2007.12.07 Fri
DANCOUGA
はい。
今回、WIKIを使ったあれは、OVA版+劇場版のダンクーガでございます。ノヴァをやるかどうかは不明・・・
初代に比べてパワー不足だからなぁ・・・
主題歌はJAMじゃないしね。
この、ダンクーガは結構好きな章だね。
ディラドとかね。
それに、ムゲとの最終決戦も描かれてるからね。
今回は、獣戦機の復習から入って・・・ね?
行きたいと思います。
獣戦機
葉月博士が設計した4機の超兵器。それぞれの機体がノーマルモード(通常兵器型)・アグレッシブモード(獣型、ビーストモードとも呼ばれる)・ヒューマノイドモード(人間型)の三つの形態を持ち、さらに合体してダンクーガになる。操縦者の精神エネルギーに感応することで通常兵器をはるかに超える戦力となるが、その反面、操縦者への負担が大きいため、並外れた精神力の持ち主でなければ使いこなせない。忍たちでさえ、合体が可能になるまでには数ヶ月を要している。
なお、ヘルメットのバイザーの色は通常は青だが、アグレッシブモード時は赤、合体時は黄色へと変化する。
※各機の名称やモードの呼称は、劇中では統一されていないこともあった。ここでは現在一般的に使用されている呼称で統一する。
イーグルファイター(AGT-1)
忍が操縦する、鷲を模した戦闘機。忍が着任の際に乗りつけた戦闘機を改造して造られた。アグレッシブモードは変形するのではなく、機体が青いバリア(OVA「GOD BLESS DANCOUGA」では赤いバリア)に包まれ、これを利用した突撃で敵を粉砕する。忍の精神エネルギーに感応して、ノーマルモードからアグレッシブモードへ自動的に切り替わる(他の機体はスイッチを押すことでアグレッシブモードに変形する)。合体時はダンクーガの頭部を形成する。
ランドクーガー(AGT-2)
沙羅が操縦する中型戦車。アグレッシブモードは豹型で、俊敏な動きで敵を翻弄する。合体時はダンクーガの左足を形成する。
ランドライガー(AGT-3)
雅人が操縦する中型戦車。アグレッシブモードはライオン型で、クーガーより装甲が厚い。合体時はダンクーガの右足を形成する。
ビッグモス(AGT-4)
亮が操縦する重戦車。他の機体に比べてはるかに大型で、兵員輸送能力も有している。アグレッシブモードはマンモス型で、鼻と牙、そしてその重量を活かして戦う。ヒューマノイドモードでは脳波操縦システムを使用し、主に亮が得意とする拳法をトレースする事で戦う。合体時はダンクーガの胴体と両腕・両脚(つまりほぼ全身)を形成する。
本作品において、他の3機のヒューマノイドモードはあまり印象に残らないものの、このビッグモスに関してはダンクーガの素体となるだけでなく、普段鈍重なノーマル&ビーストモードとあまりにも違う活躍度から、少ない出番の割には印象度は非常に強い。
なお、ビッグモスのコクピットは他の3機のものの何倍もの広さを有する。デザイン画では、明らかに座席から手が届かないところにもスイッチが配置されている等、改良の余地があることが窺える。
ダンクーガ
4機の獣戦機が合体して完成する巨大ロボット。イーグルファイターのメインコンピュータにキーワード「DANCOUGA」を入力することで合体プログラムが起動する(キーワードは獣戦基地のコンピュータから入力することも可能)。初登場はストーリー中盤の第16話。その後も毎回登場するわけではなく、TVシリーズでは全38話の中で13回しか登場しなかった。TVシリーズでは、「ダイガン」を武器として使用した他は、専ら殴る、蹴るの攻撃がメインであった(牽制に、胸のパルスレーザーを使った事はあるが)。はじめは飛行できなかったためにブースターユニット(なおこのユニットはOVA『失われた者たち~』においてデスガイヤーの機体『ザン・ガイオー』に特攻させている)が新規に開発され、これと合体することで飛行可能になった。
「GOD BLESS DANCOUGA」以降は強化改造型として登場。ウイングとスラスターが本体に常時装備され、必要に応じて展開することが可能になっている。これにより、ブースターユニット無しでの飛行が可能になった(但し、小説版「獣機神曲」では再びブースターユニットを使用している)。さらに全身の砲門を正面に向けられるようになり、これにより必殺技「断空砲」が使用可能になっている。本編中では強化についての具体的な説明はされていないが、ムゲとの決戦の後、さらなる戦いが想定されていたと考えられる。
なお、ダンクーガは漢字で「断空我」と書く。その名前には「我、空となりて煩悩を断つ」という東洋的な思想が込められている。
合体シーンでのダンクーガはデザイン画に比較的忠実に描かれているものの、他のシーンでは作画の段階でプロポーションが調整され、デザイン画よりも整ったスタイルになり(大張正己によると「スーツアクターが演じているイメージ」とのこと)、またアップになるカットではデザイン画に無い精密なディテールが描きこまれることが多かった。その後、ブースターユニットの登場に合わせてデザイン画自体がリニューアルされた。さらに「GOD BLESS DANCOUGA」「白熱の終章」と、二度にわたってデザインが変更されている。
武装
ダイガン
獣戦機がヒューマノイドモードで使用する銃を合体させたライフル。TVシリーズで使用。最初から手にして出撃することもあるが、輸送機から投下される際は空中で自動的に合体する。
ブースターユニット
飛行不可能だったダンクーガに飛行能力を与えるための追加装備。単独で飛行する際は後退翼だが、ダンクーガに合体すると前進翼になる。大気圏外でも使用可能。2門のビームランチャーを備えている。
鉄拳
ダンクーガの基本攻撃。初合体時の16話では、デスガイヤーの操るデスグロームの頭を貫くほどの威力を発揮した。「スーパーロボット大戦シリーズ」では中々登場しなかった(「スーパーロボット大戦IMPACT」以降は標準武装となっている)。
断空剣
ガンドール砲のレーザーを小型化した武器。通常は柄のみの状態でダンクーガ本体に収納されているが、使用時には柄が展開し、そこから発せられるビームが刀身を形成する。「失われた者たちへの鎮魂歌」で初使用、以後ダンクーガのメイン武器となる。
断空光牙剣
「GOD BLESS DANCOUGA」でのみ使用。ガンドール砲のエネルギーを断空剣に充填し、目標に向かって放つ技。その性質上、フォーメーションD-III(目標とダンクーガとガンドールが一直線上に並ぶこと)の状態でしか使えない。スーパーロボット大戦シリーズでは何らかの理由をつけて(つけない場合でも)ダンクーガ単機でこの技が使用可能になっている。また、同じく「第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ」では後述のファイナルダンクーガが使用する「ファイナル断空光牙剣」という強化版が登場した。
また、白熱の終章では、ダンクーガ単体で断空光牙剣によく似た攻撃を行っている(ただし、刀身の色は断空光牙剣の赤色とは異なり青色)。
決め台詞は「愛の心にて悪しき空間を断つ」。
断空砲
全身の砲門を正面に向けての一斉射撃。背面に装備されているビッグモスの主砲も正面に向ける必要があるため、背面を覆ってしまうブースターユニットを装備した状態では使用できないが、ゲームでは使用している。「断空砲フォーメーション」と呼ばれる事も。「第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ」では「ファイナル断空砲」という強化版が登場したが、こちらは後述のファイナルダンクーガのブースター(ブラックウイング部分)が割れてエネルギーを射出する攻撃となった。
ガンドール
29話から登場した基地戦艦。最終的にムゲの拠点を攻略することを前提に開発されたが、その拠点が判別せず、さらに技術的な限界から動力炉が長期間の稼働に耐えられないため(葉月博士によると「龍の命(動力炉の稼働限界)は180日と3日」とのこと)、獣戦機隊にもその存在を知らされないまま獣戦基地の地下ドックで眠り続けていた。しかし獣戦基地が総攻撃を受けたため、欠陥を抱えたまま出撃を余儀なくされてしまう。母艦形態から龍形態への変形が可能。最大の武器は、龍の口から発射する「ガンドール砲」。
余談だが、動力炉の稼働限界である「180日と3日」は、26週間と1日(約半年)に相当する。このことから、当初はガンドールの出撃からムゲとの決戦までを半年かけて描く予定だったことが窺える。
ブラックウイング
黒騎士ことアランが独自に開発した戦闘機。獣戦機ではないためアグレッシブシステムは搭載されていないが、ヒューマノイド形態への変形機能を持つ。
なお、設定上は両翼を折りたたんだキャリアモードなるものが存在し、イーグル以外の獣戦機を輸送することも想定されていたが、実際にはそのような使い方はされなかった。
失われた者たちへの鎮魂歌(レクイエム) Requiem for Victims
番組中盤には既にOVAの企画があったが、この時はローラにスポットを当てた番外編的な内容になる予定だった。しかし、打ち切りが決定すると「ムゲとの決戦を無理に放送枠内に詰め込むのではなく、後からじっくり描こう」という案が浮上。TV版の最終話はダンクーガがムゲの宇宙に突入するところで終了し、その続きがOVAとして作られた。
総集編と新規に作成されたムゲとの決戦で構成されており、総集編パートは一部の台詞が変更されている。また、必殺武器「断空剣」が初登場した。獣戦機隊の物語は、ここで一度終了する。
LD-BOXには総集編パートをカットした形で収録されていたが、DVDでは本来の形に戻されている。
主題歌・挿入歌
オープニングテーマ:「ほんとのキスをお返しに」(歌:藤原理恵)
エンディングテーマ:「SHADOWY DREAM」(歌:東郷昌和)
挿入歌:「Dear Dancer」(歌:藤原理恵)
GOD BLESS DANCOUGA
ムゲとの決戦から1年後を舞台に、密かに地球を狙う魔の手によって追い詰められた獣戦機隊がアランの意志を受け継いだゲリラチーム「バンデッツ」の協力を得て戦う。
劇場公開を予定して作られたが、諸般の事情によりOVAとして発表されることになった。本作からダンクーガは強化改造型となり、獣戦機と合わせてデザインが変更された。また、必殺技「断空光牙剣」は(アニメでは)今回のみ使用。
サウンドトラックCDの発売元がCBSソニーからキングレコードに変更されたため、TVシリーズで使用されていたBGMはすべて再録音されたものを使用している。
主題歌・挿入歌
オープニングテーマ:「愛は奇跡(ミラクル)」 (歌:花奈)
エンディングテーマ:「素直になりたい」 (歌:花奈)
挿入歌:「戦士の告白」「残酷な童話(フェアリーテール)」 (歌:獣戦機隊)
白熱の終章
新たなる侵略者「ディラド」が出現。これに対抗するため、解散していた獣戦機隊が再び召集される。死んだと思われていたシャピロが復活、獣戦機隊は戦いだけではなく過去の因縁とも改めて決着を付けなければならなくなる。内容的には「GOD BLESS DANCOUGA」の続編だが、前作とは対照的に重苦しい空気が全編を覆っている。
ダンクーガのデザインは、それまでと比べて線が極端に省略されている。制作側としては作画の手間を考慮してのことだったが(TV版のデザインは当時としては異例に線が多く、動かすのが難しかったという)、ファンの間での評判はあまり良くなかった。これは制作期間に比較的余裕のあるOVAでTV版よりも簡略化されたデザインを使うことへの反発が強かったためと考えられる。また、雅人がディラドの作戦に巻き込まれて戦闘不能になり、最後の戦いに参戦できず、瀕死の重症を負ったシャピロが自分を利用して捨てたディラドへの憎しみからダンクーガに乗るという終盤の展開は、ファンの間でも意見が分かれる。
BGMは再びソニーの音源が使用されたが、新曲は制作されず、主題歌も含めすべて旧作からの流用で賄われている。
サブタイトル
話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 作画監督
ACT 1 魔人転生 寺田憲史 加戸誉夫 武田一也
ACT 2 超獣魔境 吉田徹
ACT 3 壊滅双曲線 石山タカ明
ACT 4 呪縛の終焉 加戸誉夫 後藤正行
主題歌
ACT 1-3:「ためらいにピリオド」 (歌:山本百合子)
ACT 4:「バーニング・ラヴ」 (歌:獣戦機隊)
ダンクーガ合体
愛は奇跡
今回、WIKIを使ったあれは、OVA版+劇場版のダンクーガでございます。ノヴァをやるかどうかは不明・・・
初代に比べてパワー不足だからなぁ・・・
主題歌はJAMじゃないしね。
この、ダンクーガは結構好きな章だね。
ディラドとかね。
それに、ムゲとの最終決戦も描かれてるからね。
今回は、獣戦機の復習から入って・・・ね?
行きたいと思います。
獣戦機
葉月博士が設計した4機の超兵器。それぞれの機体がノーマルモード(通常兵器型)・アグレッシブモード(獣型、ビーストモードとも呼ばれる)・ヒューマノイドモード(人間型)の三つの形態を持ち、さらに合体してダンクーガになる。操縦者の精神エネルギーに感応することで通常兵器をはるかに超える戦力となるが、その反面、操縦者への負担が大きいため、並外れた精神力の持ち主でなければ使いこなせない。忍たちでさえ、合体が可能になるまでには数ヶ月を要している。
なお、ヘルメットのバイザーの色は通常は青だが、アグレッシブモード時は赤、合体時は黄色へと変化する。
※各機の名称やモードの呼称は、劇中では統一されていないこともあった。ここでは現在一般的に使用されている呼称で統一する。
イーグルファイター(AGT-1)
忍が操縦する、鷲を模した戦闘機。忍が着任の際に乗りつけた戦闘機を改造して造られた。アグレッシブモードは変形するのではなく、機体が青いバリア(OVA「GOD BLESS DANCOUGA」では赤いバリア)に包まれ、これを利用した突撃で敵を粉砕する。忍の精神エネルギーに感応して、ノーマルモードからアグレッシブモードへ自動的に切り替わる(他の機体はスイッチを押すことでアグレッシブモードに変形する)。合体時はダンクーガの頭部を形成する。
ランドクーガー(AGT-2)
沙羅が操縦する中型戦車。アグレッシブモードは豹型で、俊敏な動きで敵を翻弄する。合体時はダンクーガの左足を形成する。
ランドライガー(AGT-3)
雅人が操縦する中型戦車。アグレッシブモードはライオン型で、クーガーより装甲が厚い。合体時はダンクーガの右足を形成する。
ビッグモス(AGT-4)
亮が操縦する重戦車。他の機体に比べてはるかに大型で、兵員輸送能力も有している。アグレッシブモードはマンモス型で、鼻と牙、そしてその重量を活かして戦う。ヒューマノイドモードでは脳波操縦システムを使用し、主に亮が得意とする拳法をトレースする事で戦う。合体時はダンクーガの胴体と両腕・両脚(つまりほぼ全身)を形成する。
本作品において、他の3機のヒューマノイドモードはあまり印象に残らないものの、このビッグモスに関してはダンクーガの素体となるだけでなく、普段鈍重なノーマル&ビーストモードとあまりにも違う活躍度から、少ない出番の割には印象度は非常に強い。
なお、ビッグモスのコクピットは他の3機のものの何倍もの広さを有する。デザイン画では、明らかに座席から手が届かないところにもスイッチが配置されている等、改良の余地があることが窺える。
ダンクーガ
4機の獣戦機が合体して完成する巨大ロボット。イーグルファイターのメインコンピュータにキーワード「DANCOUGA」を入力することで合体プログラムが起動する(キーワードは獣戦基地のコンピュータから入力することも可能)。初登場はストーリー中盤の第16話。その後も毎回登場するわけではなく、TVシリーズでは全38話の中で13回しか登場しなかった。TVシリーズでは、「ダイガン」を武器として使用した他は、専ら殴る、蹴るの攻撃がメインであった(牽制に、胸のパルスレーザーを使った事はあるが)。はじめは飛行できなかったためにブースターユニット(なおこのユニットはOVA『失われた者たち~』においてデスガイヤーの機体『ザン・ガイオー』に特攻させている)が新規に開発され、これと合体することで飛行可能になった。
「GOD BLESS DANCOUGA」以降は強化改造型として登場。ウイングとスラスターが本体に常時装備され、必要に応じて展開することが可能になっている。これにより、ブースターユニット無しでの飛行が可能になった(但し、小説版「獣機神曲」では再びブースターユニットを使用している)。さらに全身の砲門を正面に向けられるようになり、これにより必殺技「断空砲」が使用可能になっている。本編中では強化についての具体的な説明はされていないが、ムゲとの決戦の後、さらなる戦いが想定されていたと考えられる。
なお、ダンクーガは漢字で「断空我」と書く。その名前には「我、空となりて煩悩を断つ」という東洋的な思想が込められている。
合体シーンでのダンクーガはデザイン画に比較的忠実に描かれているものの、他のシーンでは作画の段階でプロポーションが調整され、デザイン画よりも整ったスタイルになり(大張正己によると「スーツアクターが演じているイメージ」とのこと)、またアップになるカットではデザイン画に無い精密なディテールが描きこまれることが多かった。その後、ブースターユニットの登場に合わせてデザイン画自体がリニューアルされた。さらに「GOD BLESS DANCOUGA」「白熱の終章」と、二度にわたってデザインが変更されている。
武装
ダイガン
獣戦機がヒューマノイドモードで使用する銃を合体させたライフル。TVシリーズで使用。最初から手にして出撃することもあるが、輸送機から投下される際は空中で自動的に合体する。
ブースターユニット
飛行不可能だったダンクーガに飛行能力を与えるための追加装備。単独で飛行する際は後退翼だが、ダンクーガに合体すると前進翼になる。大気圏外でも使用可能。2門のビームランチャーを備えている。
鉄拳
ダンクーガの基本攻撃。初合体時の16話では、デスガイヤーの操るデスグロームの頭を貫くほどの威力を発揮した。「スーパーロボット大戦シリーズ」では中々登場しなかった(「スーパーロボット大戦IMPACT」以降は標準武装となっている)。
断空剣
ガンドール砲のレーザーを小型化した武器。通常は柄のみの状態でダンクーガ本体に収納されているが、使用時には柄が展開し、そこから発せられるビームが刀身を形成する。「失われた者たちへの鎮魂歌」で初使用、以後ダンクーガのメイン武器となる。
断空光牙剣
「GOD BLESS DANCOUGA」でのみ使用。ガンドール砲のエネルギーを断空剣に充填し、目標に向かって放つ技。その性質上、フォーメーションD-III(目標とダンクーガとガンドールが一直線上に並ぶこと)の状態でしか使えない。スーパーロボット大戦シリーズでは何らかの理由をつけて(つけない場合でも)ダンクーガ単機でこの技が使用可能になっている。また、同じく「第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ」では後述のファイナルダンクーガが使用する「ファイナル断空光牙剣」という強化版が登場した。
また、白熱の終章では、ダンクーガ単体で断空光牙剣によく似た攻撃を行っている(ただし、刀身の色は断空光牙剣の赤色とは異なり青色)。
決め台詞は「愛の心にて悪しき空間を断つ」。
断空砲
全身の砲門を正面に向けての一斉射撃。背面に装備されているビッグモスの主砲も正面に向ける必要があるため、背面を覆ってしまうブースターユニットを装備した状態では使用できないが、ゲームでは使用している。「断空砲フォーメーション」と呼ばれる事も。「第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ」では「ファイナル断空砲」という強化版が登場したが、こちらは後述のファイナルダンクーガのブースター(ブラックウイング部分)が割れてエネルギーを射出する攻撃となった。
ガンドール
29話から登場した基地戦艦。最終的にムゲの拠点を攻略することを前提に開発されたが、その拠点が判別せず、さらに技術的な限界から動力炉が長期間の稼働に耐えられないため(葉月博士によると「龍の命(動力炉の稼働限界)は180日と3日」とのこと)、獣戦機隊にもその存在を知らされないまま獣戦基地の地下ドックで眠り続けていた。しかし獣戦基地が総攻撃を受けたため、欠陥を抱えたまま出撃を余儀なくされてしまう。母艦形態から龍形態への変形が可能。最大の武器は、龍の口から発射する「ガンドール砲」。
余談だが、動力炉の稼働限界である「180日と3日」は、26週間と1日(約半年)に相当する。このことから、当初はガンドールの出撃からムゲとの決戦までを半年かけて描く予定だったことが窺える。
ブラックウイング
黒騎士ことアランが独自に開発した戦闘機。獣戦機ではないためアグレッシブシステムは搭載されていないが、ヒューマノイド形態への変形機能を持つ。
なお、設定上は両翼を折りたたんだキャリアモードなるものが存在し、イーグル以外の獣戦機を輸送することも想定されていたが、実際にはそのような使い方はされなかった。
失われた者たちへの鎮魂歌(レクイエム) Requiem for Victims
番組中盤には既にOVAの企画があったが、この時はローラにスポットを当てた番外編的な内容になる予定だった。しかし、打ち切りが決定すると「ムゲとの決戦を無理に放送枠内に詰め込むのではなく、後からじっくり描こう」という案が浮上。TV版の最終話はダンクーガがムゲの宇宙に突入するところで終了し、その続きがOVAとして作られた。
総集編と新規に作成されたムゲとの決戦で構成されており、総集編パートは一部の台詞が変更されている。また、必殺武器「断空剣」が初登場した。獣戦機隊の物語は、ここで一度終了する。
LD-BOXには総集編パートをカットした形で収録されていたが、DVDでは本来の形に戻されている。
主題歌・挿入歌
オープニングテーマ:「ほんとのキスをお返しに」(歌:藤原理恵)
エンディングテーマ:「SHADOWY DREAM」(歌:東郷昌和)
挿入歌:「Dear Dancer」(歌:藤原理恵)
GOD BLESS DANCOUGA
ムゲとの決戦から1年後を舞台に、密かに地球を狙う魔の手によって追い詰められた獣戦機隊がアランの意志を受け継いだゲリラチーム「バンデッツ」の協力を得て戦う。
劇場公開を予定して作られたが、諸般の事情によりOVAとして発表されることになった。本作からダンクーガは強化改造型となり、獣戦機と合わせてデザインが変更された。また、必殺技「断空光牙剣」は(アニメでは)今回のみ使用。
サウンドトラックCDの発売元がCBSソニーからキングレコードに変更されたため、TVシリーズで使用されていたBGMはすべて再録音されたものを使用している。
主題歌・挿入歌
オープニングテーマ:「愛は奇跡(ミラクル)」 (歌:花奈)
エンディングテーマ:「素直になりたい」 (歌:花奈)
挿入歌:「戦士の告白」「残酷な童話(フェアリーテール)」 (歌:獣戦機隊)
白熱の終章
新たなる侵略者「ディラド」が出現。これに対抗するため、解散していた獣戦機隊が再び召集される。死んだと思われていたシャピロが復活、獣戦機隊は戦いだけではなく過去の因縁とも改めて決着を付けなければならなくなる。内容的には「GOD BLESS DANCOUGA」の続編だが、前作とは対照的に重苦しい空気が全編を覆っている。
ダンクーガのデザインは、それまでと比べて線が極端に省略されている。制作側としては作画の手間を考慮してのことだったが(TV版のデザインは当時としては異例に線が多く、動かすのが難しかったという)、ファンの間での評判はあまり良くなかった。これは制作期間に比較的余裕のあるOVAでTV版よりも簡略化されたデザインを使うことへの反発が強かったためと考えられる。また、雅人がディラドの作戦に巻き込まれて戦闘不能になり、最後の戦いに参戦できず、瀕死の重症を負ったシャピロが自分を利用して捨てたディラドへの憎しみからダンクーガに乗るという終盤の展開は、ファンの間でも意見が分かれる。
BGMは再びソニーの音源が使用されたが、新曲は制作されず、主題歌も含めすべて旧作からの流用で賄われている。
サブタイトル
話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 作画監督
ACT 1 魔人転生 寺田憲史 加戸誉夫 武田一也
ACT 2 超獣魔境 吉田徹
ACT 3 壊滅双曲線 石山タカ明
ACT 4 呪縛の終焉 加戸誉夫 後藤正行
主題歌
ACT 1-3:「ためらいにピリオド」 (歌:山本百合子)
ACT 4:「バーニング・ラヴ」 (歌:獣戦機隊)
ダンクーガ合体
愛は奇跡
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