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『プリンセス・プリンシパル』第8話「case20 Ripper Dipper」

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初めて入れ替わって知るなんとやら。
そうして、皇女がアンジェになって、アンジェが皇女になって。
皇女として入れ替わることで、なんか、色々とあったんだろう―って思っていたけど、実はプリンセスがアンジェで、アンジェがプリンセスで、アンジェはプリンセスで、プリンセスはアンジェで、プリンセスの本当の名前はシャーロット。なんか、そういう部分は、色々と感じては見ていたものの、これで、やっと謎が解けたような気がしました。
入れ替わると同時に革命が起きて、二人は変わってしまったと。
特えてして、プリンセスになってしまった本来のアンジェは一番、緊張感は高かっただろうなー。ああいう、状況の王族って確かにヤバいわな。革命される側の王族って言うのはただでさえやばいわな。その中で生きるために必死に上流階級になるための振りの為に読み書きできないからこそ一から全てをこなしてきたというのは、並大抵のプレッシャーではなかっただろうな。って言うのは、作中の描写から見て取れる。
うちも、革命する側の百合本を持っているからこそ、そこに放り込まれた無垢な子供というのは、その体に抑えきれないほどのキャパシティを要求されるだろうし、辛いどころではないと思う。
でも、その間のアンジェはどういう経緯でスパイになったのかが気になる。
そして、本来のプリンセスであるシャーロットに対して、本来のアンジェは、皇女になることで己がシャーロットの意思を継ごうとしたんだろうな。
そこらへんは次回になるのかなー。
チエがプリンセス(アンジェ)に修行僧のようだ。って口にしたのは、プリンセスの中での一連の上流階級の振る舞いに対しては全てにおいて死中で生きるために楽しくもない苦行そのものに等しかったからなんだろうと。その中で苦痛を浮かべることすら、一歩、許してしまったら大人の殺気に飲まれる大変さ。憧れていたはずの上流階級の嗜みが苦痛に変わる。って言うのは、どういう気分だったんだろう。
でも、そんな中で、シャーロットに己の腕を誉められ、そして、本当のプリンセスと呼ばれた時の、あの涙は歓喜の涙でもあったんだろうと思う。
うん。好き。
こういう流れ。
シャーロットとの出会いから変わってしまったアンジュの世界。
だからこそ、シャーロットとアンジェの再会は何よりも嬉しいと同時に、シャーロットは大いなる野望を秘めたまま離れ離れになって、スパイになって、嘘で塗り固められてアンジェを別世界に送ってしまった罪悪感から、その嘘を通すようになったのかもね。そして、それが本来のプリンセスとしての茶目っ気でもある気がする。
結局、これって、この時代の王族らしく下の人間に対しては家畜以下の目で見ていたからこその傲慢から生まれた革命と争いだと思うと、プリンセスとアンジェの出会いは必須で、この物語は生まれなかったと思うし、それはそれで皮肉が聞いた物語の作り方だよね。
恐らくシャーロットが王女になっていたら、今ほどの支持は得られたかどうかと言えば、それはそれで微妙な部分もあるよね。アンジェの死に物狂いで培った力が民衆から支持を得たと思うと、この話はスパイを通した皮肉で出来ている。
さらに、そんなプリンセスになったアンジェを助けるために死に物狂いでスパイになったシャーロットの話とか、これも裏で色々と過酷なことがあったのだろうと思われて怖い。
ただ、シャーロットの場合は生まれて初めて友人になったアンジェを助けることに必死だったと思うと、それは尊い。
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そして、シャーロットは、己が過去に抱いた野望を、プリンセスになったアンジェが受け継ぐことに悦びを覚えたんだろうなーと。だからこそ、自分は、そんなアンジェに全てを託さざるを得なかった、プリンセスに対して全てを捧ぐことを決意したんだろうと思うと泣きたくなる。
親友主従を越えた、この関係は尊いと同時に危険性を覚えてハラハラするなー……
そういや、前回は「社会底辺層」がメインの話だったけど、今回は「社会底辺層から王族、上流階級のトップにならざるを得なかったモノの話と王族から社会底辺層になった人間の話」って感じがしますね。
でも、もうちょいアンジェがスパイになるまでの話は見たかった。でも、これは次回かそこらかな。
アンシャロは親友主従を越えた、この関係は尊いと同時に危険性を覚えてハラハラするなー……
なんか、これは同じ会社の作ったアニメのレガリアを思い出す……百合姉妹であるユイレナも最終回を見るまでハラハラさせられっぱなしの百合カプだった。
アクタス制作の百合アニメの主役百合カプは王的存在と、それを支える超越的な力を持つ精神的支柱の最も信頼のおける存在って組み合わせだよね。
プリンセスにはアンジェ。
ユインシエルにはレナ。
そして、実は赤い糸で結ばれた共依存関係でもあるという危険性を秘めている面白さ。
そして主という立場の女の子は金髪で、その精神的支柱におけるパートナーは黒髪化、黒っぽい色という、その共通点も色々と探してみると面白い。
常に金色の太陽の輝きを支えて休ませる夜という存在であるかの如く互いに共依存しあう関係というのは見ていて尊さと危うさの両立が良い

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