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灯里先輩の誕生日です!でっかい、おめでとうございます!

ARIA レギュラー
そんな感じで、今日は、このお方の誕生日ですね。
水無灯里、BIRTH DAY!!!!
aria
何故、アリスの画像があるか・・・それはですね。アレですよ。
誕生日記念SSの視点が、アリスだからですよ。
何で、アリスなのか・・・それは、もう、まぁ・・・うん。
色々とですねー・・・見ていれば、解るかもしれません。
まぁ、読みたきゃ、下記を参照的な感で・・・うん。
とりあえず、百合です。百合百合してます。
最終的には、ありえないはずのものまで、でてきますね。
まぁ、そんな感じで・・・アニメを見直して、この二人が良いなーって、思ったり、思わなかったり。でも、思ったりと、そんな感じの話。
ただ、珍しく、社長が出ない。
社長は、今回は、ちょっと、お休みです。許してくださいね。
んな、感じで・・・灯里はですね。
やっぱり、アレです・・・私より、アリスやアイちゃんにしか幸せに出来ないよね。
と、思った。
最終話に灯里がどうなったかを妄想するのは私の自由ですからね。
はい。とりあえず、内容は百合ですよ?百合です
百合百合~
女の子同士だって、問題ないです。
だって、本当に好きって思いに嘘も本当もありませんから。
presidentaria33.jpg
それでは、下記よりお読み下さい。


「女の子同士でもいいんじゃないかな?」

昔から、灯里先輩のことが好きでした。

切欠は、ほんの些細なことだった気がする。

ただ、気付いたら、私の中で特別な感情を持ったあの人が私の中にいた。

好きと言う感情が、純粋に愛という・・・

LIKEからLOVEに変わった瞬間。

灯里先輩に、自分の事を友達に置き換えて言って見た。

「アリスちゃん・・・どうして欲しいの?」

「お、応援したいです・・・」

「私も、そうしたいかなー」

「灯里先輩は・・・」

「ん?」

「灯里先輩は、女の人に告白されたら・・・どうしますか?」

「うぅん・・・どうだろ・・・」

「でも・・・好きな人には・・・ちゃんと・・・」

「ちゃんと・・・!?」

「内緒。」

そう、いつもの笑顔で、はぐらかされて、その場で流れた。














「っ・・・!」

目覚め・・・

今日も、また、あの時の灯里先輩の夢を見た。

灯里先輩の夢を見ることが多くなったのは、灯里先輩の誕生日が近いからかもしれないけど、それよりも、今日は、もう、灯里先輩の誕生日だった。

プリマになって中学を卒業して、藍華先輩と灯里先輩もプリマになって・・・それから、何年か過ぎて・・・

私は、少し、少しだけ、大人になった気がします。

どうして、灯里先輩の夢ばかり見てしまうんだろう・・・

灯里先輩・・・

今までと同じように、確かに、憧れているけど・・・

でも、何か、何かに対する思いを否定すると、

「痛い・・・」

胸の奥が、チクって、刺されたように痛くなってしまう。

認めたら、この奥にある感情を認めたら・・・

言うのが怖くなった。

今は、そのことを忘れよう。

そう、心に決めて、今日の仕事に入った。

会ったら、出会ったら、おめでとうって言おう。

それと同時に、懐かしい人に出会った。

久しぶりに藍華先輩に出会った。

やっぱり、でっかい、どきどきしません。

灯里先輩だけみたいです・・・

そして、目の前にいる灯里先輩を見るだけで、やっぱり・・・

嬉しいって言う感情が、全身を電流が駆け巡るように・・・

「ありがとうございました。」

灯里先輩のしぐさの一つ一つに、見とれて・・・

視線をずらすことすら、瞬きすら忘れて、食い入るように、灯里先輩を見てしまう。

「ねー・・・」

「なんですか・・・?」

唐突に、藍華先輩に声をかけられた。

こっちは、灯里先輩を見ていたのに、何か・・・

嫌だ。

邪魔された気がして、どこか、不愉快な感覚だった。

どうして、そう、思ったのかは・・・灯里先輩が好きだから・・・

報われないけど。

「後輩ちゃんってさー・・・」

突然、藍華先輩に言われたこと・・・

正直、でっかい焦った。

だから、ばれないように、必死に否定する。

最初は否定してばかり。

否定したかった。

今以上の関係を望むと壊れてしまいそうな、気がしたから。

でも、否定すると、やっぱり、でっかい胸が痛いです・・・

「なんですか?藍華先輩。」

あの人のことを・・・

「灯里のこと好きよね。」

あの人との関係を友人のままで終わらせてしまいそうだったから・・・

「でっかい、当たり前です。」

だけど、それって、受け入れないといけないことだと勝手に自分に言い聞かせてた。

「男の子を見るような目で灯里を見てるわよね。」

でも否定するたびに、心の中が抉られていくような、苦痛に襲われているみたいで・・・

「なっ・・・で、でっかい、意味不明です!」

「じゃぁ、嫌いなの?」

「そんなわけ、ありません・・・好きです・・・」

確かに、灯里先輩はでっかい・・・

好きです。

でも、そんな、男の子を見るような目で、そんな目で灯里先輩を見たこと・・・

「でっかい、ないはずです!」

嘘・・・

本当は、そういう目で私は灯里先輩を見てる。

灯里先輩・・・

私の大好きな灯里先輩。

でも、口で、否定する言葉を言えば言うほど、否定すればするほど、辛くて、涙が出てしまうほどに、否定することが、でっかい辛い・・・

です。

それに、灯里先輩は・・・

灯里先輩は、私のこと・・・

私のこと・・・

興味なんて・・・

言えば、言えば、認めてしまいそうで、心のどこかで、それを言うことをためらっている自分がいる。

私自身、そんなことは言いたくなかった。

頭の中で整理できていない、自分の感情。

灯里先輩のことを考えると、いつもこうだ。

灯里先輩のことを考えると、押さえが利かなくなって、勝手に泣いて、勝手に怒って、八つ当たりしてしまう・・・

女の子同士と言う壁が邪魔するから・・・

「ありがとう。水無さん。」

灯里先輩の唇とか灯里先輩に抱きつけられるより、もっと、それ以上のことしたいって、でっかい、馬鹿なこと考えている自分が、嫌・・・

「いえ。また、お待ちしております。姫宮様。来栖川様。」

灯里先輩が、自分達のお客様に頭を下げた。

その仕草はとても、可愛らしくあって、大人な感じがした。

顔が赤くなる。

その、可愛さに。

その、可愛さの中にある大人っぽさに。

「姫子、行きましょう。」

「うん。千歌音ちゃん。」

「ん・・・ひめ・・・」

「かわいい・・・」

お客様同士が、女の子同士なのに、キスしてる。

ちょっと、その光景に驚きながらも、その二人の様子をまじまじと見ていた。

そして、重ね合わせてしまう・・・

私と、灯里先輩を。

長いキスをした後、お客様二人は帰って行った。

恥ずかしくて、顔が熱くなって、何かが流れてくる。

熱い・・・

ふと、唇に指を当てると、何かを求めているような気がした。

求めてるのは、灯里先輩の・・・

唇・・・?

何、考えてるんだろ・・・

おかしくなってる・・・

灯里先輩を心のそこから、求めてる・・・

灯里先輩が欲しい。

「ご、ごめんね!?からかうつもりじゃなかったら。元気出して?後輩ちゃん。」

藍華先輩の言葉で平常に戻る。

それでも、灯里先輩の顔を見たとき、やっぱり、灯里先輩が欲しくなった。

灯里先輩・・・

「元気は出してます・・・」

「でも・・・ほうっておくと、奪っちゃうよ・・・?」

そして、真に受ける私がいる。

灯里先輩を取られたくない・・・

体が、急にマラソンした後のような熱さに駆られてしまった。

冗談でも、体に悪い。

「へ・・・?藍華先輩・・・?」

今の、この人の冗談はでっかい、苦手です。

少し、藍華先輩の前で不貞腐れて見ました。

「あれ・・・?アリスちゃんに藍華ちゃん・・・?」

ふと、大好きな声が私の中に入ってくる。

求めているその人の声が、私の全身を駆け巡った。

もっと、もっと、その声が聞きたくなる。

灯里先輩の、その、私の大好きな声が。

藍華先輩の慰めの言葉が私の中に入ってこない。

五感は全て、より、目の前にいる人、水無灯里先輩に見つめられてる。

灯里先輩と目が合った。

灯里先輩の前だと、私は、壊れてしまいそうだ・・・

灯里先輩の前だと、いつもと違う、いやらしいアリス・キャロルが・・・

目覚めそうになる。

「っ・・・」

何も言わずに、藍華先輩から離れようとしたけど、足が動かなくなってる。

うぅん。

動かさないだけ。

私が彼女の視界から離れ動くことを望んでいないだけ。

でも、これじゃ、でっかい、蛇に睨まれた、蛙です・・・

このままでは・・・それでも、自分の本能は求めいる。

灯里先輩を。

「どうしたの?アリスちゃん。」

「へっ!?」

大人びた、灯里先輩・・・

見るだけで、でっかい、引き込まれてしまいます・・・

灯里先輩が、私を見てるだけで・・・

笑顔で迫ってくるだけで・・・

胸の奥が締め付けられる。

うれしいけど、辛い、複雑な感情。

灯里先輩に声をかけられて、嬉しくなってるんだ。

私・・・

灯里先輩・・・

綺麗・・・

目の前にいるこの人を奪いたい・・・

この人を好きだと言っている人から・・・

この人に片思いしてる人から・・・

灯里先輩を・・・

灯里先輩を・・・

「灯里先輩の笑顔を・・・独占したい・・・・・・」

やだ・・・

何、言ってるんだろ・・・

「へ?アリスちゃん?」

「あ・・・」

欲しい・・・

「そ、その・・・」

「え、と・・・」

どうしよう・・・

やっぱり、驚いてるよね・・・

灯里先輩。

「私・・・」

やっぱり、私、変なんだ。

灯里先輩が、とても、困ってる。

そうだよね。

女の子同士なんて、やっぱり、でっかい、ありえないです。

でも・・・

諦めたくない・・・

無理だなんて・・・

「いえ、でっかい、何でもありませんので!」

女の子同士でも、やっぱり、私が一番好きなのは、灯里先輩。

でも、彼女にその気が無い事くらい、解ってるから・・・

「私が灯里先輩のこと隙って言ったら・・・」

私の心が灯里先輩の中に無い事くらい・・・

「灯里先輩、私のこと・・・やっぱり、気持ち悪がるかもしれないし・・・」

灯里先輩はやっぱり、いつもの表情で私を見ているし、灯里先輩の中に私はいない・・・

本人にいえないくらい、私は、怖がってる。

そして、言えば、あの表情を壊してしまうかもしれない。

私が、灯里先輩を壊してしまう。

嫌だ・・・

「そうなるの・・・嫌・・・」

臆病な私の目から涙が溢れ出てくる。

馬鹿みたい・・・

勝手な解釈だって事くらいわかってる。

まだ、告白してないのに。

自分で、認めてしまった。

灯里先輩は、私のことが好きじゃないって。

だから、今は、灯里先輩を見るのが少し、怖い。

でも、言えば、この関係だって壊れるから、一回逃げれば、友達の関係に戻れる。

やっぱり、好き。

女の子同士でも好きだけど、それでも、性別と言う壁が私を邪魔する。

だから。。。

逃げよう。

回れ右を一歩を踏み出そうとした時でした。

「待って・・・」

優しい言葉と、温もりが私を抱きしめた。

逃れようの無い、求めていた感覚に、そのままつかまれて、顔が真赤になってしまった。

「待って・・・!アリスちゃん!」

「は、はなしてください・・・」

「どうして?アリスちゃんが、こんなに泣いてたら・・・心配になっちゃうよ?」

「だって、私のこと・・・」

灯里先輩の中に私は・・・

「まだ、何も言ってないよ?」

「へ・・・・・・?」

「私、アリスちゃんのこと、好きだよ?」

「わ、私だって、灯里先輩のこと、好きです・・・でも・・・」

突然、何を言い出すんだろ・・・

灯里先輩・・・

でも、好きだって言ってくれたのは嬉しかった。

でも、違う。

「アリスちゃんの好きは私を愛してくれてるって、こと?」

「っっっ・・・!どうして・・・」

「どうしてだろうね?私も、アリスちゃんのこと、好きだからかな?アリスちゃんと同じ意味だよ?」

へ・・・?

同じ・・・好き?

でも・・・

「女の子で・・・」

「どうして?女の子だからって、関係ないよ。私は、アリスちゃんのこと、大好きだもん。」

「私・・・私・・・」

その言葉が私の全てを満たしてくれているような気がした。

そのまま、次に出すべき言葉を出さずに、歓喜の涙を灯里先輩の胸の中で流した。

大好きで、一生、一緒にいるって決めた・・・

この人の胸の中で。

「女の子同士だからって、関係ないよ?今、こうして好きだって言う、思いは本物だもん。」

「灯里・・・」

「アリスちゃんの告白が・・・私の最高の誕生日プレゼントだよ?」

「は、恥ずかしい台詞、でっかい、禁止です・・・でも、今日は、許します・・・」

「うん・・・」

「あ、灯里先輩・・・?」

「んー?」

「誕生日、でっかい、おめでとうございます・・・」

「ありがと。アリス・・・愛してる・・・」

そっと、囁いた灯里先輩の言葉は誰よりも甘くて蕩けるような言葉でした。

「私がいること、忘れてるわよね・・・?」

「藍華先輩・・・でっかい、KYです。」

「ぬなっ!?」

でも、それ以上に灯里の温もりはでっかい素敵でした・・・














その後は、灯里先輩と恋人同士に。

「おー、モミ子ー。暇だから俺と・・・」

「暁さん、申し訳ありません。灯里は、これから、私とデートですので。」

「そう言う事なんです。すいません。暁さん。」














「って言う、ことが、昔、私とママの間にあったんだよ。」「あ、灯里!暴露はでっかい、禁止です!」

「えー、だってー・・・愛菜の前では話したいなーって。」

そして、十年経って、私と灯里先輩は結婚させてもらいました。

何気に、子供が一人生まれたりと・・・

今は、でっかい幸せです。

「灯里・・・!」

「ほへ?ん・・・」

子供だからといって、私と灯里が付き合う切欠になった話をする悪い子には、キスでお仕置きだから・・・

それと、

「ハッピーバースデー?灯里・・・」

「ありがと・・・アリス・・・」

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