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『ウルトラマンX』第19話「共に生きる」

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私はカモメ……私はカモメ……
ウルトラQの「地底特急西へ」の続編と見てもいいよね。
今日の物語の主人公は……ウルトラマンXでも、大地でも、Xioでも、アスナでもなく……そして、ゴモラでもなくM1号なのだと言うことを改めて視聴して思い知った。
物語の中核のゴモラがついに実体化ですね。まぁ、それがEXゴモラになってしまうんですが。それが、難しいのが、このXの世界。って言っても過言ではないでしょう。それが、ピグモンが出てきた時の話で良く見てとれるように。しかし、これが上手く行けば、大地の夢である人間と怪獣の共存を訴える、その夢が実現する瞬間なのだろうが、一方で作られた命であるM1号は、何を思い、敵として君臨するのか。
ダークサンダーエナジーを扱う使者として、それはそこに君臨し、Xioに立ち向かう……なんだ。何があったんだ。そういうことを聞きたくなるぜ……いや、マジで。ちょっと、恰好を付けた口調でございました。
ある種、元より、そういう生命として存在する人間とゴモラ、そして、人によってつくられたM1号……この描写って言うのは大切なものになってくる。って言う。
そういう感じですね。
ゴモラはどうなるんでしょうね。そこで、M1号は怪獣との共存を夢見る大地に、何を語るのか。怒りか、それとも?それが傲慢だと説き伏せる使者となるのか。
なんか、ラスボスの影が見えるね……どうなるかは、また次回か。
そして、その実験は危険だよな。下手すれば、そうだよな。失敗すれば駆除対象になっちゃうんだもんなぁ―……難しいもんだ。しかし、これを如何なる実験であろうともデータが無ければ全ての声明に美しい夜は訪れない。それこそ、ジャイアントロボの世界のように、あの失敗があったからこそ、シズマドライブが出来て、そして、あのサンプルによる浄化も出来たわけです。
さて、これは、どうなるのかなー
そして、気持ちの繋がり、幼いころからの絆が試される実験、それは成功したけどM1号が余計なことするんだろうなーって思ったら、そうじゃなかった。
好き勝手作っておいて、捨てられて、自由になった存在。
そして、ゴモラは、捨てられてはいないけど、ある種、スパークドールズって言う望まぬ姿になった存在。
見ようによっては人の身勝手さによって蘇ったゴモラ。
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そして、身勝手さによって放逐されてしまったM1号。
恨み、いや、長年、生まれてから思考し続けたことによって人を知り、そして、その全てを知り、人口生命体なりに考えてきたのでしょう。
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M1号は善でも悪でもないんだな。
生まれてから、この世界にたどり着くまで何年も思考し続けたことによって人を知り、人の中にある二面性を知った。
人工生命体であるがゆえに一種の身勝手な人への嫌悪感がある。
故に都合が悪くなれば、また窮屈な身体に戻してしまう人間の身勝手さに嫌悪感が生まれ、そして、人を試したと言える。
共存の間もなく、宇宙に放逐され、思考することしか許されなかった存在は、いつのまにか人が目指した高位体へとなっていったんだろうとも思える。
そして、人ではないからこそ人のやり方、自分が神であるがごとくの振る舞いに、かつて自分を勝手に作り、そして放逐して見捨てた人類への恨みのようなものも感じられる。
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また、人は、そこまで他者と、ましてや他の怪獣のような生物と共存できるほど器用ではない。自分が一番、それを良く知っているからこそ、そういうことをした。まぁ、とはいえ、あれに関しては、M1号にも非はあるけどね。システム、ぶっ壊しちゃったの、こいつが原因だし。
彼は、放逐されて、知識も大人になって、ウルトラQの「地底特急西へ」の続編と見てもいいよね。48年ぶりの、まさかの御本人登場ってことで。その間に身に付けた知識を得て人間に挑戦しに来た。
趣旨は違うけどウルトラマンマックスのメトロン回と同じように単なるリバイバル物では無い部分が良いと思った
もし、そうなれば家畜と同じように、まさに、それこそXが言ったように「自分たちにとって都合の良い存在としか共存しない」と言う言葉そのものであるということをM1号はよく知っているんだろうなー。もしかしたら、過去のウルトラマンの世界にも来訪して、そういう物を見てきたのかもしれない。
そして、宇宙を彷徨ううちに超能力のような物すら得てしまったのだろうと。
そして、もう一つの節は。
それか一種の恨みごと無しで人と言う物を試したかった部分が強い。ってのも考えた。
ただ、台詞の部分からして、何処か人を見下した、嫌悪のような感情を抱いていたような気もする。そういうことも思いました。
思考の果てに、Xの世界に辿りつき共存という言葉とは無縁の世界へと放逐されたことによって自分が放逐されてからどれだけ人が進歩したのか。って言うのを試したかったんだと思う。
しかし、どれであろうとも、M1号は改めてアスナの感情、その奥にある純粋な知ったから、また人が解らなくなった。
だから、またM1号は宇宙を彷徨い、思考を続け、人と言う物を考えるのだ。
普通は描写不足何だけど、こいつの出自を知ってしまっているからこその、今回の行動に対する考察って言うのは結構、楽しい物があるんだ。
だから、こいつってだけで、楽しみが出来る。
そうして、改めてM1号の言葉から色々と人は変わっていかなければならないのだろうと。そういう部分を感じる。
その言葉は、その世界にいる人間だけでなく視聴者にも疑問を問いかけるような、そういう深さがあった。
ある種、人とゴモラの絆がM1号の実験に良好な結果を示した。と、言うことになるんだろうなー。そういう部分から絆を紡いできた話に、また素晴らしい話を作った拍手を。次回、ネクサスが出る。と、言うことで結構、この話は、そんな印象に残らないんじゃないか?って心配したけど、すっごい考察しがいとメッセージ性の強い作品だった。
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とても楽しかったです。

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