2010.04.25 Sun
リアルに今日は、ボッコロの日です、
「アリアに、薔薇上げたー♪可愛く喜んでたー♪」
そんな、浮かれて、ういつも以上にキャラを壊している、シグナムさんの前に・・・
「へ?」
シグナムさんがいました。
「やだぁぁぁ!!!私が、私であれ・・・?なんか、凄い、睨んでるよぉぉぉ!!シャマル、怖いよぉ・・・は、ドッペルゲンガーだから、三日後に私、死ぬ!?」
さてさて、この、もう一人のシグナムさん。
その正体と真相を知る日は、近い・・・
だって、無許可だから。
「リンディと、プレシアに、薔薇ー♪」
「桃子とリンディに・・・」
「桃子と、プレシアに・・・」
何だかんだで、この、三人夫婦は、仲が良いです。
ついでに、
「なのはー、今日は、あの日だよー♪」
「あの日なのー♪」
こっちは、流石に、今日は野外は・・・
なしでございます。
ね?
そうですよ。
「あらあら・・・薔薇のドレスをつけた、灯里ちゃんが・・・」
そんな感じで、薔薇で連想する人は、どれくらいいるでしょう。
「アリシア・・・食べて・・・?」
等と言う、会話が聞こえてきます。
まぁ、聞こえてきても、不審には思いませんが。
だって、今日は、特別な日。
それは、それは、もう。女の子同士でも、男同士でも、ノーマルでも!
「ガっくん、薔薇ー」
「う・・・!」
面白がって、薔薇をガっくんの鼻の、穴の中にIN。
あ、やべ、気を失った・・・
さて、まぁ、気を失った、ガっくんは、おいときましょう。
面白いから・・・
そんな感じで、今日は、ボッコロの日でございます。
ティーダ兄さんの家に来た日は、ボッコロの日という、罠だったりします。
私は、ガっくんに、薔薇を上げ・・・
ティア姉さんは、ヴィヴィオ姉さんと、紅い薔薇の華、部屋中にいっぱい敷きつけめてシルクのベッドの上で、愛し合ってます。
私は、クレアちゃん。
高町クレアちゃんです。
何故か、目の前に・・・
ついでに、何だ。ティーダ兄さんは、アルドラ姉さんといちゃいちゃ、ラブラブデートに行きました。
どうせ、ホテルで休憩して、エトセトラ・・・
なんだろうなぁ・・・
多分ですけどね。
「お母さん・・・」
「やっほー」
「ぷいにゅー」
なんか、来た。
アリア社長を頭につけて、お母さんがやってまいりました。
あれ?
お母さんって、今、向こうで、いちゃいちゃ、やってなかったっけ?
なんか、急に、男臭くなったお父さんと。
男言葉を突然、使うようになった感じが・・・
ま、そんなことは、どうでも良いんですけどね。
「クレアお姉ちゃん、これは、幻想ですか?」
「そう、言いたいのは解る。」
「幻想じゃないよ・・・」
「あ、ニア姉さん。」
「遅かったじゃん?もう、二時間経ったよ?」
「うん・・・実は、向こうのシグナムちゃんが倒れて・・・」
「ま、仕方ないわな。」
ま、そう言う感じで、お母さんは、ニア姉さんと、クレアお姉ちゃんに、軽い挨拶をした後に、二人はいちゃいちゃ、し始めました。
今日は、クレアお姉ちゃんが、受けか。
「今日は、ゲストさんです。」
「お母さん・・・」
「二度目だね。」
「うん・・・」
「ぷいにゅ?」
とりあえず、何しに来た訳でございましょう。
うちの母は・・・
「なのはのために、薔薇を買いに・・・ついでに、シンシアを連れて帰るために。」
「うん・・・早くして。」
とはいえ、
「今日は夕方になったら、帰ります。」
「ぷいぷいにゅ。」
なんか、お母さんとの再会以前に、頭の方のアリア社長の方が、気になります。
「感動の再会?」
「じゃ無い事は確か。」
お姉ちゃんたち、変なこといわない。
目の前にいる、アリア社長が、頭の上に乗っているアリア社長が。
可愛い。
あ、そうだ。
アリア社長に・・・
あれ・・・?
薔薇が、二本、帽子に可愛くついてる・・・
そっか。
まぁ社長と、ヒメ社長か。
おそらく、まぁ社長の場合は・・・
「アリア社長ぉぉぉぉぉぉぉぉ♪愛してるぅぅぅぅぅぅぅぅ♪」
人間語にすると、あの、
「まぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
の中には、ここまでの愛情が篭っているんでしょうね。
そんな感じで、がぶりんちょしたんでしょうね。
そして、ヒメ社長の場合は、
「ベ、別に、あんたが好きだから、これをあげるんじゃないんだからね・・・でも、う、受け取りなさいよね・・・」
と、ツンデレで対応したに違いない。
一般的に、太った猫と言うのは、もてるようです。
猫限定ですが。
やっぱり、アリア社長も、もてるのか。
あ、そうだ。
後、アリアカンパニーや、水無家の皆様から、いっぱい貰ったんだろうなぁ・・・
今日の、アリア社長の帽子は、薔薇でいっぱいだ。
「クレアー?」
「お母さん・・・」
ぶっちゃけ、ボッコロの日だから、来たといっても、それは、それは、大変な苦労かと。
「まぁ、母さん、落ちるいて。」
「へ?」
「アリア社長に、薔薇ー♪」
「ぷいにゅーい♪」
アリア社長、薔薇で、いっぱいだ・・・
可愛いなぁ♪
もう、お母さんより、可愛いぞ・・・
って言うのは、禁句だ。
「本当は、シグナムも来てたんだけど、どっか行っちゃってさ。」
「そなんだ。」
「っていうか、何で、がっくん、こんな状態・・・?」
「鼻血だし過ぎて、死にかけたからです。」
「・・・・・・」
一ヶ月もあわなければ、、お母さん、キャラも忘れるか。
まぁ、向こうでは、一ヶ月以上の年月なんて、簡単に過ぎましたけどね。
えぇ。
思い出など、語られる事無く、見事に、次の話は、模擬戦でした。
「そういえば、こっちのヴィヴィオや、灯里さんに、挨拶しておきたいんだけど。」
「あ、やめといた方がいいと思うよ。」
「何で?」
「それは・・・」
と、説明しようとした時でした。
ティア姉さんの、艶っぽい喘ぎ声が響いてまいりました。
「あ、あぁ・・・・・・」
それだけで、解るお母さんは、さすが、同族的な感じです。
許してあげてください。
「多分、灯里ママも、そういう状況だと思うよ?」
「うん・・・」
同族だから、わかるのかな?
ま、良いけどね。
「クレア、薔薇買いに行きたいから、道案内してくれるかな?」
「いいよ。」
つーことで、頭の上に、アリア社長を乗せたまま、お母さんと一緒に、薔薇を買いに行く事にしました。
私は、配らないのかって?
そんなん、もう、朝にやりましたとも。
「あれ?そう言えば・・・シンシア・・・」
「あ、覗きやってる。」
「覗き!?」
まぁ、気にしない方向で。
「さて、おかあさん?」
「ぷいぷい」
「あ、そだね。」
行こう。
小さい事は、気にしない。
そんな感じがしますね。
ま、この世界で、小さい事ばかり気にしてたら、楽しめません。
そんな、突っ込みばかりできる世界だから、楽しいと思ったり。
ふと、思ったのですが、こうして、二人でお散歩と言うのも、随分、久しぶりな感じです。
なんだか、嬉しいですね。
頭にいる、アリア社長は、気にせずに!
っていうか、お母さん、重くないのかな?
ま、どうでもいいけどさ。
「そう言えば、お母さん、お父さんに、何本薔薇を上げるの?」
「とりあえず、708本。」
「何、その、微妙な数?」
私としては、あまり、よくわかりませんが、お母さんが、708本といったら、そうなのでしょう。
「お金は?」
「結構、降ろした。」
「そっか。なのはに、上げるんだ。」
「さっきも聞いた。」
ってなわけで、その後、薔薇巡り。
707本、見つけることが出来ました。
ふぅ・・・
あの、端折りました。
「結構、行ったね。」
「クレア、ありがとう。」
「うん。後、一本だ。頑張ろう。」
そう、思ったとき、目の前に、
「クレアちゃ~ん・・・」
この世界での、シグナムお姉ちゃんが、私の後ろに、隠れました。
なんだかなぁ・・・
私の世界のシグナムお姉ちゃんに比べると、どうも・・・
「どうしたんですか?」
「あっちに・・・私にそっくりの、怖い人が・・・」
「怖い人?」
「ぷいにゅい?」
シグナムお姉ちゃんが、指差す方向に、私とお母さんも眺めてみると、そこには・・・
私の世界の、シグナムお姉ちゃんじゃん・・・
頭痛い・・・
っていうか、凛々しいなぁ・・・
私の世界のは。
それに比べて、こっちは、可愛い・・・
なんか、にゃんこ?
見たいな感じで。。。
「わー・・・イメージ違うなー・・・」
「クレア様、お久しぶりです。」
「うん。久しぶりです。」
っと、まぁ、軽い挨拶は、ここまでにしておいて・・・
「ぷい?」
「アリア社長?」
「ぷいにゅぅー♪」
あ、とんだ・・・
そして、シグナムお姉ちゃんの頭の上に・・・
「これは・・・・・・!!」
そのとき、お姉ちゃんに電流が走る・・・
顔が赤くなって、興奮して、震えて・・・
これは、多分、来たな。
まぁ、見解は、向こうの私の作者さんに聞こう。
ついでに、ネオ・ヴェネツィアの太陽の下、余計に、絵になります。
お姉ちゃん、流石に、凛々しい顔を、崩したね。
「ぷい、ぷいにゅ。」
シグナムお姉ちゃんの頭の上に乗った、アリア社長が、興奮しています。
あ、良い頭なんだ。
「そうだ・・・クレア?」
「へ?」
お母さん、なんか、ようですか。
「カフェラテ、買ってきてくれる?」
「うん?いいよ。」
自分で、いけば良いじゃんっていう、突っ込みもあるでしょうが、この場合、私は店長さんに生クリームを乗せてくれるという、サービスがあるのです。
キャラメルマキアートフラッペ!
カフェ・フロリアン風!!
美味しいんだよぉ・・・
それを、自慢してたから、
「飲みたいです・・・」
「うん。」
ってな訳で、
「人数分、お願いします。」
「はいよー」
と、お母さんに頼まれたので。
「マスター♪」
「クレアちゃん。いつものかい?」
「はい!」
「じゃぁ、ちょっと、待っててくれ。」
ちょっと、強面だけど、優しい叔父様です。
店長さん。
ガっくんも、将来、ああいう、素敵な叔父様になると思います♪
キャー♪
言っちゃった♪
楽しみー♪
と、思いながら、待っていたときでした。
どうでも良い話、今日は、結構、熱いです。
そんな中で炎天下に近い、オープンカフェの所に座っていたときでした。
突然、目の前の、騒がしい声が、聞こえなくなってしまったのです。
「あれ・・・?お母さん?店長?」
周りを見渡して、再び、視線を元に戻した時でした・・・
そこには、椅子に腰掛けた、大きい猫が・・・
黒猫さんが座っていたのです。
熱いのか、スーツは着ていますが、帽子は被らず、ちょこんと、猫耳が立っていて、相変わらず・・・
優しい笑顔を向けて、私を見ていました。
「お久しぶりです。」
と、頭を下げた時、彼も、頭を下げました。
うわ・・・懐かしい・・・ふと、手元を見てみると、そこには、氷の入った、牛乳・・・が、ありました。
アイスミルクなんだ・・・そういえば、前に、クレアお姉ちゃんが・・・
「ケット・シーが飲ませてくれた、アイスミルクが美味しかったよ・・・」
そんなことを言ってました。
コップの中に、ストローと氷の入った、白い牛乳が・・・
両手に持ってる・・・
美味しそう・・・
喉が、鳴りました・・・
ケット・シーさんは、そんな、私に、差し出してくれました。
アイスミルク・・・
「良いの?」
優しく、微笑みながら、頷く、ケット・シーさん・・・
あぁ、優しい・・・
「ありがとうございます。」
アイスミルクの入った、コップは凄い、冷たいです。
ひんやりとした、感覚が、全身に回るのがなんだか、気持ちいです。
駆け抜ける感じが、何とも、爽快。ケット・シーさんが、可愛く、ストローに口をつけたとき、私も、ストローに口をつけて、飲み始めました。
くぅー・・・!!
喉越しが、気持ちイィィ♪
あ、そうだ・・・
こんな時に、大切な人に、薔薇を・・・
と、思ったのですが・・・
しまった、薔薇が無い・・・
こういう時は・・・
そうだ。
お母さんは、9歳の時、お父さんに、アレを上げたようです。
「これを、どうぞ。」
大切な人に、上げたのは、クレアお姉ちゃんが私にくれた、今、装備しているリボン・・・
大事な物だけど、この人のことも、大事なのです。
一瞬、首をかしげながらも、笑顔で頷いて、それを、ケット・シーさんは受け取ってくれました。
ふぅ・・・良かった。
美味しい、アイスミルクを全部、飲み干した時に、ケット・シーさんが、立ち上がり、また、何か、差し出してくれました。
その手に持っていたのは、今まで見てきた、どれより綺麗な、薔薇でした・・・
しかも、二本・・・
「もう一本は、フェイトお母さんに?」
尋ねると、いつものように、優しく頷きました。
私は、その、二本の薔薇を受け取ったとき、ケット・シーさんは、優しく、私の頭を、その肉球の付いた腕で撫でてくれました。
はぅ・・・
落ち着きます・・・
でも、それと同時、それが、今日のお別れの挨拶である事を表していたのでした。
「また、会えるよね?」
そう言うと、ニコっと、笑いながら笑顔で頷いてくれました。
可愛いなー・・・
もう。
私の上げた、リボンは、いつの間にか、ケット・シーさんの尻尾についてて、それを確認した時、強い光が差し込み、気付けば、そこは、いつもの、カフェ・フロリアン・・・
手には、薔薇・・・夢じゃなかった・・・!
それを確認した時、目の前には、
「お母さん?」
「中々、こないから、心配したよ?」
「ごめん・・・こっちのシグナムお姉ちゃんは?」
「怖がって、帰っちゃった。」
「そっか・・・」
「リボンは?」
「あ、大事な人に上げちゃった・・・」
「そっか。」
シグナムお姉ちゃんの頭の上には、相変わらず。
アリア社長が・・・
そして、顔を紅くしたまま、何も喋らず。
「そうだ。お母さん。」
「ん?」
「708本目・・・」
「誰から・・・?」
「ケット・シーさん。」
「あぁ・・・」
ケット・シーさんがくれた、薔薇をお母さんに渡しました。
お母さん、喜んでくれて、よかったぁ・・・
少し、振り返ってみると、そこには、手を振ってるケット・シーさんが見えました。
私が、手を振り返したとき、既に、ケット・シーさんは、そこにはいませんでした。
ありがとう・・・
また、会いましょう・・・?
| 140cmの33歳児 | 00:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
シグナムさんとシグナムさんが出会いましたね~。
しかし、キャラ違いますね~。本当に(しみじみ
でも、それもまたよしです。
ちなみに、アリア社長が頭に乗っかってきたとき、きっとうちのシグナムさんは迷ったに違いないです。
頭から下ろして抱き締めるか。それともそのまま現状維持かでね(遠い目
そして現状維持を選んだシグナムさん。拍手を送りたい気分です。
僕だったら、がまんできないって自信がありますから(きらめく笑顔
そして、なにげにケット・シー登場。
あいかわらず、さっそうに登場して、心になにかを残してくれる方です。
うん、最高ですね。
ゆえに、ごちそうさまでした(敬礼
それでは、これからも頑張ってください。応援しています。では、また。
| 魔ぎゅなむ | 2010/04/25 00:13 | URL |