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coda

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スイプリ、終わっちゃいましたねぇ・・・そんな感じで、あの、なんていうかですね。 一年通していえることは、ひびかな、大好きだ!! ひびかな分は妄想で補え。って、声が聞こえたので、あれです。とりあえずですね、あの、エンドロール以降のひびかなを考えてみたら、こうなりました。はい。 30分で、書き上げたのも久しぶり・・・ いろいろとあると思いますが、よろしくお願いします。 一年間、お疲れ様でした。の、意味をこめて何とやら。
まぁ、なんだろう・・・楽しかったなぁ・・・この、一年・・・
うんうん・・・


「もう、一年なんだ・・・」
目を閉じれば思い出すことは、ありえないようで、実際に存在した、この、プリキュアとして戦ってきた日々。辛かったこと悲しかったこと嬉しかったこと、全てを受け入れて、そして、締めくくった。
「どうしたの?」
ふと、声をかけられて私は瞼を開いて顔を上げて振り返り現れた大切な人の存在が目にとまり、自然とお互いに笑みがこぼれた。
何が嬉しいのか。なんてことは、再会できた喜びと、また一緒にいられる喜び。
二人で、一緒に仲間も加わって四人で一緒に戦って。そして、このことが切欠でどうなったかと言えば、私と奏の仲はもっと、深まったような気がする。
「んー、ちょっとね。」
最初はけんかしてばかりだったと言うのに、奏の存在がそれ以上の何かに昇華されていく。何かを言葉で表すことはできないけど、それ以上に、もっと、大切で一緒にいるだけで素敵な関係になりたいと思った。
「調べの館で、ピアノも弾かずにただ、眺めているだけなんて、珍しいじゃない。」
全てが終わった。
「何か、懐かしくなっちゃって。」
しかし、それによって、心にぽっかりと穴が開いたような、何か言い表せないものを無くしてしまった感じではあるけど、ただ、それ以上に求めていたものはなんだろう。と、思えるようになってきた。
「戦いが始まったとき、ここで、まだ、敵だったセイレーンと出会ったんだよ・・・」
「ここで、ほかの女のこの話?」
「そういうわけじゃないよ。ただ、あの出来事がなかったら・・・私と奏はどうなっていたんだろうなって。」
「そうね・・・」
戦いが終わってから、冷静に考えることによって、何かが欲しいと思い始めるのは開いた穴を塞ぐ問い事に関しての欲求であるかもしれない。目の前にハミィとセイレーンが仲良くなっていることによって、その欲しかったものが得たかったものの答えが出てくる。
「ね、覚えてる?奏。」
「何が・・・?」
そっと、優しく触れることで奏の手の甲が暖かい。まだ、寒さが残る季節の中で、無気力ではないけど、何かを失ったような気がして虚無感に浸されている私達がいることも確かだ。
「私と、奏って、すっごい、仲が悪かったんだよね・・・出会うたびに喧嘩して、お互いに傷ついて。」
「会って仲直りしたかったのに、お互い傷ついたっけ・・・」
「でも、また、こういう関係、それ以上に仲良くなれた気がする。」
「そうだね。」
望んでいた、それ以上の関係になれた。晴れることではあるはずなのに、物足りない。まだ、ぜんぜん、物足りなくて。確証がほしいのかもしれない。その答えが出るまで待っているような気がした。
夕日が照らす調の館の時間が止まったように感じて、そのまま、何もない。無の時間に感じる中で。
「終わった後も、こういうことができてよかった・・・」
「うん・・・」
奏に触れているだけで、自分の体が暖かくなってくる。今になって、何もない日常で、こうしてかなでに触れるだけで緊張している。
「どーしたの?今日の響は余所余所しいよ?」
「あ、あのね・・・この戦いを乗り越えることができたのも、アコとエレンのこともあったけど、やっぱり、一番は奏がそばにいたからかなって。」
それ以上に大切なものになっていく。
「もう、響ったら・・・私だって、同じだよ。響がそばにいたから乗り越えられることができたんだよ?」
「本当に?」
「そうだよ。私の中に響がいたから。」
だから、どうすればいいのだろうか。
「奏が大切だよ・・・」
「え、あ・・・」
「あ・・・」
咄嗟に出た奏への言葉。
あ、こういうことを言いたかったんだ。そういう風になりたかったんだな。再び結ばれた絆。
だけど、無いと思いたいのに、奏を誰かに取られることで絆は断ち切れそうな。奏と確かな関係がほしいんだ。それ以上に誰よりも、奏と親友以上に。それ以上に、今まで喧嘩した分を含めて、
「奏にたくさんの愛情を・・・注ぎたい・・・」
「響?な、何を言ってるの・・・?」
言葉を紡ぐ度に、得ようとしたものを理解し虚無だった自分の心が晴れようとした。
そういうことなんだって自分の得ていた答えが出てくる。
「奏と友達や親友じゃなくて・・・それ以上の関係になりたいんだ・・・」
ふと、奏の顔を見たとき凄い赤くなっていた。なぜ、そうなったのか。なんて、理解できるはずも無く、
「響ー!!」
奏の叫び声で何かに目覚めたような感覚が自分の体を駆け巡る。奏の声が自分の体を満たしていく。
「へ?あ・・・え・・・?」
「さっきの・・・本当なの・・・?」
「さっきのって?」
「だ、だから・・・」
あ、可愛い。奏の浮かべる表情や仕草が一つ一つかわいい。これが、私の大切にしたい人なんだ。親友って言う、関係じゃなくて、それ以上の。
「し、親友以上になりたいって・・・」
「あ、聞いてた・・・?」
「当たり前よ・・・!」
顔をいつも以上に赤くして私の答えを待っている彼女の姿が魅力的だ。口に出そうとしている私の体は、今度は、どんどん、熱くなってくる。
「ね、ねぇ・・・聞きたい・・・」
「うん・・・」
上手く、言えるだろうか。
一度、息を呑んで、奏の顔をしっかりと見据えた。
「そ、そんなに・・・」
「奏の目を見て言いたいから。」
「うん。」
「じゃぁ、言うね・・・」
恥ずかしそうに、少し、俯きこっちを見て上目遣いになる奏の表情が魅力的だ。
「誰よりも好きだよ・・・ほしいよ・・・奏の全部が。」
「あ、改めて言われると・・・恥ずかしい・・・」
「そう、だね・・・言う私も恥ずかしかった・・・」
「くす・・・」
「ふふ・・・」
何かがおかしくなって、笑い始めて、
「奏、付き合おう!ずっと、二人一緒に!」
「私で・・・」
「奏以上の人は私の中でいないから。」
「そうかもね・・・私もだよ。響」
心が通じ合った。って、言えば、おかしいかもしれない。ただ、奏の気持ちは全てがわかるような気がした。
手にとるようにわかって、そして、
「え、と・・・キスしよっか・・・?」
「うん・・・」
初めてのファーストキスを捧げて今、一番、始まったばかり幸せな時間が動き出して包まれる。ふんわりとした、二人だけの世界に包まれているような、そんな優しい感覚に包まれて好きな人とこうする時間が夢をかなえる時間と同じくらい、大切な時間に昇華していくことが嬉しいんだ。
「奏の唇って暖かいね・・・」
「響の唇も・・・ね。」
ただ、何か、些細なことが嬉しくて感じた親友から、それ以上に大切な存在になった、この人を全て感じる。
「これから、ずっと・・・甘えたいな・・・」
「響が望むならね。」
甘えさせてくれる存在。
だから、
「甘えて良い・・・?」
「良いよ。」
「ね、奏。」
「ん?」
「膝枕・・・お願いして良い・・・?」
「うん。良いよ。」
膨れ上がった優しい肉質のある太ももに頭をおいて、そのまま、眠りに付き添うになるほどの安らぎが体全体を包みだした。
「暖かいな・・・奏、」
「そう?」
「奏、大好きだよ・・・」
それでも、まだ、虚無感が晴れることなど無い。
奏にここまでしてもらって、晴れないっていうのは贅沢な悩みではあるが、こればっかりは仕方ないと思ってしまう。
「ゆっくり、寝ちゃっていいよ・・・私の膝枕も全ては響専用だから。」
「うん・・・疲れちゃった・・・かな。」
奏の暖か感覚が好き。
「ゆっくり、おやすみなさい・・・」
「お休み・・・奏・・・」
「起きるまで、ここにいてあげる・・・」
奏の掌が、私の体を優しく撫でる。優しく優しく撫でて、意識を奏に委ねて、そのまま、体全体までも。
「響!奏!」
「響、寝ちゃってるニャ~」
エレンとハミィの声が聞こえる。
「こんなところで寝たら、風邪ひくわよ?」
アコの声も聞こえてくる。
そして、ゆっくりと眠気が襲い、目に映った皆の顔は私を見守ってくれているようで、奏の顔は誰よりも優しかった。
「お休みなさい。奏。」
ひとつの波乱が終わって、私達はまた、新たなステップに踏み出す。
「響、これからも、よろしくね・・・」
大好きな人が私を受け入れてくれた言葉。
意識、体、心・・・奏、全てを・・・愛する貴女に・・・

| 適度なSS(黒歴史置場?) | 11:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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