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プリキュアオールスターズ NEW STAGE-みらいのともだち-編 EP.5 Decision

真実?


「式神が食われてる・・・」

「え・・・?」

京都を救う四神を司る式神・・・

それが、食われたという。

何にか、それは、おそらく、フュージョンというものだろう。

恐ろしく、いやな性能に作り変えられてしまった存在となって、式神を食すほどの存在と。

さらに、目の前に現れたのは、フュージョンの塊。

「斬」

悠介は、それを一撃で切り崩し、そして、一撃の元で消滅させた。

「今のは・・・」

切った感触で確かな肉身を感じた。

人間に近い、その何か。

思い出す中で、わかったこと、それは。

「フュージョン・・・だよ。え、と・・・?」

フュージョンは、ただ、利用されただけ。

「雪城ほのかです。」

思い出す。

あぁ、そうだ。

お前は、まだ、怨念を引きずりながら、現世に戻ってきたのかと。

「あぁ・・・」

気配を感じ、出てきたのは、雪城ほのか。

そして、なぎさだった。

二人のほかにも…まだ、

「今回・・・君たちの後ろにいるのは。。。俺の知ってる存在かもしれない。」

「それは・・・?」

「アンゲルスノイド・・・」

「アンゲルス・・・ノイド・・・?」

唯一神である存在、ヤハウェのサポートとし作られた、かつてのアマテラスと言う神々は天使と呼ばれる存在であり、離反を起こした。

それらが、エリゴル等と呼ばれた者たちであるのだが。

その中で、離反を起こさなかったものが、ミカエル等と呼ばれる天使であり、また、アンゲルスノイドと呼ばれる存在である。

「天使の名を象ったテスタメントか・・・」

アンゲルスノイド・・・

そこから、人は天使をANGELと呼ぶようになった。

「まさか、あれが残っているとは思ってなかったわ。」

「それは・・・」

クレアが眠れなくなったのか、顔を出した。

今の物音が聞こえてくれば、それは、眠れなくなるのも無理は無いことだろう。

同時に、響と奏で、のぞみ、そして、全員。

「クレア、これは・・・」

「悠介さん・・・あれって、なんですか・・・」

「俺たちが戦った敵だよ・・・」

無愛想に言うのは、かつての、敵との戦いを思い浮かべる悠介

「聴くかい?俺たちが、昔、何と戦っていたのか。」

「でも・・・彼女は、その世界の出身よ・・・?」

「構いはしないさ。自分のいる世界と向き合うチャンスだろ。クレアって子にとっても、ここにいる子たちにとっても、俺たちの相手と戦った相手が、何故、攻撃されたのか・・・特に、クレアって子の世界は、いつそうなってもおかしくはない。」

知るチャンスでもある。

「何故・・・。」

過去に存在していた悠介たちの戦ったヤハウェと言う存在が、そこに存在しており、さらにそれは人間そのもの、世界そのもの、宇宙が作られる以前のものにしようとした、すべてを作った創造神と呼ばれる存在と、かつて、戦った。

何故、神はそのような行為を行ったのか、それは、人が科学という技術を使い生命を作り出す。

プロジェクトF・・・と、言えばわかるころだろう。

生命、または、神への冒涜を平然と行うほどに生命を弄び、そして、神への冒涜とも取れるクローンの精製。

ミッドチルダに住んでいる一部の人間ならご存知ではあるだろう。

脳みそだけになっても醜い生への執着を見せた管理局のトップ、人間だったもの、そして、ジェイル・スカリエッティ、戦闘機人と呼ばれる存在、聖王の復活、夜天の書、フェイト・テスタロッサなどを創造するプロジェクトF、キリスト教のシステムを模して作られた聖王教会という存在は、神への冒涜と言う言葉では収まりきれないほどに神は怒り始めた。

醜い生への執着、生命を弄ぶ、神への冒涜、人の技術が、生命を司る科学技術が人をより、傲慢なものにしていく。

神の技術と言われてきたものを、人間がとうとう作り出した。

人間と言うものは・・・技術が進み、このまま、自然さえも支配できる傲慢な存在となっていくことだろう。

ゆえに、神は人が神となろうとすることに憤りを感じ、ノアの洪水以上の神の裁きを行おうとした。

巨神を駆りながら、そして、本来は自分たちだけが生き残るはずのものだったはずなのに、なぜ、ここに人が、まだ、生きていると言うのか。

まだ、空っぽだった時代の悠介が人の悪行と呼べる行為、そのものを見つめて、そして、一時はヤハウェの息子、イエス・キリストの考えに賛同したものの、イエスの考えはテスタメントだけを残して、すべての人間を滅しテスタメントだけの世界を作り出そうとしていたが、すんでのところでヤハウェが覚醒し、全ての人間を己諸共滅びながら、消えようとしたのだ。

それが、悠介の世界の歴史。それを、目の前の、14になったばかりの少女たちに伝える心境と言うのは、如何なる物なのだろうか。

「セックスしないで生まれる・・・そんなもんさ。受精卵を試験管に入れるわけでも無く・・・いなくなった人間の細胞を使い・・・蘇らせる。俺の世界の計画では、そういうの使って、死者を弄ぶような奴もいたよ。」

そういう技術が生まれてしまう。

「そんな・・・私の世界も・・・」

まさか、自分の出身世界で、同じようなことが行われているとは思わなかった。

クレアの両親が関わっていることは知らないとはいえ、本来、ミッドチルダ、クラナガンの市民でさえ、特S級の情報であることなのだから。

信仰の無い世界、神ではなく、人間聖王を崇める世界が多いとなれば、そういうことになってしまうのだろう。

「ぷいにゅ・・・ぷいぷい!」

アリア社長は、クレアを慰めると同時に悠介に向かって怒りを声を上げた。

純粋すぎる白い獣に思わず、顔を背けたくなった。

何も言えずに。

だから、言われている説がある。

「テスタメントは・・・そういう人間を・・・・・・駆除する存在だってね・・・・・・・・・」

「うっ・・・」

嘔吐する高町クレア。

現実、別次元とはいえ、それは、自分の世界の行うこと

「ぷいにゅぅ・・・ぷいぷい・・・」

「大丈夫だよ・・・大丈夫・・・」

知ってもらわなければなるまい。

そういうことであると。

「でもね、それは、真実なの。貴女だけの世界とは言わないわ。それでも、ほかの世界が神を冒涜するように、そのような技術を培ってきたのは事実なのよ。」

「そして、神の怒りを買ってしまった・・・」

ほのかが、息を呑んだ。

「でも、羊のドリーが生まれたとき、そういうことをするのは止めよう!って、私たちの世界は止めたんじゃ・・・」

咲は流石に、今回の話を聞きながら、どう、言えばいいのか解らなくなっていた。

この世界は、あくまでも、神の冒涜となるがゆえに、止められたがゆえに、よかったものの、それは、ある種、ケット・シーが人間たちに警告したものではなかろうか。

たぶん、それでなくても、

「環境破壊とか進んでるこの時代には、神は怒っても仕方ないこと・・・」

こまちは、口に溜まった生唾を飲みながら、地面を見ることしかできなかった。

「たぶん、そんときの生き残りが。。。貴方たちの世界に流れ着いた。。。」

静かな目で、知世は告げる。

「この世界に、それは完全に粉砕しただけになったはずだったのに・・・」

「でも、それで行って、人が傲慢になるのはわかるけど・・・それを決めるのって神様じゃないんじゃ・・・」

れいかは、そのように言う。

「人が決めること・・・人が決めたからこそ・・・」

祈里はあくまでも、クローンであろうが、生命を尊重する。

実に、人間らしい言葉ではあるが。

「でも、神様の領域に近づこうとした人はどうなったか知ってるでしょ・・・?」

バベルの塔の話を美樹は持ち出した。

「それだけ神がぶちギレるほどに人間は傲慢になったの?」

ラブは流石に、頭が痛くなってくる。

「おそらく、この世界にいる中で、やつは学んでいるんだろうね・・・」

「何を・・・ですか・・・?」

「人間の奥底にある・・・」

傲慢で邪悪な部分・・・

「でも、それだけじゃないです・・・人間って・・・」

クレアが押し殺したような声で、目の前にいる悠介と知世に告げた。

「そうだよ。それだけじゃないと思う・・・」

さらに、極限まで追い詰められた人間が、荒れ果てた環境ですることは、弱者の支配である。

それも、神や天使たちは絶望した。

「精神って言うのは、信仰によっては何処まで生きるか・・・」

「だから、ケット・シーさんが自分で動くって・・・!」

クレア、そして、

「そういうこと・・・だったんだ・・・」

響と奏はあの意味を理解した。

ケット・シー自身、そんな存在を招きいれたこと、そして、そんな危険なものを残していたことに対して、落とし前を自らつけるために。

「神の信仰によってやつらは、強くなる・・・それと、愛・・・そのものでね。」

「愛・・・?」

「そう・・・かつて、人を愛した情けとして。」

どの道、誰がつくろうとも人間の本質は変わらない。

だからこそ、ヤハウェは攻めた。

破壊した。

「でも、人は・・・変われると思う・・・そんな理由で、世界を壊すなんて間違ってると思う・・・私は、ほのかと一緒にいられる時間が大切で、皆と一緒にいられる時間がとっても、大切なの。」

なぎさが、ほのかを抱きしめながら言う。

「な、なぎさ、ちょっと、恥ずかしい・・・」

「ご、ごめん・・・・・・」

「私たちは・・・その人間の過ちを・・・」

「正す方向に、もっていけるよね・・・?咲は私がつらい時、いつも、優しい顔で私の手を引っ張ってくれたもの。」

舞と咲の、この心から溢れる言葉は何なのだろうか。

「できなきゃ、プリキュアじゃない。」

なら、どうすると言うのか。この問答に明確な答えは無い。

明確な間違いだって無い。

「私たちは、希望の光だもん。人だって、いつかは、え、えと・・・」

「その傲慢から解き放つことはできる。。。って、のぞみは言いたいのよね?」

「うん!そう!それ!かれんさん!」

「ま、あんたらしいわね。」

「えへへ。りんちゃん、ありがとう。」

力強さ。

確かに、感じられる。

弱気な部分など感じられないほどに。

「人の心も大好きな人と一緒にいても幸せにできるし、そうなった人たちを助ければ良い。」

「ラブは、そうやって、私たちの世界を助けてくれたもんね。」

「あ、あれは、皆がいたからだよ・・・」

せつなが感謝の念を込めながら、ラブを抱きしめた。

「そうやって、私たちはいつでも、心の闇に捕らわれた人たちを解き放ってきました。」

「私たちをつぼみとえりかが、皆が助けてきたもんね。」

「私がデザトリアンになったときだって、つぼみは必死になって助けてくれたもん。」

つぼみとえりか、そして、いつきは三人同時に見合って笑いあった。

「もう、お父さんのような悲しい科学者を出してはいけない。」

ゆりは、その神に抗った父を知っているからこそ、そういう人間を助けたいと思った。

「人の心から負の感情は消えない・・・でも、それなら、人の心を豊かにするように、皆で笑顔になれる音楽を奏でれば良いんだよ。」

「パパが敵になって、耐え切れずに落ち込んでいたときも、響たちは私を支えて、助けてくれたもん。」

アコが響の手をつかむ。

その顔は、若干照れているように見えた。

「大切な人がいなくなっても、その人には、全てを失ったわけじゃないもの。」

「悪に染まった私たちを、響や皆が助けてくれたわ。」

響を中心に、奏、アコ、エレンの三人とハミィが寄り添いながら、笑顔になる。

「それで、皆、笑いあって、ウルトラハッピーな世界になっちゃえばいいんだよ。」

「みゆきさんって、どこか、のぞみさんに似てますね。」

「そ、そうかな?」

「あぁー、なんか、思考回路にてるわ。」

こんな状況でも冗談が言い合える精神的な強さを見せ付けられる。

「私たちは、殺しません。でも、そういうことをしそうになった人を助けたいと思います。私たちの希望の光で。だから、今回は、私たちが頑張ろうと思うんです。」

「ぷい♪」

「だって、そんなことで神様が怒る世界を何とかするためにこの世界では、プリキュアって言う存在がいるんだと思います。だから、まだ、神様が絶望して、この世界を消すなら・・・私たちは、それを止めます。」

それが・・・

「私たち、プリキュアだから。」

「そう・・・か。強いんだな・・・君たちは。」

まだ、幼いからかもしれない。

しかし、それでも、それだけじゃない。

自分と同じように絶望のふちに落ちたとき、隣に大切な人がいたからこそ。

「私たちは立ち上がれたんです。」

「そっか・・・逆に、俺の話は足かせになるどころか、決意したようだね・・・強いよ。君たちは、本当に。俺以上にね。」

「悠介、羨ましいんだ。」

矛盾だらけではある。

でも、それでも、彼女たちの明るさや、一歩踏み出す勇気は悠介以上のものだった。

だから、羨ましいのだろう。

彼女たちの、その精神的な強さと言うものが。

神がそういう人間を駆除するためにテスタメントを遣わしたなら、そういう人間を助けるのが過ちを犯させないのがプリキュアだと言う。

彼女たちは、改めて部屋に戻り、そして、決意をする。

明日、絶対に全てを何とかすると同時に、全てを浄化させることを・・・誓った。

「強いな・・・俺はさ・・・実物を見てきたから、だから、人間そのものってのが怖い・・・人間の邪悪を無理に受け入れてしまったから・・・」

希望を、この31人の子達は持っている。

それを悠介は、まだ、世間を知らないガキだと思ったが、その希望は彼女たちの甘い戯言は、そんな自分の思いすら忘れてしまった。

「眩しいな・・・」

「そうね・・・」

「あれが、陽子さんたちの子供か・・・」

「でも、強いわ。」

「その強さ・・・どんな状況でも立ち向かうのが・・・」

「プリキュアって言うのは、何か、そうね・・・如何なる物であれ、大切な人を守るのが強さなのよ・・・」

「純粋だよ。純粋で、馬鹿だな・・・」

「純粋だから、強いのよ・・・物凄く・・・ね。」

「羨ましいな・・・」

「そんあに?」

「あぁ・・・それ以上・・・人が羨ましいと思ったのは・・・久しぶりだ・・・」

「強いわね。」

「本当にな。」

















「そうだ・・・だから、私は・・・天の父とともに、その存在を許さなかった。」

天にいた父は、私を愛してくれた。私は、私の作った愛を愛している。

愛情。私は、それを天の父ヤハウェから平等に授かったもの。

しかし、目の前にいる愛と言う存在を愛しいと思うのは、何故なのだろうか。

何でも良いだろう。

この子が望むのであれば、














「愛・・・!」

「神への冒涜・・・」

「あぁ・・・思い出す。かつての記憶・・・愛・・・それが・・・人なのよ。」

「あゆみは・・・違います。あゆみは、そんな傲慢じゃない良い子です。」

「そう・・・なら、彼女の楽園を貴女が作りなさい。この世界では、彼女の優しさでさえも変わってしまうわ。」

「うん。そうするつもりだよ。ママ・・・あゆみは、絶対に・・・」

私のものにする。

「あゆみを、そんな世界に置いてはいけないの。だから、この世界で・・・あゆみを。」

汚れた世界にいる、大好きなあゆみ、この世で一番大好きなあゆみを助けるために、そして、こうして、今、動き出そうとする私と言う存在。

お母さんから、知ったこと、全て、全ては・・・

歩みに悪いもの・・・

フュージョンを使いながら、全て、彼女の決断・・・

私が、彼女が楽園を望むと言うのなら、望むと言うのであれば・・・

「大丈夫。私は、あゆみを愛しているから。愛は力を与えてくれるなら。」

「なら、愛は大丈夫ね。」

「うん。あの子が望むなら、私はそうする。あゆみが、そうしないなら、私はしない。」

「愛しなさい・・・」

「あゆみ・・・坂上あゆみ。私の坂上あゆみ・・・二人で、ずっと一緒にいたい・・・」

愛ゆえに私は、私は、あの子を愛する。

私と、あの子だけの世界だけで良い。

他のものは、何もいらない。

何も…なにも・・・

| 140cmの33歳児 | 00:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

 愛さんがついに動きだす感じですな。
 しかも、ヤバい感じですね。
 いったいどうなってしまうのかが気になることころです。
 それにしても、世界の真実を知っても、まっすぐなんて、すごいなぁ~と思いました。
 芯に強いものがある証拠でしょうね(しみじみ
 うん、その強さで最後まで駈けぬけてほしいものです。
 今回もごちそうさまでした。
 それでは、今回はこれにて。では、また。

| 魔ぎゅなむ | 2012/03/24 06:31 | URL |

Re: タイトルなし

まぁー・・・メンヘラ女子と言う感じで、あれですね。
何をするんでしょうかね。
ほんとうに、どうなるんでしょうねぇ・・・なんて、書いててあれですが。
そんな感じで、今日びの女の子は強いですよね。本当にねぇ・・・まっすぐすぎて、書いてて、眩しすぎて、色々とあれでしたよ。
本当に、なんていうか、すげぇーって言うかで。
その強さのままで、このまま、行けたら良いなぁ…自分自身も。
そんな感じでですね。
明日も頑張ります。

| 月 | 2012/03/24 11:11 | URL |















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