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はぁ・・・

あー・・・


「本当に・・・女の子になると外見が変わりますね・・・」

「そ、そうかな・・・?」

「そうですよ・・・」

ティーダ兄さんならぬ、ティーダ姉さん。

そのお腹には新しい命を宿してるって・・・

「そう言えば、アルドラ姉さんって、ベッドの上では・・・」

「Sね・・・寝かしてくれないわよ・・・」

ふと、思う。

クレアちゃんが怖いと・・・

私の嫁が怖いと思った感じで。

「あ、そこ・・・微塵切り。」

「はい・・・」

世の中は大変だ。

いや、此処は...

世の中の難易度が楽な感じがするけど、それでも、こういう、生きる術と言うものをさ。

「ま、稼ぐためには働くしか無い・・・嫌なシステムね・・・」

「そうですね・・・」

何か、この人は根底からただ、怠けたいのではなかろうかと思われる発言をしますね・・・

「店長~色々と、お願いします~」

「はぁい・・・」

よっこいせ・・・

と、わざとらしく声を出しながら、姉さんは別の厨房に向かっていった。

流石は、店長さん・・・

流石は、海原雄山に果敢に挑んでいった、最強の・・・

女・・・?

今は、女でいいのかな・・・?

もう、女で言いや・・・

うん・・・

女でいいと思うよ?

男でも、何でもないけど・・・

あぁ。。。

なんか、最近、ティーダ兄さんとティーダ姉さんと・・・

あぁ、もう、ちょっと、疲れた。

習慣を直すのは辛い。

まぁ・・・

なんだろう。

とりあえず、千切りのバイトは楽ですね・・・

ッテイウカ、僕のバイトって、基本、ティーダ姉さんの話し相手になる事ですしね・・・

まぁ・・・

何か・・・

とりあえず、休憩しよう・・・

うん・・・

休憩だ。

休憩・・・

「ガザニャーじゃなイカ」

「あ、イカの人・・・」

ガザニャーって、なんやねん。

ガザニャーは流石に無いだろ・・・

ニャーって、猫か・・・

僕は。

そういえば、最近、出番と言う言葉を全然、聞いてない気がする。

とりあえず、此処で・・・

僕はティーダ姉さんから、色々と教えてもらってるわけで。

なんだろう・・・

この、珍しいにも程がある組み合わせは。

この組み合わせは・・・

何・・・?

え、と、一応、アルバイトしている訳ですけどね?

ティーダ兄さんのレストランで・・・

いや、あ、今、ティーダ姉さんだった。

どうでも良い話。

ほへぇー・・・













「シンシア!!だから、揺れてるってば!!」

「ぷ、ぷぷい!ぷいにゅ~!」












アリア社長の悲鳴が聞こえる・・・

それよりも、仕事が無いというか、何と言うか。

全部、ティーダ兄さんがやってる・・・












「シンシア!!ストップ!!」

「は、はい・・・亜美お姉さま・・・」

「また、亜美の言う事だけ聞いてるー!」

「え、そ、そんなこと無いよ!?お姉ちゃん・・・!」

「ドウセ、私には姉の威厳なんて無いわよ!!」

「ぷいにゅぅ・・・ぷぷい・・・」

「私の辛さを解ってくれるのはアリア社長だけよぉ・・・」












いや、そういうことを、普通に、僕にいえよ・・・

なんて、思う以前にアレですけどね。

本当に・・・

「クレアは、姉としての威厳を全く感じないじゃなイカ・・・」

イカちゃんも、そう思われてしまうのも無理は無いですね・・・

「そだねー・・・」

「ほへー・・・」

「なんか、今日はだるいゲソ・・・」

「春だからねぇ・・・」

春は関係あるのかどうかは、自分でも解らないけどね・・・

流石に、この時期になると、眠くなる感じで。











「シンシア~!」

「ぷいぷいにゅぅ~!」















とりあえず、もう・・・

アレだね・・・

うん・・・

向こうはピンチだ。

「シンシアは、とんでもない相手に惚れたゲソ・・・」

本当だよねぇ・・・

なんで、よりによって、灯里様なのか・・・

まぁ、惚れるのは解るけど、アリシア様には潜在的な恐怖を感じてしまう訳で・・・

本当によりにも酔って相手が怖い人をですね・・・

本当に・・・

ちょっと、困りますよ・・・












「こら!!シンシア!!言う事聞け!!!」

「クレア!!あんた、姉でしょ・・・!!」

「そうは、いっても!!亜美の言う事しか聞かないんだもん!!」

「仕方ないなぁ・・・!シンシア!!」

「へ、あ!?は、はひ!?」

「ぷいぷい・・・」












アリア社長の呆れる声が厨房まで聞こえてきたのだった・・・

頑張れ・・・

クレアちゃん・・・

| 140cmの33歳児 | 00:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

 クレアちゃん、やっぱり威厳がないですね~(汗
 そして、ガっくんもひさびさの出番ですね。
 まぁ、最近は出番もなかったから、軽くふてくされ気味でしたけど、それもまたよし。
 しかし、千切りを延々とするバイトって。ある意味過酷な気がしてなりません。
 うん、頑張れ、ガっくん。
 今回もごちそうさまでした。
 それでは、これからも頑張ってください。応援しています。では、また。

| 魔ぎゅなむ | 2011/04/27 06:20 | URL |

Re: タイトルなし

千切りと言うよりティーダ兄さんの相手な感じで。
ガっくんは本当に久々ですねぇ。
今週、初めての登場な感じも気がして、明らかに不貞腐れてる感が伝わってきます。
ともかくまぁ、本人的には軽い感じでやってるでしょうね。
クレアちゃんの姉としての威厳のなさは、まぁ、何でしょう。
今に始まったことじゃない感じですが、何とかしないと。的な感じで。
明日も頑張ります。

| 月 | 2011/04/27 08:35 | URL |















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