PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

citrus7話

yagate.jpg
を、見終わりつつ、改めて「やがて君になる」のが個人的に「citrus」より好きな理由というのがあるような気がしてきた。
「やがて君になる」の甘さの奥にある人の苦みのような部分がちょうど良い感じに好きとか思う。
いわゆる、この甘さの中にある苦味をどう調理するかで百合作品の良し悪しってのはだいぶ変わってくるような気がしないでもない。
甘さ100%は自分の中で絶対的な美味しさで溢れているし、苦味の調節の失敗が酷いことになる場合もあるわけで。この甘さと苦味の塩梅が非常に難しい……気がするね。
ンで、この苦味の調節がよくできた百合作品ほど自分の経験談の中では危険なものも多くて。「これが本当の百合で、甘さ100%の百合は百合ではない」とか、そういう暴言に繋がる過去の出来事があったりと。
素晴らしいからこそ諸刃の剣になってしまうところが何とも難しくなってしまうわけです。
ゆるゆりに余りにもおんぶにだっこ状態だったときの百合姫ってのが、個人的に、まさに苦味の調節ができてない不快な味の多い百合作品が多く、百合としてとらえても面白みのない状態が増えた訳で。
この苦味が甘さを引き立てるのだから、それはそれで正しい在り方なんだけど、この苦味の調節が難しい。
何気に、特撮ヒーローや他のアニメも、こういう感じだけどね。
ただ、百合と言う作品の場合、その苦みの調節が物凄く大事になるのは言うまでもなく。
勢いだけで誤魔化せないなんとやら。
んで、結局、その苦味をどういう風に出すかーってのも結構、難しい気がする。
「やがて君になる」の登場人物のように内面の毒を苦味として映すのか。「citrus」や「捏造トラップ」のように異性を苦味として映すのか。これだけで、大分、作品に差が出るような、そういう感じがしないでもない。
私は、前者の登場人物の内面の毒として苦みを出す方が好きですけどね。
そこ行くと、「エデンの処女」とか好きな理由は、そこにある。

| アニメ・漫画・小説感想 | 00:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

苦味の表現

なかなかに考えさせられる記事です。
他には、外的要因からくる苦味も考えられるかな。例えば…
・カップルの片方が異世界出身(お別れイベントが待ってる、国籍違いも範疇に入る?)
・カップルの片方に死亡フラグ(難病持ち、呪いをかけられた、自爆装置を埋め込まれた等々…)
・カップルを取り巻く環境が過酷(敵対する運命、行動の選択肢を間違えたら即死亡な状況等々…)
挙げてみたのはかなり極端な事例ですが、好きな作品の中には思い当たる所もあるかと思います。

前述のスロウスタートにも登場人物の内面に由来する毒気≒苦味はありますね、そこまであからさまではないですけど。
どのケースにしても余りにやり過ぎると本当に視聴が辛くなるので、本音としては程々が一番かな…

| kwai | 2018/03/02 21:33 | URL |

kwai さんへ

色々と要素がありますね。
そういう場合、たいてい、魔法少女とか神無月の巫女とかにおける百合ロボットものとか、そういう部分に当てはまりますしね。
やりすぎると「結城友奈は勇者である」の二期みたいになってしまうような、そういう危険性がありますからね。
あれは、もう感動とかそれ以上に、もう生きててよかったというのが最終的に出てきてまともに物語を見るのが辛かったですし。
やはり、この配分の難しさと言うのは結構、難しさがありますね。
どのみち、やっぱり、ほどほどが一番なのは言うまでもないですね……

| 月 | 2018/03/02 22:28 | URL |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://civer.blog122.fc2.com/tb.php/7314-e4422a71

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT