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『ウルトラマンジード』 第20話「午前10時の怪鳥」

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ウルトラセブンの「超兵器R1号」のテーマを面白く扱った感じ。今回の話の、いつまでも再生し続けるギエロン星獣は「血を吐きながら続ける、悲しいマラソン」
でも全ての人が平和に対する意思を統一させて動き出せば確かな平和は実現できるという、一種のアンサーである気がした。
でも現実を言えばとある話の「我々人類は今、宇宙人に狙われるほど、お互いを信頼してはいませんから…」のナレーションの通り理想論であることも、また、この現実が虚しく響く何とやら。だから、どうにかしたいじゃない。って想起させようとしたから、こういう話にしたのかも。
妙に実相寺演出っぽかったのも、そういう理由があるのかな。
「超兵器R1号」の監督は鈴木俊継さんだけど。
ただ、ギエロン星獣の再生という特性に注目をして、今回のような、一種のオリジナルの話に対する一つのアンサーを出したのは現代的だけど皮肉めいてて結構、面白かった。
今回の平和への描き方について共通の敵を作れば人は平和の為に動き出す。と言う部分も感じがします。
それは物凄く危険な諸刃の刃であることは間違いなく。
ギエロン星獣という人にとっては共通の敵である存在に対してアクションをする。そしてこれは一番脆い平和の作り方……。
それは現代世界に例えてみると、その虚しさが良く解る。
それに、今回の倒し方も色々とね。
と会冷え、あれは、封印とでも言うべきだけど。
人の作ったものを人が封印する。
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「不正義の平和だろうと、正義の戦争より余程ましだ」
そんなパトレイバーⅡの言葉が過る。作中では意味合いはちょっと違うけど、でも、これもある意味、誰かを悪にして創り上げられる一つの不正義の平和には違いない。
そして、それは僕自身も、そういう存在ということも自覚。
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結局、人間の心理って言うのは誰かを共通の敵にしなければ平和は作れないんだなー。
そして、それを解っていても人は同じことを繰り返す。共通の敵を作り出すことなんて簡単だし。
僕もそうだし、これが現代の「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」とも解釈する事も出来るね。
最期のシーンのライハと違ってリクの顔が重く見えたのは、そういうことなのかもしれないね。
本能的に感じ取っているような、そういう気がした。同時に、これで良いのだろうか?
視聴者に訴えかけているような気がする。
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でも身も蓋もないこと言えば、哀しいけれど、それが人
新たなギエロン星獣に対して、どういう物語で来るんだろう?
って思ったら、結構、皮肉めいてるような部分を感じて面白かった。
実相寺演出の部分に関しては大きく解れるところもあるだろうとは思うけど、自分はメトロン星人の話が最初に頭に過りましたね。
そのための…・・
みたいな部分を感じました。
人は一番楽な方法を取りたがりますからね。
それを効率的に出来れば良いんだけどさ。
面倒くさければ面倒くさいほど。
効率的になりそうなこと程、それを社会では怠け者とみなすくせに、こういうことに関しては平気で楽で残酷な手段を取れるというのは、人間すべての共通点ですね。
言うまでもなくですよ。
何ていうか、人の「業」や「不正義の平和」と言う部分を描いた「超兵器R1号」を別視点で、別解釈で描いたような、そういう感じの面白い話でした。

| 特撮感想 | 00:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ギエロン星獣の欠片は人体に影響は無い……は某あれの「直ちに影響は出ない」だけのような気がして不気味ですね
彼の毒ガスの意味を考えると
冷蔵庫を無償で交換も……冷蔵庫に残るであろう放射能を形としての証拠を残さないための……
尤も今回のギエロンが放射能を吐いていると明言されていないので、このギエロンのブレスはただの熱線であり私の妄想でしかありませんが

| 毒穴子四太夫 | 2017/11/19 04:03 | URL |

毒穴子四太夫 さんへ

ギエロン星獣自体、まだ良く解っていないような感じですし、そこは、あれなんじゃないですかね。都合よく、ウルトラの光の浄化作用で何とかなっているようないないような。
まぁ、流石に、それは無いにしてもやっぱり、再生前になると、そういう部分はないような気もしないでもないんですが、そこは良く解りませんけどね。

| 月 | 2017/11/19 23:16 | URL |















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