2011.04.27 Wed
はぁ・・・
「そ、そうかな・・・?」
「そうですよ・・・」
ティーダ兄さんならぬ、ティーダ姉さん。
そのお腹には新しい命を宿してるって・・・
「そう言えば、アルドラ姉さんって、ベッドの上では・・・」
「Sね・・・寝かしてくれないわよ・・・」
ふと、思う。
クレアちゃんが怖いと・・・
私の嫁が怖いと思った感じで。
「あ、そこ・・・微塵切り。」
「はい・・・」
世の中は大変だ。
いや、此処は...
世の中の難易度が楽な感じがするけど、それでも、こういう、生きる術と言うものをさ。
「ま、稼ぐためには働くしか無い・・・嫌なシステムね・・・」
「そうですね・・・」
何か、この人は根底からただ、怠けたいのではなかろうかと思われる発言をしますね・・・
「店長~色々と、お願いします~」
「はぁい・・・」
よっこいせ・・・
と、わざとらしく声を出しながら、姉さんは別の厨房に向かっていった。
流石は、店長さん・・・
流石は、海原雄山に果敢に挑んでいった、最強の・・・
女・・・?
今は、女でいいのかな・・・?
もう、女で言いや・・・
うん・・・
女でいいと思うよ?
男でも、何でもないけど・・・
あぁ。。。
なんか、最近、ティーダ兄さんとティーダ姉さんと・・・
あぁ、もう、ちょっと、疲れた。
習慣を直すのは辛い。
まぁ・・・
なんだろう。
とりあえず、千切りのバイトは楽ですね・・・
ッテイウカ、僕のバイトって、基本、ティーダ姉さんの話し相手になる事ですしね・・・
まぁ・・・
何か・・・
とりあえず、休憩しよう・・・
うん・・・
休憩だ。
休憩・・・
「ガザニャーじゃなイカ」
「あ、イカの人・・・」
ガザニャーって、なんやねん。
ガザニャーは流石に無いだろ・・・
ニャーって、猫か・・・
僕は。
そういえば、最近、出番と言う言葉を全然、聞いてない気がする。
とりあえず、此処で・・・
僕はティーダ姉さんから、色々と教えてもらってるわけで。
なんだろう・・・
この、珍しいにも程がある組み合わせは。
この組み合わせは・・・
何・・・?
え、と、一応、アルバイトしている訳ですけどね?
ティーダ兄さんのレストランで・・・
いや、あ、今、ティーダ姉さんだった。
どうでも良い話。
ほへぇー・・・
「シンシア!!だから、揺れてるってば!!」
「ぷ、ぷぷい!ぷいにゅ~!」
アリア社長の悲鳴が聞こえる・・・
それよりも、仕事が無いというか、何と言うか。
全部、ティーダ兄さんがやってる・・・
「シンシア!!ストップ!!」
「は、はい・・・亜美お姉さま・・・」
「また、亜美の言う事だけ聞いてるー!」
「え、そ、そんなこと無いよ!?お姉ちゃん・・・!」
「ドウセ、私には姉の威厳なんて無いわよ!!」
「ぷいにゅぅ・・・ぷぷい・・・」
「私の辛さを解ってくれるのはアリア社長だけよぉ・・・」
いや、そういうことを、普通に、僕にいえよ・・・
なんて、思う以前にアレですけどね。
本当に・・・
「クレアは、姉としての威厳を全く感じないじゃなイカ・・・」
イカちゃんも、そう思われてしまうのも無理は無いですね・・・
「そだねー・・・」
「ほへー・・・」
「なんか、今日はだるいゲソ・・・」
「春だからねぇ・・・」
春は関係あるのかどうかは、自分でも解らないけどね・・・
流石に、この時期になると、眠くなる感じで。
「シンシア~!」
「ぷいぷいにゅぅ~!」
とりあえず、もう・・・
アレだね・・・
うん・・・
向こうはピンチだ。
「シンシアは、とんでもない相手に惚れたゲソ・・・」
本当だよねぇ・・・
なんで、よりによって、灯里様なのか・・・
まぁ、惚れるのは解るけど、アリシア様には潜在的な恐怖を感じてしまう訳で・・・
本当によりにも酔って相手が怖い人をですね・・・
本当に・・・
ちょっと、困りますよ・・・
「こら!!シンシア!!言う事聞け!!!」
「クレア!!あんた、姉でしょ・・・!!」
「そうは、いっても!!亜美の言う事しか聞かないんだもん!!」
「仕方ないなぁ・・・!シンシア!!」
「へ、あ!?は、はひ!?」
「ぷいぷい・・・」
アリア社長の呆れる声が厨房まで聞こえてきたのだった・・・
頑張れ・・・
クレアちゃん・・・
| 140cmの33歳児 | 00:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
クレアちゃん、やっぱり威厳がないですね~(汗
そして、ガっくんもひさびさの出番ですね。
まぁ、最近は出番もなかったから、軽くふてくされ気味でしたけど、それもまたよし。
しかし、千切りを延々とするバイトって。ある意味過酷な気がしてなりません。
うん、頑張れ、ガっくん。
今回もごちそうさまでした。
それでは、これからも頑張ってください。応援しています。では、また。
| 魔ぎゅなむ | 2011/04/27 06:20 | URL |