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ミケさんと淫じゅ・・・ならぬ、フェレット

「見つからないよぉ・・・」

そこにいるは、先ほど、クマから、なのは達の学校への場所を教えてもらったフェレットもどき。

ならぬ、ユーノ・スクライア。

業界では淫獣と呼ばれているフェレットである。

現在、一人身。

なのははフェイトに略奪されたんだとか。

それでも、諦めないのが、このフェレットですよ。

だから、もう一度、奪おうと考えていたんだけど、クロノに、

「フェイト泣かしたら、はっ倒すぞ!?」

といわれたそうですが、彼は諦めませんでした。

流石は淫獣です。

今回の鳴海市訪問も、それが目的のようです。

「なのは達の言っている学校はどこなんだよー!!」

「うるさいばい・・・」

「あ、ごめんなさい・・・」

そこにいる猫さんは目つきが悪いですが、どこか声はかわいらしい感じがする雌猫。

ミケさんです。

「ミケさん?」

「ハーさん、ここに奇妙な生き物がおるばい。」

もう一匹いました。

青い毛並みがナイスな感じの猫です。

名は、ハー。

「本当だにゃ・・・」

この二匹の猫は、フェレットを見るのは初めての様子。

ここは鳴海市のはずれに等しい地区ですからね。

ある意味、知らないのは当然かもしれません。

たいてい、ここは猫しかいませんから。

「お昼寝の邪魔をしてすいません・・・」

「全くだばい。」

何だか、毛のふくふく感がいい感じですね。

「何で叫んでたにゃ?」

「ちょっと、探している場所がありまして・・・」

「そうかにゃ・・・」

ハーさんとミケさんはそのまま蹲りました。

まだ、眠いのです。

「そういえば、これは、確かフェレットにゃ。」

「フェレット?」

「ねずみの仲間にゃ。」

勝手に世間話を始める二匹。

この二匹、ユーノをどう思っているんだか。

「ぼ、僕はユーノといいます。」

「鼠ばい。」

「鼠にゃ・・・」

全く聞いていない。

猫ということがあるのか、ユーノの方は少し怯え気味。

小さい声なので、聞こえてもいないでしょう。

しかし、一応上品な猫であるこの二匹。

鼠は食べません。

梶原さんの家で毎日、餌をねだっているのですから。

最近は賞味期限切れの餌は出ないようです。

「それで・・・お前は何者にゃ?」

「あの・・・ユーノです・・・」

「それで、そのユーノが何のようばい?」

「あ、あの、ツインテールの女の子と・・・」

「ひょっとしたら、梶原さんと一緒にいた女の子じゃにゃい?」

「あぁ、いたいた。」

ついさっきの出来事である。

空がミケの絵を描いていたときだ。

「あ、あの、その梶原さんにあわせてくれませんか!?」

「なんでにゃ?」

確かにそうだ。

この二匹は何故、ユーノが会いに行くのかわからない。

「まさか、梶原さんの・・・」

「餌を貰いに行くつもりばい・・・」

「えさ・・・?」

全く、理解できない。

ユーノはこの二匹が何を考えているのやらな感じだ。

「いや、このフェレット・・・」

「梶原さんにあんなことやこんなことにゃ・・・」

「え・・・?」

「何だか、淫獣な感じの臭いがするばい・・・」

「ミケさん・・・逃げた方が・・・」

そんなものは出ていないはずなのだが、二匹の猫には何かオーラが見えた。

何か、やらしいオーラが見えたのだ。

「確かに、僕は業界では淫獣と呼ばれている・・・あ・・・」

墓穴を掘るとは、正にこのことである。

「ハーさん、逃げるばい!!」

「わかったんや!!」

とのことで、逃走である。

「ま、待って!」

「ミケさん、追いかけてくるにゃ!!」

「い、淫獣につかまったら、何されるかわからないばい!!」

「にゃぁ?」

「グ、グレ!?はやく逃げるにゃ!!」

「みゃぁ?」

グレとは、ミケの子供のこと。

父親は誰かは不明。

人懐っこいが、弱いらしいです。

「にゃぁ。」

人懐っこい。

つまり、淫獣など知ったこっちゃない。

そういう感じなのだ。

ミケ曰く、

「反抗期ばい。」と

もあれ、母親としてはグレがユーノに近づくのは心配でならない。

「あ、話聞いてくれるんですか・・・?」

「みゃぁ、みゃあにゃ。」

取りあえず、聞いてやる。

グレはそのようなことを言っていた、ようです。

「あ、あの・・・」

「にゃぁ?」

しかし、グレは話を聞かずに、肉球を舐めています。

「あ、あの・・・」

「にゃぁ?」

「こうなったら、聞いてやるばい。」

グレのお陰とでも言いましょうか。

親ばかみたいな?

「あ、ありがとうございます。」

取りあえず、嬉しいようです。

「取りあえず、僕の名前はユーノといいます。」

「さっき聞いたばい。」

そんなもの、お構い無しで話が進む。

「人の話を聞かん奴ばい・・・」

内心、ミケさんはむかついてます。

なのはの事に関すると、人の事を気にしなくなるような性格。

「絶対もてないにゃ・・・」

言っていることは勝手である。

発言は自由なのだ。

「実は・・・」

そこから、ユーノは喋りだした。

有像無像、そして捏造の嵐だが、この二匹は知る由も無い。

「それ以前に、私は思うとよ。」

「どうしたにゃ?」

「結局、このフェレットに、魅力が無いだけかもしれないばい?」

「そうだにゃ・・・」

「え・・・?」

さり気なく、酷いことを言っている。

「略奪されても、仕方ないにゃ。」

「にゃぁ。」

グレも納得。

「最も、人間とフェレットが結ばれるわけが無いばい。」

「・・・」

この三匹は知らない。

ユーノが人間になれることを。

だから、そうおもうのだ。

「それでいって、振られたら、どうするばい?」

「う・・・」

実際に、フェイトとはそういう関係である。

フェイトとなのはは、そういう関係だ。

もうそれは

「引き裂くのが野暮ってもんばい。」

「そ、そうです・・・か?」

「新しい恋を見つけるのも、お互いのためだにゃ。」

「にゃぁ。」

確かにお互いのためである。

「でも・・・僕は・・・」

なのはのことが好きなのだ。

それは本気である。

だから、人間体になる。

流石にそれには驚いた。

ミケさんやハーさんに、グレは驚きを隠せない。

その反応を見て、言うことは

「やっぱ、淫獣だばーーーーーい!!!!!!」

「グレ、逃げるにゃ!!」

「にゃ、にゃぁ!!!!」

流石にこの状況。

人懐っこいグレとて、逃げるしかありません。

初めてなのです。

「あ・・・」

ユーノは再び、フェレットに戻ります。

「場所聞くの・・・忘れてた・・・」

肝心なことを聞くのを忘れてました。

なのははどこにいるのか。

梶原さんのこと。

そして、再び、なのは探しの旅に出ました。

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