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ウルトラマンジード 第8話「運命を越えて行け」

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今、思えば伏井出ケイの戦法ってのは帰ってきたウルトラマンのゼラン星人の侵略の手口と結構、被るよね。
避難指示やら様々なことをすることで一般人から味方として扱われることで自分に敵対する人間を異常者として扱わせることの出来る保険を作り出す。
この悪の狡猾さ良い。
ジェットマンのラディゲもそうだけど、ここまで狡猾な悪って言うのは見ていて非常に高揚するものがある。
己の覇道を突き進む為なら、何でも利用しようとして抉り食らうようなスタイルは見ていて心地いい。
彼らなりの悪の美学を突き進むスタイルは非常にかっこいいんよね。
そこ行くと、ウルトラマンオーブ のジャグラーって、そういう要素を混ぜつつ悲劇の悪役要素まで混ぜて、それが良い感じに作用しているのが凄いと私は思うわけです。
今後、もうジャグラーのような存在は出ないのではなかろうか?
と、思うほどには稀有な奴だったんだなーと。
セブンを通して家族の尊さ、そしてジャックを通して家族の持つ人間と一つになることの難しさを知ったゼロからすればレイトの家族を人質に取られるというのは自分の命を賭けてまで巻き込んでしまったことに対する罪悪感もあって、その命を差し出す覚悟まで持たせたケイの狡猾さ。
悪役って味方サイドを倒す手段、所謂、姑息さや狡猾さをどうやってかっこよく描くいて悪の美学を突き進ませるかで魅力的な敵かどうかが決まってくると自分は思うんよ。
近年で言えばジャグラーもそうだし、ウルトラマンジード のケイは良く描かれてると思います。この手の悪訳は見ていて気持ちい。
思ったんだけど、ライザーってやっぱベリアル一味が盗んだ品なのかね。ヒカリがカプセルを開発したわけだし、そのシステムを満遍なく使えるシステムの一つがライザーだとしたら、ヒカリが開発するのはおかしくないわけだし。
ついでに、ヒカリさんはあの後、どうなったんやろ。
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ゼロビヨンドの問題があるからしゃーないんだろうけど、ちょい唐突さが目立ったかなと。
レイトの家族への思いとゼロから見たレイトへの家族への思いをち、それなりに描いていたから、流石にニチアサ特撮のような唐突さは消えていたけど、もうちょいワンアクション欲しかった。
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ゼロ復活の為のもうワンアクションは欲しかったよね。
レイトの家族への愛の強い思いとゼロに対する思いがウルトラマンと人との絆を再確認させた展開は個人的に大好きだからこそ、もうちょい丁寧に描いてほしかったな。ってのは思う。
レイトの絶望を描いた前半は良かったし。
思えばレイトの家族が向けるウルトラマンへの信用はレイトにとっては自分の信用でもあって、逃げることは家族の信用を裏切ることへの繋がりでもあるんだろうと思う。
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家族が何よりの宝であるレイトだからこそ家族を通して再度立ち上がる決心を決めゼロの復活に繋がったんだね。
レイトの場合は、誰よりも人だからこそ、一般人が、防衛隊でも何でもない、本当に普通の人間がウルトラマンになったからこそ、戦士としての矜持が無い分、父親、家族の大黒柱としての矜持が強いからこそ戦士の覚悟と言うものが簡単に抱けないのが彼らしいんだよね。
町も大切だけど、それ以上に家族が大切だからこそ、ああいう態度に出てしまうし、ウルトラマンの運命よりも家族を優先しちゃう。でも、そんな彼だからこそ、普通の人だからこそわかってしまう。
だから、強く出れないんだけど、でも、それでも、もう一人の家族に近い存在であるゼロのことを思うと、色々とね。あるんだよね。
そしてレイトにとってはいつの間にかゼロも家族に近い立ち位置になっていたんだと思う。
だからこそ助けたいし立ち上がり、一緒に戦うことで家族を守りたいから再度ゼロと戦うために走り出す流れまでは個人的に良かったからこそ、もうワンアクション欲しかったなーって思う。
後、個人的に思ったことなんだけど、この状況においてリクが絶望をしていない事が気になる。
寧ろ向ける感情は怒りに近い。
この時点において、どこまでも明るくって言うのもおかしいけど前向きに出来るのはヒーローとしてあろうとする姿勢なのか、それとも、敢えてなのかね。
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リク役の濱田龍臣君が言ってたけど「ポジティブ思考の中にブラックというかネガティブな部分が垣間見える」って部分があるようで、今回の無駄に前向きすぎる姿勢とか見ていると己の信念に振り回される危うさを感じたんだよね。
ただゼロが主役だけではない話でもある気がした。
「ジード」の信念で生きてきたからこそ、それが呪詛のようにリクの中に渦巻いているのではなかろうか?と。だからこそネガティブ思考に陥りがちな時こそ、己の「ジード」の信念を振りかざして、それがリクの危うさに繋がるような部分も見える。ダークロプスゼロの時のように。
ケイの「若い」って言葉から聞こえて来るようにリクの己の信念を絶対的なものと信じているからこその危うさって言うのが、そこにある気がするんだよなー。幼いころから刻まれた大切な信念がリクの危険な道に導く感じ。
哀しむよりも怒りを、ネガティブになるならポジティブに。
何か、この信念がリクに対して、今後、危険なことに繋がりそうな気がしてならないんですよね。
そして、また、この信念がリクが己を見つめなおし、そして、新たな道へと、それこそ、今回のビヨンドのようにジードを新たなステージに導きそうな気もします。
諸刃の剣ですね。
誰かがネガティブになることに対して極端に恐れて感情的になる部分がリクにある感。
それが所々ネガティヴな人にジードの精神を押し付けているような部分が見えてくる。
多分、誰かが悲しむのが怖いというか、そんな部分すらも見えてくる。
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それが垣間見えるリクの本性かも?
ただ、前向きなだけじゃないリクの奥底にある闇を、私個人としては今回、感じることが出来たと思います。
ただ、ゼロが主役なだけの話じゃない。
それを作風の雰囲気で上手く誤魔化しているというか、そういう感じがした。
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そのように見せかけたリクの内情を描いた話かもね。
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ヒカリさんは、M78星雲の最高位の科学者ということで、もうちょい地球にいて星雲荘の調査とか色々とリトルスターの調査とかに協力する立場とか与えてもーとか、そういうことを思うんだけど次回予告を見る限り、立ち位置は無さそうですね。
良い立ち位置だと思うんだけどなー

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