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プリキュアオールスターズ NEW STAGE-みらいのともだち-編 EP.13 SAGA

ふっかつー


「プリキュアは、私たちが失ってしまった人の希望の光の可能性を掲示したもの・・・そう、簡単に・・・やられることはない・・・」

ケット・シーは崩壊しかけていた、世界を繋ぎ止める中で、新たに見出された希望を見て、ほくそ笑んだ。

彼女は、強い。

誰よりも・・・

そして、

「私の子供たちと、親友を甘く見ないことね・・・」

だからこそ、だからこそ・・・

「輪廻・・・そろそろ、仕事よ・・・!」














「ケット・シー様・・・?」

動き出す、一匹の妖精・・・かつては、囚われ、そして、暴走し、今・・・新たに転生した少女が・・・動き出す。

かつて、邪の刻印を受けたことがあるものだからこそ。

黒い液状の物体に囚われた31人の乙女たち・・・邪な刻印を持つものとして、捕らえられ、そして、コピーへの力の供給のために、今・・・ここに・・・メタトロンの力の糧となっている。

しかし、放たれる前にすべて、吸い尽くされる前に、今、ここで、悪あがきとしてではなく、一筋の希望の光が放たれる。

それは、一つの希望か。













「あ、あゆみ・・・あゆみ・・・!?」

黒豹と化したあゆみの持つフュージョンと、そして、コピーたちの精神が乱れ始めると同時に、崩壊していく。

愛とあゆみフュージョンの精神錯乱によって、崩壊していく。

もとより、あゆみのフュージョンと愛が、あゆみと言うマザーを得て、さらに、アークマザーたるメタトロンから、その全指揮権を与えられた分、フュージョンはその精神状態によって左右されるのだろう。

この場合、あゆみが敵となる存在になったからこそ、こうして、コピープリキュアは全て、形を保てなくなり、プリキュアの力を維持できなくなるほどに崩壊していく。

灰となって。

「私たちの・・・・・・敵に・・・・・・」

「敵じゃないよ・・・愛。私は、友達にこんなことをさせてしまった自身の罪と一緒に償う為に・・・だから、私は、この姿になることを許されたと思うの・・・」

だからこそ、生まれたとでも言うのか。

彼女と言う存在が、今、ここに。

「思いよ届け・・・キュアエコー・・・!」

少女たちのプリキュアたちだったものの力が解けていく。

メタトロンに、すべてを奪われた、その少女たちの力を奪われる。

だが、希望は残っていた。

「綺麗ね・・・」

その少女の姿を見て、愛は率直な感想を述べる。

お前と言う存在に、あゆみという一人の少女を見て、どこまで魅力的なのかと、問いかけようとする前から、あぁ、言うまでもなく、美しいと述べる。

それ以上の賛辞の言葉など、見つからなかった。

白の刻印を受け継いで、一筋の想いが、それをなしたと言うのであれば、まさに、純粋な願いそのものの象徴と言うことだろうか。

幼い少女が、ただ、己の過ちを悔いると同時に純粋な願いの中から生まれた存在。

もう一度、彼女とやり直せる。

生きている限り、何度だって。己の過ちと、負の心から暴走した友人を正すための存在。

「愛・・・」

「貴女は・・・」

プリキュア・・・

「愛・・・やめよう・・・私、こんなことを愛にさせるつもりで、言ったんじゃないんだよ・・・?」

「でも・・・あゆみは・・・」

「良いんだよ・・・フーちゃんも、もう、こんなことやめて。」

「良いの・・・?あゆみ・・・」

「うん・・・」

そっと、諭すことで、暗雲は晴れないものの、操り始めていたフュージョンたちは、精神が書き乱れていくことによって、消えていく。

徐々に、消えていく。

「愛・・・もう、何もしなくても良いのよ・・・?」

「お母様・・・!?」

フュージョンのコントロールが外れていく。

唯一、あゆみと愛をアークマザーとしている、あゆみフュージョンは、コントロールされることはなかったのは一種の救いとでも言うべきか。

しかし、メタトロンに取り込まれた、それは、形を成していく。

コピープリキュアとしての形を。

「その力は・・・」

「そんな・・・どうして・・・」

「愛・・・貴女は、大切な者を切り捨てなければならないようですね。」

「何を言っているのです・・・?お母様・・・」

空間と言うものが、変わり始める。

「観月・・・いや、イザナミの創りし呪われたシステムに汚染されたか・・・愛、その娘を殺してあげなさい。」

「何故です・・・?!お母様!!あゆみを殺す必要など!!」

「呪われたシステムの継承者であるのなら、殺す必要があるでしょう?」

「呪われてなど・・・あゆみは、呪われていません・・・!」

「母に逆らうのですか?」

「し、しかし・・・」

少女が口にすると言うことは、明らかに反抗と言うものか。

「やはり、人間と言う形にしたのは失敗でした・・・人間のコピーと言うことで、その心と言うものが・・・貴女にも備わってしまったのは残念でした・・・」

「得てはならない・・・の、ですか・・・?あゆみと、愛することも、罪だと・・・?」

醜い醜い、人の心と言うものがある。

メタトロン、天使と言う存在、ヤハウェがそれによって、起こしたことはノアの洪水による大破壊と言ったところか。

「いいえ。愛する心は素晴らしいこと・・・楽園ができたとき・・・貴女の彼女を天使と同じ構造にするはず・・・」

だったと言うのに、それが、プリキュアと言うかつて、自分たちを滅ぼした人間の、いや、人間の皮を被った化け物が構築したシステム。

それを愛娘の恋人が得てしまったことにより、彼女としては、それを邪な力と評する一方で利用しているというのは、兵器として利用すると、まさに・・・

と、言う言葉が似合うほどに協力すぎる。

憎からずとも、使ってしまう。

ならば、憎き敵が創ったものは、自分が取り込み、己の力とする。

もとより、イザナミの作ったシステムでなかったら、どうしていたのだろ。

解明したとき、己のものにしていた力が、かつて、自分を滅ぼしたもののうちの一人であるイザナミであると知ったとき、彼女の心はどこにあったのだろうか。

いや、知ったときには、その力を、すでに破滅への道のために使うことと決めていたかもしれない。

自分で作ったものを、自分で破壊するためだけに。

「お母様・・・何故、なのですか・・・」

「プリキュアを作ったものが・・・私を殺しました。一度・・・神に仇なすのとして、憎いのです。」

「だからといって・・・覚醒したとはいえ、関係ないではないですか!あゆみは!!」

「すでに、その憎き刻印を受け継ぐものたちを・・・許しません。私は・・・」

「それは、復讐では無いですか!?あゆみの楽園を作るために・・・私は・・・」

「予定が変わったのです。仕方ないでしょう?」

「あの、刻印を受け継いだ呪われた子供たちを・・・殺さなければ救えません。」

「私たちが、呪われているわけが無い!!」

「あぁ、可哀相に・・・」

何も知らないという少女・・・この天使は、怨恨で動いているという自覚が無い。

「そんな・・・お母様が・・・あゆみを・・・・・・殺す・・・・・・?いや・・・そんなの、いや・・・・・・」

取り乱し始める少女の姿を見て、エコー・・・

あゆみは、優しく抱きしめた。

信じていたものに、自分を生み出した母という存在に最愛の人物を殺すといわれ、何かを失ったような・・・そんな少女を抱きしめた。

「愛から離れなさい。穢れた刻印を受け継いだものよ・・・」

「だめ・・・!」

「フーちゃん!?」

「愛もあゆみも・・・フーちゃんの友達・・・!!」

とりこみ、そして、巨大となる、そのあゆみのフュージョンと、メタトロンの対峙・・・

「愛、後は・・・お願いね・・・」

「あ・・・フーちゃん・・・!?」

言葉で言う前に、告げる前に、目の前のものはメタトロンに触れる間もなく、粒子となって消滅していく。

「フーちゃん・・・」

確かに、先ほどまで、抱きしめていたはずの感触が消えた。

あぁ、もとより、命など、そこに存在しなかったように。

光の粒子となって、そこにいる。空気とどうかしてしまう、その存在に。

「フー・・・ちゃん・・・」

最後に言葉は聞こえた。

友達になれて良かったと。

そして、愛を・・・

「けがらわしい・・・やはり、愛・・・貴女は、相応しくない。楽園は貴女一人のために・・・」

「いやです!私、あゆみのいない楽園なんて、必要ない!!」

「悪い子ね・・・」

手を伸ばす。メタトロンが、その白い腕を伸ばしたとき、逃げようとする愛の前に、エコーがあゆみが立ち塞がった。

「愛に・・・触るな・・・!!」

「もとより、私の娘だが?」

「嫌がってます・・・!!貴女の都合で、そんなこと・・・させない!!」

「娘を放しなさい!!」

メタトロンから、放出させる、プリキュアの力と己の天使としての力を結集させた、その力を放出すると同時に娘をつかもうとするが、エコーがそれを許さない。

中和されていく、その存在。

絶対的な防御力を含むエコーの張るバリアは、まさに、大切な人を守るという、プリキュアの根源的なものを一番、あらわしているという証でもある。

「愛、早く、逃げて・・・!」

「私は・・・あゆみ・・・私・・・」

「大丈夫だから。」

「セフィロト・・・・・・!」

再び、メタトロンの背後に、生命の樹の紋章が出現し始める。

「破壊されなさい・・・呪われた、申し子よ・・・!!」

「いやです・・・貴女が、愛の母親としてでも、貴女の言う事は聞きません!!愛を好きには・・・させない・・・!!」

「煩い・・・!!」

全身から発光される光が、街を全て、破壊し、津波が横浜を飲み込んでいく。

ほかの転移された場所に波が襲わないのは、皇家の人間が守っているからだ。

安心して行え。

と、でも言うかのように、告げている。

そして、光が横浜全体を飲み込み、人の心から希望が奪われようとしていた。

エコーは、愛するもの意外を護るために力を行使しようとしたとき、破壊され始める。

「も・・・う・・・もた・・・きゃぁぁぁぁ!?!?!?」

「あゆみ!?」

崩壊していく、バリアとともに・・・愛が、メタトロンに掴まれ、そして・・・

「あゆみ・・・・・・・!!!!!!」

「愛っ!!!」

そして、取り込まれる。

お互いに、手を伸ばしているというのに、届かない距離に二人はいる。

徐々に、取り込まれていく大事な人の下へと行くために、動き出したとき、掴んだときには、もう・・・

「愛・・・!!!!!!」

叫んだときには、もう・・・彼女の姿は・・・メタトロンの中へと還元されていく。

粒子とともに、このまま、再構成される前に・・・

「私の中で死ぬところを見れば良い・・・後は、少女たちを・・・」

一人では、何もできない。

ただ、此処に、その可能性があるなら・・・

「希望を・・・捨てないで・・・」

「え・・・?」

振り返れば、去っていったはずの・・・女神の姿があった。

「大丈夫・・・私が、何とか・・・・・・・・・」

「鹿目・・・まどかっ・・・・・・!」

「私自身の因果律を、ほむらちゃんたちの力を借りて高めただけ・・・それでも、此処に、存続できる時間は少ない・・・だから・・・!」

「愛を・・・私と一緒に助けて・・・」

「私は、やることに限界があるの・・・だから・・・」

まどかが、囚われたプリキュアたちに向かって、矢を放つ。

「え・・・?」

「大丈夫。希望を捨てない限り・・・」

黒い液状のものが消え、そして、少女たちが解放される。

同時に、

「ったく・・・プリキュアの力は、奪われるわで・・・今回は・・・本当に・・・」

「ついてないね。」

「クレアさんに、咲さん・・・」

「大事なものを取り戻したい・・・」

「大切なものを守りたい・・・」

「その気持ち、私たちの心に伝わってきました!」

ラブと、のぞみと、つぼみが、反応し・・・

「私たちの言葉、聴いてくれたね・・・」

みゆきが近寄ると同時に

「大事な人、取り戻そう!」

「一緒に!」

なぎさと、響があゆみを抱きしめた。

「まどかちゃん!!」

「お姉ちゃん・・・後、少し・・・だけ・・・・・・」

「私たち、どうすれば、良い・・・?」

「変身、できないんだった・・・」

「大丈夫・・・そのための子が・・・此処にくるよ。」

「へ・・・?」

そこに・・・

「輪廻・・・」

「ぷい、ぷいにゅぅ!?」

「アリア社長、大丈夫だからね。」

「ぷい!」

「クレア・・・」

「輪廻・・・。」

「ケット・シーからお借りした、力を・・・今、解放します。」

猫の姿から、別の姿へと変わり始める。

かつての女神のような姿から、

「じゃぁ、輪廻ちゃん・・・あとは・・・・・・」

「はい。まどかさま・・・」

女神は、全てを輪廻に託して、消える。

そして・・・

再び・・・

「力が戻る・・・!」

「いける・・・!!」

一斉に変身し、もう一度だけ、プリキュアオールスターズとなりて。

「ちょっと、進化・・・かな?」

白一色だった格好から、黒のラインが入ると同時に、装飾品が、デバイスをあしらった装飾品が衣装の中に入り込むと同時に、翼が6枚となる。

「クレア、あんた、何、土壇場で進化してんの!?」

マーチが、驚くのも無理は無い。

「それよりも・・・あゆみちゃん・・・うぅん、エコー・・・」

新たな戦士の元へ。

「お願い・・・愛を助けて・・・・・・」

「うん。助けるよ。」

「でも、貴女の声を強く呼びかけてあげて。」

「私たちじゃなくて、貴女を待っているから・・・!!」

「はい・・・!!」

「わたしたちが、まもるからね・・・!」

「あんたの声、届けなさいよ。」

ぽんと、マリンに背中を押されて、自分は人に愛に声を届けるために・・・

「愛・・・!!!出てきて・・・!!!」

「そんじゃぁ・・・私たち、32人の戦い・・・この、自称天使に教えてあげましょう!!」

「えぇ・・・!」

全員が、動き出す中で、あゆみは、愛に語りかける。

復活したとはいえ、さすがに、プリキュア31人分の力と本人の力そのものが合わさって、押されている。

もとより、属性というものが光であるなら、メタトロンも光であり、その力は相乗される。

「あゆみ・・・!!!」

「でも・・・私・・・あゆみに・・・望んでないことをしてしまった・・・あゆみを殺そうとした人間の娘なんだよ・・・?」

「関係ない!!そんなの、関係ないよ!!」

「でも・・・」

「私は愛の恋人だよ!!二人で、一緒に強くなれるんだよ!!」

そして、

「それを・・・皆が、教えてくれたの!!だから、私の元に・・・戻ってきて・・・!!!」

エコーは、歩き出すと同時に、一歩、また、一歩と力強く走り出す。同時に、先ほど、コアの位置を知っているからこそ、跳躍して、その、メタトロンのコアに、無理やり手を伸ばし愛の腕を引っ張ると同時にコアから救い出す。

「あ・・・綺麗・・・」

「愛を大切にしたいって重いが・・・こうさせてくれたんだよ・・・愛、一緒に・・・」

「あゆみ・・・良いの・・・?」

「うん。だから、一緒に成長しよう・・・」

「あゆみが・・・いてくれるなら・・・」

「愛・・・一緒に・・・」

「うん・・・・・・私、ひどいことした・・・・・・」

「一緒に、償おう・・・?大丈夫だよ・・・一人より、二人なら・・・」

「あゆみっ・・・!!」

「愛っ・・・!!」

呪縛を解き放ち、そして、愛が歩みと同じ光に包まれたとき・・・愛が、あゆみのバディとしてのプリキュアとして、覚醒する。。。

「あゆみを殺させません・・・・・・・・・!」

もとより、愛の体の中に埋め込まれていた、プリキュアの力というものが覚醒し始める。

黒い輝きを得て・・・そして・・・

「キュア・・・ハート・・・」

「愛・・・!!貴女は・・・!!」

「ごめんなさい・・・お母様・・・でも、私は・・・あゆみを守る存在になります・・・!」

| 140cmの33歳児 | 00:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

 またひとり増えましたね。
 これで三十三人。
 しかし、やっこさんもショックでしょうね。
 土壇場で離れて行かれちゃうんですから。
 まぁ、それも仕方がないことでしょうけど。
 さてさて、ここから本当の正念場っぽいですね。
 どうなるのか、楽しみです。
 それでは、今回はこれにて。では、また。

| 魔ぎゅなむ | 2012/04/01 06:29 | URL |

Re: タイトルなし

やっと、ここまで、これた感が今あります。
これで・・・やっと、ここまで。
って、感じで、メタトロン、裏切っちゃいましたわね。
さぁて、まぁ、こっから、どうなるんで。。。なんて、思いますが。
本当に、これに限ってはー・・・ねぇ?
全員、復活したことですし。
そろそろ、何とか、終わらせられるような気もします。
そんな感じで、あれです。
明日も頑張ります。

| 月 | 2012/04/01 10:09 | URL |















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