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千春・育代・雨

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純粋に、ちはいく・・・今回は、今までの不倫ものと違ってパラレル的な、中山可穂の世界を圧縮したような感じで。はい。これ、書いたから、余程のことが無い限り、暫く育代さんシリーズは休憩かなー
再会は、ドキプリ辺りか…
それか、気が向いたらか。
適当に幸せな奴、やりたいね。なんて、思いながら…ダウン。


雨の日・・・
自分の体を濡らす。
夫と喧嘩して何気ない一言で傷ついた。酒を飲んだ後の夫の暴言は酷い。年に、何回かあるが、耐えられるほどに育代の精神は強くない。自分としては、15年間は良く頑張った方だと自分自身に言い聞かせる。
外面は良くても、家の中ではこういうことがあると言うのが良くあることであることだが、そんな姿を滑稽だと思ってしまったが故に内心としてはお互いさまであるとは言える。
夫の場合にかんしては夜の営みにかんして行えないが故に、そのうっ憤晴らしではあるが、故に、許されると思っているが故にたちが悪い部分がある。言って良いことと悪いことが、この博司は解らずに人の中に入り込み、ずけずけと言う人の心の中に入るには、それなりの資格があると言うが、夫婦とは言え、そうなのだろうかと考えてしまう。
それとも、育代にとっては夫は、自分の心の中に入り込む資格のある人間では無かった。そう考えるようになった。
ほんの些細なことではあるが、不倫していることがばれたわけではないのが救いと言えるだろうが傷ついたことを言われたことは確かで、考えなしに飛び出した育代の辿りついた先は、千春の住んでいるマンションだった。
男の無神経な部分は、時折、育代の癇に障る部分がある。
別に、もう、逃げる相手はいる。
「貴方がいなくても私は、生きていける!!!」
強く言い放てば夫は便乗し、そして、より、傷つくことを言う。
そして、傷つく自分と言うスパイラルを生み出し、耐えきれずに、求めてしまうのは安心出来る人。と、故に、求める真に安心出来る人。
夫よりも、誰よりも。
こういうところで不倫相手に頼ると言うことに関しては夫より愛してしまっている、この人に会いたいと思ったから。
「きちゃった。」
痛々しく、心配をかけないように微笑む育代を千春を抱きしめた。
冷えた体が突き刺さるように千春の心に抉り込んで来る。
どれだけ、寒い中、その姿で自分を求めていたと言うのか、そういうことを考えるといたたまれなくなる。雑に扱ってしまえば壊れてしまいそうな目の前の女をガラス細工のように繊細な女を自分のものにするという野心が芽生えて、口づけを交わした。
離してしまえば、安堵の表情を浮かべる育代。
「う、ん。」
「あがるんでしょ?」
「えぇ。」
無理して笑う姿を見て、相当、夫にきついことを言われたんだな。と、思いながら、家に上げて、
「あ・・・」
再び、優しく抱きしめる。
「無理しないの。」
「ありがと・・・」
気を張っていても、耐えている姿、不倫相手とはいえ育代が自分の前でも無理している姿を見るのは辛い。
そして、こういうとき、旦那以上に自分は育代を愛しているのだと、考えることが出来る。ちょっとした、優越感に浸れる瞬間。
「こんなに濡れて・・・」
いつもの、育代の質素に見えながらも刺激的な服装が濡れて、寒さに震えている猫のような育代に千春は性的な刺激を感じてしまう。何処まで、この女は自分を魅せてしまうのか。どれほど、女と言う女を魅了してしまうのか。抑えきれない欲求が爆発しそうになる。
「ほら・・・入って・・・娘は、もう、寝ちゃったから。」
夫を捨てることは、この女には出来ないと解っているような気がするが、ただ、それでも、今ならば・・・と、思ってしまう。
度胸が無いのではない。優しいのだと言うことも分かっている。
育代の夫が死なない限り自分のものに出来ないが、こういうときだけ、夫婦喧嘩を行った、このとき、自分のものに出来ると言う思いも千春の中にはあった。
傷心中の女は美しく見える。
ましてや、星空育代と言う魅力にあふれている女の前であれば。
「大丈夫…じゃ、ないわね。シャワー、浴びちゃいなさい。」
「うん・・・ね・・・」
「ん?」
千春の手を掴んで、上目づかいで一緒に入ってほしいと訴える。今の千春には何故だか、育代のことが全て理解出来る。
「わかったわ。育代・・・」
一緒に入ってあげる。
そう、優しく微笑んだ時には、安堵の表情を浮かべていた。
「ふぅ…大丈夫?」
「じゃ、ないかも・・・ね・・・」
衣服を脱ぎ散らかすようにして、風呂場に入った。ラブホテル以外で、育代と一緒に、このマンションのシャワーを浴びるのは二人にとっては久しぶりだ。
シャワーを流しっぱなしにして、育代に浴びせていた時には千春の胸で甘えて泣きじゃくる育代の姿があった。シャワーの音で聞こえないものの、此処まで弱々しい育代の姿を見ていると友人としてならば、慰めるのが当然なのだろうが、不倫相手ともなると、千春の中に黒いものが蠢く。
「あっ・・・!?」
壁に育代を押しつけて、その唇を強引に、落とすために奪った。
「私は、友達じゃないのよ・・・?貴女が、そんなことをすれば・・・私は・・・」
今、貴女を崩すために何でもする。そう、耳元で囁いた。
「千春なら・・・私は・・・」
構わないと言った瞬間に、千春が再び、唇を奪う。
一時の気の迷いでも、完全に、今と言う時間であれば、育代をものにするチャンスはいくらでもある。今、この時に限ってはだ。だが、同時に罪悪感もある。
「千春さんなら・・・私・・・!」
育代自身は本気だったようだ。
この人ならと・・・何故か、引き込まれるものがあった。
「愛して・・・ください・・・私を・・・!」
抱きしめて、千春に奉仕する育代の姿。
「解ったから、落ち着こう。ね?」
「うん・・・」
千春が驚く番だった。此処まで、おいつめられていたのかと。適当にシャワーで洗い流しながら、此処で、満足させることに抵抗を抱く自分の良心に千春は嫌悪する。
本能と良心がぶつかり合う。家庭を持つ身であるが故に、考えてしまう弱さが情けなくなる。
「もう、振り切りなさい…」
自分に自身に言い聞かせて、ベッドに移動したものの、その後に見せる千春を積極的に求めてくる育代は魅力的だった。自分で全てを忘れようと必死になる姿。
それでも、嫌なことを思い出し、自己嫌悪に陥って一掃、激しく求める姿が。
痛々しい。痛々しいが、
「私にとって・・・貴女は魅力に見える・・・」
箍が外れて、目の前の家庭を本当に忘れたい女の姿が。夫と娘と言う呪縛が無ければ、自分の嫁として迎え入れたいと言うのに。自分をこんな気分にさせた、育代の夫を千春は恨んだ。もっと、この女が欲しくなるではないかと。
千春が淫唇を開けば、育代が必死に自分を奉仕する。欲望と良心がせめぎ合う中で我慢できないものがある。痛々しく見える女を欲する自分自身。
「はっあぅ・・・」
淫核を愛撫され、さらに、膣内に舌を入れられて奉仕される。必死に、自分に懐いてもらうために。自分の気を引くために。
「千春さんの・・・」
「もう、そんなにがっついて・・・」
「だって、千春さんの美味しいから・・・」
「バカ…」
忘れたいのだろうと、思えば思うほどに傷心中の育代が愛しく見えてくる。
傷ついた女が、此処まで魅力的に見えるのは思い人であることと同時に、何れは奴から、その首を斬ってでも寝取ってやろうと言う野心があったからだろう。
母子家庭と言うこともあってか、そばにはどうしても自分を癒す相手が欲しくなってしまう。ただ、求めた人は、家庭があるからこそ、手を出せなかった。だが、今は、その欲する女が自分を求めている。例え、フェアで無くても、育代が求めるのなら、自分は。と、言い聞かせる。
「千春…さんっ…!!」
「どうしたの?こういうことしたいんでしょう?」
恥ずかしがるように寝転がる育代の菊門にキスをして這うように舌を動かし、処理されてない蒸れた陰毛の臭いを倒し見ながら育代の膣内に舌を入れて可愛がる。育代と密着することで凍り始めている育代の内面を溶かし、自分のものにする。
今だけは、こうして、気が変わらないように育代と言う女を奏でながら千春はコワレモノを愛する。傷つけられた女ほど不倫相手に対して簡単に靡く。
奏でられるたびに弱かった声がフォルテシモになり、本能のままに感じるいつもの育代に戻る。
優しく包み込むような指と舌使いに、いつも以上に乱れている。ぐちゅぐちゅとかき回せば、いつも以上に育代は乱れて、自分に体を委ね、そして、絶頂を迎える。
積極的に求めてくる姿が魅力的であり、愛くるしい。そんな姿に自分も濡らして気づけば絶頂を迎えている千春がいた。
滴り落ちて流れる愛液が濡らして、ドロドロと流れ出ながら、さらに、潮が勢いよく吹きながら、ベッドを汚し、千春に抱きしめられて育代の絶頂が、先の獣じみたレズセックス以上の快感を得ていることに気づく。それ以上に感じてしまっている。
子宮の中でどぴゅどぴゅと暴れ精液を直接出されたかのように満たされたような感覚になる。
淫らな音が混ざり合い、紡がれる誘惑の言葉。
混ざり合う声と音・・・
気持ち良くなるたびに二人の動きがエスカレートし激しくなる。
どろどろになるまで美しく混ざり合う二人。
どこまでも夢中にさせて、そして、育代と言う毒に見舞われる。
毒・・・育代と言う猛毒。
果てなき欲望を生み出して、精神が体そのものが、育代と言う女を欲してしまう。欲望を曝け出して交わって、飽きずに、この女と交わる。
ますます、増大する欲望を抑えきれずに育代を求めてしまう。どれだけ、独占したくなる毒を放出しているのか。
「ずるい女…」
抱きしめて絶頂を迎えるたびに、傷心中の育代を抱くたびに毒素が体を駆け巡る。こんな育代を捨てられるものかと、
「舌…出して…」
「ん、ぅ…」
千春は侵されていく。毒に。延々と混ざり合い、いつ果てるか解らないほどに乱れて、そして、交わり合う。高揚した気持ちが果てないエクスタシーを呼び起こし、お互いに満足した後に熱くなる体を、そのままに疲れと言うものが身を支配するまでやめることは無かった。
「育代・・・貴女は、もう・・・私の・・・貴方を気持ち良くさせることも、全てを満足させることが出来るのも・・・」
疲れても千春は己を野心を吐露した。さも、魅惑的に、絶対的に落とすために。甘く、優しく、情熱的に、相手を酔わせるように耳元で囁く。
「千春・・・さん・・・」
もっと、私を欲してと言うように。
「私には、貴女が必要なのよ。みゆきちゃんよりも・・・貴女じゃなきゃ、私は、意味が無いの・・・だから・・・」
私だけを愛して。甘美な言葉の誘いに育代は乗った。どろどろと溶け合うように密着して、二人は延々と混ざり合う…甘美な言葉をかけ続けながら。


後日、育代は千春の家から自宅に帰ることは無かった。
置き手紙でも残していなくなるとは思ったが、ずっと、千春に寄り添って安らかな寝息を立てて、千春が肩を揺すった時に目を覚ました。
「帰りたくないわ・・・」
「それだけは、捨てられないものね・・・でも、ずっと、良いのよ・・・?そのままで・・・」
「私・・・此処にいて・・・」
「ここにいて。」
悩み愚図る姿は可愛い。
本当に自分のものにしたい。
「今日も、泊って行きなさい。」
だから、良心を押しこめても、此処で止めてしまう。ただ、それでも、欲望だけは先行する。
「私も、寂しいのよ…それに、今日は、私、会社…休みだから。」
「うん…」
「やよいの御飯、作ってくるから…しばらく、寝てなさい。」「うん…」ベッドから離れた育代は飼い主を待つ子猫のような顔をしていた。あぁ、そんな顔をされると、早く戻って来たくなるではないか。
やはり、押し込めることなどできない。
今の状態で受け入れれば育代の全てを自分のものに出来ると千春は子猫のように見つめてくる育代の顔を真剣に見た。
「ねぇ・・・育代・・・あなたさえよければ・・・」
「は、い・・・」
「育代・・・私でよければ・・・ずっと・・・」
「千春、さん・・・」
「一緒に・・・」
一緒になろう。
冗談であるつもりではあった。だが、育代は本気にした。受け入れてしまえば、責任を持って自分が育代を幸せにする番だと。育代を本当に幸せにして見せると千春は誓う。


数ヵ月後、育代は離婚届を出して、みゆきは育代が引き取り、千春と再婚に近い状態で同棲することになった。
疑似姉妹となったみゆきと、やよいは驚いた。
養育費は博司が支払うことになり、黄瀬家に負担がかかることは無くなった。
千春と育代は結ばれ、オランダで挙式を上げるが、この事情を知っている人間は一部しか無いなくても、二人は永劫、幸せだった。
お互い、いつから、本気になっていたかは分からないものの、それでも、お互いに二人一緒にいる方が安心出来るから。みゆきと、やよいは、言う。
「育代ママ、すっごい、幸せそう。」
「お母さんを幸せにする相手は・・・お父さんだったじゃ無理だったんだよ。」
千春と一緒にいたときの育代の顔は、みゆきにとって前以上に幸せそうに見えた。
やよいも、かすかに残る父親と一緒にいたときの千春の顔よりも、育代と一緒にいる千春の方が幸せに見えた・・・

| 適度なSS(黒歴史置場?) | 00:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ありがとございますー

くーーーーーー
たまらんス たまらんス たまらんス たまらんス たまらんス
これを やっちゃー お仕舞めー でしょーーー

くーーーーーー かわいいな ママンズ
こんなキャラデザして出さないなんて蛇の生殺しだよー
合いたいよー

これから 誰に気がね無く 毎日 あんな事や こんな事が出来て
4p 4p 4p

よかったー 来期もプリキュアで
(怖くて変えられません by バンダイ)
え? ワクワク ママキュア濃厚版じゃないの?

| ぽんた | 2012/12/02 03:18 | URL |

Re: ありがとございますー

何と言うか、まぁ、こういう禁じ手を出してしまった時点で、あたしの発想力もなんとやら。
まぁ、それでも・・・
楽しんでいただけたならうれしいですわ。

そう言えば、結構、出てませんよね…
特に、やよいの名前の話以来、全く出て無い気が。

とりあえず、あの、これから4人は家で仲良くするんでしょうね~

来期の人妻キャラに期待したいですわ。
そんな感じで、ありがとうございました。

| 月 | 2012/12/02 12:18 | URL |















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