように初めて私を抱いた時のような可憐で甘美で折神家の頭首でも無ければ刀使でもない私だけのお姉さまである折神紫が、私の隣で微笑んでいる。
 「お帰りなさい。お姉さま……」
 全ての思いを、これまで、紫に抱いていた全ての感情、寂しさ、哀しみ、喜び、火照り、その全てを乗せて私は、また口づけを交わした。


 「……真希さん、さっきから何を覗いていますの?」
 「す、寿々花……!?」
 「さっきから呆けたように覗くなんて、貴女にはデリカシーというのが無いのかしら?」
 「そ、それは……」
 「それに、こんなに卑猥な匂いを漂わせて……」
 真希が来たのは既に一回戦目がクライマックスに入った時だった。
 取り急ぐことはないが諸々の連絡が入ったので連絡を取ろうと思った時のことだ。折神紫が室内に入ろうとした時に耳に広がる淡い声を聴いて扉を開けば紫と朱音が生まれたままの姿で姉妹なのに身体を重ね合わせていたという訳だ。
 「こういう情事があるのなら、報告は後日と相場が決まっておりますの。雰囲気を壊すのは三流の女のすること。私達は行きますわよ。鈍感むっつりスケベ」
 「寿々花!?」
 (全く……私の思いを全てぶつけてしまおうかしら?)
 襟を掴まみ、重い荷物を引っ張るように寿々花は紫の部屋を後にした。流石に強烈なフェロモンが鼻に刺し、寿々花の肉芽も卑猥な熱が包み込む。
 「ね、ねぇ、寿々花は知っていたの……?あの二人のこと……」
 「それは、まぁ……」
 此花家の令嬢である以上、折神家とは関わりがある。
 とはいえ寿々花が折神家に家の事情で来たとき、紫と朱音が情熱的に馬鍬っているところを見たことは無いが朱音の情熱と哀しみを入り混じった紫を見つめる顔は、そういうことなのだろうと同族故の勘で理解していた。紫がタギツヒメの呪縛から解き放たれたのなら、あの二人の関係は戻るとは思っていたが、こんなにも速いとは思わなかった。
 「そう、なんだ……」
 しかし、それ以上に姉妹であり恋人同士である二人のフェロモンに寿々花は肉体の内側が蹂躙されたような気分になった。それと同時に鈍感な真希は、あの状況で己の股間を濡らしておきながら自分に対して何も思わないという鈍さに、更に苛立ちを覚えて仕方ない。
 性欲と純情が絡み合い苛立ちだけが募る。
 「そんなに鈍感だと押し倒しますわよ?」
 ドスのきいた声に流石に真希もビクッと姿勢を正して顔を強張らせた。
 あの寿々花が、ここまで苛立ちに近い感情を自分に向けたのは初めてだったというのもある。
 いや、以前、この潜水艦に来た時に一度見せたが、あの時も寿々花の心情など解る筈もなく。 
 「良く、そんな洞察力で私に二回も勝てましたわね……」
 「そ、それで、僕が何でベッドに押し倒されているのか知りたいんだけど……」
 「貴女は本当に獅童真希ですの?」
 引き摺りながら連れ込んだ二人用の自室で、更に、その勢いのまま真希はベッドに押し倒されて今に至る。
 「意味が、解らない……」
 更に寿々花の他者を見下すような瞳に怯えながら獅童でありながら、まるで絶対的な支配者に睨まれた子猫のように圧倒されてベッドの上で抵抗できずに今に至る。
 そして「貴女は本当に獅童真希ですの?」の言葉の意味には「本当に、あの大会で私に二度も勝利した獅童真希なの?このむっつりスケベの鈍感。いい加減、こっちの気持ちにも気づきなさいな。」と、そういう意味で寿々花なりにオブラートに包み込んでいったつもりなのだが状況が状況故に思考力を奪われ、表面上のまま受け取ってしまった真希は言うまでもなく、きょとんとしつつも目は恐怖の海を泳ぐどころか溺れているわけだ。
 「なら、教えて差し上げますわ。私が何を思っているのか。」
 己の髪を結っているリボンをほどき、見るからに不機嫌楚皇な顔で頬を膨らませながら真希の両手を片結びで縛り付け漫画で言えば青筋が立っていそうな程の力。
 「す、寿々花?流石に、これは……」
 「貴女は黙ってなさいな……」
 蛇に睨まれた蛙、いや、猛獣の前で金縛りにあう子猫とでも言うべきだろう。捕食される前のライオンの子供とも言えるが。
そんな寿々花の気迫に食らいつくことすらできずに両手首と両手足を拘束されたうえでベッドの端に縛り付けられ、自由に動けない。
 「本当に貴女は、あの獅童真希ですの?」
 妖艶な蛇のように微笑んだ寿々花の瞳が妖しく光る。
 獅子のような動物の勘が危険だと警告するが既に拘束された真希は何もできずに寿々花を享受するしかない。
 (本当に鈍感なんだから……今夜は私も寝かせませんわよ?)
 苛立ちを性欲に変えて……
 この日の夜、潜水艦の中で獅子の名を持つものが猫の様な嬌声を上げ、三つの嬌声が鳴り響き、それは、この潜水艦の中の怪談話として扱われる……のは、先の話である。

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