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媚空 -ビクウ-

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闇切師と言う、人が人を切る仕事……闇に堕ちた存在に対して、徐々に心を食われていく存在もいれば、狂っていく人間もいる、媚空が戦う相手と言うのは、そういう相手であるというのが、今回の話。劇場版、見たんだけどすっかり忘れてて、んで、DVDをレンタルして、見直してきた。
そういう感じの話でござーますね。
しかし、この作品を見ていると、秋元才加のAKB時代からの成長の凄まじさを感じることが出来ます。彼女って、アイドルとか、そういうのよりも、こういう役柄のが似合う。無理してアイドルをしていた分、妙に、それがミスマッチではあったのが、ある種の、あの世界の彼女での魅力ではあるんだけど、こういう作品に出たバリバリにアクションをこなし、演技をする方が似合っている気がする。そういう意味では、秋元康よりも、雨宮慶太監督の方が、秋元才加の魅力を120%引き出していると、そういうことを言えるかもしれません。
そんな中で、心を壊してしまった絶心と、それを斬るために、秋元才加が戦うと、まぁ、単純に言えば、そういう話でもあり、今回の話のテーマって、なんだろう。と、そういうことを考えると、むろん、闇切師と言う仕事上、さて、牙狼と言うのは受け継がれる想いの物語であるのです。
牙狼シリーズは沢山の人と出会い受け継がれていく思いを持った者と、常に強大な力を持った孤独な存在、又は自分に従う者はいれど理解者ではない孤独な存在との戦いであるんよね。
その想いの力によって文字通り正義は勝つ物語でもある。
ってか、これは、なんていうかさ。
いつもの牙狼なんだよね。
そして、なんていうか、まぁ、痛快な娯楽アクションとして見れるわけではない、ちょっと、影を落とした感じの物語と言う部分も強いのは、見ていて良く解るわけですよ。
さて、媚空は闇に堕ちるのだろうか。絶心のように慕うものがいたとしても、何らかのことが要因で……ただ、雷牙たちがいるし、それは無いかな。とか、そういうことも思うんだけどね。
そういうことがあるのが、この牙狼の世界であるともいえようと、思うのです。牙狼の世界は、割と、そういうつながりで敵と味方に差が出てしまうところが面白いんだよね。
そして、人の心は白と黒、そんな単純なものでは無い。それを明確に表した、それが、今回の話の見所であると思う訳で。
まぁ、今回のテーマは簡単に言っちゃえば文句なく「人の心は白でも黒でもなく複雑」これに尽きる。
それが、白海の行動であり、絶心のやり方そのものと言えるでしょう。
一見、正義に見える人の行動であろうとも、心は真っ黒ーなんて、よくドラマや、漫画等にある部分を捕らえた感じの作品であるともいえましょう。尊敬する人が、実は裏でもうどす黒い奴ーみたいな、そういうのがテーマだと思う。
そして、そういう部分だからこそ、闇切師と言う存在が上手く生きているのではないのだろうか?と、そういうことを思いますね。
とはいえ、絶心は、もうちょいなんか描いた方が敵として引き立ったのではなかろうか?とか、そういう風に思うかもしれないけど、あれ、実際に言葉にされたことをやったら、気が狂うわ。って、なるけど、まぁ、心が黒に染まる瞬間は描いてもよかったのではなかろうかと思う。もとより、どういう人物だったのかーとかね。
そうじゃないと、単に気が狂ったおっさんにしか見えないのが、ちとつらい(=ω=)
彼も被害者だったわけだしね。黒だけど、それは、白でもあった。っていう、何とも言えない、このまさに、複雑怪奇、混沌なんですよね。人の心ってね。
ただ、77分くらいしかないからねー……もうちょい、あれば、色々と各々のメインキャラの、今回初登場の重要キャラクターの描写は、どうにかなったのではなかろうか。もっと、いけたのではなかろうか。とか、そういうの思う。
ついでに、後味悪いしね。
愛と絶望達万華鏡のように……牙狼は、主題歌が作品そのものってこともあるしね。そう、まさに、この通りなんですよね。
この作品の主題と言うのが主題歌の歌手そのものなんですよね。
それが、凄い良かったし、そこは面白かった。
普通にゴジラよりも楽しめた気がする。
最後は、最後、全て白海法師の手の内……しかし、闇切師としてのプライドを持つ媚空によって、制裁を受けて殺される。限りなく白くても黒い奴だって人に入るという、そういうことだ。
人の心を見れても、それが白か黒かだけで判断できないというのが、そんな単純なものでは無い。だからこそ……っていう、最後の白海の最後は因果応報であると思ったら、普通に転生したっぽい。雷牙編の2期であっさり殺されそうだけどね。ただ、あそこまであると、陰我とか強そうだと思うんだけどなー。
とか、思いながら、まぁ、何やかんやで楽しかったですね。
なんていうか、媚空と言う映画の内容っていうか、テーマそのものは「繊月~光と闇の傍で~」で全てが詩のように語られているのが凄い面白いな。って思った。
ただ、もうちょい人の描写が欲しかったです。それで、もうちょい、ドラマを見る目も変わるだろうと思ったので。やっぱ、そういうことをするなら、そういう『心の光と闇』をやるなら、もうちょいね、人物描写を掘り下げても良いよね。って思ったな。そうすれば、もっと重厚な話になったと思うんだよね。
そこが、惜しいところかなー。尺がもうちょいあれば!!
そんなことを思いつつ、今日は終わり。

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