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まどかが杏子とポッキーゲームしたがる話

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そんな感じで、久しぶりにまどマギSSでございますね。
あの、あれです。
ichiiさんにも読みやすくって言うのをモットーにですね。
頑張ろうと思うんだけど、あの、コメントで読んでられない的な物を見ると、つい、苛めたくなってしまう衝動に駆られるのは何故だろう。なんていう、バカなことを考えている私。
何か、最近、チョコレートケーキ食いたいなーって、思うようになって来ました。
そういえば、そろそろ、イカ娘ですね。
だから、なんだって、話ですが。
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ま、今回・・・杏子さんが盲導犬ポスターに使われたということで、ちょっとですね。
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杏子と絡むキャラクターを犬っぽくしてみました。
仕草とか、そういう奴を。
んで、百合的に美味しくしてみたら、どうだろうって、感じで。
マミまど杏子と、こういう感じですかね。
まぁ、なんでしょう。
美味しいです。
書いてるこっちは、楽しかったです・・・ハイ。
では・・・


『あのアイドルと女優をこなす彼女が作曲作詞家の彼女とゴールイン!』
どうでも良い感じのニュースをBGMにして、今日も、退屈な午後が始まってしまった。
渋谷って奴と、七海って言う作曲作詞家の結婚とか、どうでも良い。
テレビ見ながら、チョコを食うのもまた、一興と言うか何と言うか、今までのあたしらしくない。
「それじゃ、杏子さん、鹿目さん、お留守番、頼んで良いかしら?」
「おー、良いぞー」
「はい。」
「今晩は、杏子さんが大好きなカレーよー♪」
「カレー!?」
・・・カレーという単語に無邪気に反応してしまうあたしを抑えたい。
ともかく、マミが買い物に行ってしまった。
最近、ホテルに無賃外泊することなく、何故か、マミの家に泊まるようになってしまったわけで、帰ろうとすると、「杏子さん、行っちゃうの・・・?」と、主が仕事に行くとき寂しそうな声を出す犬のような表情になって、「じゃ、じゃぁ、泊まってやるよ・・・」って、言うと、「ほんとに!?」と、犬が尻尾を舌を出しているような感じに近い喜び方をする。
気づけば、こんな生活が、ワルプルギスの夜を倒して、半年以上、ここに暮らしているわけだ。
生活費は、何か、仕送りで何とかなっているらしい。
って言うか、此れじゃ、あたし、ただのニートじゃん・・・
と、言うことで、これは、不味いと思ったが故に、妹分のまどかのママの会社で週3でアルバイトをしているというのがあたしの今だったりする。
給料は自給1000円と、まどかの友人と言うことでご贔屓にさせてもらっているありがたい状況だ。
こうして、稼いだ金を生活費に回してあげているというのが現状だ。
何か、ゲーセンで遊んで、万引きしたり、食い逃げしていた時期が嘘のよう。
これも、生活環境ががらりと変わるだけで違ってしまうものなのだろうか。
そして、まどかのママは、時折、あたしにセクハラをする。
あ、此れは、関係ないか。
ついでに、いつから、マミはあたしのことを下の名前で呼ぶようになったのか、よく解らない。
っていうか、覚えてない。
「うめ・・・」
ジー・・・
何かが、こっちを見ている。
マミの家で、ゆっくりしていたら、何かがあたしを見ている。
いや、キュゥべえな訳が無いから、まどかだけど。
振り返れば、
「まどか・・・」
四つんばいになって、まどかが、物欲しそうに、あたしの持っていたポッキーを見ていた。
無邪気というか、何と言うか、一瞬でもまどかが犬に見えてしまったわけで、餌をねだる犬のような、妙に、頭を撫でたくなってしまった。
「お、お手。」
「わふ。」
あ、お手をやった・・・
それよりも。
「おい、涎、涎・・・」
「あ・・・」
「しょうがねーな・・・」
近くにあった、ティッシュで、まどかの口元を拭いてあげると、また、無邪気に喜んでしまった。
なんていうか、ニパーって、感じか。
どこか、母性的な何かを、まどかは擽るような感じで。
無邪気というより、天然と言ったほうが、良いかもしれない。
「ジー・・・」
また、またか・・・
そんな、犬みたいに物欲しそうな顔をして近づくなよ。
何か、怪しいじゃねーか。
「な、なんだよ・・・?」
「いつも、杏子ちゃん、お菓子食べてるなーって・・・」
あ、ポッキーのことか。
そんなに、珍しいお菓子でもねーだろ。
普通に良く置いてある市販のポッキーだし。
でも、イチゴ味のポッキーも好き。
「くいてーのか?」
「うん。」
「じゃ、じゃぁ、食えよ。」
箱を小さくゆすった後に、銀の袋の穴からポッキーが一本出てきて、そいつを差し出そうとしたわけだが、取らない。
「食いてーんじゃねーのか?」
「あーんって、してほしい。」
「ば、ばか!それくらい、出来るだろ!?」
「でも、杏子ちゃんに食べさせてほしーなー・・・」
人差し指を口元に当てて、お願い?の、ポーズをしている、まどか。
外見的な幼さもあいまって、その仕草が妙に可愛く見えてしまう。
こういう、まどかが、妹とダブって弱い自分がいる。
「お、おま、ソレは、流石に・・・」
恥ずかしいだろ・・・
まどかの顔を見ると、やたら、無邪気にそういう顔で見てくるから、何も言えなくなる。
あの目で見られると、妙に焦る自分がいる。
「ねぇ、杏子ちゃん、良いでしょ?あーんって。」
「待てよ・・・」
「じゃぁ、あれが良い。」
「あれ?」
「ほら、ポッキーの端と端を二人で食べる奴。あれ、やってみたい。」
「ポッキーゲーム!?」
「あ、あれ。ポッキーゲームって言うんだ。」
悪い言葉を覚えさせてしまったかもしれません。
「ねー、ポッキーゲームしよー?杏子ちゃん。」
グラビアアイドルが良くやる愛くるしい仕草で迫ってくるまどかが、妙に怖い。
「は、恥ずかしいじゃねーか!」
たぶん、自分に猫の耳か尻尾が生えていたら、ピーン!って、立っているはずだ。
それくらい、恥ずかしい。
でも、まどかは、容赦なく四つんばいで、迫ってくるわけで、
「ちょっと、待てよ!まどか!落ち着けって!」
「?」
やべ、何も知らずに首かしげる姿が幼い女の子みたいで、可愛い・・・
「落ち着いてるよ?」
「だ、だから・・・ちょっと、待てよ・・・ポッキーゲームは、好きな奴とやることだろ!」
「杏子ちゃんのこと、好きだよ?」
「そういう、好きじゃなくて!」
どう言えば良いのか、よく解らないって言うか、今日のまどか、どこか幼児退行してないか?
大丈夫か?
「ねー、杏子ちゃんは、私のこと嫌いなの?」
「好きだけど、でも、お、女同士だろ?」
「何で?マミさんと夜中はベッドの上で裸になっていろいろとしてるのに?あれも、好きな人とやることだよね?」
首傾げる仕草が可愛い。
って、そうじゃなくて!
「お、おまおま・・・!」
何で、知ってるんだよ!
確かに、まどかが泊まりに来たとき、マミに色々とやられた覚えはあるけど。
でも、何で、ソレを・・・知ってるんだよぉ!
もう、恥ずかしくて目頭が熱くなってきたじゃねーかよぉ!
「杏子ちゃん、泣いてる?」
「な、泣いてない!」
「ねー、ポッキーゲームしよー?」
「ば、ばかぁ!」
「良いでしょー?」
素早く袋から飛び出ている一本のポッキーを奪い取り、チョコがついてない方の先端を口に加えているまどかが目の前にいる・・・
「きょーこちゃーん。」
ポッキーを加えながら、無邪気に名前を呼ぶまどかを、今日ほど恐ろしいと思ったことは無い。
ここまでやられたら、ポッキー一本が粗末になっちまう。
でも、まどかの唇も奪ってしまうかもしれない。
そうしたら、何か、黒い髪のあいつが来そうだ。
ソレも、怖いし、まどかのママに知られたら、バイトさせてもらえなくなるかもしれない・・・!
「あーんって、して?きょーこちゃん。とっても、美味しいよ?」
「わ、わかってるけど・・・んがっ!?」
迂闊だった。
口を開いて喋っている間にポッキーを突っ込ませるなんて、思いもよらなかった。
思わず、倒れこんで、それでもポッキーをおらずに器用にまどかも一緒に倒れ、困惑している私の顔を掴み、一気食いして
「ん・・・んー!?」
キスされてしまった。
どこかで、花びらが落ちるような音がした・・・
「ん・・・ちゅ・・・れろ・・・」
舌入れた!?
今、舌いれたぞ!
「ふぅ・・・」
ちゅぽって、音がした後、何があったのか解らなくなって、呆けてしまっているあたしがいる。
まどかは、
「ウェヒヒヒ♪杏子ちゃんとキス・・・しちゃった♪」
子供のように喜んでいた。喜んでいるのは、嬉しいけど、あたしとしては複雑な心境というか、何と言うか・・・
「な、なぁ、まどか・・・」
「なぁに?」
「その、あたしで良かったのか?」
「へ?」
「キスの相手・・・」
本当は罰ゲームか何かじゃないだろうかと、思ったら、凄い悪い気分になった。
望まない相手とキスしても・・・
「そんなことないよ?」
「は・・・?」
「だって、杏子ちゃんのこと、大好きだもん・・・ソレに・・・」
「そ、それに?」
まどかが、急に耳元に近づいてきて、囁いた。
「杏子ちゃんの唇、とってもあぁまいね。」
「ば、ばかぁ!!」
また、体温が上がったような気がした。
「杏子ちゃん、大好きだよー♪」
「こ、こらぁ!ひっつくなぁ!」
「だって、そこらにいる男の子より、杏子ちゃんのほうが、かっこいいもん♪」
「だ、だからってなぁ!」
でも、言われて悪い気分じゃないとは思った。
むしろ、凄い、嬉しかった。
あんな、人生を送ってきても、こうして慕われることが。
「あらあら、二人とも仲が良いわね。」
「ま、マミ!?」
「マミさん、お帰りなさい。」
「はい。ただいま。鹿目さん、今日は泊まっていくのよね?」
「はい。」
「え?聞いてねーぞ?」
「あれ、言ってなかったっけ?」
「あぁ、その話をしてたとき、杏子さん、寝てたから。」
「今日はお世話になるね。杏子ちゃん。」
「お、おー・・・」
無邪気に話しかけてくるまどかと、無邪気に笑うマミを見て、何故か、背中に悪寒が・・・
あたしは、今晩、眠れなくなるかもしれない・・・

| 魔法少女まどか★マギカ | 11:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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