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ウルトラマンジード第24話「キボウノカケラ」

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アトロシアスという強大な悪の前に……何という強さなのだろうというね。悪徳の為の悪徳というのを愛した存在、ゼロにウルトラマンと言うモノを悟らせられても、それでも彼は覇道を貫いたウルトラマンでもある。
あくまでも覇道を突き進むからこそ、ベリアルって言うのは愛される悪役ウルトラマンであるのだろうと伊野は見ていて和ありますわね。まさに、開花される悪の道。
アトロシアスのデザインって、どう思うかね?って感じでね。あの、悪として、更に凶悪度が何処か増したような、そういうスタイルがかっこいいんだよね。
アトロシアスという形態に名前を変えて、最強のウルトラマンが出来上がってしまったというのは、また……
なんか、こう言うラスボスは今まで派手な怪獣とか、そういうのが多かった分、ベリアルとかダークザギとか出てくるとドラゴンボールのフリーザ完全体的とか、魔人ブゥの純粋形態とか、ああいう恐ろしさを感じますね。どうでもいい話、魔人ブゥ純粋形態でも軽く、ビルスは破壊できたけど、寝ていたせいで疎かになっていたから、界王神が動いたとか、そういう設定があるんだとか。
まぁ、そんな感じでですね、そろそろ最終回ということで楽しかったんだけど、やっぱり色々と、今後のウルトラマンの課題を感じさせるウルトラマンでもあったと思います。
ウルトラマンオーブから続いてる課題を、ジードがさらに浮き彫りにしたような感じで。
ジードクローって、正直、全フォームで使える。って利点があったけど活かせなかった感、すごいよね。
ウルトラマンに下手に武器を持たせると活かせなかったり、武器を持ってるフォームが優遇されつつあったりと難しい問題だなーとか思ったりする。
そこ行くと、ウルトラマンXのモンスアーマーって上手いことで来てたんだなーって。でもエクシードXにモンスアーマーの出番は食われたりしたけど。
武器は最終形態のみでいいんじゃないかな?って思ったけど、それだとバンダイが許さないんだろうなーとか、そういうことを思ったりする。
4クールあれば、もっと活かせるんだろうとは思うけど。
2クールで玩具を売らなきゃいけない子供向け特撮番組は厳しいもんだなー。牙狼のように出来ないしね。
最終形態と劇場版限定形態が武器を持なら特別なフォーム感が出るよね。って思考だった訳ですよ。
でも、そういうわけにいはいかないというスポンサー事情。防衛隊は出せないから変身グッズとソフビだけで1クールか、1.5クール分、つなげるのは厳しいことなんだろうとも思うし、複雑だなー。
そもそも2クールに合計で5フォームほど出さなきゃいけない。ってのが大変だよねー……
しかし、それくらい出さないと今の世の中は、どうのこうのって感じだよね。だからこそ円谷プロは王道展開を如何にドラマチックに描くかに力を入れることで購入意欲をそそらせる。
大変な仕事だわなー……
ついでにジードの場合はゼロと言うヒーローもいたからこそ両立させることが非常に大変だったと思う。
一時期、それによってジードの必要性とか、そういうのも言われてたほどだし。
やっぱり今のウルトラマンに二人のヒーローは多すぎるし、五つのフォームも多い。
牙狼と違ってパチンコで元を取ったりとか、そういうのではなく玩具で元を取らなければいけない分、ウルトラマンは復活してきたとは言うけど、現代に合わせてブラッシュアップさせる分には、まだ完全復活ってわけにはいかないんだろうなーってのも思います。
ここは難しいところだよねー。いやマジで。
現代の商売のスタイルにブラッシュアップってのも、これはこれで面倒くさいことだよね……ライダーの多段フォームが受けちゃったことによる弊害とか、そういう部分をもろに感じている気がする。
とはいえ、従来のウルトラマンの商売戦法で上手くいくとも思えないしで。
後、気になるのは来年のウルトラマンが、どういうスタイルで攻めるかーってことだよね。
歴代のウルトラマンの力を借りて合体……ってのを三回もやると「流石に、それは……」って人も増えるだろうし、本当にどうなるかわからないなー。復活といえば復活だけど、まだ懸念は残るんよね。いやマジで。
本領発揮できないとはいえ、それでも強いウルトラマンゼロの腹部が貫かれるというのは結構、ショッキング映像ではなかろうか。
その前に、レイトの家庭人としてのドラマ描くことで何かしら、嫌な予感はしたけど、如何にレイトが家族を大事にしているかを描いたからこそ辛い。
レイトさんは優しくて、それでいて人間的な負の部分、所謂、人としての弱さを感じさせる当たり前の人間であるからこそ、それでも家族の為なら戦える家庭人としてのかっこよさがあるし、それを強く描写されていたからこそ最終決戦前の、こう言うドラマってのは強烈に残るんよね。
そして「家族」を「弱点」と称した時点で誰が何を言おうとも覇道を突き進むのがウルトラマンベリアルという存在なのだな。と、改めて思いましたね。
ウルトラゼロファイトとはなんだったのか?
とも思うだろうけど既に救えないほどにダークサイドに染まりきった存在でもある証。
さらに言えば、ルミナさん、勘付いた時はいつからだったんだろ。
知ってしまった時は、とてもつらく苦くて心配だったけど、それでもレイトに不安を掛けないようにしていたんだろう。って言うのが、このシーンの表情の演技を見ているだけで解る。
こういうのにグッとくるんだ。
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ルミナさんって凄い、こうレイトのことを愛しているのが良く解る描写だし、マユちゃんもレイトさんの事が大好きだというのを改めて強調することで今までの積み重ねを、より強いものにしているのがね。
これで視聴者も強くレイトのドラマに心を刻まれるんだろうなぁって思うのよ。
だからこそさ。
ベリアルの極悪感ってのが改めて強く出る訳ですよ。
息子であるジードことリクを「吸収していれば」とか死に瀕したケイの忠誠心を「愚か」と口にしたりとかね。曲りなりにも家族を得たゼロや、仲間を得たリクと真逆な存在と新たに解るという、この流れ。
ベリアルにとってゼロの強くなる方法が「守りたいモノを持つ」という、その手段が解ったからこそベリアルは様々な手段で護りたくなる存在を作り上げたのでは?とか思う。
リクの護りたいという思いがリク自身を強くしたからこそ、それを吸収して強くなるような、そういう感じ。
元来のウルトラ戦士の強さの秘密を、そうやって取り込んで強くなろう。って言うのは、まさに悪の鏡というか、そういう部分が強すぎね。
だからこそ、ウルトラマンベリアルという悪徳の為の悪徳を愛する存在の名前である通り、やっぱ、改めて思うけどえげつないな。こいつの存在。
だからこそ家族という守るべきもの、日常という大切な毎日を護ろうとする王道を行くリクとゼロの間にベリアルの覇道という絶対的で真逆な差が生まれてしまうからこそ、ウルトラマンジード の根本的な戦いの熱さというのが、ドラマを盛り上げる要素というのはここにある気がします。
考えると深いね。
そういう感じで、今回はレイトさんのドラマでしたね。だからこそ古い言い回しだけどレイトさんの一家の大黒柱としての父親としてのかっこよさが描かれたドラマでもあるような気がしました。
そして、ゼロがウルトラマンとして父親として家族の素晴らしさを知ったからこそ熱いの。
絶対的な王道と、絶対的な覇道のぶつかり合いだからこそ産まれる強烈さって言うのはやっぱり、強いですね。
しかも、そこで親子という図式に当てるからこそ、この覇道と王道の戦いに強いエッセンスを与えると思うのです。
やはりウルトラマンが悪に落ちるのはそれだけ恐ろしい。
この長く続いたベリアルの中で、最も恐ろしいベリアルであると自分は思います。ウルトラマンがダークサイドに落ちると、これだけ怖いことであるのを如実に語る作品でもあったのではなかろうかと。
理性という箍を外して私利私欲のままに力を振るう悪のウルトラマンの恐ろしさ。
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ベリアルとリクの描写になると雨の描写があるから、ベリアルは空っぽである証って言う意見を見ると銀河伝説で「誇りなんて捨てた」と平然と口にして戦友に攻撃したベリアルが、そんなセンチメンタルを持ち合わせているだろうか?ってなって疑問に思ったりするんですよね。
昨日のスターウォーズのカイロ・レンの描写なら雨の中のセンチメンタルって言うのも解る気がするんよ。
でも、ベリアルが、そういうのを持っているのかな?
って思うと、まぁ、ベリアルも一個の生き物だから、それはそういう感情もあるかもしれないけど、違和感が強いんだよね。
だから、僕の中で、あの雨の描写って言うのはリクの心そのものなんじゃないかな?っていつも思うんです。
大悪人である父親と戦わなければならない自分の哀しみや、再会は戦いでしかないこと、そういうリクの心を表したのが、あの心の中の雨の描写ではないのかな?と思うのです。
ドンシャインのような明るさではなく、街を護り王道を行く存在として悪人とはいえ父親と戦わなければならない朝倉リクの哀しみが、あの雨だと常々思ったりはしています。
あの雨はリクの中にある明るさの奥底にあるネガティブさや、ブラックな部分の象徴だと、そういうことです。予告でも今でもリクがベリアルのことを「父さん」って呼ぶじゃないですか。
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父に改めて光の戦士に戻ってほしいという、そんな己の自慢の父親であってほしいとか、そういう意味でもベリアルの対峙のときに流れる雨は、やっぱり、リクのそういう子供としての感情を表した涙だと思うのです。
ウルトラマンとしての初めての大仕事が遺伝子上とはいえ、自分の父親を殺すという、子供が親を殺すという親殺しですよ。
極悪人であるとはいえ、やっぱりリクのように暖かい場所で育った分、とてもつらいものであると思うんですよね。
それが本当の肉親であればある程に。

| 特撮感想 | 00:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

夫の中にウルトラマンが居ることを受けとめ、戦場へ赴く背中を押せるルミナ……正体を明かされて狼狽するだけだったアンヌと違う平成の強い女性らしい姿の表現にとても好感が持てました
……多分、昭和の作品ならマユの位置は息子になっていて夫婦の絆や妻の心境より息子の成長に焦点があたりルミナを息子が諭したりしそうだな……と
欲を言うならべリアルだけでなく、一瞬でやられる役でも良いので色々な怪獣を従えているていで、何体かの見知った怪獣が出てきて欲しかったですが……
その辺もあり……ノイズラーはジードでなくオーブか恐らくある次のウルトラマンに出るのでしょうけど……早くその姿をみたいものです

| 毒穴子四太夫 | 2017/12/17 08:00 | URL |

毒穴子四太夫 さんへ

あのシーンは良かったですよね。そこで家族を愛するレイトの死ぬかもしれない最後の思い……しかし、そんなことよりもレイトが生きて帰ってくる事を望むって言うのは良いですよね。狼狽せずに受け入れる強さが、また、あのシーンを名シーンにしたような感じなのが、また印象深いです。
何だか、感動ですわね。明らかな昭和との違いを、描いているのが逆に、昭和の、そういう名シーンを越えたようにも思えます。
僕としては、ここらへんでダークネスファイブを出してほしかったですね。
どうやら劇場版にも出る気配は無さそうなので。
ノイズラーは、次でしょうね。
オーブは基本、総集編なので。

| 月 | 2017/12/17 14:40 | URL |















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