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『ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA』第6話 「いくさがみ ~戦神~」

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そういや、コスモスって通して一回しか見たことないんだよねー……劇場版の無駄な多さや話が長い部分もそうだし過剰な理想主義的な部分がどうも肌に合わなかったりと色々とアレ。
ウルトラマンに於ける理想の塩梅っていうのは結構、大事だと気づく作品ではある。
ムサシの言うことが良くわからない。
戦神の主張は理解するけどコスモスとダイナ、そしてオーブが加勢し助けてはいけないってのは違うんじゃないかね?まぁ、サイキが殺すつもりはないというのは察していようとも。
ただ、万が一ということもあるんだし。
やっぱ、そこはアスカとガイが正しいと思ふ。
ってか、下手すれば戦神こと女王が死ぬことも予測できるんだし、そこはね?って色々と思うところがあるで。ムサシは変身すべきやで。っ手、そういうことを思ったりした、前半終了時。案の定、女王がクグツにやられちゃってるし……そういやティガとかマックスで「人類同士の戦にウルトラマンは干渉しない」ってあったけど、どうなんだろ。ムサシの変身してはいけない。って理由は、そういう部分が響いてるのかな?
とは言え、ベロクロンとバキシムを浄化するために色々とやってたけどね。あれは、干渉ではないのだろうか?とか、そういうことを思って、うーんってなったりした。ただ、ウルトラマンが出てしまえば何をするか解らないからこそ、あえて、彼女一人にやらせた。とか、そういうのならわからんでもない。サイキはウルトラマンを結構やっかんでるし、出てしまえば被害はより大きくなるかもだし……ムサシのところで何かもやっとしたけど、そこは、やっぱり、どこまでウルトラマンがほかの次元の惑星の出来事にまで介入すべきか。っていうことに対する難しさなのかな。っておもう。
ただ、そういう部分をアスカとガイは普通に無視してるから、やっぱり、ムサシを異質に見てしまうのかもね。
んで、後は、あれです。
、シンラとライゴウ、今はいがみ合ってる場合ではない非常事態とはいえ、よく簡単に自分を陥れようとした相手と平然と組もうとしたなー。なんか、ワンクッション、ほしかったのは思うけど、同時にやはり互いに平和を望んでいる同士だからこそ信じられる部分があるのだろうか。
そして、アマテと翔平、突然、何か急接近してるような感じだったけど、ああいう感じで互いを認知してるなら、そういう場面ってやっぱ追加すべきじゃね?とか思った。
今までの精神的なフィーリングだけじゃなくて、ちゃんと描く。そういう部分が必要なのでは?と。何かアマテが頼るように叫んでいたし。
まぁ、それもあるけど、大事なのはジャグラーさんですよ。それよか、オリジンサーガ は名目上の主役はガイで真の主役はジャグラーな感じがしてならない。
自分を信じて鍛え上げてきた技なのにウルトラマンに選ばれず、さらに自分よりも劣っていたはずのガイがウルトラマンに選ばれ自分が裏切られた気分になり、さらに戦うたびに強くなる姿を見て劣等感に苛まれていたときに、自分を慕ってくれたミコットを失うとか、ジャグラー不憫だよ…不器用な優しさを持ちながら他人を気遣うことの出来るジャグラー、このときのミコットの死がトラウマに近い状態で発言したからこそ地球でナターシャを助けたり「弱い奴はほうっておけない」という、そういう矜持を抱くようになったのではなかろうか?とか、そういうことを感じる。
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「非情な判断を下せる戦士としての正しさ」戦士としては正しいけど、その矜持を光は許さなかった。
ウルトラマンになる人間は戦士としてではなく人として抱く平和的理想と共にあった訳でさ。それが綺麗ごとと嘲笑されようとも貫こうとする信念を持つガイを選んでしまったわけで。
アスカ、ムサシとウルトラマンに選ばれて大きな戦いを終えた後のウルトラマンとしての一種の完成形である人間と、ウルトラマンになることを目指して理想の戦士として正しい存在であるジャグラーの対比が辛い。
「同じ思想を抱きながら戦士として完成されたが為に全てを救うという理想を捨てた」男ジャグラーと「戦士として未熟な考えだが全てを救いたいという理想を持つ」男ガイ。これが決定的な差となって、ウルトラマンになるために絶対的な要素として二人を隔てた部分が見えてくる。
ジャグラーが終盤付近で言った「本当の地獄はこんなもんじゃないぞ」て言葉の意味は「本当の意味で大切な人を失う辛さというのは、こんなもんじゃないぞ」って意味でもありそうな気がする。
それは、このことを刺しているのだろうか。それとも、これは一つの切欠なのかもしれない。
ただ、あれが闇落ちの切欠なら、もうちょい、ジャグラーとミコットは絡んでも良かった気がする。いや、ああいう感じで心を開きかけていたからこそ、良いのかもしれないけど。
ジャグラーは、あそこから徐々にテレビ版のような何処か人として壊れた存在になっていくのだろうな。って言うのを見てて思う。
オリジンサーガ における、ジャグラーって言うのはまさに戦士そのもので、でも、本編は壊れたような存在。
もう、そうしないとやってられない処まで落ちるのか……
「戦士としての授けられる強さや力」をガイは得て、そのパートナーであるジャグラーが「戦士として立ち会わなければならない不条理」を一身に得る役割になる。っていう現状は、なんていうか、何処か、それ自体が不条理だな。屈強な戦士であろうとも慕っていた人間を失えば壊れる……似たような展開で屈強な戦士が闇に堕ちる展開と言えば牙狼GS翔のジンガとアミリを思い出す。ジャグラーは振り払いながらも自分を慕ってくれるミコットを失い、ジンガとアミリは己の子供を殺されて闇に堕ちてしまった、両者とも大切な人を失ってしまったわけですよ。
「戦士として直面すべき不条理」と直面したジャグラーと、「全てを守りたい」という理想を持ち続けるガイ、この二人の抱く思想の違いが乖離を生んで自分を慕った人を救うことが出来ないジャグラーは強大だが人を救えなかったウルトラマンよりも強い力を渇望する展開になるのかね。それが闇の力ってことになるのかね。戦場における非情さは二人とも見てもなお、これが現実だと切り捨て、なおも戦士として「大の為に小を捨てる」ジャグラーと、それでも理想の為に誰もが犠牲にならない世界を作るために果ての無い戦いを続けるガイ……
これがウルトラマンを選んだ人間と選ばれなかった人間の心の差
守るために闇の力を得て、そして何のために力を得たのか、それを忘れてオーブ本編の世界である地球に降り立つのかなーって、そういうことを思った。
「誰一人犠牲を出さない戦いが俺の理想」
「犠牲を出さないなんて夢物語」
戦場での確かな不条理という真実を知った二人と、それによって受けるダメージの度合いが違う二人。それでも理想へと進むガイと、その理想が苛立ちに変わるジャグラーの、この物語の終着点があれか……誰よりもガイと同じ平和を望むために強い力を求めて強くなるために戦士として完成された筈だったジャグラーがウルトラマンの力に選ばれずに自分が望まぬ人を傷つける存在へと成り下がってしまうのは悲劇だよ。
本編のジャグラーって、ただ、ガイに勝ちたい、殺したい。嫉妬や憎悪という己の負の面に飲まれすぎて壊れた存在。自分がどんな手段を使おうとも魔王獣を復活させて地球を壊そうともガイを屈服させるのが目的なんよね。
その因縁の切欠が、今回の #オリジンサーガ の話なんだろうねー。
ジャグラーは、そんなコンプレックスの塊だからこそ個人的には非常に人間的に好きなわけで。こういう部分から、ジャグラーが闇に堕ち、最後にガイがジャグラーの闇を受け止めるシーンを考えるとね。なんか、良いよね。
私的には早くオリジンサーガから本編の最終回まで一気に見たい。
ジャグラーが心を闇に支配されてしまう出来事から最低でも百年以上たって、そして、やっと救われたわけじゃないですか。
そこ行くと、その一部始終を見ていたガイが、どういう心境でジャグラス・ジャグラーという男の闇を抱きとめたのかを考えるだけで「あぁぁぁぁ……」ってなる。
はぁ、次回は、例の姿を現すっぽいのでどうなるか楽しみだ。
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あれ?クイーンの真の姿に……ウルトラマンのような口が……

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