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夏休みだから読書でもしようかと思って読んだ。感情教育


感情教育 (講談社文庫)感情教育 (講談社文庫)
(2002/05/15)
中山 可穂

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そんな感じで、読んでみた。以前からツイッターでとある人から教えてもらっていたので、読んでみようとは思っていたのですが、まぁ、文学嫌いなので、どうしようかなーなんて思っていたんですけどね。この際、読んでみました。作者さんは、ビアンで有名なあの方なわけでございますが。
そんな感じで、読んでみようか。
あぁ、持ってる人がいた話ーって、感じでねー・・・読んでみたわけでございますけどねー借りてですね。色々とございまして。
って、感じで、読んでみたわけですが。
生々しさが強いですね。一応、フィクションでありながらも、作者が実際に感じたかのような、そんな感じ。
全部で3章あるわけでございますが。
テーマって言うか、1章、2章と言うプロローグの後に3章が本番って感じになるんですかね。これは。
まぁ、全体的な感想としては、生々しさが残るよね。
恋愛とは全てに言えるけど、醜くも美しいって感じで、絵ぇ。これは、それを随所に出してるねw
あの、随所に生々しい性描写もかなりありますねw
男女であれ、女と女であれ・・・
そして、暴力的である。
大体が、あの、これの本番に入ってからの恋愛は不倫が全体的な本番的な感じでですね。
つまり、百合不倫ですね。
そんな感じで、まぁー・・・あれだわなー・・・
一章は何人の男を愛しても満たされない女が主役な物語なー・・・二章は無自覚だけど中盤から気付いていく環境によってビアンになってしまった女が物語で、三章で、そんな二人が出会うって言う。
まず、二人の女の生い立ちから描くわけで。

・一章
那智と名付けられた少女は最初から母親に捨てられた女って言う感じで。
印象としては愛に飢えてる女って感じだったわね。
そういう境遇を男は自然と感じ取るのかとにかく男にもてるし、男を抱いて喜ばせることに喜びを感じる女。そうすることによって色々とあったんだけど、拗らせるたびに、何か問題が起こるたびに男を切り捨てて言った感じな。
最初から母親に捨てられてたからね。
そん中で本物の愛情ってのを知らずに生きてきて、15でセックスを味わうまでは得ること自体も捨てられたからこそのコンプレックスってのがあったんだけど、根底的には愛を求めるって部分が良くわかる。
そんな立場から養父母から距離を取って、ある種、どちらにしろ愛ってのは感じずに育ってきたんだろうな。って、感じで、15でバージン捨てて最初の恋はそんな感じで、やること速すぎだろ…って、普通に思ってたんだけどね。男どもは満足するけど、自分は満足できないで、気づけば時は過ぎていく。
そんな中でとりあえずは、愛が欲しい、満たされたい。
満たされる愛が欲しい。
だけぢ、どの男でも満たされないって言う。まぁ、途中で19歳あたりで女を一人抱くけど、それで満たされた感覚になるんだけど、年上の先輩の卒業と同時にNIGERARERU!って言うね
そんな中でどの男でも満たされない愛の中で・・・結局は、あれです。
付き合ってきた男じゃ駄目だった。って言う、結婚すれば満たされるかもしれない。でも、満たされない。ある種、自分を満たすのは仕事だけだわ。って、感じで。
んで、最終的に満たすことのできなかった相手と結婚して、子供を作って、愛情を注ぐのは、その男との間に生まれた子供だけなんだけど、そこは過去に捨てられた部分があんだな。ってのが、文章読んでれば解る。

・二章
二章はビアンの子な。物語の途中で男を抱くけど、結局は、何かが違うと感じで別れるような。
そんな感じで、まぁ、彼女も幼少時は色々と悲惨で、あぁ、これは、男性不信にもなるわ。って、思った、理緒って女の物語。
こういうのって、もう、生い立ちに関しては上の那智もそうなんだけど、リアリティがあるようで、中身取っ払えばとんでもないフィクションだわ。って、感じなのよね。
彼女の母親はだらしない男と子供作って生まれたのが理緒で、結局、その男と離婚して他に金持ちの男を作っては金をふんだくるような感じの女でですね。そして、父親はあれで、母親の前でバカみたいに貢ぐ男バッカでだらしないから、男性不信に気づけばなっていく。
そんな母親のもとで色々とありまして、あの、女同士の世界にハマっていくのな。
そこからは、安定して、大学入ってから、女に抱かれ抱かれる運命って感じで、まぁ、男に抱かれても愛情は感じないって感じなんだろうな。例外はあるけど、何処か違うっていう自分の求める物とは違うっていう感情があった。女に抱かれることで満たされるような、そんな感じね。ただ、好きになっていく子が全員、ノン気って言う、悲恋の女って言えば、大げさだけど、自分を好きって言う女じゃ向こうの方思い出も、こっちはどうでもよくて乗れないから満たされないって言うね。
まぁ、贅沢だわ。なんて、思っていたんですが。

・三章
そんな二人が、三章になって出会って抱かれて不倫していくんだけど。
那智には家庭を持ってしまった後に、7年ですよ。娘も4歳になってから、自分を満たす相手と出会って、しかも、それが女って言う。この後、夫とセックスすることすらも汚らわしいとまで言ってしまう、本当に満たされる愛を得ると、そこまで変わるのかと。あの、男をとっかえひっかえ抱いていたような女が、此処まで少女のようになるのね。って言う。
しかも、徐々に、こう、不倫にのめり込んで行くから、教育もなんだ、家庭のことも疎かになって崩壊していくのよね。
一方の理緒はまだ、あの、家庭を持っていないから、不倫してんだなーって、感じで、それなりの苦悩はあるわけですが。
ただ、もう、抱かれるたびに傷ついていく那智の感情の一つ一つが痛いのな。あの、抉るような描写って奴が伝わってくるわけですよ。
最終的に、あの、夫の会社の経営状態がある中で、離婚するなら溺愛している娘はどうのこうのっていう・・・不倫して、ばれると、本来はこうなるんだなって言う。人によっては那智の旦那はこうムカつく存在だけど、でも、あれだよね。自分が、こいつの立場だったら、俺はどうだ。っていうw自分より魅力的な女に妻を奪われて、ねぇ?w
んで、もう、それでも男の執念深さってのは人にとっては此処まで醜いんだな。って、逆に、そういう部分も描かれているわけでね。そして、この男の脆いこと脆いこと・・・男は、もう、とにかく、あいつがいてほしいから娘を盾にするわけですが、後半に俺のエゴじゃねぇから。って、こと、言うけどお前のエゴやろ!と、つっこみたくなりますよwお前、同じ男からしても、それは、ないだろ。と、言いたくなるような部分多々有。同情はしますけどね。
娘を取るのか、女を選ぶのか・・・なんて、不倫して満たされる女に出会ってから、徐々に那智が精神的に傷ついていくわけですよ。理緒と添い遂げたいけど、自分には娘がいて、夫とか家庭はどうでも良いけど、娘だけは大切なんだと。そういう部分で板挟みになって傷ついていく那智の描写が抉るように抉るようにwww徐々に、その家庭にいることが窮屈になっていく。
ただ、最終的に理緒と喧嘩別れして色々と吹っ切れて仕事にも復帰するわけだけどね。離婚もして娘とも一応は会えるようになって、そして、最終的には再会して一緒になると。気持ちの良い締めではあった。

・・・感想、なげぇ。
傷ついて、傷ついて、得られた最後の希望が最も欲していたものだった。
って言う、そういう物語。
お互いにとって、求めていたものをやっと、手に入れたような。そんな感じですね。
作品的には発表されたのはマリみてがアニメ化するよりも随分前、まだ、世間の偏見がかなり強かった時期の作品ですね。
今まで傷ついて傷ついた分、耐えてきた分、本当に欲していたものが、手に入れることのできた。全てをなげうったわけでもないけど、それに等しい状態で手に入れた、自分を満たしてくれるもの。
最終的に綺麗に収まってよかったかな。って、思いました。
これに尽きるなって言う。
那智の男癖とか一章を呼んでると吐き気を催す邪悪なんて言葉が似合うシーンがどれだけ出てきたことか。那智って女、嫌いになりそうだわ・・・って、思えるほどにあれ。
ただ、こういう部分があるからこその、受けるべき痛みってのが3章ででてきて、それが生きてるんだろうな。
その受けるべき痛みに耐えたからこその希望を得てからのハッピーエンド。
それがあったような感じがなさいました。
最後の最後で、落ち着いたっていうw本当にねぇ、なんか、もう、溜めこむような苦痛のような、何かがあるw読んでる最中はw
文章も、生々しさがあるわけですが、著者がビアンの方でそういうこともレズセックスも男女のセックスも行ってきたんだろうな。って、思いましたね。
ビアンの方が描くからこそのリアルさってのが解るね。
所詮、男が描く百合ってのは幻想なんだなーってのが、解るほどに打ちのめされましたw
まぁ、そんな感じでねw
ただ、あの、ビアンだから、女同士だからどうのこうのってのは無かったね。
あたしは、貴女が好きなの。女同士だろうと、そんなの関係ないの。”貴女だから好きなの!”って言う、部分でごまかすって言うより、己を通していたのが、あぁ、そうだよ。大切なのは、そういう部分だよな。って、言うね。説得力的なあれが文章からにじみ出てきたわ。
読んでみれば良いと思いますよ。
個人的に、最後まで読んで良かったわ。って、思いましたw
では・・・

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