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それは・・・一目惚れ・・・なので。

暇つぶしに書いたマクロスSS
今回のカプは・・・
ランカ・リー
×

2010y12m06d_091307787.jpg
たまゆら×マクロスF
戦闘無し、百合あり。のほほん系
劇場版のネタばれあり。やっぱり、あの人が登場w殆ど中の人ねた。
文章長いから逃げた。
ランカ×楓ちゃん・・・異色の二人のお話。


「あなたを見て、全てが変わった・・・」

「そ、そんな・・・私なんて・・・」

「私なんて・・・そんなこと、言わないで・・・」


だって、貴女に会えた。

たった、一日だけで、私の心は変わってしまったのだから。

「一緒に・・・来てくれるかな・・・?」

「そ、その・・・私でよければ・・・」

「お願い。」

誰かに会ったときよりも、貴女に出会ったときは、もっと、素敵な日にになりました。

再会したとき・・・私は、彼女にそう、告げた。















「竹原市・・・21世紀初期の風景が未だに残る、故郷の街・・・」

「だめですよ。ランカさんは、忙しいんですから。」

「解ってます。」

マネージャーのナナセさんに言われて仕方なく頷いた。

浮かない顔をしていたと思う。

それでも、ちょっと、興味がある。

そんな折、熱気バサラが来ていると聞く。

路上ライブをしては消えていく、熱気バサラ。

私自身も、会ったことがない。

ただ、今日の仕事終わり、ストレス解消に、ふと、マクロスシティの外に出てみると真赤なバルキリーを・・・

写真でしか見たことのない、ライブの映像で使った見覚えのある真赤なバルキリーを私は見つけたのだった。

ファイヤーバルキリー・・・

「新型フォールドブースター・・・?」

ふと、目の前にいた人のバルキリーを見た。

真赤な炎のようなバルキリーを・・・

バジュラと邂逅し、シェリルさんが眠ってアルト君が何処かへ旅立ってから半年が過ぎた。

失恋の痛みは、まだ、残っているようだ。

時折、歌詞が飛ぶしライブに集中できない。

流石に、回りに迷惑をかけすぎて長すぎる休暇を貰おうと思ったけどそうは行かないので、ちょっと、荷物をまとめて、プチ家出の準備。

そして、そんな、私の目の前に現れた一人の男性。

「何・・・?」

「え、えと・・・」

そこにいたのは、まさに、

「熱気バサラ・・・さん?」

聞くまでもなく本人だ。

私の中の何かが、そう訴えていた。

「だから、何?」

「え、えと、実は、探していたり。」

「あぁ・・・」

「もう、旅立つんですか?」

「まぁな。お前の歌も聞けたしな。調子、悪かったようだけどな。ランカ・リー。」

「え、し、知ってるんですか!?わ、私のこと!?」

「あぁ。半年前、銀河が揺れてたからな。それで、気になって、此処に来たら、お前の歌が聞こえた。」

銀河が・・・

「私の歌で!?」

「良い歌だったぜ。」

「そんな、バサラさんだって、TRY AGAINや、ANGEL VOICEを歌ったときに、銀河が揺れて凄かったって・・・」

「へへ。まぁな。」

そこで、

「お前とセッションしたかったんだけど、調子悪そうだから、今度にすることにしたぜ。」

確かに、調子は悪い・・・

でも、今、此処で行ってみたい。

「実は、スランプで・・・」

「・・・」

「その、私も連れてってください!バサラさんの旅に!」

「はぁ、お前・・・何言ってんの・・・?」

「スランプを脱したいんです!だから、旅に!」

「じゃぁ、一人で行けば・・・」

「私じゃ、だめですか・・・?」

「あのなぁ・・・そういうのは・・・」

と、まぁ、バサラさんと、こんなやり取りが3時間ほど続き・・・

「さぁ、行きましょう!」

「おい!お前・・・」

何とかVF-29ファイヤーバルキリーに無理やり乗り込んで・・・

「此処までだからな・・・なんで、俺が、お守りを・・・」

「ありがとうございます。」

ぶつぶつ言いながらギターを持って何処かに行ったけど、チラッと見た時は呆れながらも笑顔に見えた。

バサラさんは、本当は私のこと心配してくれているのかも。

だから、地球に来るまでは実は、歌の話で盛り上がったり。

「解ってるじゃねーか!」

「はい!歌は魂です!」

星間飛行をバサラさんがギターで弾いて、私が歌ったり。

セッションしていたんです♪

お兄ちゃん羨ましがるだろうなー♪

バサラさんと歌っているときは、スランプだなんて感じませんでした。

あのときの、私が嘘だと思えるくらいに。

そして、此処が、竹原市・・・

本当に、資料で見たとおりの場所だー・・・

って、ちょっと、感心してみたり。

「むやぁ。」

「?」

変わった鳴き声のする方向を振り向いたとき、そこには、も、桃色の猫が・・・

って言うか、本当に、猫・・・?

でも、可愛い・・・

「ぽってー!早くー!」

「待ってー!かおちゃん!」

聞こえてくる、女の子の声・・・

そして、一瞬、ポニーテールの女の子が通り過ぎた時、目の前に

「待って!」

「へ?」

あれ、気付けば、めのまえに・・・

「あ、ももねこさま~!」

あ、この、猫、ももねこさまって言うんだ・・・

「って、ぇえ!?」

「ちょっと!?」

「キャッ!?」

お互いに、ももねこさま・・・

と、言う猫に夢中になっていたからなのか、彼女と、ぶつかってしまったわけで。

「大丈夫?ぽって?・・・っていうか・・・」

と、まぁ、

「誰・・・?この人・・・」

これが、私の日常をゆったりと変える、女の子との初めての出会いだったのでした。

「それよりも、この人・・・!」

「え?」

「アイドル!超時空シンデレラ?!」

「え、えぇー!?」

と、とりあえず、アレです。

「むやっ♪」

私とぶつかった、女の子。

写真の大好きな彼女。名前は沢渡楓さん。

何と、私と、同い年の女の子。

ともあれ、

「ぶつかちゃったので、その、お詫び・・・なので。」

「あ、うん。」

顔を紅くして、可愛い感じ・・・

って言うか、緊張しすぎのような感じ。

「へー・・・アイドルにも、色々と・・・」

とりあえず、私がここに来た理由などを、色々と語ってみたり。

まぁ、一部は伏せてだけど。

失恋とかは、流石に。

マスコミが煩いとか、連日の疲れでもう、動けないのに、働かされたとか、そんな感じの話を。

まぁ、それは事実だったし、バジュラの戦いから私を思い切り、いたわった後に、殆ど、道具のように扱われたりと。

前以上に大忙しな生活に、少し疲れていたし、おかげで歌詞は飛ぶし何て言うかライブも失敗ばかり。

そんな、自分じゃ、ダメであることも解っていたし今の自分をなんとかするための勝手に立てた、小旅行。

いや、プチ家出・・・

かっこよく言ってみた。

少し、甘えもありながらも、偶然、雑誌で見た、この町に着てみたいと思ってしまったり。

「っていうか、住居とか・・・」

「は・・・」

全く、考えてなかった・・・

「えぇー・・・意外と、天然・・・ぽってと、同じくらい?」

「はう・・・」

「はぁ・・・」

とにかく、考えてなかった。

バサラさんとか、どうするんだろ?

いや、でも、その前に、アイドルやってて、良かった瞬間でもあるかも・・・

こうして、ランカ・リーと言うアイドルとしてデビューして・・・

こうなって。

何とか、

「暫く・・・泊めてくれますでしょうか?」

「えぇー・・・流石に、どうする?ぽって・・・これは・・・」

「うぅん・・・」

前に、日本と言う、この国で田舎に泊まろうという番組があったはず!

それによれば、芸能人やアイドルは、無償で泊めてくれると!

泊めて、帰るとき、一宿一飯の恩義をすれば良いと!

と、まぁ、そんな感じで・・・

とりあえず、

「あ、私、沢渡楓と、申します。」

「私、塙かおるです。」

「改めて・・・ランカ・リーです。」

と、奇妙な感じに、出会ったのです。

「のりえ達、先に行ってるからさー」

「そうだった。」

「何か、していたの?」

「写真を、撮影していたので。」

「写真・・・?」

良く見れば、前時代的なカメラを持ってる。

どうして、新しいのを使わないんだろ・・・?

雑談をしながら、歩いていたら、あら、不思議。

気付けば、そこは

「不思議って。」

「此処は、お母さん達が経営している喫茶店なので。」

「ぽっての実家~」

「ぽって・・・?」

「あぁ、私のあだなですよー」

何で、ぽって・・・?

まぁ、良いや。

「まだ、忘れた訳じゃないんだぜ。あの時の・・・」

楓ちゃんの実家~、流れてくる綺麗な声・・・

誘われるがままに彼女達と一緒にいたとき、やはりと言うか、なんと言うか。

凄い、人だかりで・・・

「って、凄い・・・」

「ぽって、今日、なんか、セールとか・・・」

「お母さんには、そういうこと、聞いてないので。」

「って、あれ?ランカさんは?」

「さっきまで、そこにいたと・・・」

ランカさんは、此処ですよー・・・

密かに、この、人ごみの中に入りながら、その奥へと入り込んでますよー

人の垣根を越えて、逝けば・・・

逝くじゃない。

行くだ・・・

そこには・・・

やっぱり、

「バサラさん!」

「よぉ。」

やっぱりと言うか、なんと言うか、バサラさんがギターを弾きながら歌っていました。

やっぱり、Fire Bomberの熱気バサラなんだなと、思うほどに、凄い人気・・・

多分、世代じゃなくても、ひきつけられるものがあるんだなって、ちょっと、羨ましくなってしまったりと。

「凄いですね・・・こんなに、惹きつけて・・・」

歌を聴いてくれて、何処か満足っぽい?

「あ、ランカさん・・・いた・・・!」

なんだか、幸せそうな顔をしてる。

バサラさんの歌に、皆、聞きほれてるんだ・・・

「楓。こちら、熱気バサラさん。」

「あ、お母さん。」

「今日から、暫く、泊まってもらうから。」

「うん。解った・・・って、ぇえ!?」

「俺じゃねーよ。そっちのだ。」

「あ、そうでしたね。」

あ、なんだ。

私のことか。

って、えェ!?

「私?!」

「あぁ。」

「バサラさんは!?」

「バルキリーの中で寝る。」

いや、そんな、あんなに居住制とか悪すぎるのに・・・

「え、でも・・・ご飯とかは?」

「あ、考えてなかった・・・」

「って・・・えェ・・・」

とりあえず、こんな感じで、私や、楓ちゃんの説得もあり、流石にバルキリーの中でずっと、すごすのはアレとのことで、此処で、過ごすことになりました。

私とバサラさんが、沢渡家に。

まぁ、バサラさんは最後まで強情でしたが・・・

以前に、読んだ、ミレーヌ・ジーナスの記事通りだなーっと、ちょっと、実感。

でも、お兄ちゃんのビデオで見せられた、かっこいいだけのバサラさんばかりじゃないから、ちょっと、新鮮に思ったり。

ついでに、意外と天然・・・?

「ぽっての家に、バサラと現役歌姫が泊まるなんて、それは・・・」

「ぴー・・・」

「ざっくり、私も驚き。って、感じ?」

まぁ、私自身も結構、驚いている感じで。

しかし、まぁ、でも、

「良い宣伝にはなるかも。」

「すでに、一宿一飯の恩義は済ませているかのごとく。」

「へ?」

気付けば、さっき以上に、女子高生や色んな職種の方々が・・・

「楓ちゃん!ランカ・リーだ!」

「そうね。紗良。」

「おぉー・・・今、話題のグラビアアイドルの北嶋紗良まで来ているとは・・・」

「恐るべし、超時空シンデレラと、熱気バサラ・・・」

地球のグラビアアイドルまで・・・

「なんか、皆、幸せそう・・・写真撮って、良いかな?」

「写真?その、カメラで・・・?」

っていうか、未だに使えることに、驚きだ・・・

職業柄、ポーズとか決めてしまったけど、バサラさんは相変わらず、ギター弾きながら、歌って、お客さんは、その生歌をBGMにしてすごしていると言う、贅沢しようの中、私は楓ちゃんに、写真を撮ってもらったり。

ちょっと、ミスしたところで、バサラさんと一緒に写真の中に引き込まれたりと。

「しかし、ここが、これほど繁盛するのも初めてじゃないかい?のりえさんや。」

「うぅん・・・これは、確かに、凄いかも。」

今までには、なかったことのようです。

これ・・・

「楓、こっち、てつだってー?」

「はーい!」

流石に、これは、本当に忙しいですね・・・

うん・・・

まぁ、なんだろう。

ともあれ、流石に、この後、私も手伝うことにしました。

流石に、これだけのお客さんを処理するのは大変でした・・・

はぁ・・・

これは、大変。

正直、結構、辛かったかも・・・

それに、また、

「おいしー♪」

ご飯は、美味しかったり。

「中々じゃねーか!」

バサラさんが、褒めてた。

あんまり、食べてない?

そして、部屋割りで、楓ちゃんと一緒になったりと。

「ランカさんの、お布団は、こっちなので。」

「ね、楓ちゃん。」

「へ?」

「一緒に寝て良いかな?」

「え、えぇ!?」

やばい・・・

付き合ってて、思ったけど、楓ちゃん、反応が一々可愛い・・・

そして、何処か、その反応がうれしそうにしたら本当に嬉しそうに笑ってくれる彼女が何処か私の中で何故か、癒しになっていた。

とりあえず、泊まる時は、女の子同士で、一緒に寝るもの!

と、それっぽい、言い訳をしながら私は楓ちゃんの布団の中に入った。

それに、寝る前の女の子同士のお話は、やっぱり、同じ布団の中で。

と、言うことで。

その晩は眠れなくなるほど、気付けば、時計の針が2時を回るまで楓ちゃんと話し込んだのでした。

「おはよう・・・・・・ございます。」

やっぱり、と言うか、なんと言うかで・・・

気付けば、時計の針が9時を回っていたり・・・

「おう。」

「バサラさん・・・・・・?」

気付けば、ギター持って、何処かに消えて行ってるし・・・

「バサラさん、今日は、この街を回るそうなので。」

「って、楓ちゃん、早い・・・」

「ランカさんと一緒にいる、今日が、楽しみだから。」

私と一緒にいる、今日が楽しみって・・・

ふ、楓ちゃん・・・?

ちょっと、胸が・・・

苦しいような・・・

って、それよりも、

「楓ちゃん。」

「へ?」

なんか、本当に、一々、仕草が、可愛いな・・・

「同い年だから、「さん」付けは、ちょっと。」

「え、え、と、じゃぁ、何て、呼べば?」

「さんづけ以外なら。後、敬語も禁止。」

「えー・・・!でも・・・」

「だって、私は、今はアイドルじゃない、一人の女の子としての、ランカ・リーだもん。だから、ね?」

「う、うん。解った。」

頬を紅く染めて、上目遣いでゆっくり話す彼女の仕草がとても、可愛く見えた。

本当に、可愛いな・・・

楓ちゃん。

朝御飯を食べて、その後は、皆でお食事とか、まぁ、そういうことを・・・

して、

「祝!竹原市においでませ!ランカ・リー!」

と、言うことで・・・

昨日のメンバーである、かおるちゃんも、そして、のりえちゃんや、麻音ちゃんという、新しい、楓ちゃんの友達も一緒に、竹原市を回り、色々と、見て回ったり、楓ちゃんの、オススメスポットとか、色々と見て回りました。

ベストな写真ポイントとか。

竹原市の魅力をそのまま。

感じることが出来た・・・

そのまま、竹原市と一つになるように・・・

そんな、感覚をおぼえていた。

体が、一つ一つ、竹原市の魅力には染まってきている。

そして、可愛く、必死にアクションを取りながら、説明する楓ちゃんが、凄い、可愛く見えた。

そんな、彼女に対して、私は優しく頷いたり、返事をしたり、当たり前の行動だけど、そうするだけで、彼女は笑顔になった。

なんだか、それが、凄い嬉しい。

そして、可愛い。

こう、不自然じゃない笑顔を見るのは、間近で見るのは、初めてな気がする。

それが、楓ちゃん・・・

純粋に、一緒にいて、本当に、心から楽しいって思わせてくれる。

純粋に、普通のカメラマンよりも、彼女に写真を撮ってもらうことが、凄い、嬉しかったり。

全てを、忘れそうになった。

全てが・・・

私の中にあった、何か、もやもやしてた感じのものになって、そして、消えていくような感覚。

それだけ、この街が素敵なのか・・・

それとも、彼女が素敵なのか・・・

何もかもが、楽しかった。

「生まれた夢に 真っ白な羽根 生えたら どこまで遠く 飛んでゆけるかな・・・♪」

「ランカちゃんの新曲・・・?」

「うぅん・・・此処に着てから、何か、ふと、頭の中に思い浮かんだ。」と

、此処に着てから、創作意欲が湧いて、自分なりの歌詞をメモして、作曲っぽいこと・・・

は、まだ、出来ないけど、それっぽい感覚を思い出して、録音してみたり。

楓ちゃんとの、思い出を歌詞にしたり。

二人だけで話した、内緒の話。

彼女といることで、私は充実していた。

そんな、楓ちゃんも、私に乗ってみたり。

「ランカちゃん、撮るよー?」

彼女に、何枚、この、数日にとって貰っただろう。

「ラ、ランカちゃ、ちゃん・・・!?」

ちょっと、彼女に名前を呼んでもらうと、効果が・・・

どんどん、惹かれている感じがする・・・

やっぱり、可愛い。

そんな感じがします。

彼女に関しては。

妹?

友達?

それ以上でありたい感覚?

なんだろう・・・

これ・・・

「あれ、とっても、オススメなので。」

「そうなんだ。」

勇気出して、ちょっと、照れる仕草が、正直、可愛いと思ってしまう。

既に、この街を歩いて、一週間経って、それでも、この、素敵な街に飽きない。

「良い感じじゃねーか。」

と、歌いながら、返ったら、バサラさんが既に、私の歌に音符をつけてくれたりと。

「楓ちゃん♪」

「ラ、ランカちゃん!?」

この、じゃれあってるだけの感覚が好き。

ずっと、こうして切る感覚が・・・

いつしか、彼女がいなければ・・・

何か、自分が駄目になるような、そんな感じだった。

いや、ダメというより、彼女がいなければ充実しない日々だった。

彼女がいなければ自分で曲を作れなかったし、彼女の側で曲を作るのが楽しい。

そして彼女も私の歌に乗って・・・

一緒に歌ってくれたり・・・

その、譜面に私が、歌詞を書き込んで、楓ちゃん達の前で、歌ってみたりと。

バサラさんの、ギターと、私の歌で・・・

なんていう、豪華な。

いつの間にか、お客さんが着たりと。

ここに来て、竹原市に来て、初めて自分で作った歌は概ね、満足な出来。

「うわぁ・・・♪」

「ありがとう。楓ちゃん。」

「よろこんで、いただけて、何よりなので。」

にこっと、笑うしぐさに、心くすぐられる。

たぶん、それは、この子が、良い子過ぎちゃうからだっと思う。

純粋すぎて、どこか、可愛い子。

そんな、彼女に惹かれてしまうのは、当然なわけで。

「ランカちゃん、撮るよー!」

「おねがーい♪」

彼女のお父さんの思い出の場所に連れて行ってくれたり、そう言う、素直な感情を私にぶつけてきてくれる、この子は可愛い。

散歩しながら、私が歌ったり、偶然、出会った、バサラさんがギター弾いたり。

「そう言えば、この歌のタイトルって、何?」

「うぅん・・・ナイショ。ナイショの話。」

「うわぁ、何か、素敵だ~」

ふふ・・・

楓ちゃん、可愛い。

「そうかな?」

かおるちゃんは、ちょっと、きつい。

いつも一緒で、なのに、一緒にいる時間が凄く短く感じてしまう。

気付けば、側に彼女がいる生活が当たり前になってたし。

一緒にお風呂に入ったりとか、一緒のお布団で寝たりとか。

お互いが、凄い、楽しい時間を共有していてそれが心地よかった。

彼女を・・・

楓ちゃんを愛していたのかもしれない・・・

心の底から。。。

好きになってたんだ。

いつの間にか。

一目ぼれと同じような感じで。

だから、数週間経って・・・

「なんだか、二人とも、お暑いですな~」

「へ!?」

「うーん・・・熱中症にかかりそう。」

「そ、そんなこと・・・無いので・・・!」

「そうだよ~女の子同士なんだから。」

「女の子同士は、恋愛しちゃ行けないの?」

「「へ・・・!?」」

ちょ、ちょっと、

「ま、ま、ま、麻音ちゃん?!」

「そんな、え、でも、なんか!それより、知り合って、まだ、一ヶ月だし・・・!」

「そうだよ!」

恋愛にしても、突拍子過ぎて、ちょっと・・・

「日数とか、関係あるのかな?」

「なんか、ランカが一緒にいてから、ぽっての顔も前以上に豊かになってるし。」

「そ、そんなこと、ないので!だって、ランカちゃんだよ?アイドルが一緒になると・・・」

そうそう・・・

それが、一般人てきな感じで。

「恋人つなぎまで、してるのに?」

「「えぇ!?」」

「てっきり、ナイショの話だって、ランカが、ぽっての為に作った歌だと・・・」

「えぇぇぇ!?」

かおちゃん!?

ちょっと、何を?!

手を上げてみたら、本当に・・・

「ご、ごごごご、ごめんね!?」

「い、いえ、こっちこそ、なので!」

はぁ・・・

なんていうか・・・

ビックリした・・・

とりあえず、まぁ、その時から、変に意識してしまったり・・・

お互いに・・・

あの、三人が、余計なこと、言うから・・・

しかも、あの歌、私、自然と、楓ちゃんへの歌にしてたの・・・!?

「ね、ね?楓ちゃん・・・」

「そう・・・なのかな・・・?」

やっぱり、可愛い・・・

カメラで、口元を押さえる仕草が、凄い、可愛く見えてしまった・・・

そして、そんな、彼女を余計に意識してしまう。

彼女の中に、嘘は無い。

さっきまで、本当に、楽しませてくれていた。

竹原市の風情のある街を楓ちゃんと歩くだけで、何か、いきなりすぎるけど、熱いものがあったり、なかったり・・・

「私、ランカちゃんのこと、好き・・・なので。」

「私も、だよ?」

なんだろう・・・

この、ぎこちない感じ・・・

アルト君とは違う、彼女の中にある、ひき込まれるもの。

夜遅く、家に帰ったけど、とにかく、彼女を意識してしまう。

貴方は、どうなの?

楓ちゃん・・・?

貴方の答えは・・・

だから、探りを入れてみたくなる。

出会って、ほんの少しだけど、彼女のお陰で楽になれた部分だってあるし。

直接、聞いてみようかな・・・?

「ラ、ランカちゃんは、私のこと・・・」

「楓ちゃんは私のこと・・・」

どう、見てるんだろう・・・?

やっぱり、

「アイドルとしての・・・」

「うぅん・・・」

「私は・・・」

「私は、女の子としてのランカちゃんが好き。」

楓ちゃん・・・!?

告白・・・!?

愛の告白!?

ちょっと、待って!?

「私は、ランカちゃんのこと・・・好きなので・・・」

「ご、誤解・・・」

「でも、ランかちゃんなら・・・私、悪く無いって思ってるので・・・」

分かり合うというより、一目惚れ・・・?

ふ、楓ちゃんなら・・・

良いって、思う・・・

実際、あの、交わりの中で惹かれるのも・・・

それに、彼女も、嫌ってない・・・

だから・・・

こうして、同じ布団の中で・・・

いつ、この思いが恋心になったかはわからないけど・・・

私は、彼女が好き。

あの人のことを忘れてしまうくらい、彼女が好き。

お互いに気付けば好きになってた・・・

切欠はわからないけど・・・

気付けば・・・

お互いが好きだった。

友情か愛情かわからないほどに。

ただ、これが、心地良い。

これが、お互いに充実したものであれば友情も愛情も超えた何かになっているのかもしれない。

彼女と一緒にいることだけが気持ちイ。

本当に・・・

彼女といるだけで、彼女といるだけで・・・

どうしてだろう。

どうして、この子といると・・・

「あの人のこと・・・忘れられるんだろう・・・」

ふと、彼女の頬に触れ唇を寄せて・・・

彼女も受け入れる準備をしていたかのように目を閉じ、私はその唇を奪った。

そして、すぐに・・・

唇を離していた。

何をしたのか・・・

何をしているのか・・・

本当に・・・

「ラ、ランカちゃんなら・・・とっても、嬉しいなって・・・」

「ふ、楓ちゃん・・・」

顔を隠しながら、ひっそりと言う彼女が可愛かった。

一応は、そういう関係になったのだろうか。

それでも、彼女とこの関係は続く。

ずっと一緒で、一緒にいて、体を重ねて・・・

掛け替え無い存在になって・・・

そんな感じになっていけばいいなって・・・

あなたは、あなたはどう、思ってるの・・・?

「楓・・・」

呼んでも振り向かない彼女を私はそっと抱きしめる。

「楓・・・」

もう一度名前を呼ぶと、彼女は体をビクンと、震わせた。

このまま彼女を貰っても良いのかな。

そう思う。

罪悪感。

でも彼女が好き。

誰よりも。誰よりも。

愛してる。

って、言ってもいい・・・

「冗談じゃないよ・・・?私の思いは・・・」

「うん・・・」

それから・・・

ただ、ちょっと、ぎくしゃくした時間は・・・

続かなかった・・・

そっと、後から、楓ちゃんを抱きしめながら・・・

何れ終わるかもしれないこの時間を私達は・・・

その中に・・・

ゆっくり体を休めていった・・・

時間が経てば、何時までも此処にいるわけにはいかなくなる。

バサラさんは気づけばいなかった。
















その、数日後、私はフロンティアに戻ることにした。

流石にこれ以上仕事をサボるのはやばかったし・・・

案の定というか、なんと言うか。

やっぱり、怒られたわけで。

ただ、その後、発表した私の創った新曲・・・

「ナイショの歌」

で何とか帳消しに。

まぁ、それと同時にキスまでしたけど・・・

彼女とどこかぎくしゃくした関係の居心地の悪さというのも私の中にあった。

ただ、それでも・・・

社交辞令として・・・・

「また・・・戻ってくるから・・・」

「うん・・・待っているので・・・」

友達以上恋人未満・・・

そんな感じの関係。

かと、思ってた。

一度キスしただけで・・・

その後は・・・

何も無かったので・・・

ただ・・・

「その・・・ね!また、来た時・・・私を・・・攫って欲しいので・・・!」

彼女からの告白だったような気がする。

それは・・・

私の中に染み込んで・・・

帰るのを躊躇わせた。

それでも、チケットとかその他もろもろの関係で・・・

やっぱり、帰ることにした。

この後の仕事は全て順調・・・

今でも、楓とは連絡をしているし・・・

と、いえば・・・

嘘になるかも。

ただ、定期的に・・・

年に2回だけ。

2年経った今でも。彼女が私を今でもどう思っているのかは解らない・・・

毎日連絡を取り合えば、会いたくなる。

離れれば彼女分が足りなくなってくるとやっぱり会いたい。

会って一緒に寝て、キスして・・・

もっと、交わりたいって・・・

その手の連絡は取っていないだけで。

聞けば・・・ち

ょっと、恥ずかしい。

ただ、あれ・・・

彼女のためにまた、歌を作ったりと。

今日、また・・・

発表したり。

「全く連絡くれなかったので・・・」

「あの時の答えを・・・聞きに来るためにわざわざ、此処まで来たんだから。」

「ぽってたんを送り出すためにね~」

「何故か・・・私達も此処にきちゃったけど・・・」

一家・・・?

いや・・・

全員で・・・

ま、まさか・・・

「ランカちゃんが攫いに来てくれないので・・・私が逆に来ちゃった・・・」

「じゃぁ・・・後は、二人でごゆっくり。かおちゃん。」

「お、お姉ちゃん・・・!」

「じゃぁねぇ!ぽってたん!」

「ぴー♪」

さよみさん、きてたんだ・・・

楓ちゃん以外が出て行ったとき、私は彼女を抱きしめた。

「楓ちゃん・・・ずいぶん、変わって・・・」

あれ・・・?

「ない・・・」

「はぅぅ・・・」

「ごめんごめん。でも、楓・・・会いにきてくれたんだ・・・」

「うん・・・ランカちゃんにあいたかった・・・」

「私も・・・でも・・・会うと・・・私・・・」

「いいよ?私・・・ランカちゃんなら・・・」

「それで良いの?女の子同士でも・・・」

「いいよ・・・ランカちゃんしか好きになれないので・・・」

楓ちゃんはぎゅっと私を抱きしめた。

返事の代わりに楓の唇にそっと、キスをして。。。

彼女の前で彼女のために作った歌・・・

メロディを私は歌った。

私達は・・・

こうして結ばれた・・・

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