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GODZILLA 怪獣惑星

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終わった後、あ、これ、劇場版に行って見に行けばよかったって後悔する奴だ。
だったのです。
さて粗筋。
20世紀末、人類は環境変化が原因で地球上に出現した巨大生物「怪獣」の脅威に晒されるようになった。

中でも他の怪獣を駆逐する力をもった「ゴジラ」の暴威は凄まじく、半世紀に渡り敗走を重ねた人類は種全体の存続を図り、一部の人間を他星に移住させる計画を立案する。

2048年3月14日、恒星間移民船の1つ「アラトラム号」はコンピュータによって選抜された一部の人間と、同盟を結んでいた異星人種「エクシフ」と「ビルサルド」の人員を乗せ、11.9光年彼方の惑星くじら座タウ星eを目指して旅立った。

そして地球に帰宅したらヤバい奴がいたんよ……

なぁ、これ、人類はゴジラに勝てるの?
アニメだからこそできるゴジラというのをふんだんに盛り込んだゴジラという感じがしましたね。
アニメじゃなかったら、こんなの実写で金がかかって仕方ねーよ。
そんな感じで、冒頭に出てくるカマキラス、ドゴラ、ラドン、アンギラス、ダガーラ、オルガと。
こいつらヤバいことしたらしいよ?
某サイトから引用。


・カマキラス!
アニメ映画『GODZILLA』シリーズでは前史設定資料にて人類が初めて遭遇した怪獣としてその存在が語られており、アニメ本編でも第一作『怪獣惑星』の冒頭に登場している。小説版『怪獣黙示録』第一章ではこのファーストコンタクトの様子が詳細に語られた。

1999年、アメリカ合衆国マンハッタン島南西の海上に突然出現したカマキラスはニューヨークを襲撃。地下鉄に侵入して市民を殺傷した。襲撃に巻き込まれた一般人・ゴードン・キャッスルらは逃亡の末に高熱蒸気パイプを利用してカマキラスを撃破したが、地上へ脱出した彼らが目撃したものはワールドトレードセンタービルを斬り倒す巨大な鎌だった。彼らが倒した列車一台ほどの巨体を誇るカマキラスは幼体に過ぎず、全長60mの成体がニューヨークの摩天楼を蹂躙していたのだ。

成体は出現後72時間で330kmを移動。各地に大被害を与えた後、ボストン近郊でバンカーバスターの集中攻撃を浴びて撃破された。推定死傷者数は250万人にのぼり、米国、延いては世界全体の経済に与えた打撃も計り知れない。
また、成体こそ倒されたものの、幼体も同時に大量発生していたらしく、その後も北米大陸各地にカマキラスが出現し続けたことが描写されている。

ここまで被害が拡大したのは、人類にとって初めての怪獣との遭遇であった事、無防備な人口密集地帯にいきなり出現したため住人への巻き添え被害を恐れて軍が攻撃しにくかった事も大きい。幼体も拳銃弾程度は効かなかったとはいえ、暖房用の高熱蒸気で蒸し焼きにされて殺害されるなど、怪獣の中ではそれほど巨大な存在として扱われてはいない。


・ダガーラ
前日譚の小説にて語られたこのダガーラ出現時の状況によると、航空力学を無視した重力操作のような飛行能力を有し(これは他の飛行型怪獣にも当てはまるが)、原典のような多彩なビーム能力こそ持たされていないが、代わりに体内のベーレムは致死性の病原体という設定になっており、その毒性は体中から赤い泡を吹いては生きながら溶けていくという恐ろしい物であった。
米軍はダガーラの存在を把握しており、戦闘能力としては軍の攻撃でも倒せる程度の怪獣であったが、体内の病原体の存在が発覚したため攻撃できずにいた。
その後、ダガーラはオーストラリアのシドニーに上陸し、更に指揮系統の混乱もあってオーストラリア軍はついにダガーラを攻撃、それにより倒されるもその死骸から大量のベーレムが流出、結果同大陸近海を中心とした南太平洋全体が汚染されて人類はオーストラリア大陸を失う事になった。

この出来事はクリスマスシーズンの時期に起こった事から「赤いクリスマスの惨劇」と呼ばれており、直接的な破壊被害に加えてこのベーレムによる二次被害の所為で推定死傷者数は約670万人と単独では(映画に登場した怪獣に限定すると)ゴジラに次いで2位とされている。


・アンギラス
005年のシベリアの凍土から1体目が出現し、南東に移動しながら同時期に白頭山から出現したラドンと北京で合流したところを人民解放軍が放った生物化学兵器ヘドラによってヘドラの毒素による北京と天津の壊滅という代償と引き換えにラドンと共に倒される。
尚アニメ版第1章である怪獣惑星では冒頭で資料映像という形でラドンと共に崩壊した万里の長城に巨大な白骨死体として登場している。

2006年に2体目が南アフリカ共和国に出現し、アフリカ大陸に(公式上では)初めて出現した怪獣として記録されている。

4体目が出現した際には「すでにアメリカや同盟国で駆除した経験がある」と記載されていたので、2体目や3体目も倒されたようだ。

2030年に4体目がバラン・バラゴンと共にロサンゼルスを襲撃するが実際は怪獣さえ恐れる脅威から逃げていただけで背中の棘はその脅威によって既に損壊されており、最後はその脅威によって倒される。


・ラドン
1体目は2005年11月に白頭山から出現して南西へ移動し、北京でアンギラスと合流するも生物化学兵器「ヘドラ」によって駆除される。2体目「ラドンII」は日本の九州を通過している。ゴジラ出現後、2030年代後半にはローマに居座り、イタリア半島を餌場としていたほか、ユーラシア大陸中央部にて群れで生息しているらしく、シベリア経由で移動するヨーロッパ系難民を捕食したり、メガヌロンに追われる「オペレーション・グレートウォール」の工員を襲っていた。


ドゴラ
東宝怪獣ファンならお馴染みの奴がシルエットで出てくるのは面白い。
いや、もう、あのドゴラが、ここまでえげつないことをしたか……
って驚きましたよ。

前日譚小説「怪獣黙示録」で2002年9月のロンドン襲撃についての詳細が語られ、原典で若戸大橋を破壊したようにロンドン橋を触手を鷲掴みにし、ビック・ベンこと時計塔を破壊するだけでなく、多くの英国市民を生きたまま捕食していった(本作のドゴラの食性は説明されていないが、原典通りだとすれば人体に含まれる炭素を餌にしたと解釈できる)。

最後は原典と同じように雀蜂の毒に含まれる成分が弱点と判明し、その成分と同じ化学物質によってドゴラは細胞レベルから結晶化されて倒されるが、それまでにこのドゴラの襲撃によってロンドン、マンチェスターの二大都市が完全に破壊され、390万人以上の尊い命が失われてしまった。

正体は不明な点が多いが、前日に宇宙ステーションと接触事故を起こしているため、宇宙由来の怪獣とも推測されている。

ドゴラの犠牲になった勇気あるニュースキャスターの言葉は、ゴジラ第1作のニュースキャスターのシーンを思わせるものであった。


オルガ
2022年のトルコに出現。推定死傷者数は115万人と言及されている中では最下位だったが、前日譚である『怪獣黙示録』にて衝撃の事実が発覚。オルガが襲撃した場所はトルコ最大の難民キャンプであり、死傷者数が少なかったのは難民の被害者がその数に計上されていなかったためであった。
そして難民の被害者を計上した場合、一千万人ではとても足りないであろうという特撮史上でも類を見ないほどの死傷者を出していたことが語られた。

さらには、黒海からロシア艦隊がオルガに対して生物兵器を利用したが難民に多大なコラテラルダメージを与えたとの報告もあるが、難民キャンプの崩壊後の難民の流出を防ぐためか、ロシア艦隊が生物兵器を使用したのはオルガではなくて難民であったという話も存在する。

だがオルガ自体の描写は歴史年表資料で言及された他の怪獣と違いほとんど無く(語り手も直接オルガを見たわけではないので語りようがないが)、原典での特殊な出自も相まって不自然さと不気味さを醸し出しているという声もある。

その後の研究では、採取した体組織から宇宙由来の成分が発見されたため、宇宙生物ではないかという仮説が出ている。



これ、小説も出ているらしくて、そっちの方に、これらの怪獣の要素が出てくるようです。ついでに、ヘドラも人類の味方として……しうかし、ルーツは妖しく出ているそうです。
そんな感じで見終わったんですけどね。
勝てるのかよ?
終始、行われる人間ドラマと作戦会議棟、そして希望を得たと思えば、更なる絶望が襲い掛かる。パニック映画としてのエメゴジがありますが、それよりもゴジラであり、パニック映画としてもよく出来ている作品だと思いますよ。
そしてゴジラ一匹を殺すのにもてこづるというのに、それ以上の存在がいるというありがちだけど、そのありがちと王道を見事に絶望的に演出している、このアニメの素晴らしさ。
一種のフラグ的な立て方もあるけど、それが、またいいタイミングで「おいおい、そんなこと言ったら、本当に何か来るじゃんwww」って思ったら「本当に来たー!!」ってなって、それが本当にヤバい、古の時代、人類を宇宙に追いやったオリジナルのゴジラであるという。
しかも、それが成長して。
怪獣と言う存在が、特にゴジラは神としての存在、所謂、バベルの塔というか文明に奢った人間へのアンチテーゼのような存在として扱われることが多いのは言うまでもなく。
このゴジラがどれほど、文明を栄えた地球を破壊したのかというのが良く解る。あの短い時間の中で描かれた脅威というのは、それほどまでにえげつないものなのですよ。シン・ゴジラに何かが足りなかったのは、この人と言う存在を極めて悪意に満ちた部分で見ているか、人への憎しみを抱いているか、それがVSシリーズから続くゴジラという作品だったはず。
そして、これはその直系であるかのように人を殺す。
それがゴジラなのだと思い出させる恐怖はVSシリーズに馴染みがあればあるほど、心惹かれるものがあるだろうと思います。
破壊神としてのゴジラが戻ってきた。
この人間の小細工など嘲笑うかのように全てを蹂躙するのがゴジラという生き物なのだと見たかったものが、ここにあった。あの短い時間の中での活躍は、あー、本当に、この絶望感は凄いわ。
人への憎しみが矮小にも見えてしまう。
成長し、ちっぽけな希望など、握りつぶしてしまうゴジラ・アースの存在は、さぞ、満足できることだろうと思う。
ゴジラを倒すために、再度、地球を奪還するために帰って来てみれば……って感じで、それまでの人間ドラマも魅力ですが、そこにある人の希望を踏み壊し、木っ端みじんに消滅させてしまうゴジラの登場シーンは非常に素晴らしい。全てが、このためにあるかのようでした。
いやはや、良かった。
フルCGという部分が気にならなくなるくらいには挑戦的な作品だったようにも思えます。これは映画館で見たら物凄い楽しい作品だったろうな―って。
何故、今になって見てしまったのかと、ちょっと後悔。
これは第二章は……
映画館で見に行かなければんるまい。

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