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仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーエターナル 感想

仮面ライダーW(ダブル) RETURNS 仮面ライダーエターナル【DVD】仮面ライダーW(ダブル) RETURNS 仮面ライダーエターナル【DVD】
(2011/07/21)
松岡充、須藤元気 他

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悪魔ではなく、ダークヒーローとしての仮面ライダーエターナルを描いた作品なのでしょう。
単なる悪ではなく、己の正義を貫くダークヒーローとしての大道克巳/仮面ライダーエターナルに男を見た。
日本の特撮以外のドラマは此れで良いのか!?と、日本の午後九時やら、昼ドラや朝ドラに警鐘を鳴らしたくなるほどに、この仮面ライダーエターナルは面白い。
NHKの連続テレビドラマ小説なんか目じゃない。これ一本で一つの作品全話を凌駕する。
それくらい、面白い。
何か、もう、特撮以外のドラマを見る気無くすね。そんな気分になった。出来の悪い韓国ドラマで満足しちゃいけない。
また、エターナルが克巳がすげぇ、かっこいい。夜のドラマに出てくるそこらの男優じゃこのかっこよさが、出すこと出来ないね。
本当に日本の特撮以外のドラマは此れで良いのか?なんて、疑問に思っちゃうほどの面白さよ。仮面ライダーエターナル。
月曜9時にやってるドラマの一話から最終話を見るより、仮面ライダーエターナルを見たほうが有意義。
もう、子供向けのヒーロー番組と言う枠を超えて一種のドラマ。そう、此れこそ、真のドラマであり、そのドラマと仮面ライダーと言う特撮を融合させたのが、この仮面ライダーエターナルといっても良い。それほど、面白いと思えるドラマだった。無論、親父の見ている、今や前の月曜9時のドラマより・・・面白い。
仮面ライダーW AtoZ 運命のガイアメモリを見た後にこれを見たり、これを見た後に運命のガイアメモリを見ると仮面ライダーエターナルこと大道克巳、そして、NEVERと言う集団の個人が全てわかる。
特撮であり、ドラマであり、仮面ライダーである。
そして、仮面ライダーと言う作品の中に、また、最高のエンターテイメントを生み出した作品でもある。
これぞ、まさに、傑作と言うべき仮面ライダーかもしれない。
ストーリーは、ここに。
試作品ガイアメモリでドーパント化した一般市民が暴走する事件を解決した仮面ライ ダーW。
そこに突如、謎の美女があらわれた。彼女の名はミーナ。Wに深い恨みをもち復讐に 燃える彼女は、超能力をつかい襲い掛かってきた! 彼女の攻撃をかわし、なんとかしとめたW。なぜ 恨みをもっているのか聞きだしたところ彼女から意外な言葉が...。なんと、風都を存亡の危機にさらし た史上最悪の犯罪者、大道克己=仮面ライダーエターナルが、彼女を地獄から救った英雄だという のだ!
ミーナから語られる意外な事実。
テロリスト集団「NEVER」、そして仮面ライダーエターナル誕生の秘話、"悪魔 (エターナル)"の真実が明らかになる!

さて・・・
無論、何故、仮面ライダーエターナルが大道克巳が人の思いを完全に捨てた悪魔になってしまったのか、エターナルメモリとの出会い、T2もエターナルを得て、そして、ロストドライバーを得たのか。故郷である風都、戻りたがっていたかつての故郷をあのような世界にしようとしたのか。
ついでに、何故、ユートピアドーパントは終盤、やたら強かったのかなどなど。
と、言う感じで。
私の中ではこの作品の克巳はまだ、完全な悪魔にはなっていない。運命のガイアメモリのときのように見せた冷酷さを感じることが出来なかったのは、まだ、彼がある種、希望を持っていたからかもしれない。確かに、残酷ではあるけど仲間に慕われる理由を何故、彼らが克巳についていくのかと言う理由をハッキリとこの目で確認することが出来た。
希望は、今回、ゲストに出てきたミーナやヴィレッジに住む人間たちのことだろう。
生きながら自分たちと同じように兵器としてしか生きられない。何れ、殺されてしまう運命。それを甘んじて受け入れながら、一人、克巳を信じて生きることを望むミーナ。全員、ミーナと克巳に動かされ敵と戦うことを決めたヴィレッジの落ちた超能力者たち。ある種、彼らと自分を投影して彼らが生き続けることが、彼としての人間としての感情が消える中で死者でありながら生きていると言うアイデンティティを保たせるものだったのかもしれない。人間性を保ちつつ、記憶が欠落していく中で確かな英雄像が存在する克巳。だから、悪魔ではなくダークヒーローとして描かれていたのだろうね。同じ境遇の人間としての生きていると言うアイデンティティを持ち続けることによってダークヒーローとしての仮面ライダーエターナルは成立していた。
確かに英雄だったのだと理解することが出来た。残酷でありながらも、確かにカリスマを持っているダークヒーローとしての仮面ライダーエターナルだった。人間性、そして、記憶を失ってでも明日を生きるために生き続ける克巳の姿はまさに劇場版の冷酷さを想像できないほどの正義だった。
克巳が明日を欲しがる理由。人を引っ張るカリスマ性を持ちながら、何故、あの悪魔のような所業を行ったのか、それは、あるしゅ、人の力に溺れた・・・ガイアメモリに溺れた人間への絶望なのかもしれない。ある意味、それへの警鐘でもあるのでしょう。
それとも、人の闇に感化されてしまったのか。
しかし、ダークヒーローとしてではなく、悪魔として物語を終える仮面ライダーエターナル。
それは、人として克巳のNEVERとしてのアイデンティティが死を迎えると言うこと。
ヴィレッジの脱走者達はアイズドーパントに刻印を埋め込まれて、ヴィレッジを脱出したとたん全員死んでしまいます。ミーナは何とか生きていましたが。
それによって、かつてNEVERがガイアメモリに敗北した系譜を含めてガイアメモリを憎む気持ちが一気に増幅し、ミュージアムの連中や、ガイアメモリを使う連中を憎み自分たちと同じようにするために。
運命のガイアメモリのようなことを行ったのかもしれません。
自分を慕ってくれたミーナの死・・・まぁ、一応、生きていますが。
それが、NEVERとしての人間のアイデンティティの崩壊を招き、悪魔にしてしまった。
所詮、どちらも人間ではないと。対等の扱いをされないと。ガイアメモリのような小道具があればどの道、自分達は必要ないが故に。
とはいえ、ヒートの彼女はまだ、人間の心を持っていたようだけど・・・
こういうことだと思うんです。これが、自分なりの仮面ライダーエターナルの解釈です。
ある種、悪魔だと言われてもちゃんとした人間性を保っていたダークヒーロー・そして、悪魔としての仮面ライダーエターナルに凄い魅力を感じてしまいます。
実に楽しくも深いドラマでした。
日本はもう、スタッフのレベルが特撮と普通のドラマのスタッフのレベルが完全に逆転しているのを見せ付けられる作品だった。
あの、運命のガイアメモリの歌詞の意味を考えて見るとまた、感慨深いものがありますね。
実に素晴らしいので、是非とも皆さん、見ていただきたい。
そう思える作品でした。

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