PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』第7話 「くるる ~眩る~」

2017y02m07d_175659342.jpg2017y02m07d_175848375.jpg2017y02m07d_175850263.jpg2017y02m07d_180141140.jpg2017y02m07d_180147183.jpg
ミコットもジャグラーに認められたくて本来の戦術ではなく蛇心流の真似で挑んだ事が死を招いたという…
ジャグラーには四重の後悔が襲った訳で。己の力の無さ、助けられなかった事、蛇心流を教えれば良かったという事、心を開きかけていた人を失ってしまった事と後悔の重圧が辛い。
多少、乱暴だけど争いの源である生命の樹を破壊してしまうことは確かに平和に繋がることも確か。
最も合理的であるからこそジャグラーの行動を正しいと思ってしまう。こういう年齢になって色々と知るようになったからこそガイ達の光の戦士の理想に違和感も覚えるんだわなー……
二人の抱く戦士としての理想の乖離が招いてしまったガイとジャグラーに、今回の戦いで二人の関係を隔ててしまったのは悲劇でもあるんだよね。
クウガで語られたけど綺麗ごとで済むのが一番良いのに現実は簡単に上手く行かない。寧ろ、今回は理想が、これからの悲劇に繋がった感じ。
ガイは、これから先輩ウルトラマンの力や助言を得て、クレナイ・ガイに繋がっていくわけだけど、これからコンビを解消したジャグラーは、ただ一人の孤独なんだと思う。光の絆で繋がったガイと違い、誰にも理解されずに一人自分の正義のために戦い、そして闇に魅了されて飲まれていくのだろう。これはとんでもない悲劇でもあるんだよなー。
ただ、これでミコットの死が、あの最終回で語られたナターシャを助けると言う部分にもつながってくるのではなかろうか。とか、んな事も思います。
一人であるが孤独ではないガイと、一人であり孤独であるジャグラー、二人の生み出す価値観の違いが招いた悲劇は此処で大きな溝を作る。
オリジンサーガ を先に見て、今回の話を見た人からすれば、この溝は埋まらないだろうなーって思っちゃうよね。
それくらい二人の抱く価値観って、あまりにも理想が食い違うものであるんだよね。そして、今回、それが100年以上にも渡る確執を生んでしまうんだよね。確かに始まりの物語なんだ。
大を救い小を切り捨て争い終わらすために最善の行動を尽くす信念と非情さを持って戦うのが望むべき完成された普通の戦士でありジャグラーなんだよね。
一方は、それが例え絶望的な状況でも犠牲無く大も小も救う心と信念を持って戦うのが光の戦士の為すべきことであり、それがガイ。
思えば前回のウルトラマンの、特にコスモスの戦闘介入の遅さとか、そういう部分があるからこそのジャグラーの光の戦士の理想に対する苛立ちが強くあるんだろうなーって思う。
力に選ばれたのに守るために介入しない苛立ち、だからこそ光の戦士がやらないのなら自分が…って思考
2017y02m07d_180246324.jpg2017y02m07d_182532307.jpg
光の戦士と、理想の戦士として行うべきことの圧倒的な差異が招いてしまったガイとジャグラーの悲劇が見ていて辛い。
ましてや戦士としての理想を成し遂げて確かに一つの惑星に平和をもたらしたのは事実的な結果が二人の別離を生み出したのだと思うと余計に。
戦士として理想的すぎるほど完成されたからこそジャグラーがウルトラマンの力に選ばれなかった事が故の今回の話。
犠牲者が出ることはジャグラーも嫌。でも戦いは甘くないから割り切る。だからこそ多くの人を助けるために最善の行動に出る。でも、それは光の戦士には相応しくない…
人としての瞳で目の前の悲劇を見てしまったからこそジャグラーの光の戦士の抱く理想に対する懐疑というのは、どんどん深まった感じ。所謂、生の死を見たということ求めた光の戦士の力でも救えなかったこと求めた光の力の正体と知ったが故の絶望と様々な後悔が魔人態への変身なのかな。
2017y02m07d_193929035.jpg2017y02m07d_182702799.jpg
思えば前回のウルトラマンの、特にコスモスの戦闘介入の遅さとか、そういう部分があるからこそのジャグラーの光の戦士の理想に対する苛立ちが強くあるんだろうなーって思う。
力に選ばれたのに守るために介入しない苛立ち、だからこそ光の戦士がやらないのなら自分が…って思考
直接的ではないにしろ間接的にウルトラマン達の介入の遅さがカノンの戦士達を殺し戦神に毒を植え付けられ最終的にミコットの死に繋がってしまうわけだし。
何でもかんでもゼロのように突っ込むわけにはいかないが故のもどかしさがジャグラーの光の戦士に対する失望に繋がるのかも。
とはいえ、ウルトラマンが介入すればサイキが何かとんでもないことをしでかして、面倒くさいことになる可能性も視野に入れていたからこその、ああいう状況で簡単に動けないウルトラマンと言う、そういう状況があったことを考慮しても、やっぱりね。
色々と思うところはあるよね。
「力があれば何をしてもいいわけじゃない。」「光の戦士の戦い方じゃない。」それが平和の為であっても。その言葉は戦士ジャグラーにとっては何よりも辛い言葉だったんだろうなー。
その後の「俺は敵か?」は完全に光の戦士としての理想への一種の絶望に近い感じである気がする。
誰よりも光の戦士の力を求めて己を鍛え上げたジャグラーは己が選ばれずに絶望し、そして求めていた力を持ったアスカとムサシと言う光の戦士に自分を否定されるジャグラーにとって感情には出さなかったけど誰よりも今回の話で傷ついたと思う。
そしてガイは、それに気づけなかった。
この事件が呪縛になってジャグラーは闇に逃げるように魅入られて行ったんだろうなー。ガイに救われるまでの狂人にも見える壊れたような本編のジャグラーの振る舞いは、こうしオリジンサーガ を見て以降だと見方が180度変わってジャグラーの完成された戦士であっても心は普通の人である悲劇。
これが人を救うと決めたガイの信念を再度、決意した切欠であり、心どころか人を救えなかったと思い込んだルサールカでの傷ついたガイのトラウマを産み、ベリアルの力を受け入れた後悔から始まった悲劇から立ち直りジャグラーを救うまでの道へと繋がるんだと思う。
此処から生まれたジャグラーとの決別がガイの中で蟠りとなって人の心を助ける為に本編では様々なゲストに自ら助言を与え救った。
そして地球人からも「暖かい光で闇を抱いて受け止めてやればいい。」と闇の在り方を学びジャグラーのもう己では受け止めきれない闇を抱きとめたんだと。
7話から始まった光と闇の隔てのようなものから誰よりもジャグラーを救いたかったのは誰でもなくガイ自身。って思える。人一人救えなければジャグラーを救えない。己の闇とトラウマを乗り越え、自分がジャグラーの心の光になってジャグラーの闇を抱きとめて辛さを受け入れたのだと。
#オリジンサーガ があるから最終回のここでより説得力が生まれるんだよね。光の戦士が、闇に魅入れらてしまった人間の闇を己が光になってジャグラーを光にした。こうして絆で救われたものが改めて自分と言う絆で救ったからこそ、ジャグラーは戦士の誇りを取り戻して誰よりもなりたかった百年以上経って光の戦士になれたんだと思う。
ジャグラーにとっても、このことはトラウマだったからこそ、ルサールカで必死にナターシャを助けたんだよね。もうミコットのような悲劇をね。それが今は敵になってしまったガイであっても自分の悲劇を誰にも味わってほしくないという人としての助けたい心があったんだよ。
此れから地球編、闇にはまだ落ちていないが、光の戦士とは違い、自分の方法で平和を築くことにしたジャグラス・ジャグラーという男が、これから、どう言った経緯で闇に飲みこまれていくのか。個人的には #オリジンサーガ 真の主役と言ってもいい、ジャグラーに注目して見ていきたいですね。
ジャグラーにとっても、このことはトラウマだったからこそ、ルサールカで必死にナターシャを助けたんだよね。もうミコットのような悲劇をね。それが今は敵になってしまったガイであっても自分の悲劇を誰にも味わってほしくないという人としての助けたい心があったんだよ。
ガイは誰よりも光の戦士としての理想と志を持っているんよね。犠牲が出れば、その命を背負って心に刻み理想を目指そうとする諦めない前向きな姿勢。こういう心が平成に入ってからのウルトラマンに近い存在であるんだよね。
これが戦士として割り切ることを覚えたジャグラーとの差…
2017y02m07d_204951006.jpg2017y02m07d_204957081_20170207210820668.jpg
しかし、クイーンベゼルブの真の姿の口、ウルトラマンに見える……
今という時代において、この平和の築き方に対する問題提起をメッセージとして訴える『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』は親子で見て一緒に平和の築き方に対して考える教材にもなるのではなかろうか?って、そういうことを思う。
此れから地球編、闇にはまだ落ちていないが、光の戦士とは違い、自分の方法で平和を築くことにしたジャグラス・ジャグラーという男が、これから、どう言った経緯で闇に飲みこまれていくのか。個人的には #オリジンサーガ 真の主役と言ってもいい、ジャグラーに注目して見ていきたいですね。

| 特撮感想 | 00:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://civer.blog122.fc2.com/tb.php/6943-e8e77d77

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT