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淫魔と天使の間に....

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うづりん


 何故、いつ、どうして。こんなことを問いただせばキリが無くなる。なってしまったものは、どうしようもない時があるように、これは自分がどうにかすれば何とかなったのだろうが、いや、どうにもならなかったかもしれない。
 ぐったりと、蕩けた顔を浮かべてしまうことは既に相手に屈服したことになる。ただ、こういう状況において普段と全く違う状況に陥ると、一度、その快楽を得てしまうと永遠に埋もれていたい。愛する女に一生抱きしめられていたいと思考が肉体を支配する。
 「凛ちゃん、ふふ……凄いくちゅくちゅ……」
 「うっ!うじゅっ!あぁぁっ……」
 普段、クールを装いながら、クールとは程遠い声を出して快楽づけにされた声をあげてしまうのは島村卯月の心を高揚させる。ぷっくりと乳輪と一緒に浮かび上がる乳頭が卯月の高揚感を表している。
 「凛ちゃん、良い匂い……」
 性に塗れた匂いを堪能しながら全身から噴き出た汗と淫蜜の匂いが混ざり合い、卯月を、より過激に動かそうとする。
 そっと、淫唇を撫でられただけで、凜がビクビクと反応して黒髪が宙を舞う。ざっくりと、何か思考が無理やり奪われて行くような淫唇が一つ撫でるだけで、ドロッとした液体が滝のように流れ出た。
 「凛ちゃん、イッちゃった……?」
 臭いを嗅ぎつつ、凜の身体を奏でるように卯月に肉体が覆い被される。
 「あ……なんだか……凛ちゃんの下のお口の音ぉ、すごくエッチぃ……ふふ……」
 凛の肉悦を掻き立てるように熱い吐息をかけられて身悶えた。凜の意思など完全に無視したような一方的なサディスティックな攻めに凜自身が肉体が耐えられずにぬめっとした桃色の舌が唾液と共に布団に落ちる。
 「凛ちゃん、キスしたいの?良いよ……ん、ちゅ……」
 「んぅぅぅ!?」
 桃色の舌同士が口の中で絡み合う。さらに、その間に卯月に膣内を撫でられながら、再び指先がゆっくりと膣内に入る。ぎゅーっと、膣内が卯月の指を包み込み、凜は声にならない絶頂の声をあげた。
 (き、きしゅしながら、オマンコぐちゅぐちゅはぁぁぁっ!)
 口の中を蹂躙されながら、更に、卯月の中指を凜の中に蠢く。
 本当は自分が卯月に、こういう事をしたいのに、なぜ、こうならないのかという自分の望んだ現実と理想の乖離性が頭を余計にかき乱し、余計に与えられる刺激が強くなる。キスという愛し合う行為と媚肉をかき鳴らすほどの強い愛撫に呼吸が乱される。過呼吸するほど乱れて、その姿が痛く卯月を興奮させた。
 「凛ちゃん、嬉しいんだ……ほんっと、エッチなこと大好きだよね。身体、こんなにぐちゅぐちゅ……エッチな音……」
 卯月に触れられるだけで自由が一つ一つ奪われて行く。
 そっと、爪先が乳頭を撫でるだけで自由が奪われるとは思わなかった。全身が性感帯になったような気がしたのはいつ頃のことか。
 いつもの卯月の笑顔の筈が、その表情は、この時間になると常にサキュバスのような妖艶さが付与されて、気付けば魅了されている自分がいる。凜を見つめる卯月の眼が人ではない、少し前に読んだ本に出てきた淫魔に見えてしまう。見つめられれば金縛りにあったかのように身体が動かなくなり、ほのかに心地よい快感電流が凜に走るのだ。
 「ンっ……だ、めぇ……」
 「どうして?オマンコ汁、こんなに漏らして……嫌がっているようには思えないよ。」
 卯月の言うとおり、嫌がるどころか子宮の疼きは求めるようにブルブル震えているようだ。
 「本当はもっとしてほしいんでしょう?身体は正直だよね。凛ちゃん。もっと、もっと、可愛がってあげる。」
 淫らな言葉が耳から侵入するたびに、卯月にもっとしてほしい。もっとしてほしいと肉体が悦をあげて求めようとする。媚肉が悦びように卯月の指を受け入れ、ぽたぽたと、夥しい量の淫蜜をあげて恍惚の雄叫びを肉体があげて、歓喜の絶頂が肉体を襲う。
 両手を必死にベッドで抑えて、これ以上派手に動かないように己の身体を抑えつけた。思えば、主導権が渡ってしまったのはいつ頃のことだろうか。
 「んっ……」
 渋谷凛にも多少の異変が出来た部分が影響しているのかもしれないと、快楽に汚染された頭の中で必死に思い出す。
 「んちゅっ……ああん……っ」
 森久保乃々との関係、可愛がり過ぎた。卯月は常に笑顔で自分を受け入れてくれるはずの存在だと思っていたが、どうやら、そうではないと理解した時にはすでに遅かった。それが嫉妬の炎に油を注ぎ、気付けば、今の卯月を生み出してしまった部分があるのかもしれない。
 卯月とて不安になるし、卯月は美穂と一線を越えたようなことをしないのは凛がいるからだ。しかし、凜は気付くことなく乃々とのスキンシップを激しくし過ぎた部分があるのかもしれない。
 「凛ちゃん、他のこと、考えられないようにしてあげる……」
 既に凜は主導権を奪われ、毎日、こうして卯月に攻められ、身体が、その喜びを覚えてしまっている。気付けば、その激しい卯月の愛撫が癖になっていく。新しい自分になっていく恐怖が、また心地よい快楽を生み出して、やめられなくなっていくというのは、自分は変態なのかもしれないと徐々に余裕が消えていく頭の中で必死に考えていた。
 「凄い……凛ちゃんの中、ブルブルして私の指を貪ってるみたい……」
 「そ、そんなこと、無いよぉぉぉっ!」
 「普段、クールな凜ちゃんは、どこに行っちゃったの?可愛い凛ちゃん。」
 たぶん、そのうち、嫉妬の炎が猛り狂って凛の心の中に侵入してきた。そうして今の卯月が出来上がったのかもしれないと色々と思っていた。だが、そんなことは。
 「あぁ、ああ、ああ、ああっ!」
 華奢な指が男の持つ肉棒のように凜の膣内を掻き回されて与えられる、この快楽の前ではどうでもよくなっていく。

 ぐちゅぐちゅ……

 卯月の指が心地よい。
 だから、平気で下品な声だって上げてしまうし、それを恥とも思わない。小刻みに動く卯月の指を音を鳴らして歓迎しているのは事実なのだから。ぐちゅぐちゅ、淫らな音を立てて、甘い嬌声を吐いている自分。媚
 肉は既に卯月の指を歓迎して、何度も歓迎して受け入れたからドロドロの蜜を漏らして喜んでいる。
 「凛ちゃん、お漏らししたみたい……」
 薄ら目で若干、卯月の顔を覗いた時、いつもの美しい声と裸体と同時に黒い悪魔の羽根と悪魔の尻尾が見え隠れする。まるで、サキュバスのよう。
 「らって、らってぇっ!うじゅきの指にぃ、オマンコ掻き回されてぇ、ぐちょぐちょしゃれりゅの、だいしゅきなのぉっ!」
 恥ずかしげもなく呂律の回っていない淫語を漏らすほどの心地よさ。
 絡みつくような媚肉など気にも留めないハードなセックスは膣壁を抉り蜜を無理やり出して悦に浸っているかのようだ。舌先が凜の肌を愛撫する。
 ぬめっとした心地にこそばゆさを感じて、それすらも心地よくなっている自分の身体は毒されている。卯月の責め苦を気持ちよいと感じてしまっている。
 「ふふ……」
 「ひぁぅっ!?」
 凛の声に合わせて、凜の弱いところを小気味良く爪先で撫でた。まだ、こんな楽しみ方があったのかと凛の反応を見てゾクゾクと背中に高揚が走る。余程気持ちいいのか、媚肉が絡みつくように再び締め付けてくる。重点的に攻めるだけで嬌声が下品なものへと変わっていく。
 「んぉぉぁぁぁっ……!」
 (凜ちゃん、もう女の子っていうよりは牝だよね……そのかわいい声……) 
 渋谷凛の声だと録画して流しても気づかれることは無いだろう。
 卯月が凜の膣内を掻き回し、渋谷凛の獣のような下品な嬌声に身悶えた。それだけで絶頂に達してしまいそうだ。事実、この凜の獣のような声に卯月自身、異様なまでに肉体の熱さを感じていた。凜が声を発するたびに卯月の膣内も収縮して淫唇から夥しい淫蜜を出して凜の身体にかけている。
 「あぁ、うじゅきぃっんぁぁぁ!」
 最近、セックスで主導権を取られることになってしまったのは。いや、もとより、これが卯月のセックスにおける本性なのかもしれない。何かが切っ掛けで、そのスイッチを押してしまったのではないのか。
 「凛ちゃん、可愛い……おまんこ、ぎゅーぎゅーって、全部で私を愛してくれるんだね……」
 卯月の触れる凛の肉体の一つ一つがピアノの鍵盤を押して出た音のように愉悦に満たされた嬌声が出てしまう。
 「んぅ、ぁぁぁ……」
 卯月の全身を愛でるような撫で方は凛から力を奪うように思考から卯月を心地よくさせることを奪っていく。
 「凛ちゃん、普段はクールなのに、こんなに可愛い声あげるんだから……」

 ”もっと虐めたくなっちゃうよ”

 と、耳元で囁くだけで、ぶわっと肉体が熱くなる。
 さらに、股間から響くような下品な淫音をかき鳴らしている要因が自分であると考えると、恥ずかしさと高揚のほてりも混ざり敏感さも強くなっていく。
 「うじゅきぃ、きしゅぅ!きしゅしてほしいのぉ!」
 「凛ちゃん、可愛い……ん、ちゅ……」
 ドロドロの唾液に濡れてライトに照らされていやらしく光る舌を差し出し、卯月は自分の舌を出しすかさず絡めた。凜ももっと気持ちよくなりたいというかのように舌を絡みつかせて、しゃぶり始めた。しかし舌同士の粘膜同士の接触に高揚しているのか、膣が暴れているかのように絶頂を繰り返している。
 身体全体のより絶頂しやすいように変化している。卯月と舌を絡ませるキス、いや、キスと一緒に乱暴に掻き回されるセックスにハマり、それは凛のM的な部分を呼び覚まそうとしている。ディープキスをしながらの興奮に溺れそうになっているのか、口の中の蹂躙から洩れる嬌声が心地よい。
 「んんっ、んぅぅぅ、むちゅ、、んんんっ!ぷぁっ!」
 少し、口を離せば再び求めて狂う。口の端から攪拌された涎を垂らし、視線は悩まし気に卯月の顔を求めている。
 「はいはい。」
 舌を出して再び絡ませたら、今度は凜が両腕を伸ばして逃げられないように卯月の身体を抱きしめた。
 強欲に卯月の色欲を求めているようだ。
 (甘えん坊さん。クールぶってても、まだまだ、こういうところは……)
 子供のまま。
 自分だけの甘えられる存在に、今、全力で甘えているつもりなのだろう。上も下も、前まで攻めていたというのに立場が逆転してしまった。
 ぐっちょりと絡みつく全ての蜜に互いに塗れた姿。
 卯月に全身と、特に下腹部に愛撫されている心地よさは、まるで、凜の媚肉が卯月の指をフェラチオしているような心地よさがある。夢中で卯月の指に絡みつく凜の媚肉。
 (凜ちゃん……)
 唇を離して口周りを舐めまわした後に卯月にとって可愛く感じている凜に唾液をたくさん、送り込んだ。
 「んぅぅぅ!?ぁぁぁ……」
 渋谷凛にとって、見つめた卯月がサキュバスに見えることがある。いつも浮かべる島村卯月の顔が、セックスするときになると妖艶さを身に纏ったサキュバスのように。
 ごくごくと喉を鳴らして卯月の唾液を飲み込んだ瞬間、卯月の体内にあったものが自分の体内を凌辱する感覚に興奮を覚えた。妙に積極的で淫靡なテクニックの上手さに膣内は、より卯月を拘束しようと蠢いている。一度、主導権を渡してしまえば、もう凜に帰ってくるわけではない。
 (凜ちゃん、あぁ、なんてかわいいのかなぁ・……皆に自慢したい……凛ちゃんは、本当は、こんなに攻められるのが大好きな女の子なんだって……でも、ダメ……凛ちゃんはぁ、私のぉ……)
 これは、これで、島村卯月の才能なのかもしれない。凜の舌を愛しそうに舐め上げ、甘い凜の口の中にある唾液を啜り、技と下品な音を立てる。
 「んくっ!じゅるる……んぅぅぅ!」
 それでも、止めることなく膣内の愛撫も続けていた。キスをしながら敏感な部分を嬲り続ける気分は悪い物ではない。それでいて、普段見れない、アイドルをしている時には絶対に見れない
 「淫乱凛ちゃん、だぁい好き……」
 口の中を蹂躙しながら膣内を愛でれば、ぎゅーっと抱きしめてくる。そして、媚肉が歓喜の声をあげるかのようにして卯月の指にキスをする。もっと求めるようにうねうねと縋り付いてくる。
 そして、指先は、そっと何か柔らかい、今まで体験してないものに触れたのを感じた。
 指先で、その感覚を見知った時、それが子宮口であることに気付く。そっと撫でるだけで凜が卯月を抱きしめていた腕の力さえ抜けていく。子宮口を何度もたたき、粘液に塗れた指とのキスを何度も繰り広げて、凜は限界に達したのか膣奥で爆発するように淫蜜を吐き出した。
 「きゃっ!?」
 勢いよく噴き出た淫蜜は卯月の指を膣内から追い出し、卯月の手によって強引に開かれた淫唇の肉ビラがビクビク蠢きながら吐き出されていた。徐々に勢いが緩やかになり、アナルまで垂れている。
 「んぅ……うづ、卯月ィ……」
 震える声で卯月を求める凜に、優しく要望に応えてあげた。まだ、絶頂仕立ての凜の身体はビクビクとところどころ震えており、それが卯月の心を満足から遠ざける。
 「いいよ。凛ちゃん……んっふ……んちゅうっ」
 「や、やめっ!それ以上、だ、ダメだよぉ!」
 「良いじゃない。凛ちゃん……」
 いつになく弱気な凜の声に嗜虐心を燻られてしまう卯月がいる。
 そんな風に拒否されてしまったらと。
 快楽と理想の違いから生まれる乖離性から生まれる心地よさはやめられそうにない。
 「凛ちゃんの、美味しい……」
 だから、このまま休ませてほしいという凜の考えをわざと曲解した。

 「一応、春だよね……?」
 眉間に皺を寄せながら、布団から出てしまえば間違いなく全身肌に棘でも刺さったかのような痛みのようなものが襲い掛かる、この理不尽な寒さが襲い掛かる朝の陽気は、ずっと温もりが宿る布団の中に渋谷凛は籠っていたくなる。
 「まったく、寒すぎだよ。」
 しかも、昨日の余韻もあって衣服を一枚もまとっていないとなれば、この暴力的な外の寒さは寒中水泳という名の拷問でも受けているかのようだ。自分達の肉にこもった情熱を外にでも出せれば、それはそれで幸福なことなのだろうが、そういう訳にもいかないらしい。
 暖房器具をつけっぱなしにしておけばよかったものの、そうなるとそうなるで渋谷凛の彼女は環境に良くないとか、そういうことを口にして拒否をする。
 ただ、それでも役得とでも言うべきか、彼女のセックスが終わった後のぬるっとした匂いと性臭に包まれる心地は、何よりも最高の気分になる。ただ、あまりに刺激が強すぎると眠れなくなることもあって困るのだが、暖かさの入った液体と肌の温もりが朝まで凛を包み込むのは悪い気分じゃない。
 寧ろ、心地よ過ぎて、永遠に、この時間が続いてほしいと思うか、もっとセックスをしたいとでも思うのが恋人としては当然のことだろう。だが、そう言った思い出に浸りながら眠り付いても嫌でも朝というものはやってくる何とも理不尽で自然という存在を作った神を呪いたくもなるが、いつまでも、そんなことを考えて布団の毛布の中に籠っていれば……
 「凛ちゃん、起きて。」
 これがレズサキュバスと化した島村卯月の天使の笑顔……セックス中と同じ顔に見えるというのに全く違うように見えるのは何故だろう。いつも目の前にいる渋谷凛の最愛の恋人はサキュバスではなく天使の笑顔だった。

| 適度なSS(黒歴史置場?) | 00:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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